ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【ドリームクラブ】をダシにして殆ど野球の話題

   ↑  2009/11/30 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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「はじめまして、魅杏です」
いやぁー、まさかこんなところでお逢いできるとは、光栄ですよ-。
「そんなこと思ってもいないくせに」
そんなことありませんて。さすがに現役時代の勇姿は見たことはないんですけれど、お噂はかねがね聞いておりますって!
「?」
歴代の記録を眺めていると、王、山本、水谷、若松なんて流れの中に、突然あなたの名前が出てきて微妙に脱力したもんですよ。
「何を言ってるのか、さっぱり分からないわ」
ポンセが関内で客引きやってるのを見かけたなんて言ってる奴が居ましたけど、あれですか?横浜大洋の選手は、契約が切れた後も日本に残って働く習慣でもあるんですか?
「……あたしは元大洋ホエールズのミヤーンじゃないっ!」
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え?ち、違うんですか?
「こんな店に入ってミヤーンが出てきたら怖いだろう!それにそんな古い選手の名前持ち出されても、殆どの人はついて来れないわっ!」
そ、それもそうですね。
「それにポンセが関内で客引きやってたって話も、ポンセに失礼だ!ポンセに似た怪しげな外国人なんか、神奈川県内だけでもごまんと居るわっ!」
いや、それってそっちのほうがポンセに失礼じゃ……。
「モデルをつかまえて、あんなひげ面オヤジ呼ばわりする方が、よっぽど失礼だわ」
あ、そう言えばね。僕、ある法則を発見したんですよ。
「法則?」
最近の横浜ベイスターズは、それこそ毎年のようにへっぽこ外国人を引っ張ってきますけど、それはその法則に沿ってないから、そんなことになるんです。
「そんな話、誰も興味無いと思うけど、念のため聞いてあげるわ。どんな法則?」
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横浜の外国人は、脱力系の名前だとみんな成功するんですよ!ミヤーン、シピン、ポンセ、パチョレック。ほら、脱力系の選手は、みんな凄い成績残してるでしょ!?
「…………」
逆に濁音の入った力強い名前の選手は、みんなろくな結果を残さないんですよ。ドスター、ズーバー、ベタンコート、ビグビー。ほら、濁音系の選手は、みんな期待はずれだったでしょ!?
「……お言葉ですけどね。じゃあブラッグスも結果を残さなかったと仰るんでしょうか?」
あ………。
「脱力系の名前はみんないい成績を残す?ポゾって、そんなに打ちまくりましたっけ?」
い、いや、あの……。
「もっと考えてから、もの言いなさいよ!」
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ま、まぁ中には例外もあるかもしれないけど、この法則は基本的に間違っていないと思うんだけどなあ。もし横浜が僕を渉外に雇ってくれるなら、この法則に基づいて横浜を再び優良外国人天国にしてあげるのに。
「名前だけを基準にされたら、ベイスターズもいい迷惑だわ」
もうマンコビッチなんて選手が居たら、喜んで獲ってきますよ!
「いっぺんヘソ噛んで死ね、お前は!」
ほ、ほんとにそんな奴が、昔オリオンズに来たことあるんだから、しょうがないじゃないですかぁ!登録名マニーとかでお茶を濁したようですけど。
「チームの編成を下ネタ基準で考えてどうする!?それ以前の問題として、ドリクラの見出し打っておきながら、中身は殆ど野球。それもニッチもニッチな話題ばかりでどうするの!?」
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あなたに出てこられて真っ先に思い浮かんだのが、ミヤーンのことなんだから、しょうがないじゃないですか。
「そんな連想するの、あなただけ!」
あんな変な打ち方で、どうして首位打者獲れたのかと思うと、もう不思議で不思議で。
「ミヤーンの話題から離れろ!」
分かりました。魅杏さんの話題に戻しましょう。
「まったく……。あたし、前世はきっと猫だったんじゃないかと思うの」
あ、それ、恐らく当たってますよ。なんたってファーストネームがフェリックスだし!
「だからミヤーンじゃねえっつってんだろう!」

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2009/11/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Armed and Dangerous】義賊ライオンハーツ

   ↑  2009/11/29 (日)  カテゴリー: XBOX
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俺たちは、義賊団ライオンハーツ!
モグラのジョーンジーは、俺の旧友で発破のエキスパート。
そのジョーンジーと一緒に牢獄にぶち込まれた時に出逢ったのがQ。ドロイドのクセして紅茶を愛する妙な奴だ。
レクサスは、もとは強大な魔法使いだったらしいが、今ではすっかり馬鹿になってしまっている。
そして俺はローマン。ライオンハーツのリーダーにして、このゲームの主人公。あんたらがコントローラーを通して操作するのがこの俺って寸法だ。
これに敵か味方か定かでないプロポーション抜群の美女が絡んでくれば、ある意味完璧なんだが、残念ながらこの世界では、女っ気に関しては期待しないでくれ。
今回、俺たちが狙うのは、”秩序の本”という名の魔道書。ところが、この世界を圧政する”キング”も、この魔道書をどうにかしようと、やっきになっている。
”キング”の軍隊を出し抜いて魔道書の力を解放させる。支配者に一泡吹かせるのが、義賊の役目ってもんだからな。
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ルーカスアーツが'03年にリリースした、サードパーソンシューティングの快作。
開発を担当したPlanet Moon Studiosは、あの傑作Giants: Citizen Kabutoを手がけたメーカー。近作は、聖夜を血で染めるPSPの血みどろシューターInfected。
舞台となるMilolaは東欧風の国。一見木訥そうな、そしてその実腹黒そうな人々が、農業や牧畜を営んで暮らす国だ。
だからこの世界では、あちこちを羊が呑気にうろうろしている。連中の役目は戦闘に巻き込まれること。
何せライオンハーツは三人で一個小隊なみの火力を誇っている。そんな奴らがどんぱちどんぱちやっているとこを、うろうろしている方が悪い。
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Armed & Dangerousは、ゲームとしてはごくありきたりのシューターだ。
一応背後にジョーンジーとQの二人が付き従い、黒白ボタンで簡単な指示を与えることもできるのだが、まあこの仲間への指示の要素はオマケみたいなもん。
二人は放っておけば勝手に弾をばら撒いてくれるので、STGのオプション程度のものだと思っておけば、間違いはないだろう。
登場する武器もありがちなものばかりだが、唯一”地鮫ガン”という愉快な武器がある。
これは地面の中を移動する人食い鮫を発射する武器で、鮫は地表に背びれだけを出しながら、勝手に移動して敵を探知し、バリバリと食いまくってくれるのだ。
もっとも、ぶっちゃけてしまうと、完全に見た目だけの武器で、敵が大量に出現したときは、およそ役立たずな存在になるが。
ジェットパックを手にいれると、俄然戦闘も楽しくなるのだが、残念なことにジェットパックが使用できるステージは限られていたりする。
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シューターとしては、平凡なArmed & Dangerousだけど、この作品の魅力は、ブラックユーモアがふんだんに詰め込まれたストーリーにあるのだ。
それも、ちょっぴりブラックなんてレベルじゃない。どことなくモンティパイソン的なテイストも感じさせるギャグが、これでもかと言わんばかりに挿入されていく。
俺も長いことゲームをやっているけど、いくら砂漠で遭難して飢えたとは言え、主人公の一行が無辜な民間人相手にカニバリズムに走るゲームなんて、このArmed & Dangerousくらいのもんじゃないだろうか。
いや、カニバリズムが示唆されたゲームは、そりゃ他にもあるけれど、よりによって主人公たち、しかも義賊がそんな行為に走るとは。
他にも死体ネタはちらほらあるし、中途、囚われた村人たちを救うミッションなんかでは、解放した村人を連れ回しているところが、まるで死体を引きずり回しているようにしか見えないのはご愛嬌。
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直接的なゴア描写があるわけじゃないけれど、まあ全編このノリでは、日本で本作が発売されるわけがなかっただろう。
そんなブラックなギャグ満載のお話なのに、なぜかエンディングはやたらと牧歌的なのが、これまたタチが悪い。
ゲームオリジナルであるライオンハーツ四人組は、とても魅力的なキャラクターなんだけど、残念ながらこの四人組が登場するゲームは、これ単発で終わってしまった。
本作に限らず、ルーカスアーツの非版権物のゲームは、やたらと割を食っている印象があるんだけど、気のせいかなぁ。

<アジア版 / 日本のXBOX、及びXBOX360本体で動作します>

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2009/11/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ウルティマオンライン】巨大七面鳥の感謝祭

   ↑  2009/11/28 (土)  カテゴリー: PCゲーム
ウルティマオンラインってのは、やはりあちら産のゲームでして、全シャード共通の大掛かりな季節イベントなどは、全てむこうの祝日なんかに準拠して行われます。
まあハロウィーンだのクリスマス(ハッピーホリデー)なんてのは、我々にとっても馴染み深いものですから、さほど違和感はありませんが、中には、あちらにとっては重要な行事だけど、我々にしてみれば何がなんだかさっぱり、なんて季節イベントもあったりするわけで。
感謝祭(サンクスギビングデー)なんてのは、その最たるもので、私なんかはせいぜい「一年を通して七面鳥が一番災難に遭う日」程度の認識しかありません。
今年のUO感謝祭イベントでも、どうやら七面鳥がらみのもの。最もブリタニアに元々七面鳥は棲息していませんでしたから、タウンクライヤーあたりからは、すっかり”謎の生物”呼ばわりされてるみたいですけど。
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話の種に一度くらいは、この七面鳥を狩ってみようということになりまして、お隣さんと店の常連さんと連れだって、七面鳥の出没ポイントに向かったわけです。
いずれも戦闘とは殆ど無縁なブリタニア生活を送る面々なのですが、まあ相手はたかが七面鳥です。
カベラスの狩猟ゲームシリーズなどでは、事実上スライム程度の扱いを受けている動物ですよ。
”時間内に何匹の七面鳥を狩れるかな?”そんなミニゲーム扱いされる程度の獲物。散弾銃ばんばんぶっ放しながら追いかけ回せば、ばたばたと倒れていく奴らです。
そんな軽い気持ちと装備で呑気にやって来た我々の前に現れたのは、ジャイアント・ターキーと名乗る体長5メートルほどの巨大な七面鳥。
ジャイアント・ターキー!日本語に訳せば、”巨大水の江滝子”ですよ。それはちょと怖いぞ。
しかしまあ、こちらはターキーはターキーでも、しょせんは七面鳥。なりがでかいと言っても、せいぜい肉が不味い程度のものだろうと、たかをくくって掛かっていったら、十数秒後には三人揃ってヒーラーの元に走っていくハメになってましたよ。こんなに強えなんて、聞いてねえよ!
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この巨大七面鳥。放っておけば全く無害な生きものなんだけど、怒らすと結構怖い。
さすがにこのまま帰るわけにはいかないので、何度も死にながら何とか頑張っていたら、ようやく倒せた!
このデカ七面鳥。倒すと何故か地図を落とす。これ、一体何の地図かというと、巣の在処の地図。……つくづく馬鹿な生きものですな、七面鳥ってのは。そんなの持参してうろつき回っているとは。
或いは地図がなければ自分の巣にも帰れないんでしょうか。いずれにしろ馬鹿なことに変わりはないですけど。
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地図を頼りにしばらく探し回ると、七面鳥の巣を発見。
卵を叩き割りながら、巣を探しまくると、”豊作の角”というアイテムを入手。クリックすると中から食べ物が湧いて出てくる不思議なアイテム。
おそらく感謝祭にまつわる伝統的なアイテムなんでしょうけど、我々にしてみりゃ「何これ?」なブツ。
これがお月見だの七夕なんて、我々に馴染み深い行事がらみであったら、子供だましなお団子もどきを貰っても、「うわああい、お団子だ。やったあ!」なんて無邪気に喜んでいるところなんでしょうけど、感謝祭と言われても連想するものといったらせいぜい、紳助が本番中若手芸人に「挨拶がねえぞ、こらあ」と脅しをかけている絵しか思い浮かばないしなあ。
まあこれで次の季節イベントは、いよいよクリスマス。今年のプレゼントは何なのか、今からわくわくが止みませんとも。

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2009/11/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fallout 3】五反田ピッツバーグ

   ↑  2009/11/25 (水)  カテゴリー: XBOX 360
ウェイストランドで奴隷商売を始めて、もう長いことになるが、どうしても気になることが一つある。
俺があちこちでスカウトした奴隷たち。あれは一体どこに送られているのであろうか?
このキャピタルウェイストランドを隅から隅までうろつき回っても、未だに山咲美花女王様に椅子にされている奴隷や、志摩紫光にふん縛られて歓喜にうち震えている奴隷の姿にお目に掛かったこともなければ、奴隷にした者から、「新しい自分を見つける事ができました。ありがとうございます」と感謝の手紙が送られてきたこともない。
どうやら奴隷たちは、キャピタルウェイストランドとは違う、どこか別の街に送られているみたいだ。
国中の奴隷が集結する、そんな五反田みたいな素敵な街。
俺も奴隷商人の端くれとして、一度くらいはその街の様子をのぞいてみるのもいいかもしれない。そして、もし”お試しライトM体験コース”なんてのがあるのならば、値段次第ではそれを試してみる価値もありそうだ。おい、どこかにナイタイないか?割引券、どっかに付いてないか?
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「誰でもいいから聞いてくれ。俺はワーナー、北部の街からやって来た。仲間の解放に協力してくれる者たちよ。貴重な情報を入手したぞ!頼む、助けてくれ!」
Pip-Boyが、そんな救いを求めるラジオ電波を受信したのは、俺がやっとの思いで手に入れたMAN-ZOKUウェイストランド版(表紙はモリアティ酒場のチェリー)を、隅から隅まで読んでいる時だった。
普通なら、そんなムサい男の声の援助要請など無視するところだが(どうしても助けて欲しければ、せめて宮田幸季みたいな声を出しやがれ!)、どうやらこの救いを求める声は、奴隷が送られる街に関係があることらしい。
さっそくその電波の発信源に赴くと、そこに居たのはワーナーと名乗る、スネーク・プリスキンのコスプレをした妙な野郎。
奴によると、奴隷が送られるのは、ここから遥か北西にあるThe Pitと言う街。かつてピッツバーグと呼ばれていたところだ。
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ピッツバーグに関することなら、俺も公文書館だか図書館だかで読んだことがある。
かつて鉄鋼業と、滅法強かったフットボールチームと、ゾンビ映画で栄えた街だ。怪獣が襲うのは東京、ゾンビが襲うのはピッツバーグ、トマトが襲うのはサンディエゴ。そんな不文律か映画界にはあったと、どこかで聞いたような憶えがある。
それがいつの間にか、”アメリカの五反田”と呼ばれるような街になっていたとは!……いや、まあこの時点では俺しかそう呼んでないけれど。
Pitに潜入するには奴隷の恰好をした方がいいとのワーナーのアドバイスに従って、さっそく大人のデパートM'sを探そうとする俺。
「いや、おい、奴隷の服なんてそこらで手に入れればいいだろ」
怪訝な顔をするワーナーだが、いい加減なことを言うな。いくらウェイストランドとは言え、そこらにボールギャグが落ちているなんてことは、さすがにねえよ!
「ボールギャグってなんの話だよ!?」
奴隷の恰好をするんじゃなかったのかよ!
「お前の言っていることは、訳がわかんねえ!」
……結局ワーナーの勧めに従って、そこらの死体から適当な服をかっぱいで着込む。
そして長い長い時間トロッコに揺られて、辿り着いた先は夢の街The Pit!
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……そこは奴隷として送られた人々が、街を支配するレイダー(ピッツバーグなのにレイダースとは、これ如何に!?)たちに強制重労働を強いられている、悪夢のような街だった。
過酷な環境で働かされ、少しでも反抗の素振りを見せれば、容赦なく射殺される奴隷たち。
俺がこの手で首輪をかけて送り込んだ人々は、こんな目に遭っていたのか。ああ、俺は何て取り返しのつかないことをしてしまったんだあ!……なんてことはこれっぽっちも思わず、むしろこの不況の時代に、彼らに職を斡旋できたことを誇らしく思いますとも!
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そう胸を張っていたら、いつの間にか俺も職を斡旋されてスチールヤードとかいう物騒な場所に送られた。
言われるがままにくず鉄を集めながら製鋼所とスチールヤードを往復していると、ご褒美に防毒マスクみたいなアイテムを貰う。
凄え。このマスクを被ると、まるで『血のバレンタイン』のつるはし殺人鬼みたいじゃないか。めちゃくちゃ気に入った、これ。ありがとう、エベレットさん!
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このままスチールヤードが崩落して生き埋めになった俺はトロッグの肉を食って生き延びる。やがて救助された俺は、病院を脱走して無差別殺戮の限りを尽くすと、こういう展開なんですね?
ええ、乾燥機に放り込んで干物にしちゃうのは、あのミディアってババアにしときます!
え、違う?それに例えあそこが崩落したとしても、わざわざ奴隷のお前なんか助けに行かない?そ、そんなぁ……。
じゃあ、せめてどっかでつるはしの一本も手に入りませんか?え、つるはしは出てこない?そ、そんなぁ。それっていくら何でも片手落ちって奴じゃないですかあ!

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2009/11/25 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

音楽【The Members - At The Chelsea Night Club】

   ↑  2009/11/22 (日)  カテゴリー: 音楽
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控え目なギターによる導入に和んでいると、突如力強く「You!」と名指しされる。
この名指しに、思わず「え、俺?」と反応してしうまう者にとって、このアルバム"At The Chelsea Night Club"のA面ラストを飾る名曲、"Solitary Confinement"は永遠のアンセムになるはずだ。
力強い「You!」の後に来るのは、”気の毒な子供”とか”藤山寛美が演じる丁稚”なんて表現がぴったりのルックスをしたニッキー・テスコのすっとぼけたヴォーカル。

The Membersは、'70年代の後半から活動を始めた英国のパンクバンド。
パンクとレゲエのナチュラルな融合に成功した、数少ないバンドでもあり、その唯一無二の個性的なサウンドと、日常の一場面を切り取ったかのような歌詞で人気を博した。
The Membersの曲で歌われるのは、特別な連中ではない、そこら中に居そうな、ごく普通の若者たちの日常の姿だ。
そんなありふれた若者たちの鬱屈や、不安や、退屈な毎日が、パンクとレゲエの混合サウンド(彼らがThe Clashと違うのは、特別構えることなく、レゲエをごく当たり前に自分たちの日常の音として取り込んでいる点だ)と、まるでイアン・デュリーの不肖の息子のような、ニッキー・テスコの表情豊かなヴォーカルによって語られる。
この彼らのファーストアルバムは、そんな彼らの絶頂時をまるまる塩化ビニールに収めた名盤。
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中でも白眉の"Solitary Confinement"。パンクロックの中で史上最高の曲を選べと言われたら、俺は迷うことなくこの曲を推すだろう。この曲は、後にNewtown Neuroticsが"Living With Unemployment"とタイトルを変えてカバーしている。

'80年代に入ってからの彼らは、次第に純粋なレゲエに傾倒していき、その唯一無二だったパンク&レゲエの混合サウンドは、徐々に個性を失っていった。
この流れは必然だったのか、あるいはその卓越したセンスが悪い方向に行ってしまったのか。
シングルヒットを何枚か出したものの、このファーストアルバムの頃のような輝きは既に無く、やがて'80年代の半ばに解散してしまう。

ところが最近になって、ニッキー・テスコが音頭を取り、突如再結成。シングル"International Financial Crisis"をリリース。このシングルは、iTunes storeなどでも手に入る筈。
パンクロックが、ひねた変わり者の為ではない、あなたやかつての俺のような、どこにでも居るような若者の為の音楽であるのならば、このThe Membersは、まさに最前線の、最強のパンクロックバンドだ。

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2009/11/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |