ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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書籍【超絶大技林 2011年秋完全全機種版】

   ↑  2011/08/31 (水)  カテゴリー: 書籍・コミック
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超絶大技林といえば、元々はゲームの裏技やバグ技のデータベース本であったはずが、いつしかその本来の目的が形骸化して行き、しまいには日本で発売されたあらゆるゲームの基本データを、一冊の中に無理矢理詰め込むことに執念を燃やす本へと変貌を遂げてしまった書籍だ。
その目的の変遷と共に、本の体裁もどんどん奇形化して行ったのだが、やがて製本の限界に行き当たったのか、あるいはこの調子で新しく発売されるゲームを片っ端から加えていったら、のっぴきならないことになると気づいたのか、その刊行がいつの間にかぱたっと途絶えていた。
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その超絶大技林が、なんと12年ぶり(!)に復活。
しかも、よせばいいのに空白だったゼロ年代に発売されたゲームをきっちりと残らず収録し、さらにはXBLAやバーチャルコンソール、Wiiウェアといった配信ゲームまでをも網羅するという完全主義っぶり。
当然その見てくれも、製本の限界に挑戦どころの騒ぎではなく、もはや製本の限界を超えた体裁となっており、書店で平積みされている様を見るだけで、「これを家に持って帰る気力は、とてもない……」と、購買意欲を失わせるほどだ。
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それでも気力を振り絞って、この本を買ってきたのは、配信ゲームのデータと、付録のCD-ROMデータベースが、なんとなく重宝しそうな気がしたから。
もっとも、この必要以上に分厚く重たい本を抱えて、満員電車に揺られて帰宅してる頃には、早くも後悔はひとしお。
折しもロンドンでは暴動の真っ只中だった時期。
「もし、東京で連鎖的に暴動が発生したら、この本で暴徒の襲撃をある程度防げそうだな」とか、「いや、むしろ暴徒の側に加わって、この本をショーウインドウに投げてブチ割ればいいんじゃね?」などと、どうでもいい非常用の使い方を妄想しながら、角張って重たい本を抱えて、筋肉痛に震える腕をさするのであった。
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そうやって買って帰ってきたはいいが、厚さが7センチにまで至った本なんて、およそ実用性という範囲を軽く踏み越えており、ぱらぱらと気軽に読み進めるわけにも行かず、辞書代わりにそこらに置いておくには、明らかに持て余す大きさだし、結局のところは、やはり押し入れに鎮座するしかないのであった。
いや、しかし、これを買った本来の目的は、本体ではなくデータベースCD-ROMの方。
さっそくこれをパソコンにぶち込んで起動させてみると、出てくるのはこんな検索画面。
ここから検索対象を絞り込んで、リストアップされたソフトを参照すると、別の窓に当該ソフトの基本データが表示される。
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この基本データは、本に収録されているものと全く同一内容。つまりこのCD-ROMには、あの分厚い本の内容全てが詰め込まれているのだ。
だったらCD-ROMだけを販売して、無理してあんな無茶な本を作らなくてもいいような気もするが、それでもやはり、いかに実用性に乏しかろうが、無理矢理書籍の体裁にしてしまうのが、大技林の大技林たる所以なのであろう。
このCD-ROMの方も、PCにインストールして使うことができず、いちいちその度にディスクドライブにぶち込んで起動させなければならないので、やはり実用性には乏しかったりするんだけどね。



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2011/08/31 | Comment (4) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【MONOPOLY】XBOX360版モノポリー

   ↑  2011/08/29 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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昨日のネタで濃い顔ぶれと麻雀卓を囲んだ影響というわけでもないんでしょうが、ロード・ウォリアーズ(withポール・エラリング)とモノポリーをプレイするという、もの凄く寝覚めの悪い夢をみてしまいました。
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「俺たちはバルティック通りでネズミを食って生き延びてきたんだ、うがぁぁぁ!」とアニマルが吠えれば、その隣でホークが「俺のペンシルバニア鉄道と、貴様のボードウォークをトレードしてやる親切を提案しよう。あ、ついでに水道会社もつけろ」などと無茶な提案をごり押ししてきて、終いにはエラリングが「ま、ぐっといけ」とタバスコの瓶を勧めてくるなど、ま、ウォリアーズのセリフは作ってますが、とにかく居心地の悪い空間でした。
「早く破産してえ…」 心の底からそう願うモノポリーも、そうはありませんとも。
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そんな皆さんにとってはホントどうでもいい夢ネタをマクラにご紹介するのは、EAから登場したXBOX360版の『MONOPOLY』。
早い話が、ごく普通のモノポリーなので、そんな前振りでも無ければ話のネタにし辛いってのが、正直なところです。
Parker Bros.のボードゲームを、EAが現世代機用にビデオゲーム化した作品には、他に『Trivial Pursuit』がありましたが、あれと同様にボードゲームをそのまんまゲーム化して、彩りに様々なボード面と、ビデオゲーム版オリジナルの特殊モードを申し訳程度に添えただけのもの。
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『Trivial Pursuit』と同じく、オンライン対戦モードは付属しておらず、AIプレイヤーも相当に馬鹿揃いなので、オフラインの対CPU対戦もちっとも盛り上がらず、結局これを楽しく遊ぶためには、対戦相手を数人自宅に呼び寄せなければなりません。
まぁそれだったら、ボードゲーム版のモノポリーを広げて遊んだ方が、よっぽど楽しいわけで、結局このビデオゲーム版『MONOPOLY』のメリットと言えば、駒やお札を片付ける手間が省ける程度でしかないのです。
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通常モードの他にもう一つRichestモードというのがありますが、これは要するにモノポリーの盤面を使って行うミニゲームバラエティ。
ラウンドごとにミニゲームが行われ、その順位に応じて各プレイヤーは土地や会社の権利を割り振られ、資産(得点)が配分されるルール。
ほとんど運任せに、ラウンド毎に激しく順位が移動するバランスは、パーティー用のバラエティゲームとしては、それなりに盛り上がるかもしれませんが、しかしモノポリー特有の戦略や戦術とは全く無縁な勝負なので、これをわざわざモノポリーの盤面で行う必然性が全くありません。
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海外ではこのXBOX360版の他に、PS3版とWii版が登場しましたが、日本で発売されたのはWii版のみ。
そのWii版がベースになっているのか、このXBOX360版も、リモコンを前提したと思しきマウスライクなインターフェイスになっていて、細かいところでこちらを苛つかせてくれます。
「モノポリーはアナログに限る」 そんな真理をこちらに教えてくれる、ちょっと安いだけが取り柄のゲームなのですが、あちらじゃ廉価なクセに、Wiiの国内版はそれなりの値段で売られているから驚きです。おい、思い切りぼられてるぞ、日本人!
続く『MONOPOLY Streets』ではオンライン対戦が実装されましたが、ただモノポリーって、対戦時間的にも、オンライン対戦には元々さっぱり向いていないんですよね。

<北米版・リージョンフリー / 日本のXBOX360で動作します>

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2011/08/29 | Comment (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Starfighter】またの名をスターファイター3000

   ↑  2011/08/27 (土)  カテゴリー: 3DO
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V2ロケット、疾風、そしてゲルググ。戦局を打開しようと開発された新兵器は、いつも決まって戦局が決した頃に、ようやくロールアウトする。
3DO社自らがリリースしたフライトシューティングの秀作『Starfighter』も、そんな手遅れになった決戦兵器の名に相応しいようなゲームだ。
何せこのゲームが市場に姿を見せたのは、プレイステーションがセガサターンを突き放しにかかっていた時期。もちろんそんな頃は、3DOはとっくの昔に終戦を迎えている。だからこの『Starfighter』も、言わばプラットフォームホルダー発のゲームでありながら、日本では3DO版は遂に発売されることがなかった。
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この『Starfighter』を一言で解説すると、フライトシムと、EAの『ジャングルストライク』や『ソビエトストライク』などの戦略型シューティング。それぞれの妙味を併せ持ったゲームである。
いや、もっと近いゲームがあった。ピーター・モリニューの『マジックカーペット』。モリニューがBullflog時代に開発したあの傑作と、この『Starfighter』は非常に近いコンセプトを持っている。
幅広い戦略性。クエストなんかうっちゃって、ただそこらを飛び回っているだけでも楽しい、適度な突き放し度。そしてそれを支える、ふわふわしていて実に動かし甲斐のある自機の挙動など。『マジックカーペット』特有のイマジネーションには欠けるが、それ以外の部分で、この2つのゲームの共通項は多い。
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このゲームの自機は、やたらとふわふわしているクセに、上昇や下降、そして旋回時の挙動がやたらにクイックなために、非常に扱いづらいじゃじゃ馬となっている。
だから、しばらくの間はミッションなんか放ったらかしにして、自由気ままに空を飛び回ってみよう。
そうして自機の動きに慣れて行くと、このふわふわかつクイックで独特な挙動を扱いこなすのが、俄然と楽しくなってくることだろう。
自機を手足のように動かせるようになったら、もうこっちのものだ。あとはフィールドの中を自由に飛び回り、そこらにあるものを破壊しまくるなり、曲芸飛行に励むなり、のんびり遊覧するなり好きにしたらいい。
飽きたら、今まで放ったらかしにしていたミッションをさくっとクリアして(まぁさくっと行くには、どれも歯応えのあるミッションばかりだが)、次のステージにさっさと進むといい。
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そんな3DOに咲いた最後の大輪『Starfighter』。しかし、3DO敗戦という事実はいかんともしがたく、この『Starfighter』は、V2ロケットや秋水が連合軍に接収されたように、プレイステーションやサターンに移植されることとなる。
この他機種移植版は『スターファイター3000』のタイトルが冠せられ、日本でも何故か不思議と海外STGと縁が深いイマジニアから国内版が発売された。
私はあいにくと『スターファイター3000』はプレイしていないので、どの程度の移植度なのか詳しくは判らないが、海外メディアなどでは、主にグラフィック面がグレードダウンしているという評価を得ている。
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ただ、基本的なゲーム部分にそんな大差は無いはずだ。
それなのに、この素晴らしきフライトシムSTGは、あの悪名高きサタマガの読者投票レースでクソゲーの汚名を被り、一時はあの『デスクリムゾン』と激しい最下位争いを演じるまでの扱いを受けるのであった。
連中曰く、「挙動が難しい」「何をしたらいいか判らない」「洋ゲーだからクソ」など。だからこれは乗りこなすのも難しい機体を頑張って乗りこなして、そこらで好きにするのを楽しむゲームなんだよ!
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まぁアーケードゲーム育ちの多いセガハードユーザーと、海外PCゲームの土壌から出てきた『Starfighter』が、もともと相性の宜しくない関係であることはよく判る(そういやサターンユーザーの間では『マジックカーペット』も余り良い評価ではなかったな。移植度やデバイスの問題もあるのかもしれなけど)。
日本のSTGファンに、フライトシム的な要素を主眼に置く海外3DSTGの妙味を理解しろというのも、無理な話なのかもしれない。同じシューティングゲームという括りを受けながらも、両者は結構水と油な関係だからだ。
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サターンユーザー界隈に於ける、この『Starfighter』のクソゲー呼ばわりは、そんなPCゲーム文化との隔絶、当時特に顕著だった洋ゲーに対する偏見、「よく判らないゲームだからクソ認定」という悪癖、さらにはサタマガ界隈独特の悪ノリ文化などが、複合的に絡み合ってなったものだと思って、何とか腹の底から湧いてくる怒りを抑えている。ホントは「お前らに『Starfighter』は豚に真珠だよ!」と言っちゃいたいとこだけど。……あ、言っちゃってるか。
だけど、今の日本のゲーム業界が袋小路に陥っているのは、この海外PCゲーム文化の流れを大きく無視してきたツケが蓄積してきたのも、その原因の一つなのではないだろうか。
最後にどうでもいい話だけど、このゲームの赤い星のロゴマークは、日本のパンクバンド、ザ・スタークラブが昔使用していたロゴマークにそっくりなので、私は本作のことを密かに「スタークラブファイター」と呼んでいました。ホントにどうでもいい話だな。

<海外版 / 日本の3DO本体で動作します>

この記事に含まれるtag : 海外STG フライトシム 

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2011/08/27 | Comment (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Test Drive Unlimited 2】イビサの成りあがり

   ↑  2011/08/26 (金)  カテゴリー: XBOX 360
風光明媚なリゾート地を優雅にドライブ。TDU2をそれだけのゲームだと思っていたら、大きな間違いだ。
TDU2は、一人の男の成長を描くゲームでもあるのだ。
思えば、一番最初にこのイビサに降り立った時の俺は、群馬くんだりで油を売っていた気分が全く抜けていない、実に半人前な男だった。
深夜のコンビニで、車雑誌やヤンマガを座り読みしているのがお似合いな風体そのまんまで、イビサの街中をうろついていた俺。
マスタングやアストンマーチンといった、群馬では間違いなく高級車の部類に入る車を乗り回そうと、ちゃらんぽらんな気分はなかなか抜けず、風体は相変わらずだらしがないままだった。
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ドレスコードが無いのをいいことに、そんな恰好のままカジノにも出入りした。
もっともあのカジノ。全裸に近い奴もうろうろしていたくらいだから、俺の恰好も、そこまで酷い部類ではなかったかもしれない。
まぁ、死んだ目でスロットをパチパチ叩くのが関の山な風体であったことは確かだ。これではせっかくのリゾートカジノも、伊勢崎あたりのスロ屋と全く変わりがないではないか。
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しかし、ひょんなことから参加するハメになってしまった公道レースバラエティ、ソーラークラウンのライバルたちとの戦いが、そんな俺を少しずついっぱしの男へと成長してくれた。
テスお嬢様、そのナルシスト親父、マイアミ嬢、馬鹿兄弟、それからその他の員数合わせども(アダムとかいう顔も知らない野郎が、あるチャンピオンシップで、本来のライバルであるウイントリー父を差し置いて総合順位で俺に肉迫してきたときは、ちょっとびっくりした。「お前、頭数揃えるためだけに居るんだから、ちょっとは空気読めよ。あのアホ親娘が不機嫌になるぞ!」と、妙な心配をしてしまったものだ)。
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ソーラークラウンの連中だけではない。空港近くにたむろして、こちらの車種なんかお構いなしに賭けレースをふっかけてくる、かっぱぐ気満々のヴェイロン乗りどもに、カジノでこちらをさんざんカモってくれたポーカー巧者ども。
さらには世界中から集まったドライバーたち。そして何よりも、一流リゾート地の太陽と空気が、俺を一皮も二皮も剥けた存在にしてくれたのだ。
しまむらやイトーヨーカドー以外で服を買うことも覚えたぜ。最初のうちは「もっとだぼっとした服はねえのか!」なんて文句を言っていたけど、そんな北関東気分なんかすっかり抜けましたとも! 今の俺はイビサのこじゃれた住人だもん!
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1500円カットの店や、中学のときの同級が眠たそうな目でアバウトにハサミを動かす美容室ともおさらばだ。
いかにもそっち系な雰囲気をぷんぷんさせるヘアメイクアーティストを抱えた、世界最先端のヘアメイクスタジオ。今じゃそこが俺御用達の美容室だ。
まぁここを利用するには、例のヘアメイクアーティストの、まるでこちらを品定めするようにねっとりとした、時には熱烈な視線に耐えなければならないが、1500円カット屋では及びもつかないお洒落な態にしてくれるんだから、文句は言えまい。
なんとなく1500円カットと余り変わらないような髪型ばっかりのような気がしなくもないが………。
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そんなワケで、この花と雨と太陽に囲まれた地中海のリゾート地で、いっぱしの男に生まれ変わった俺。
ここに来た当初の、おどおどとして生気のない表情とは一変した、自信に満ちた顔つきではないか。男は見た目から進歩するものなのだ。
ランキン・タクシーも歌っている。「♪中身が肝心と言われたって みんな知ってる見た目も中身」と。
そんな俺のルックスの変遷ぶりを、いかにも北関東的な成り上がりのサンプルなどと、陰で言ってる奴も居るみたいだが、そんなことねえよ! 今の俺はイビサのお洒落でハイソな住人だつうの!
とりあえず、次回のエグザイル増員オーディションがあったときは、忘れずエントリーするぜ!

この記事に含まれるtag : テストドライブ 

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2011/08/26 | Comment (3) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Manhunt 2】嫌悪感と共に進め!

   ↑  2011/08/25 (木)  カテゴリー: PSP
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ゲーム開始早々、小便をひっかけられ、ウンチを投げつけられ、ゲロを吐きまくった。こんな酷い導入部もそうはない。
ギンティ小林似の気の弱そうなお兄さんが精神病院を脱走、暗闇の中をハイド&シークしてサーチ&デストロイしまくる『Manhunt 2』。
出てくる人物が全て異常者か変態か最低野郎ばかりという、大変潔のよいゲームだ。直載的なインセインな描写よりも、問題なのはこっちのほうなのかもしれない。
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このゲームのプレイ中に感じるのは、ドキドキするような背徳感なんかでは決して無い。あるのは胸焼けするような嫌悪感ばかりだ。
いやーな気分を常に覚えながらも、ついついストーリーを進行させてしまう。『Manhunt 2』とはそういうゲームだ。
この作品には他のゴアなゲームにあるようなユーモアが決定的に欠如している。いや、作った側はそれでもブラックユーモアを主張するだろうけど、実在の事件を題材にしたアングラゲームなどと同様に、少なくとも俺は、これらからブラックユーモアなんて気の利いたものを感じはしない。
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「脳が溶けるぞ~、ゲームはいらな~い!」
どっかのゲームで聞いた憶えのある、デモ隊のシュプレヒコールが耳に響いてくる。
そう、確かにこの『Manhunt 2』は、確実に人に悪影響を与えるゲームかもしれない。「ゲームと現実は別」なんて机上の空論を唱えるには、そして「大人のちょっと背徳な絵本」を主張するには、このゲームには絵空事度が圧倒的に不足している。ちょっと遊んだだけで、こんなにこちらを荒んで陰鬱な気分にさせてくれるゲームも他には無い。
「脳が溶けるぞ~、ゲームはいらな~い!」
その『ポスタル2』ですら、いかに下卑ているとは言えユーモアは確かに存在していたのに………。
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殺人シーンになると画面全体に赤いフィルターのようなものがかかる。これが批判を受けての規制の結果なのかは知らないし、ここにフィルターがかかっていようがいまいが、それは単なる上っ面のCGの違いでしかない。このゲームの病的な部分は、そんな表層的な問題ではない、もっと根っこにある部分だと思う。
それにオイラから見ると、むしろ初代『Manhunt』の直接的なソレよりも、本作の赤いフィルターとノイズ下のソレののほうが遥かにヤバイ表現に思えるのだけど。フィルターさえ無ければもっと絵空事と割り切れるものじゃないかなぁ。
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「脳が溶けるぞ~、ゲームはいらな~い!」
ポスタル・デュードさんが排除した筈のデモ隊のシュプレヒコールが、また頭の中に響いてきた。
そう、確かにあのデモ隊は正しかった。ゲームなんてやってたら脳が溶ける、それは間違いない。
でももう遅すぎる。俺は眼鏡のダニエルさんを操り、血塗れた有刺鉄線バットを片手に闇の中で息を殺し次の獲物を待つ。
殺らなきゃ殺られてしまう。人間狩りはも始まってしまっている。脳が溶けたところで、それがどうだというのだ。

<北米版 / 日本のPSP本体で動作します>

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2011/08/25 | Comment (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |