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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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雑誌【MPEG SPECIAL (エムペグスペシャル)】

   ↑  2012/02/01 (水)  カテゴリー: 書籍・コミック
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今はDVDからBlu-rayへの過渡期なので、多少は下火になりましたが、それでもDVDは雑誌付録の王道的存在です。
特にアダルト系の雑誌では、AVのサンプルなんかを適当に並べれば、コンテンツの一丁上がりとなるお手軽さから、一時期はコンビニ系のエロ雑誌には軒並みDVDが付いているような有様でしたが、、これを差し入れられた刑務所住まいの方たちなんかには、「こんなもん付けられても、再生するもんがねえんだよ!」と、大変不評だったという話なんかも聞いたことがあります。
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適当なムックと組み合わせれば、DVDソフトを書籍流通、雑誌流通に乗せられるということもあって、この雑誌(ムック)with DVDの形態は大いに重宝されましたが、まだDVDが一般化する前は、映像コンテンツの付録と言えばビデオCDかCD-ROMが定番でした。
ただ、ビデオCDはDVDのように広く普及することがありませんでしたので、結局この形態は一時的なものに留まってしまいました。
このビデオCD付き雑誌は、その多くがアダルト系雑誌でしたが、その中で数少ない一般向けコンテンツを載せたビデオCD雑誌として奮闘したのが、アスキーが刊行したこの「MPEG SPECIAL(エムペグスペシャル)」です。
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ただ、この「MPEG SPECIAL」は、同じアスキーの月刊誌「TECH Win」の増刊号という扱い。
「TECH Win」は「TECH サターン」や「TECH Playstation」など、派生誌をやたらと出しまくっていましたが、「MPEG SPECIAL」は特定ハードの専門誌ではなく、あくまで一般誌でしたから、そのコンテンツの中身は、本家の「TECH Win」と、ほぼ丸被り状態でした。
さらにCD-ROM添付雑誌の「TECH Win」と違い、パソコン以外のハードウェアでも再生できることが売りのビデオCD雑誌である「MPEG SPECIAL」は、パソコン関係のネタが一切使えません。
「TECH Win」で好評だった「さるやまハゲの助アワー」や「ポリゴン伯爵」といった人気コンテンツのお裾分けもなく(「TECH サターン」には惜しみなく投入したのに)、独自のオリジナルコンテンツも生まれず、ビデオCDが付録という以外には、最初から存在意義が全く不明だった「MPEG SPECIAL」。
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第1号がゲーム特集、2号がアニメ特集、そしてこの3号が声優特集。この3つで完全にネタを使い果たし、以下数号はこのネタをループさせながら、やがてDVDの足音が聞こえてくる頃に、「MPEG SPECIAL」は、ひっそりと姿を消してしまいました。
ちなみに、この第3号の特集となった声優ネタは、のちに本誌に拾い上げられ、「TECH Win」を延命させる原動力となりましたね。
表紙が桜井智。そしてインタビューが収録は、金月真美、こおろぎさとみ、丹下桜、横山智佐、岩男潤子、今井由香と、なかなか時代を感じさせる面子です。
中でも光っているのは、自己紹介をお願いされて、いきなり「昭和44年生まれです!」と即答する横山智佐さんのストロングスタイルっぷりですね。ホントこの人はひと味違います。
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特集以外に収録されているコンテンツは、山崎銀玉親方のおざなりなパチンコ台ガイドに、池袋サラのバーチャファイター講座など、ありがた迷惑なものや、若手お笑いグループのネタ収録(この手のメディアで紹介されたお笑いグループで、後に大成した奴らを見たことありません)や、インディーズ系ミュージシャンのPVなど。
音楽コーナーで紹介されているPetty Bookaは、代替わりしながら今でも健在ですね。
そしてビデオCDの中身を大量に水増ししているのは、ゲームのデモムービー。
その中で涙を誘うのは、『ありす イン サイバーランド』のプロモーションムービー中で、何もしていないにも拘わらず、「千葉麗子プロデュース!」と、背負わなくてもいい責任を押しつけられているチバレイの姿だったりします。

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2012/02/01 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Test Drive Unlimited 2】車は男のステイタス

   ↑  2012/02/02 (木)  カテゴリー: XBOX 360
ゲストに愛車遍歴を語らせて、実際にその車に試乗したりするBS日テレの「おぎやはぎの愛車遍歴」は、私がとても楽しみにしている番組です。
それの昨夜放送回のゲストとして登場したのが、なんと漫画「サーキットの狼」の作者、池沢早人師(旧名・さとし)。
一世を風靡したスーパーカーブームを築いた池沢先生ですから、言うなればラスボスが登場しちゃったようなもんです。
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その愛車遍歴も、トヨタ2000GTに、ロータス・ヨーロッパに、ランチア・ストラトスに、スーパーカーブームで一山当てた以降は、もうカウンタックとベルリネッタボクサーの同時持ちとか、フェラーリ各種ほぼ全部とか、驚きを通り越して呆れ混じりの笑い声が出てきちゃうくらい。
可哀想なのは次回登場するゲストです。こんな人の次に出るのは、一種の罰ゲームみたいなもんですから。
次週は元ヴェルディの北澤が出るらしいですけれど、こんなときには「最初の愛車はスズキのマイティボーイだよ」なんて人を、ワンクッション入れるために挟んだほうがいいんじゃないですかね? 大きなお世話ですけど。
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そんな豪奢極まりないカーライフを目の当たりにして、心の底から羨ましくなるか、或いはなんも感じないかで、その人の世代が見えてくるもんなんですけど、私はと言えば、男の甲斐性が車のステイタスで決まっていた時代の、最後の生き残りみたいなもんですから、そりゃあもう池沢先生に、羨望を超えた殺意すら湧いてくるくらいですよ。
人が少ない小遣いからサーキットの狼プラモやスーパーカー消しゴムを買った金で、そんな車を買いまくりやがって、ちくしょーーー!
そう叫びながら駆け込むのは、『Test Drive Unlimited 2』内のマイガレージ。
フェラーリ各種、スパイカーC8、新旧マスタングGT、シトロエン2CV、、パガーニ・ゾンダ、ランチア・ストラトスなどが並ぶ壮観な様子を前に、「どうだ、池沢! 俺の勝ちだ!」と、虚しい勝利の雄叫びを上げるのが、私の甲斐性では精一杯だったりします。
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『TDU2』が他のドライブゲーム、レースゲームとひと味違うのは、やはりこのバーチャルな所有欲を満たしてくれる点なのでしょう。
『Forza Motorsport』や『PGR』なんかで、レースやミッションをクリアして新しい車を手にしたりするよりも、『TDU2』で新しい車を購入することのほうが、車を手にする喜びは遥かに高いです。
それは所持金さえあれば、自由に車をチョイスできることもありますが、何よりも自らディーラーに出向いて、吟味の末に色や内装なんかを選択して、そしてキーを受け取るという一連の行為が再現されてるからなんでしょうね。
人生のうちで、果たして何度体験できるか分からないこの行為。これを思うがままに何度も繰り返せるのは、『TDU2』の大きな魅力の一つです。
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だから私は、『TDU2』のカーディーラーという空間が、とても大好きです。
初代と違って、ディーラーの中を自由に歩き回れるようになり、ヨーロピアンハイエンドカーのディーラーなんかは、このゲーム中でカジノに次いで賑やかな場所になりました。
そこに颯爽とロータス・エボーラで乗り付け、まだ高級車を買えず冷やかしが精一杯の若レベルドライバーたちを尻目に、店内をアバウトに吟味し、ディーラーのお姉さんを呼び止め、
「このヴェイロンの一番高い奴くれないかなあ。色は君が適当にチョイスして。あ、乗って帰るから包まなくていいよ」
と、さり気なくキーを受け取る。
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去り際にお姉さんが慌てて、
「あ、お客様が乗ってこられたロータスはどうしましよう!?」
と、呼び止めたら、爽やかな笑顔と共に、
「なんなら君にあげるよ。いやぁ。悪い車じゃないんだけど、エボーラと言われると、どうしても『エーボーラー!』と叫びながら血だるまで暴れ回るアンソニー・ウォンを思い出しちゃってさ。じゃ!」
と言い残し、若ドライバーの羨望のまなざしを背に、ホイールスピンの音も高らかにぴかぴかのヴェイロンで去って行く。
「新車買い よくぞ男に生まれりけり」などと、一句詠みたくなるような最高のシチュエーションじゃないすか!
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そのように甲斐性良く振る舞うためには、やはりゲームの中と言えど先立つものが必要となってくるのです。
しかしプレイされた方ならご存じのように、この『TDU2』、レースやミッションで金を稼ぐことが、初代に比べると大変難しくなっております。
そうなるとどうしても、このように真っ当な人間なら近寄るべきでない場所の、お世話にならざるを得ないわけでして、ヴェイロンの購入代金を稼ぐために、ついに足を踏み入れてしまったぜ、ワンベット100ドルのルーレット! (ちなみにポーカーは、車に全く乗らず、ほぼカジノだけに入り浸っているような、怖ろしい技量の人々がひしめいている場所なので、あまりおすすめできません)
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あ、それから余談ですが、その番組にはランチア・ストラトスの実車も出てきたんですけど、あれの実物を見ると、『TDU2』に出てくるストラトスの車内視点のインチキ臭さが分かっちゃいますね。
実際にはもっとフロントガラスにへばりつくような視点になってるはずですよね、ストラトスは。



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【新日本プロレスリング 闘魂烈伝】ユークスの原点

   ↑  2012/02/03 (金)  カテゴリー: PS1
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プロレス界を激震させた、ユークスからブシロードへの、新日本プロレス経営権電撃譲渡のニュース。
取得額は5億円とも言われていますが、かつてメガネスーパーが、全日本プロレスから天龍一人を引き抜くのに、約3億円を使っていたことを考えると、古参のプロレスファンほどショックを覚える数字です。
まぁバブル真っ只中のSWS、さらにはプロレスがまだナショナルパスタイムであった時代と比較するのも、またアレなんでしょうけど。
しかも新しいオーナーとなるのが、トレーディングカードを中心に扱うブシロード。
トレカ界隈がもの凄い急成長産業であるということは、薄ぼんやりとは理解できるんですけど、個人的にあんまり身近なものではありませんから、かつて日本中にその名を轟かせていた新日本プロレスを、まとめてぽんと買えちゃうほどの企業というイメージが湧きません。
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しかし、こんなご時世に、斜陽のプロレスにわざわざお金を出してくれるような企業は、どこであろうがホントありがたいものです。
少なくとも、円天や、永源あたりが引っ張ってくる胡散臭いスポンサーとは、訳が違いますから。
思えばユークスが新日本プロレスを買収したときも、古参のプロレスファンほど、「なんで天下の新日本プロレスがゲーム会社ごときに」という反発があったみたいですけど、もしあそこでユークスが買ってくれなかったら、果たしてどうなってたかを思うと、ユークスのある大阪堺には、ホント足向けて寝られないっすよ。
新日本の親会社となってから6年ちょっと。その間、ユークス自体に益することは、何一つ無かったと言っちゃってもいいくらいなんですから。
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とは言え、2005年にユークスが新日を子会社にしたときは、さすがに「え! あのユークスが!?」という驚きはありました。
当時は『エキサイティングプロレス』シリーズの世界的大ヒットで急成長していたとは言え、私の持つユークスのイメージは、90年代に勃興したちっちゃなディベロッパーというものでしたから。
そのユークスの最初の作品は、『ハーミィホッパーヘッド ~スクラップパニック~』と、この『新日本プロレスリング 闘魂烈伝』の、果たしてどちらになるんでしょうか。
どうも『ハーミィホッパーヘッド』くさくもあるんですけど、まぁこっちはゲームとしては非常に微妙なとこのある作品ですし、『闘魂列伝』にしておけば、その後の流れがすべてうまく納まるんで、ここでは『闘魂烈伝』ということにしておきましょう。
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この『新日本プロレスリング 闘魂烈伝』は、その名の通り新日本プロレスのオフィシャルゲーム。
プレイステーションで3つ、ドリームキャストで『闘魂烈伝4』と、合わせて4つのシリーズ作が発売されました。
95年にこれの1作目が出るまでは、まだプロレスゲームは『ファイヤープロレスリング』を中心に、ドット絵の2Dスタイルが花盛り。
『闘魂烈伝』は、そんな風潮の中で、真っ先にプロレスゲームの3Dポリゴン化に乗り出した、プロレスで例えるとハイスパートレスリングを持ち込んだ維新軍団級の革命的作品なのです。
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この1作目では、登場レスラーは隠しレスラーを合わせても、まだ16人止まり。しかもそのうちの2名は、グレート・ムタとパワー・ウォリアーですから、言わば2P色違いキャラで水増ししているようなもんです(この色違い的キャラによる水増しは、以後のシリーズでどんどんエスカレートして行く)。
まだ入場シーンも簡素で、行える試合形式はシングルマッチのみ。ポリゴンキャラの造形も素朴極まりなく、そして肝心の技数も、まだ多くはありませんでした。
そしてその技のモーションも、ちょっぴり微妙。特に武藤敬司のフラッシングエルボーは、どう贔屓目でも、バナナの皮を踏んでずっこけただけにしか見えません。
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何よりも、この頃は、プロレスゲーム特有の、ムーブや流れのぎこちなさが、3Dポリゴン化によって余計にぎくしゃくと不自然なものになってしまい、この辺を巧くフォローしていた『ファイプロ』のファンなどからは、この『闘魂烈伝』にあまり好意的な評価は寄せられませんでした。
しかし、そんな守旧派をよそに、このプロレスゲーム3D化の流れは、本家『ファイプロ』にまで波及することとなり、やがてセガからはオポジションである全日本プロレスのオフィシャルゲーム、『全日本プロレス FEATURING VIRTUA』が登場。
プロレスゲームは、あっという間に3Dタイプが主流となるのでした。
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そして『闘魂列伝』は、現在のユークス主力製品のプロトタイプでもあります。
『WWE』シリーズや『UFC』シリーズなど、現在ワールドワイドで大ヒットしている作品は、みんなこの『闘魂烈伝』の発展系と言っても、過言ではありません。
そんな記念すべき作品のスタッフクレジットでは、後に新日本プロレスの会長となる谷口行規氏も、まだエグゼクティブプロデューサーの末席に、ひっそりと名前を記すのみ。
これに登場している選手たちも、まさかこのゲームを開発した名も知れない小さな会社が、後に新日の救世主になるだなんて、想像もつかなかったことでしょう。
もっともこれに出ている選手で、新日に残った人なんて数えるほどしか居ないんですけどね。

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DVD【オ・ト・コはつらいのよ ~新宿2丁目劇場の一部始終~】

   ↑  2012/02/04 (土)  カテゴリー: 映画・DVD
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そんなわけで、新たにブシロード体制となった新日本プロレスです。
ユークス体制のときは、基本的にリング内のことまでは、親会社が口を挟まない方針で運営されてきましたが、しかしユークスに経営権が譲渡されたときは、新日本プロレスは言わば死にかけの病人だったような状態。
以降のユークス体制が、「余り無理をしないで、できるだけ安静にしていましょう」という、病後の様子見的なものになってしまったのは、致し方のないことなのです。
しかし、いつまでも床に伏せっている訳にはいきません。この親会社の交替は、新日本プロレスが守りから攻めに転じる絶好の機会です。
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一部のプロレスファンの間では、過去のUWFなどの事例を引き合いに出して、経営者がリング内に干渉することの危うさを説いたりもしていますが、レスラー社長が実権を握ってめちゃくちゃになった例が、その数十倍くらいある事実に目を瞑ったその論は、いささかバランスを欠いていると言わざるを得ません。
ユークス体制時の谷口会長は、キャラクター的にプロレスの表舞台に出ることに向かない人でしたが、既にブシロードプロレスで表に露出しまくっている木谷会長ならば、そんな心配もいらないでしょう。
それにプロレス界には、経営者がレスラー以上に表に出まくることで、この厳冬のプロレス界をしぶとくサバイブしている絶好のお手本があるじゃないですか。
そう。IWAジャパンプロレスの、浅野起州社長こそが、これからの木谷会長が目指すべき姿なのです。
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昨年は、ついに一度もIWAジャパンとしての興行は、行われないまま終わってしまいましたが、それでもIジャが、別冊宝島あたりが出す底意地が悪いプロレス不況本のネタにされないのは、Iジャ=浅野社長という認識が、完全に確立されているからです。
例え興行が無くとも、全日やノアのファンみたいに団体の存亡を気にかける必要はありません。
ランチタイムに、新宿二丁目の中通りへ足を運んで、そこで弁当を売る浅野社長の姿を見ることが出来れば、それだけでIジャの健在を確信できるのですから。
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ユークスは、ビデオゲームという、フットワークの重たいものを商売の種にしていただけに、なかなか親会社の業務をリングに絡めづらかったですが、トレーディングカードを主力製品とするブシロードには、その心配はありません。
これからはIジャの花膳やタントラのように、親会社の業務を、どんどんプロレスにリンクさせようではありませんか。
そう言った意味でも、IWAジャパンプロレスと新宿二丁目劇場は、これからの新日の大きなお手本となる存在なのです。
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「社長! ヴァンガードのCEOアマテラスカード印刷原版が盗まれました!」
ブシロード社員が大慌てで木谷会長の下に駆け込んでくる、そんな"Iジャ・チャンピオンベルト質入れ事件"を彷彿とさせるような騒動が起こるのもいいじゃないですか。
しかもこちらは人気トレーディングカードの原版です。Iジャの素性が知れないベルトと違って、流失したらマジでエラい騒ぎです。
慌てて四方八方を調べさせ、その原版が新宿の質屋に質入れされているとの情報を掴んだ木谷会長は、何故か例の恰好をしたDAIGOを引き連れ、その質屋に向かいます。
質屋のショーウインドウに飾られた原版を、急いで質出しする木谷会長は、憤まんやるかたないといった表情で、
「質入れしたのは、矢野と名乗る金髪坊主の大男らしいです。きっとあの矢野ですよ! いくら何でもこれは許せない。リングの上で制裁を加えてやります!」
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矢野通粉砕のために戦力拡充を図る木谷会長がお手本とするのも、もちろん浅野社長です。
浅野社長がタイガー・ジェット・シンとダグ・ギルバートを、自信が経営する定食屋でランチを振る舞って懐柔しようとした故事に倣って、ジャイアント・バーナードとカール・アンダーソンに、ヴァイスシュヴァルツのレアカードを入れた封筒を渡し、自軍に引き入れるのです。
しかしタイガー・ジェット・シンの場合は、ああ見えても素顔は意外と人格者だったりしますから、アジのひらき定食ごときで他人を接待しようという、ふざけた態度にも大人の対応に終始しましたが、この2人の場合は、そうもいきません。
現金が入っているばかりと思い、ほくほく顔で封筒を開けたら、出てきたのは"虚無のルイズ"のサインカード。
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期待に反してわけの分からない物が出てきたので、思わず「What's This!?」と激昂するバーナードに、木谷会長は満面の笑みで、「いっつ・くぎゅう、くぎゅう、ゆーのう・くぎゅう? べりー・べりー・すーぱーあいどる」と取り直そうとしますが、茹で蛸のように真っ赤になったバーナードが納まるわけがありません。
たちまちのうちに、バーナードにネックハンギングツリーで吊り上げられる木谷会長。
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バーナードにボロ雑巾のようにされましたが、プロレス復興に燃える木谷会長はめげません。
そこに駆け込んでくるのは、さっきの社員。「大変です! 今度はアリス×クロスの偽造カードが出回っています!」
本業の一大事とばかり、四方八方に手がかりを求めた木谷会長が、ついに海賊版業者の事務所を突き止めると、そこから出てきたのは、印刷の歪んだ鬼畜眼鏡版ブースターパックを手にした矢野通。
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かつてIWAジャパンは、免許証を偽造して実刑を喰らった一宮章一を起用して、彼に定食屋花膳を偽造させるというアングルを実行したことがありました。
あの時は、さすがに"定食屋の偽造"は無理があると思いましたが、トレーディングカードだったら、これはちっとも無理はありません。
それに何たって矢野通は新日版一宮章一みたいなもんだし、その相棒の石井智宏は、元を正せばその一宮の元で偽造軍団のメンバーをやっていた男です。
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「これは一体何だ!?」「乙女のためのトレーディングカードゲームだよ。今、流行ってんだよ」「流行ってるも何も、これ、うちの商品じゃないか!」「うるせえな、こんなメンコもどき一枚二枚で。おおい、誰かこのおっさん追っ払え!」
奥から出てきたのは、眉なしスキンヘッドの狂暴そうな大男。そいつは声にならない唸りを上げながら、左手で木谷会長の喉首をむんずと掴むと、右手に装着した金属製の凶器を振り上げます。木谷会長、絶体絶命!
もう賞味期限が切れている飯塚高史のキャラだって、木谷会長と絡めば再生できそうじゃないですか!
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新宿二丁目劇場化。これから攻めに転じる新日本プロレスのとるべき道は、これに限ります。
ストロングスタイルは否定するクセに、そのストロングスタイル時代に確立された団体の格だけは、しっかりと意識して抱え込んでいる、ちょぴりタチの悪い今の新日ファンを意識改革させるためにも、浅野社長とIWAジャパンプロレスは、木谷会長の大きな指針となってくれるはずです!
そしてもっとも役立つお手本となるのは、新宿二丁目劇場の黄金期を収録したこのDVDでしょう。
私が人生で苦境に立たされたり、辛い目に遭ったとき、支えとなってくれたのは、決して完全無欠なヒーローのかっこいい姿ではありません。
それは、このDVDにおける浅野社長の、他人の嘲りや冷笑、失笑すらをもおのれの糧とする逞しい姿なのです。
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今、日本のプロレス界は、この嘲り、冷笑に包囲されているような状態です。そしてメジャーの意識が高い団体ほど、この現実に気付かずにドツボにはまり込んでいるという、抜き差しならぬ現実があります。
そんなプロレス氷河期を逞しくサバイブするためにも、二丁目劇場イズムは、これからの木谷新日本プロレスの、きっと大きな支えとなってくれることでしょう。

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2012/02/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Mass Effect 2】本日の艦内訓辞17

   ↑  2012/02/05 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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EAジャパンの関係者は、ただちに一歩前に出て歯を食いしばれ!

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2012/02/05 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |