ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【麻雀海岸物語 ~麻雀狂時代セクシーアイドル編~】

   ↑  2010/06/29 (火)  カテゴリー: セガサターン
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アーケード脱衣麻雀ゲームのブランドが何故かマイクロネットの手に渡り、3DOでの18禁タイトル(AVギャル制服編とコギャル放課後編)を経て、今度はサターンに降臨。
しかしユーザーの評価は芳しくなく、初期のサタマガ読者投票レースでしばらくの間、最下位をキープすることとなった。
もっともそれは、まだサターンに球数が揃っていなかったから故でもあり、デスクリムゾンやプラネットジョーカーといった本格的クソゲーが姿を現してからは、最下位の座をそれらに譲り、見所のない下位というそれらしいポジションに定着した。
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時は3Dポリゴンに移りゆく時代。そして何をトチ狂ったのか、その流れはそんなものは本来不要であるはずの麻雀ゲームにも押し寄せ、対局者をわざわざポリゴンで描画するという意味不明の表現が登場するまでに至ったのだ。
プレステの麻雀ステーションMAZINなどが、その代表例だが、MAZINの場合は極端にデフォルメしたポリゴン雀士の描写で、一種の狙った馬鹿馬鹿しさを醸し出して、ある意味成功した例と言えるだろう。
問題なのは、そんな深い考えなしに「とにかくポリゴンの時代だから、ポリゴンでやっちゃえ」と、意味も無く登場したポリ麻雀ゲームであり、この麻雀海岸物語はその典型のような作品だ。
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パッケージに写る三人娘が、ゲーム内ではポリゴンの対局者に変身。
そしてこのポリゴン雀士たちが、デフォルト設定だといちいち馬鹿丁寧に牌を積もってきては、河に切り出すという一連の動作を三人揃って繰り返すために、テンポが悪いことおびただしいのだ。
しかもカメラは、下家の表情、下家の手元、河、対面の表情、対面の手元、河、上家の表情、上家の手元、河と彼女たちの動作を、これまたいちいち馬鹿丁寧に追い駆け回るので、粗いポリゴンを追って視点がぐるんぐるん回るハメになり、テーブルゲームなのに酔いそうになるという余計なオマケまで付いてくるのだ。
そのクセ、脱衣麻雀なのに、何故か麻雀の思考ルーチンは本格的。イカサマ一切無しの対局がこの見ているだけで酔いそうになるポリゴン卓の上で、ひたすら延々と地味に繰り返されることとなる。
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麻雀パートはそんな苦行にも等しいシロモノなのだが、救いとなるはずのお姉ちゃんたちの存在も、サターンのへっぽこ動画再生能力のおかげで魅力は早々と半減。
この三人はアンドール(Endoll)という名で、'90年代中期に活動していたセクシーアイドル。
その昔、『天使のU・B・U・G』というフジテレビの深夜番組があり、彼女たちはこれに、坂木優子、井上麻美、大阪パフォーマンスドール、ピンクサターンといった面々と共に、番組進行役の東野幸治らに「C級アイドル」呼ばわりされながらレギュラー出演していた。

これがどんな愉快で最高な番組だったかは、上の動画を参照していただくとして、アンドールは同番組レギュラーのC級アイドル勢の中でも、一番のエロ度を誇ったグループ。
この人たちは確か脱ぎもOKだった筈で、このゲームに於いても当然その脱ぎっぷりに期待がかかるところだが、18歳以上推奨というレーティングに阻まれ、結局はぬるい水着止まり。
或いはセガサターンXレーティング廃止のタイミングに翻弄されたのかもしれないが、いかなる理由にせよ結局は、きっつい麻雀パート、画質最悪の動画、ぬるい脱衣という、全くいいところなしの要素しか残らない結果に終わったわけで、ユーザーの(クソゲー認定すらされない)評価の悪さも無理からぬことなのでした。

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2010/06/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ウルティマオンライン】足立杉並戦争勃発

   ↑  2010/06/28 (月)  カテゴリー: PCゲーム
ブエナス・タルデス!
ウルティマオンライン飛鳥鯖のおひとり様海賊、キャプテン・ブルーノ様だ。
ヒア・カムズ・ザ・ウォー。久々にソーサリアが戦火に包まれている。
とは言っても、これはブリタニアに住む我々にとっては遠い戦争だ。戦場となっているのは、我らのブリタニアから遠く離れたロストランド。
この未開の大地を二分して争っているのは、蛇族オフィディアンと、新参であるベインの選民とかいう奴ら。
そんなどうでもいい土地でのどうでもいい奴ら同士の争い。我々が関わるいわれなど全くないのだが、両軍ともどうやら決定的な戦力に欠けているらしく、それを補わんと我々人間どもに秋波を送ってきてやがるのだ。
分かり易く言うと、「アイテムを分けてあげるから、僕たちに味方してちょ☆」と。
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どうせ暇をぶっこいているブリタニア人どもだ。報酬が出るというのならば、手を貸すのもやぶさかではない。
この場合問題になるのは、はたしてどちらに加勢するかだ。
一方の陣営であるオフィディアンは我々人間とは、何かと因縁深い相手。5年ほど前に、我々ブリタニア人と奴らとの間で争われた人蛇大戦を覚えている人も多いだろう。
ベスパーやサーペンツホールドといった街が戦火に包まれ、血で血を争う戦いの中で多くの人々がその尊い命を落とし、そして数分後に何事もなかったかのようにヒーラーに蘇生されて戻ってきた、あの忌まわしい戦争のことを。
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俺様もあの戦争に加わってエライ目に遭った。
どんな目に遭ったのかは、こっちとかこっちを参照して貰うことにして(旧ブログが腐ってたんで、とりあえず生きてる方に再掲しておいた)、とにかくまぁあの蛇どもの侵略の中で丸々一昼夜孤島に取り残されたりして、それはもう散々なことだった。
そんなほんの数年前に、大軍を持って人間の領土を侵略しようとしたあの蛇ども。それがいざ自分たちの立場が危うくなると、過去を一方的に水に流して人間様に助太刀を求めてくるとは!厚かましいにもほどがあるぞ、てめえら!
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かと言って、一方のベインの選民とかいう連中も、ここ最近のうちにソーサリアにやってきた奴らなので、馴染みがないことおびただしい。
とりあえずベイン軍のリクルートキャンプを訪れてみると、このベインとか言う連中は、お高くとまった物言いをする、実に高圧的な連中だった。
コントラッキー7に例えると、ポール牧的な役回りだろうか。考えてみれば、こいつらはついこないだ我々の前にその姿を見せたばかりの、実に胡散臭い連中だ。
対してオフィディアン。「下品で野蛮」とベインの連中から断定されているこいつらは、コントラッキー7で例えるなら関武志。
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確かにあの不幸な戦争という過去がある。しかし連中とは、ソーサリアにロストランドができてからの長い仲じゃないか。
向こうから侵略してきたクセに、この期に及んで「人間との和平を望む」という奴らの言い分は確かに虫がいい。
しかし、あの多くの血が流れた忌まわしい過去があるからこそ、我々はあえて手を取り合って未来を目指さなければならないのではないだろうか。
これは人間とオフィディアンが新しい未来を築く、その第一歩となるかもしれない。
それにこの戦い。分かり易く言うと、杉並区と足立区が戦争しているようなものだ。だったら当然足立区の方に加勢したくなるのが、人情というものだろう。
よし、蛇ども!この際過去は水に流して、いっちょお前らに助太刀してやるとするか!
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そんな甘っちょろい理想に囚われた俺様は、どうやら完全にマイノリティだったようだ。
両軍が激突する戦場に出てみたら、人間側の義勇兵はその殆どがベイン軍に味方していやがった。
やはりみんな過去の怨念を忘れることができないのか……。いや、違う!
人間の殆どがベイン軍に味方する理由。それは「ベイン軍の方がいいものをくれる」という単純な理由によるものだった。
そして報酬は局地戦で勝利を収めた側でしか得ることができない。だからみんな勝ち馬であるベイン軍に乗りたがる。
理想でも、感情でも、信念でもなく、実利(アイテム)によって動く。ああ、俺様はそんなブリタニア民の行動原理をすっかり忘れていたぜ!
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ならばと俺様一人の力で、何とか戦局を変えてみようと目論んだが、まぁぶっちゃけた話、俺様は基本的にコスプレ海賊。アダム・アントみたいなものだ。
普段の活動も、無人の放置船に火を点けたり、沿岸のジプシーキャンプに火炎瓶投げて嫌がらせしたりするのが関の山なので、我ながら戦力としては全く役に立たないのだ。
え?ああ、この右手のカトラスは飾り。俺様、実は剣術スキルなんて無いもん。こう見えても俺様の本職、釣り師。
漁業の合間に海賊ごっこやるのが生業なもんで。役に立たなくてごめんな、蛇どもよ。

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2010/06/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Duke Nukem Manhattan Project】中継ぎ再登板!

   ↑  2010/06/27 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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マチュア制限によるためか、日本国内での配信は見送られたが、何故か海外タグを使ってのダウンロードには地域制限がかからなかった、Duke Nukem Manhattan Project(Duke Nukem 3Dが配信されたときは、地域制限がかかってダウンロードできなかったのだ)。
FPSやTPSと、その時に応じてけっこう節操なくその姿を変えるDuke Nukemシリーズだが、このManhattan Projectは、第一作目に先祖返りしたような横スクロールアクションシューティング。
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あ!そして今気付いたが、現在のところ一番最新のDuke Nukemシリーズ作品が、このManhattanなのだ。
”最新の”と言っても、これが発売されたのは、今からもう8年も前。
つまり、それからずーーーーーっとあのシリーズは、「次作Duke Nukem Foreverを出すよ~」ネタで引っ張ってきやがったわけだ。
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このManhattan Projectは、一作目への先祖返り的な、良く言えばオールドスクール、悪く言えば古臭いタイプのゲームなので、当時発売された時からいかにも繋ぎ、中継ぎ的な香りがぷんぷん漂っていたのだが、21世紀も10年目に突入せんとする今、またもやこの中継ぎが再登場するとは思いもよらなかった。
こんなもんどうでもいいから、あ、どうでもいいとは、さすがに言えないか。これはこれでいいから、それよりもForeverはどうなってんじゃあ!?
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あ!でもなんか物凄い久しぶりに「Foreverはどうした!?」ってセリフを言えたような気がする。
そう、ここしばらくは、例の閉鎖問題もあって3D Realms社が存続しているのかどうか自体が不明の状態で、Foreverどうこうに言及するどころの騒ぎじゃなかったもんなぁ。
しかしこのXBLA版Manhattan Projectで久々に3D Realmsのロゴマークを目にして、同社が完全に死に体になっていないのを確認することができた。
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今更感が漂う今回のManhattan Projectの配信だけれど、これは実は大きな意味を持っていた。
Duke Nukem Foreverがいつか出るかもしれないというかすかな希望が、完全に途絶えたわけではないことが明らかになったのだ。
そしてこれにより、また向こう10年くらいの間、3D Realmsは「Foreverを出すよ~」ネタで引っ張れることができる。
Manhattanでとりあえず腹を膨らまして8年待ち、そしてまたもやManhattan。
なんか次の8年後も同じパターンになりそうな気配もぷんぷんするけれど、もうこうなればとことん付き合おうじゃねえか!

<日本未配信 / ダウンロードには海外タグが必要です>

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2010/06/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Super Streaker Pro】ワールドカップをぶち壊せ!

   ↑  2010/06/26 (土)  カテゴリー: iOS
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デンマークを真っ向勝負で撃破し、堂々の決勝トーナメント進出。
もう巷では、戦前の自分の低評価を棚に上げて、手のひら返して代表や岡ちゃんを褒め称える人で溢れかえっていますが、いくらなんでも私はそんな自らを省みない厚顔無恥な真似はいたしません。
愚かにも私は、二敗一分けくらいで予選リーグ敗退するんじゃないかと予想しておりました。我ながら恥ずかしくて日本代表に顔を向けられないような予想です。
しかし私は金子なんちゃらとかセルジオなんちゃらと違います。あの誇り高き日本代表に対しておよそ無礼なこの予想を恥じて、いつでも尻叩き100回の罰を受ける覚悟はありますとも!
あ、ただし、身長170センチ以上、年齢30歳まで。黒のエナメルブーツが似合う、釣り目でプロポーション抜群の女性に限定させていただきますけど。
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しかし、まぁ決勝トーナメント進出を決められた我が国はいいですよ。
だけど憤懣やるかたないのは、フランスやイタリアと言った、W杯優勝経験がある強豪国ながらも予選敗退が決定してしまった国のサポーターたちでしょう。
「もうこんな大会止め止め!今年のワールドカップは都合により中止になりましたぁ!」
そう叫びながら大会をぶち壊しにしたい心境は、嫌と言うほどよく分かります。
そんな鬱憤の堪った人々のガス抜きの為に、予選リーグも終わろうとする絶妙なタイミングで発売されたiPhoneアプリが、このSuper Streaker Pro。
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テニスの世界でストリーカーと言えば、幸いなことに若い女性と相場が決まっていますが(今年のウィンブルドンには、果たして登場するのでしょうか!?)、サッカーの世界の闖入者は何故か野郎ばっかり。
そして世界中から注目が集まるこのワールドカップの舞台にも、むくつけき全裸の闖入者が現れました。
しかし、いつものような単なる目立ちたがり屋なお調子者のストリーカーとは、少し様子が違います。
その手に握られているのは、シャンパンボトルを改造した火炎瓶。
「こんなワールドカップ、ぶち壊しにしてやるぅぅぅぅぅ!」
決勝トーナメント一回戦、日本対ガーナ戦(あくまでゲーム内の組み合わせです)に乱入した全裸男は、まず手始めに日本のゴールを守る川島に火炎瓶を一撃!
あの決死の形相で火炎瓶をセーブしようと目論んだ川島ですが、やはりボールとは訳が違います。
全裸男はミンチになった川島に背を向けると、今度は日本、ガーナの両選手に手当たり次第無差別テロを敢行し始めました!
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ストリーカーの武器は火炎瓶だけではありません。
フィールドに向かって投げ込まれるもの。これらは全てストリーカーの凶器と化すのです。
ダイナマイト、鋤、ハンバーガー型地雷、そしてあれはブブゼラでしょうか?
試しにボールを競り合うムンタリと闘莉王に向けてブブゼラを発射してみると、ぶぉぉぉぉぉぉぉという怪音波と共に二人の体は見るも無惨に砕けてしまいました。ブブゼラ恐るべし!
ちなみに一番使い勝手が良く強力な武器は光線銃。射程も長いので、闖入者を取り押さえんと殺到してくるセキュリティを、遠距離から撃退できる優れものですが、この武器は有料版のProでないと使用できません(他にも無料版では使えない武器が複数有り)。
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日本対ガーナの一回戦は、生き残り人数が若干多かったガーナの勝利に終わりました。
「大会が続く限り、何度でも来るぜ!」
ストリーカーは宣言通り、準々決勝、準決勝にも乱入。度重なる男の乱入無差別テロのおかげで、決勝はなんとスペインと北朝鮮という有り得ない組み合わせに!
そしてその決勝でも、スペイン、北朝鮮の両選手を無差別に襲撃する全裸男。男の凶行により、ピッチ上は、地面でのたうち回る両選手の姿に埋め尽くされています。しかもこのゲーム、酷いことに半死半生で倒れる選手に何度でも追い打ちがかけられます。
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決勝のクリア条件は両チームの選手を全滅させること。セキュリティが後から後から湧いてくる中で、この条件はなかなかの難関です。
そして見事、ピッチ上から両チームの選手を一掃すると、男の手には今までの武器に代わって核ミサイルの発射リモコンが!
さらに数を増したセキュリティの包囲を15秒間凌ぎきると、やがてネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムの上空に、不気味な黒い影が姿を現すでしょう。
「何がワールドカップだ!浮かれてんじゃねえ!みんな死んじゃえ!」
ちゅどーーーーーん!
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こんな不謹慎なゲーム、久々に見るような気もしますが、これをストアで売るアップルもアップルです。
またこのゲーム、妙にバランスがよく熱中できるときてるから、タチの悪さもひとしお。そのくせ値段は、Pro版でも115円と妙に良心的。
ブブゼラアプリ同様、旬のものなので、お買い求めはお早めに。
まぁこんなゲームで憂さを晴らす必要のなくなったことを、今は大いに喜ぶべきなんでしょうけどね。

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2010/06/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Game Room】Black Widow

   ↑  2010/06/25 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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ブラック・ウィドウというと、SFの巨匠アイザック・アシモフの連作ミステリ小説を頭に思い浮かべる人も居れば、ノースロップ社の夜間戦闘機を連想される方も居るだろう。
或いは俺みたいに、「GLOWのレギュラーだった黒いベールをすっぽり被った女子レスラーですね!」などと、やたらとニッチな反応をする人も居るかもしれない。
しかし、やはりここは真っ先に、アタリ社が1982年にリリースしたこの傑作ゲームのことを真っ先に思い出して欲しいものだ。
「ウィドウは1stシーズンが終わった後、初代に代わって二代目ディメンティアに変身するんですよね!ジャパン女子プロレスによく来ていたディメンティアは、この二代目のほうで……」
だからその話題はもうええっちゅうねん!
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全方位シューティングの草分けのような作品であり、やはり元祖全方位シューティングであるロボトロンと同様、ボタンを使わずに二本のスティックで移動と射撃を制御するタイプだ。
俺もさすがにこれをゲームセンターで遊んだ経験はなく(そもそもこれって日本に入ってきたのだろうか?)、これを初めて遊んだのは、遅れに遅れてXBOXのAtari Anthologyでだったのだが、既に21世紀に突入していたにも拘わらず、その面白さが全く損なわれていないことにぶったまげた憶えがある。
ベクタースキャンゲームとしても知られるBlack Widow。
他のベクタースキャンゲームと同様このBlack Widowは、今の時代になっても、そのグラフィックのほうも、ちっとも古びてはいない。
そしてBlack Widowは、ベクタースキャンゲームの中では、群を抜いてカラフルな作品でもある。
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元ネタになったゲームは、明らかに同じアタリ社の古典Tempestであろう。
Tempestから奥行きを無くして全方位型シューティングにお色直ししたような作品だ。
勿論ロボトロンとの共通項も多いのだが、この一癖も二癖もある個性的な敵のバリエーション(それぞれに特性があり、その特性を利用しないと破壊不可能なものまであったりする)は、Tempestの影響を大いに感じさせる部分だ。
敵味方の区別無く派手に周囲を誘爆に巻き込むアザミウマ。孵化する卵を巣に産み付けてくる蚊や甲虫。そしてこちらの味方をして他の虫どもを捕食してくれるバグスレイヤーといった、それぞれに役割を持った敵たち。
そして状況に応じて様々な移動制限が掛かる、蜘蛛の巣を模したプレイフィールド(しかし、この蜘蛛の巣に一番苦労させられるのが、蜘蛛である自機というのはどういうわけだろう?)。
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これらの個性的な諸要素が、全方位シューティングというプリミティブなゲームシステムに絶妙なアクセントを加えて、その上にスピーディーで歯切れの良いゲームテンポが相乗効果を起こして、シンプルだけど奥深い、今の時代でも充分熱中できる傑作に仕上がっている。
これに今の時代でも充分見栄えのする、簡素なベクタースキャンなのにド派手でトリッピーなビジュアルが加わるのだ。
他のメジャーどころのアタリクラシックと違って、あまり日本では遊べる機会の少ないマイナータイトルでもあるので、今回のGame Roomへの登場は非常に嬉しいところだろう。
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それにしても、この頃のアタリアーケードは、蜘蛛だのムカデだのヤツデだのと、気色の悪い虫系がやたらと多いように思えるのは、気のせいだろうか。
Game Roomには既にセンチピードもミリピードも登場済みなので、その気になればこれらのゲームばっかりを並べて、ついでにマイアーケード内にこれらのゲームのマスコット(勿論、それぞれ蜘蛛、ムカデ、ヤツデだ)を放って、昆虫大パニックなゲームセンターを演出することだって可能なのだ。
アタリのゴールデインエイジ。それは気色の悪い虫たちに彩られた、非常にバッドテイストな時代でもあったのだ。

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2010/06/25 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |