ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Karnival】蜃気楼の王国

   ↑  2010/01/31 (日)  カテゴリー: iOS
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このKarnivalというiPhoneアプリゲームは、基本的にはテーマパークやローラーコースタータイクーンといった遊園地シムのタイニー版。
敷地内にアトラクションや施設を配置して、ゲートを開きお客さんを呼び込み、ゲートや売店で得られた収入で、また新しいアトラクションや施設を購入する。
その部分では、何の新しさもない、ごくありがちな箱庭運営シムものだ。
しかもアトラクションは、あらかじめ区切られたマス目の中にしか配置できないなど、箱庭ものとしての自由さは大きく損なわれている。
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だけどこのKarnivalには、唯一無二の個性がある。それはとてももの悲しくせつない個性だ。
ローディング画面に映る、暗い表情を携えた痩せっぽちの青年。これがプレイヤーの分身にして、この小さな小さな王国の主。
彼は生まれながらにして山羊の腕を持つ。人は彼のことをこう呼ぶ。「フリーク」と。
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Karnivalは、生まれてからずっと人々から好奇の目に晒され続けていた彼が、自分の唯一の居場所である移動遊園地を率い、アメリカ中を放浪する物語。
新しい地に辿り着くと、何もない空き地にメリーゴーランドや売店、プライズゲームやフリークショーのテントを設置して商売を開始する。
何もない地にある日突然現れた異空間に、引き寄せられるように集まる人々。
その移動遊園地の様子は、テーマパークやスリルビルのような、底抜けに陽気な賑やかさとは対照的で、まるで蜃気楼のようにもの悲しく儚い。
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同じ場所でずっと開業していれば、最初は物珍しかった移動遊園地もやがて飽きられ、客足はどんどん寂しくなってくる。
テーマパークなら、新しいアトラクションを導入したり、広告やイベントに予算を割いたりするところだが、Karnivalにはその必要は無い。
アトラクションや売店をたたんで、トレーラーに乗ってまた新しい土地を目指すだけだ。
土地の人々は、一夜明けたら異空間が跡形もなく消え去っていたことに気付き、悲しみ、そしてしばらくもすれば、その異空間を心の中の「ちょっとした思い出」の引き出しにしまって、また普通の生活に戻るのだろう。
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Karnivalの人気が上がれば、その名声を聞きつけて様々なフリークたちが、”山羊の腕を持つ青年”の元にやってくる。
ミゼット、熊女、火吹き男、ラバーメン、さえずり娘。
自分と同じような境遇の彼らを一座に加えていき、”山羊の腕を持つ青年”の王国は少しずつ大きくなっていく。
しかしいくら王国が膨れ上がろうと、彼らに安住の地はない。
今日もまた、アメリカを西に東に放浪し、どこかの街で、もの哀しいジンタと儚い灯りに彩られた、蜃気楼のような異空間の住人として、現世からやってきた多くの客たちを出迎えるのだ。

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2010/01/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fallout 3】アンカレッジの要塞

   ↑  2010/01/30 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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人民解放軍の難攻不落の山岳要塞を攻略せよ!
♪ ぱーぱぱーぱぱーぱらぱぱ ぱーぱらぱぱらぱー
           <The Guns of Navarone / ナバロンの要塞のテーマ>
………人がせっかくそんな『ナバロンの要塞』気分を満喫しようとしているのに、それを台無しにする男が一人。
スナイパーライフル片手に(ナイフに持ち替えて音もなく接近戦をする準備も万全だ)音を殺してすニーキング移動する俺を尻目に、向こうの山にまで響き渡るような大声で、「アンクルサムからのプレゼントだ!」だの「万里の長城まで吹っ飛ばしてやる!」などと、言わなくても何の支障もないようなことを叫びまくり、盛大に発砲音を撒き散らす馬鹿が一匹。
ベンジャミン・モントゴメリーとかいう俺様の相棒。てめえは一人さっさと崖を登って先に行ってしまうというセルフィッシュな行動で、出逢う早々人様の神経を逆撫でしてくれた、第一印象最悪の野郎だ。
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しかし、ちょっと待てよ。
崖をすいすい登れるって事は、『ナバロンの要塞』でこいつのポジションを例えると、主役にして登山の専門家のマロリー(グレゴリー・ペック)になるわけだろ。
そして実際に砲台を吹っ飛ばす俺のポジションは、爆破専門家のミラー伍長(デヴィッド・ニーヴン)。
それってこっちがめちゃくちゃ損な役回りじゃねえか!
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Fallout 3の追加ダウンロードコンテンツ第1弾、Operation Anchorageは軍事用戦闘シミュレーターの世界。
つまりプレイヤーは、ヴァーチャルなウェイストランドの中で、さらにヴァーチャルな世界を体験するという設定になる。
そこは空気まで汚れきったウェイストランドではなく、核戦争前のアラスカ銀世界。
ああ、俺が生まれる前の世界の空気は、深呼吸したくなるほどこんなに澄み切って綺麗だったのか。
できることならこんな美しい地は、戦争以外の用事で訪れたいものだ。……後でちょっとディスクを入れ替えて、スノボか猟銃片手に訪れてみよう。
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シミュレーターの中のヴァーチャル世界ということで、敵の藤村有弘もどきな連中には実体がない。
殺した死体は、しばらくすれば跡形もなく消え去ってしまう。
死体漁りという、俺のウェイストランド生活での密かな楽しみが奪われているのだが、まあそういう設定なんだから仕方がない。
だけど死体の持ち物は漁れないが、消え去る直前にアクセスすれば、死体を食うことは何故かしっかりできるぞ。
これぞヴァーチャルカニバリズム。いや、この場合はヴァーチャルヴァーチャルカニバリズムか。
藤村有弘軍の大きく逞しい大砲を吹っ飛ばして、当座の任務は終了。
『ナバロンの要塞』と違って、えらくあっさりと終わったが、まああの映画の場合は要塞に着くまでが長かったからなあ。
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砲台爆破任務の後は、自分だけの部隊を編成できる。
『ナバロンの要塞』の特攻隊メンバーは、マロリーとミラーに加え、ギリシャ軍のタフガイ、アンドレア。機械とナイフのプロフェッショナル、ブラウン。地元出身のパパディモス。そして部隊の指揮官にしてその後足手まといにクラスチェンジするフランクリン少佐と、くせもの揃いの多士済々なメンバーだった。
俺様の部隊だって負けてはいない。
まずは腐れ縁のモントゴメリー。特技は大声と勝手な行動で隠密任務を台無しにすること。
そして兵士A。特技はいつの間にか勝手に死んでいること。
続いて兵士B。特技はこれまたいつの間にか勝手に死んでいること。
最後はロボットA。特技はいつの間にか勝手に壊れていること。
……アメリカ軍、決定的に人材不足!
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「起爆装置が壊されている!」
『サーッ!』
「この中にスパイが居るぞ!」
『サーッ!』
「………頼むから、誰か一人ぐらい、俺の『ナバロンの要塞』ごっこに付き合ってくれ」
『サーッ!』
「………」
……アメリカ軍、色んな意味で決定的に人材不足!

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2010/01/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Cabela's Alaskan Adventure】極北の狩猟

   ↑  2010/01/29 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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俺がアラスカという地名を初めて知ったのは、"エロイカより愛をこめて"のエーベルバッハ少佐の名台詞「アラスカ送りにするぞ!」からだったりするのですが、おかげでアラスカというと、ただ寒いだけで何もないこの世の最果てという先入観を持ってしまっていました。
しかし、今こうしてアラスカを訪れてみると、それが誤った思い込みであったことを痛感します。
ここアラスカは、世界で最も豊饒な地の一つ。
穏やかに振りそそぐ極北の日光。これ以上はないくらい澄み切った空気。手つかずのままの大自然。そこに息づく数多くの野生動物。
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ああ、この地には、人に我が生命の躍動を実感させる何かがある。アラスカを訪れて本当に良かった。
もっとも俺が訪れているのは、勿論ヴァーチャルのアラスカですけれど。
開き直る訳じゃないが、こちとら吉村昭の"羆嵐"を読んでからは、熊の出るとこには何があって絶対近寄るまいと心に誓ってるんだい!
そんな手つかずの大自然の中で、銃や弓矢を片手に心ゆくまで野生動物を殺戮三昧。
もっとも動くものは何でもかんでも撃ちまくれるというわけではなく、指定された(鑑札を得た)動物以外を撃つと、ガイドにこっぴどく叱られるのは、このカベラスのアドベンチャーシリーズの相変わらずなところですけど。
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猛獣狩りFPSのDangerous Huntシリーズや、底抜け射的ゲームTrophy Bucksなど、ひとえにカベラス狩猟ゲームと言っても様々なバリエーションがありますが、やはり本道は大自然の中を思うままに彷徨き、狩猟や釣りに精を出すこのOutdoor Adventureシリーズ。
そして本作は、そのアラスカ限定バージョン。
チュートリアルでいきなり白熊を撃たせてくれるという豪儀なところもありますが、基本的には狩猟用の銃器を片手に、野山で地道な探索をひたすら続ける、相も変わらずの地味なゲーム。
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それでもナキウサギやビーバー、狐やカリブーなんかを狩っているうちは、まだその地味さに悪態をつけるのですが、これが「じゃあ次はグリズリーを狩ってみましょう」なんてミッションが入ると、そうもいきません。
こちらは、なるべく熊さんとは穏便な関係に済ませておきたいのですが、ゲームのシステムがそれを許してくれません。
せめて映画の『グリズリー』のラストシーンみたいに、こちらもバズーカ砲かなんかを使いたいところですが、アラスカの自然保護条例がそれを許してくれません。いや、それ以前に、アラスカの刑法がそれを許さないでしょう。
ならば、できる限り遠い距離からずばっと狙撃して終わらせたいものですが、リアルだか何だか知らないですが、このAlaskan Adventureの銃器の弾道は、異様に沈み込むのです。
もうスコープを使っても、狙った箇所に着弾させるのは不可能なくらい。
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そうなると取れる手段は、弾を確実に当てられるくらいの距離に踏み込んで、差し違える覚悟で銃をぶっ放つことくらい。
熊の懐に飛び込むという真似は、できる限りしたくはないのですが、他に方法がないから仕方ありません。
まあ本作に限らずカベラスの狩猟ゲームには、息を殺して遠くから狙って撃つよりも、獲物目がけて駆け寄りながら狂ったように銃を乱射するほうが手っ取り早いという、狩猟ゲームとしては何かが根本的に間違っている攻略法が存在するのですが、それを何一つ修正しようとする素振りすらみせない、進歩に背を向けた我が道っぷりも、カベラス狩猟ゲームシリーズの真骨頂だったりするから、困ったもの。
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ハンティングの合間には、釣りやシューティングレンジ、鴨撃ちなどを楽しめるのも、Outdoor Adventureシリーズの恒例ですが、本作では独自のお楽しみとして、犬ぞりのタイムアタックレースも用意されています。
もっともこのシリーズのことなので、その犬ぞりミニゲームも面白くも何ともないのですけど。
基本的にこのシリーズは、あくまでも雰囲気を楽しむだけのものなので、ゲーム的な面白さをこれに求めるのは、はなっから無理な要望です。
「それでもシリーズを重ねていけば、ゲーム的に少しずつこなれていくんじゃないか」
そう思っていた時期が俺にもありましたが、さすがにもうそんな期待をかけることすらも諦めました。
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あ、それと注意して戴きたいのは、俺が所持しているこのゲームはリージョンフリーの北米版なのですが、これには同一タイトルなのに、何故かリージョン有りのバージョンが混在しているのです。
どうやらロットによってリージョン有り無しの違いが出ているようなのですが(初期ロットはリージョン有り?)、数ある海外版360ソフトの中でも、こんなややこしい事態になっているのは、俺の知る限りこのalaskan Adventureのみ。
もし本作を購入しようとされるのならば、その点に充分お気を付け下さい。

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2010/01/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【WWF ロイヤルランブル】アーケード発のランブル戦

   ↑  2010/01/27 (水)  カテゴリー: ドリームキャスト
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全日本プロレスの恒例行事である新春バトルロイヤルが、いつ頃始まったのかは詳しくは知りませんが、少なくとも俺が物心ついた頃には、この参加レスラーですらお屠蘇気分の緩い緩いイベントは、既に行われていたように記憶しております。
ロッキー羽田や佐藤昭雄など、こんな機会でもなければ滅多にテレビでお目にかかれないようなレスラーが大挙登場するのも、このバトルロイヤルのお年玉気分を盛り上げてくれました。
全日のバトルロイヤルは、昔一般的だった、参加選手全員が最初からリングに登場して、ゴングと同時にあちこちでもそもそと揉み合うというスタイルのものです。
このゴングが鳴ってから、みんなが仕方なさそうに「しょうがねえ、じゃあ始めるか」と、適当な相手を探してうろうろしだす、なんともだらけた間が子供心に大好きでした。
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”やる気のない中堅”の代名詞だったロッキー羽田などは、いかにもこの「しょうがねえなあ」という気分を全身から振りまいていて、「とりあえず熊さんあたりとくっついとくか」と大熊元司の元に歩み寄り、熊さんと適当に肩に手を回しあいながら(断じてロックアップなどと言う攻撃的動作ではない)呑気にリングをうろうろしていたものです。
きっと我々の分からないところで「熊さん、参ったよ、昨日飲み過ぎちゃって」「お前も?実は俺も」なんて会話をしていたのでしょう。
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この正月恒例バトルロイヤルの本家は、どうやらロサンジェルスマットらしく、'70年頃から豪華メンバーで行われていたこのイベントを馬場さんが日本に輸入してきたのが、全日版新春バトルロイヤルの始まりみたいです。
この全員が一斉にリングに上がり、フォールカウント決着で行われる(誰かが倒れると、みんなが一斉にのしかかったりする)タイプのバトルロイヤルは、何と言ってもそのだらけきってルーズな展開が妙味なのですが、一方でメリハリや盛り上がりに欠けるという弱点もあります。
それを補うためにWWF(現WWE)が考案したアイデアがロイヤルランブル。
一定の時間ごとにレスラーが登場し、順次リング上の闘いに加わっていくというスタイル。
これならば個別の入場になるので、レスラー一人一人の個性を際立たせることができるし、試合展開もメリハリが利いたものになる。
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もっとも、後から入場してくる奴ほど有利というアンフェアも発生しますが、それすらも試合前の抽選会という形でドラマに組み込んでしまうのは、エンターテイメントレスリングの面目躍如でしょう。
有利な順番を金の力で手に入れてしまうミリオンダラーマン・テッド・デビアス。
終盤入場の抽選ボールを密かにスリ取ってしまうエディ・ゲレロ。
そして一番最初に入場という大ハンデを受けながらも、最後までリングに勝ち残り奇跡の優勝を果たしたショーン・マイケルズ。
もう抽選会だけでも、様々な名場面がありました。
そして試合中も色んなドラマがありました。
入場するも一秒と持たずに退場になってしまったクリス・ノウィンスキー。
入場途中を襲われて、リングインする前に失格となってしまったトミー・ドリーマー。
出場資格がないのに、言葉が分からないのをいいことに、勝手に登場して暴れたい放題暴れて帰って行ったのは、我らがカイエンタイでしたっけ。
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そんなロイヤルランブルの名を冠したドリームキャストのゲームが本作。制作はエキプロシリーズのユークス。
通常対戦とロイヤルランブル、二つのモードが収録されており、通常対戦は一対一のシングルマッチのみ。
ただしリング下に自分の相棒を指名して待機させられ、パートナーアイコンを消費することで相棒を呼び寄せての合体攻撃を実行できます。
乱入をオンにすれば、試合中突如として数人のレスラーがリング内に雪崩れ込み、リングの上の人間に無差別攻撃を仕掛けて嵐のように去っていきます。
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しかしやはりこのゲームのメインディッシュは、ロイヤルランブルモード。
このゲーム、どうやらオリジナルはアーケードゲームらしく、アーケードゲーム特有のばたばたしたテンポが、ロイヤルランブルという試合形式に実にマッチするという意外な効果をもたらしています。
もう凄まじいテンポで、レスラーが入場してきてはあっという間に落ちていく。
自分のレスラーがリングから転落すれば、即座にスタートボタンでコンティニュー(アーケードなら新しいコインを放り込んでいるところでしょう)して、新しいレスラーで入場。
登場レスラーが隠しキャラ(ビンスとシェーンの親子)を含めて21人と少なめなので、さっき退場になったばかりの奴が何食わぬ顔をして再入場してきたりしますが、気にしない気にしない。
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入場口の正面に待ち構えていて、新手のレスラーがリングインする瞬間にぶん殴りかかり、即座にたたき落としてしまうという、えげつない必勝法もあります。
これを使うと、アンダーテイカーやストーンコールドといった超大物までもがクリス・ノウィンスキーやサイモン・ディーン状態。
エキプロシリーズのロイヤルランブルモード以上に、ロイヤルランブル本来の魅力を切り取った意外な秀作。
多人数で遊ぶと、より一層の面白さを満喫できるでしょう。
実際のロイヤルランブル2010は、いよいよ開催まで一週間を切りました。
今年は元新日本プロレスのヨシ・タツもランブル戦に参加する予定。ヨシ・タツ、何故か妙にプッシュされているなあ。

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2010/01/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【ブッシュマン キョンシーアフリカへ行く】

   ↑  2010/01/26 (火)  カテゴリー: 映画・DVD
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ドラゴン憑依と言えば、やはりこの映画を忘れてはいけない。
キョンシー映画というと、ロボコップと闘ったり、くのいちと闘ったりと、もはやゲテモノでない映画を探すことが困難なくらいだが、この映画の場合は、適当な黒人を絶食させて「ニカウさんだよー」と誤魔化すようなことをせず、きちんとアフリカまで出向いて本物のニカウさんを出演させているだけ、良心的だと言えるだろう。
誰も想像もしなかった、キョンシーとニカウさんの夢の競演。もはやいちご大福程度のレベルではない組み合わせだ。
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ロンドンのオークション会場でご先祖様のミイラを競り落とした香港のドラ息子とお付きの道士様。
しかし、帰りの飛行機がアフリカ上空で故障。ロンドンから香港を目指して、なんでアフリカを通る!?なんてツッコミも、どうせ不毛だろうから置いといて、パラシュートは2つしかないからと、まずはキョンシーとなったご先祖様のミイラをパラシュートなしで投下。
その下に居たのは我らがニカウさん。
コーラビンの次はキョンシーが落ちてくると言うのも、考えてみれば凄い話だが、「空から落ちてきたもんだから、神様に違いあんめえ」と、ニカウさんはキョンシーを村に連れて帰る。
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一方、遅れて着地した道士様たちは、素敵な野生動物様たちのご歓待を受け、ライオンに追いかけられたり、サイと方術で闘ったりなど、ベタなアフリカネタをさんざん展開した後、やっとブッシュマンと接触。
「これはうちのご先祖様だから」「オラたちの神様をどこに連れてこうってんだ」などと、大岡越前でも裁ききれないようなキョンシーの取り合いを演ずる。
そこにやってきたのが、悪い白人とその手下のズールー族みたいな恰好をした悪い部族のご一行。
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キョンシーと道士様はブッシュマンに加勢して戦い(ブッシュマン、ステロタイプな悪い白人、ズールー族、キョンシー、カンフー、方術が交錯する乱戦は、限りなくカオスだ)、悪い呪術師の呼び出したアフリカンゾンビとキョンシーの激突(巨漢のアフリカンゾンビにびびるキョンシーが、今まで自分を慕ってくれたブッシュマンの子供たちが失望する様子をみて、勇気を出してアフリカンゾンビに突進するシーンは、ほんのちょっぴりほろっとさせられる)などを経て、道士様は最終兵器として、なんとブルース・リーの霊を呼び出してニカウさんに憑依させるという荒技に打って出るのだ。
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それからは、怪鳥音を轟かせたり、鼻を擦りあげたり、相手を踏みつけて悲しみの表情で絶叫したりなど、やりたい放題のニカウさんブルース・リー完コピ物真似芸が大爆発するのだが、相手が純朴なところにつけ込んで、こんなことばっかり無理矢理やらせるんじゃない!
キョンシーがアフリカの大地をぴょんぴょん跳ね回っている光景だけでも、もうお腹が一杯なのに、さらにダメ押しのようなニカウ・ドラゴンの登場。
カラハリ砂漠に出現したもう一人のブラック・ドラゴン。
アフロ忍者ことマーク・ヒックスがもしこの映画を観たら、果たしてどんな感想を漏らすのであろうか。

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2010/01/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |