ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Overlord Ⅱ】魔王サマ互換復活ノ時

   ↑  2018/07/27 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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「魔王様、ずいぶんとご無沙汰でございます」
うん? 吾輩の登場もそんな久しぶりになるのか。
「いえ、魔王様もそうでございますが、このブログの更新もずいぶんと間が空いてしまっていたと……」
なんせ1ヶ月近くもサボっておったもんな。マメに更新することだけが取り柄だったブログなのにな、うはははは。
「そんな他人事のように……。身体でも壊したのかと心配してくださる方もいるのですぞ。いったいどうされたのです? そんなにご多忙だったのですか?」
うむ、ぶっちゃけるとな。最近地下アイドル界隈にはまってしまって、余暇のすべてをそっち方面にぶっこんでしまっているからだ。
「……魔王様、ずいぶんと意外な方向に舵を切りましたな」
自分でも驚いているわ。しかしな、吾輩の忠実な補佐官ナールよ。年をとればとるほど、新しいジャンルをがんがん開拓していくべきだぞ。そうもしないと心がどんどん硬化していく一方だからな。
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「新ジャンル開拓も結構ですが、このブログの主題であるビデオゲームの方もよろしくお願いいたしたいですな」
まぁそっちの方もぶっちゃけると、ゲーム機を置いてあるリビングのエアコンが、この猛暑の最中にぶっ壊れてしまってな。最近のハイエンドゲーム機って、もう暖房器具みたいなもんじゃん? 暑さが和らぐまで、電源すらめったに入れられないような状況でな。
「魔王様、一言申し上げると、リビングのテレビの脇にSwitchというゲーム機を置かれてますな? あれを持ち出せば、どこでも涼しい部屋でゲームがゆっくり遊べるわけで……」
……そういやそうだった。考えもしなかったな。
「あんたにSwitch、もったいないですな!」
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で、長々と前振りに字数を使ってしまったが、今日はいったい何なんだ?
「魔王様と我ら使い魔たちの八面六臂の大活躍を綴ったアクションストラテジーゲーム、『Overlord』シリーズの一作目と二作目のXbox360版が、ついにXbox Oneに互換いたしました」
おお、それはめでたい!
「一作目の『オーバーロード 魔王サマ復活ノ時』に関しましては、比較的新しい記事がありましたので、今回はその続編『OverlordⅡ』のことを、ぜひ魔王様御自らご紹介いただきたいと思いまして」
うむ、了解した。ま、一言で言うと、ありがちな続編だ。
「そういう身も蓋もない仰られ方をされますと、我々としても立つ瀬がないのですが……」
自らと忠実な使い魔たち、ミニオンの群れを操作して、立ちはだかる醜悪な人間やエルフどもを成敗していく基本線はそのままに、あらゆる面がパワーアップ、かつ煩雑化している。
「色んな要素を付け足すのは一長一短あるということですな」
一例を挙げると吾輩の本拠となる魔族の塔だな。これがもはや城と言っても過言ではないくらい前作と比べて大型化して、もう塔に帰るたびにどっちに行ったらいいのかワケが分からなくなって……。
「それは単に魔王様の物覚えが悪いだけではないでしょうか……」
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他にはミニオンどもが狼や蜘蛛に騎乗して戦力アップしたり、あ、そうそう、ミニオンを漕手に配置しての海戦モードはなかなか楽しかったぞ。エルフ連中の帆船と我々のガレー船、遠距離に火炎を放てる赤ミニオン軍団を甲板にずらりと並べた我ら魔族艦隊の圧勝だったな。あのクソいけ好かない環境保護主義者のエルフどもを、まとめて海の藻屑にしてやったわ。
「魔王様の威光の前では、エルフの青びょうたんなど、糸くずのようなものでございます」
それと楽しかったのは、人間どもを吾輩の魔力で従わせる奴隷化ビームだな。征服した街の住民を文句一つ言わせず強制労働させたうえで、連中の私有財産を略奪しまくるのは、実に魔王に生まれた甲斐があったというものだぞ。
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「その一方で、相変わらず女性には弱かったですな、魔王様は」
ナール、ああいう気の強い女を意のままに従わせてこそ、魔王冥利に尽きるというものだぞ。
「そういうセリフは実際に従わせてから言ってくだされ! 前作もこの続編も、あなた尻にひかれっぱなしだったでしょ!」
痴話沙汰を塔に持ち込んで、お前らの手まで煩わせて、ホントすまんかった! まぁ完全無欠な恐怖の魔王というのも何かと堅苦しすぎるから、その点は吾輩のチャームポイントとして捉えてほしいな。
「相変わらず勝手なことを……。まぁ魔王様のあらゆる無茶に応えることが、我ら使い魔たるミニオンの生まれついての使命ですからな」
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ゲームシステムはいろいろと煩雑になってしまったが、この魔王とミニオンたちの美しい主従関係という、このゲームきってのチャームポイントは不変だから、そこら辺をたっぷりと堪能するがよい。
「魔族の支配する魔族に優しい世界の実現のために、我らこれからも魔王様にぞんぶんに奉仕する次第でございます」
うむ。……ところで肝心なことなんだが、この『OverlordⅡ』って日本版出てたっけ?
「確か出ていなかったと……」
そうか。まぁそれについては、海外のパッケージ版を中古なりなんなりで頑張って探してくれ。
「Steam版も安く売ってますから、そちらもありですな。では魔王様、最後にバシッと一言締めてください」
よし、では行くぞ! タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー……。
「あ、やっぱいいです。それは秋葉原ツインボックスあたりで存分に叫んでくだされ」
ジャージャー!!
「だからいいっちゅうねん!」

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2018/07/27 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fable Heroes】バウアーストーンの露天人形劇

   ↑  2018/06/30 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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『FableⅡ Pub Games』もそうだったが、『Fable』シリーズから派生した小品は、まるでマーゴが怪しげな露天で売っている品のような、胡散臭さと『Fable』らしさに満ちている。
新たにXbox Oneに互換対応した、この怪しげな人形劇アクション『Fable Heroes』も、まさにそんなゲームだ。
坊ちゃん嬢ちゃん寄っといで。"英雄"にリーバーにハマーにルシエン、アルビオンのセレブリティたちがドタバタ活躍する人形劇の始まりだよ。
本人たちの許諾? もちろんそんなの取ってません(リーバーあたりは、そういうことにめちゃくちゃ煩そうだ)。
だいたい、こんな端切れと余ったボタンでぞんざいに作った人形に肖像権もクソもないって!
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と言うと、いかにもお子様向きの人形劇に思えるかもしれないが、すれて狡っ辛いアルビオン大道芸人の人形劇だ。この『Fable Heroes』も、本編に負けないくらい無情な人の世を描いている。
坊ちゃん嬢ちゃん、譲り合いの心なんて、この世の中ではなんの価値も持たないよ。転がってるコインは、他のプレイヤーを出し抜いて、とにかく先に奪い取れ。
例え相手がホストプレイヤーだろうが遠慮することはないよ。がつがつ欲を剥き出して、他人の上前を掠め取ろう。
遠慮がちにプレイして、後で困るのは持ちキャラをパワーアップさせるすごろくパートでの自分なんだからね。
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コイン以上にシビアになんなきゃいけないのは、体力回復のハートだ。
この人形劇での体力回復手段は、道中でランダムに手に入るこのハートただ一つのみ。
じゃあ一番体力が減っている仲間に優先して渡すべきですねって? なぁに、仲間がくたばっていたって心配することはない。
この人形劇では、例え体力が尽きて幽霊状態になっても、ノーマルモードなら敵をそのまま攻撃することができる。ただし幽霊のままでは、コインの回収だけはできない。
つまり……、自分以外が全員幽霊だったら、コインは独占状態ってことじゃないか!
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『Castle Crashers』のような、協力型ベルトスクロールアクションに見えるかもしれない『Fable Heroes』だが、その手応えはCo-op系アクションゲームとは、だいぶ違う。
実際の趣は、まるで『あつまれ!ピニャータ ~レッツ☆パーティー~』のような、どんちゃか系パーティーゲーム。なんか例えに出すゲームがこれしか思い浮かばなかったが、実際にそうなんだからしかたない。
冒険劇とは名ばかりの、コイン早い者勝ち争奪戦の道中の最後に待つのは、通常のボス戦の他に、トロッコレースやボートレース、にわとりサッカーに、まるでジャレコの『ぶたさん』を思わせる爆弾サバイバルゲーム。
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手の込んだポップジオラマ風の美しいビジュアルに、心を浮き浮きさせる素敵な音楽。
それらをバックに進行する、どんちゃかコイン争奪パーティーを締めくくるのは、なんとクレジットロールがそのままアクティブなプレイフィールドになったステージ。
アートワーク担当は豪邸。プログラマーは貧民街。テスターは労働改善を求めるデモ隊。思わせぶりな背景の前に浮かぶスタッフの名前は、片っ端から攻撃可能だ。
そして表面で一番最後に待ち受けるラスボスは、『Fabel』世界では一番虐げられたあいつ。さんざん蹴っ飛ばしたりして、ホント悪かった!
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ラスボス撃破の後は、人形劇風の枠に流れるフルスタッフロール。その枠の一番上を見てみると、そこには「バーナム・ジュニアのパペットショー」の文字が。……バーナムと言えば『Fable2』のスゴすばらしい写真師。あのおっさんに息子が居たのか!
『Fable Heroes』は、そんなアルビオンの由緒正しい人物による、楽しくもインチキ臭い人形劇。飴を買わん子はあっちに行った!
ベルトスクロールアクションとしての完成度よりも、『Fable』の市場の隅っこにある屋台らしさを優先したその姿勢を、オレは断然支持するね!

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2018/06/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Saints Row】ワルノリ伝説の始まり

   ↑  2018/06/16 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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立川にいられなくなった。元はと言えばセンパイが悪いからだ。
「おい、ちょっとこれ洗車してこい」
女の前でかっこつけてオレにタントカスタムのキーを投げてよこしたのが、すべての間違いの始まりだ。
オレ、バックあんまりうまくねえ。
狭い路地で切り返そうとして、後ろをろくに見ずアバウトに下がったらガガガガガガガッ!!! 塀に思いっきり擦っちまった。
ごまかそうにもナイトシャドーパープルのボディだ。しかも一番ヒデえところは塗装面だけじゃなく下地の方までがっつり傷ついている。
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しかもこのタントカスタム、センパイはまだローンの一回目を払ったばっかだ。
ヤベえ、殺される。なんつったってセンパイはナポリタンに箸を付けたってだけで、ブチ切れてコンビニのガラスにマグボトル投げつけたくらいアブナイ人だ。
このままタントカスタム返したら、どんな目に遭うかわかりゃしねえ。
「ちょっとワイルドな洗車してきました」っつうのはどうかな? いや、ムリだ。やっぱり逃げるしかねえ。
だけど逃げるっつっても埼玉や栃木あたりじゃ、まだ安心できねえ。
なんつったってセンパイは5年前のオートバックス店員の態度に、いまだぐちぐち文句言ってるくらい執念深いやつだ。
どっかセンパイが追ってこれないような場所。
そうだ、海外だ。どうせセンパイはパスポートのとり方すらわかりゃしねえ。
オレは有り金をひっかき集めてパスポートを引っ掴み、とるもとりあえずアメリカ行きの飛行機に乗り込んだ。
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わけも分からず辿り着いたのはスティルウォーターという街だった。
来るなりいきなりヒデえ目に遭った。
オレは今まで立川が世界で一番ヤベえ街だと思っていたけど、ここはヤベえとかそれどころじゃねえ。
真っ昼間の街なかでカラフルなヤンキーどもが、いきなり大喧嘩おっ始めてやがんだ。
しかもスネ蹴り合ってるようなレベルじゃねえ。いきなりピストルとかサブマシンガンとか持ち出してドンパチやってんだよ。
死んじゃってるって! ヤバイって! おい、オレは関係ないって! 見てただけだって! ゴメン、許して撃たないで! タントはちゃんと修理して返します!
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……助けてくれたのは、その場に新たに殴り込んできた別のヤンキーたちだった。
カラーギャングっつうの? ココらへんの不良はみんなグループごとに色で固めてるんだけど、そいつらは紫をトレードカラーにしてた。サードストリート・セインツってやつらだ。
「危ないところをありがとうございました。あなたたちは命の恩人です。ではボクはこれで」
さっさと立ち去りたいところだったが、そうもいかなくなった。人手が足りないからオレたちの仲間になれと。
タント擦っただけで逃げてきたオレが、こんな銃持ったシャレにならないやつらの勧誘を断れるわけねえだろ!!
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リーダーのジュリアスはまあまあ話が通じるやつなんだけど、幹部のジョニー・ギャットってのが、ちょっとヤバすぎる。センパイの比じゃねえ。
こんなニキビ潰すよりも簡単に人を殺せるような連中と付き合ってかなくちゃなんないのかと思うと頭が痛い。
それに昼間はパチ屋に並んで夜はデリの運転手だけやってりゃよかった立川時代と違って、こっちはホント忙しい。
クスリの売人の面倒みたり、クルマ盗んできたり、あとは売春の斡旋とか、休む暇もありゃしねえ。みんな勤勉に働くのが嫌だから不良やってんじゃないのかよ!?
それと風俗嬢の勧誘。そんなもん「♪バーニラっ、バニラバーニラっ」ってトラック走りゃせりゃいいじゃねえかってジュリアスたちに言ったんだけど、みんな怪訝な顔しやがった。
それにこんな勧誘ひとつとったって命がけなんだよ。とにかく幹部からチンピラやケチなポン引きに至るまで、みんなカジュアルに銃を抜きすぎだっつうの!
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だからギャング同士の抗争となると、もう戦争みたいなもんで、オレも最初は気合い入れてバット持ってったら、デックスのやつ……、あ、デックスってのはセインツの比較的気のいい仲間な。そいつに「お前、それで大丈夫かよ?」って心配されちゃったよ。全然大丈夫じゃなかったよ!
ここじゃクルマをパチるときですら銃がデフォでさ。ほら『Grand Theft Auto』なんかじゃ一般市民からクルマを奪うときは、無理やり引きずり出したりすんじゃん?
こっちじゃ強奪のYボタン押したら、ドアこじ開けて問答無用で運転手の頭目掛けてピストルパーンだよ!?
ちょっと奥さん大丈夫っすか!? オレ、そんなつもりじゃなかったんですよ、ちょっとクルマ借りようとしただけで!
悪いのは『GTA』との差別化を狙ってワルノリしてるVolitionなんすよ!
とにかく逃げなきゃ。……おい、助手席にガキがいるよ! 誘拐!? ま、結果的に実際そうだけどよ、こういうのまで嬉しそうにゲームシステムに組み込むんじゃねえよ!
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とことん下品でワルノリしている『GTA』クローン。この『セインツ・ロウ』が最初にリリースされたときの印象は、その程度のもんだった。
本家と比較しての大きなセールスポイントはオリジナルキャラクターのメイキングくらいのもんだったけど、まさかそれがシリーズを重ねるごとにワルノリを上積みして、立川のへたれヤンキーがアメリカ合衆国大統領まで上り詰めてしまいにはエイリアンの侵略から地球を救う伝説にまでなるとは、この第1作目が出たときは考えもしなかった。
おめえは将来全世界のリーダーになるって? なにワケのわかんねえこと言ってんだ!
今のオレはとにかくセンパイに顔の形が変わるくらいまで殴られても構わねえから、あのお花畑のような立川に帰りたいだけだっつうの!!!!!

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2018/06/16 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Battlefield 1943】ガダルカナルはリゾートアイランド

   ↑  2018/05/27 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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ガダルカナル、ウェーク島、そして硫黄島。水木しげるのマンガの悲惨な情景が思い浮かぶ、凄絶な歴史の舞台だ。
しかしここは名前は同じだが、そんな悲劇的な戦史とはミリともリンクしていない南の楽園。
部隊には一〇〇式機関短銃が景気よく配備され、コルセアはゼロ戦と互角に旋回戦を繰り広げ、そしてチハたんがシャーマンと正面からド突きあいを演じられるファンタージーワールド。
糧食の心配も必要ない。ポテチ、冷やし中華、メロンパン、あらかじめコンビニできちんと調達しておけ。
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『Battlefield 1943』のガダルカナルは、オレにとってリバティーシティやバイスシティ以上のクルマ泥棒天国だ。
ジープのハンドルを握り、荒れ道の海岸沿いワインディングロードを突っ走って向かう先は敵陣地。
ガレージに不用心にも無施錠のまま鎮座しているのは九七式中戦車だ。悪い、ちょっと借りてくぜ。壊すまで大事に乗るから心配すんな!
南洋のグランド・セフト・オートにとって、もっとも美味しいシチュエーションは修理中の敵戦車だ。
コキコキやってるところに、こっそり忍び寄って、頃合いを見計らって操縦席にライドオン。
オレのために戦車を直してくれてありがとう! これはほんのお礼の気持ち。バックギア、ぶちぶちぶちっ! 戦車の頼もしい重さを全身で感じてくれ!
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シンプルなクイックマッチのみのアクセス。わずか3つだけのマップ(のちにエースパイロット様隔離用の制空権モードが追加されたが)。既存の『Battlefield』を徹底的にシェイプさせたその先には、程良いマンネリ感に包まれた南太平洋のパラダイスが待っていた。
リゾートビーチでは人々の時間の過ごし方も思い思いだ。
狙撃銃を抱えて見張り台から降りてこないやつ、ジープで海岸通りを流しまわっているやつ、爆撃司令室の前に居座って動かないやつ、日本刀振り上げて意味もなく走り回ってるやつ、そもそもスタート地点の空母から動かないやつ(とっととトイレから帰ってこい!)。
狭い島だからみんなのリゾートスタイルも一目瞭然だ。それに目くじら立てることもない。
ただし、さっきから飛行機キープして地上に降りてこないエースパイロット様だけは話が別だ。それはオレの拠点間ショートカット用タクシーだっちゅうの!
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青い空に白い雲。空に負けないくらい青い海に白い砂浜。ガダルカナルいいとこ一度はおいで。
中央の尾根に両軍の兵士が群がり、戦車がそれに続き、ジープは坂を登りきれずにエンストし、上空では戦闘機が無意味に飛び回り、そして油断していれば後方の飛行場や前哨基地の色がひっくり返る。
何百、何千と繰り返されてきた、見慣れたという言葉にも苔がむすほどのお馴染みの光景。
でもオレたちは飽きない。マンネリは感じているけど、でもマンネリもいいもんだなって思ってたりもする。
さもなきゃいくら互換対応になったばかりだといって、10年も昔の古いゲームが、ここまで賑わっている理由が説明つかない。
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摺鉢山から転げ落ちる戦車、ウェーク島の内湾で操縦者のログアウトごと頓挫する上陸用舟艇、爆撃指揮所から出てきたとたんスパナで頭をスコーン、敵基地に乗り込んで飛行機に爆弾をセット、そして何度やっても脳汁が漏れる戦車砲で飛行機撃墜。
10年前から変わらぬルーチンワーク。だけど南国リゾートって、この世のトレンドからもっとも離れた場所のはずだろ?
太陽の下チェアに寝っ転がる、いつものビーチ作法みたいに、オレたちは上陸用舟艇に飛び乗ってとりあえず美しい島に駆け出し旗の下に集う。
生き物のように時間と共に姿を変えるオンラインゲーム群にあって、この南の島々は生まれたときから、ありのままの姿をほぼ保つ、貴重な手つかずの楽園なのだから。

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2018/05/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Marlow Briggs and the Mask of the Death】マーローブリッグスと死のマスク

   ↑  2018/04/27 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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マーロー・ブリッグスはちょっと粗忽なマッチョガイ。
そのファンキーすぎる性格はなにかと面倒呼び込むぞと思ったら、オープニングムービー早々グサッと刺されてご昇天。
しかし彼の命を奪った古代マヤの秘宝ククルカンの鎌には、死のマスクの装飾と共にいにしえのテップ王の魂が封じ込まれていた。
開発の名の下にマヤの都市遺跡を破壊せんとする悪の中華企業に対抗するために、テップ王はマーローの命を蘇らせ、その身体に古代戦士の能力をペーストして送り出すのであった。
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なんだかワケのわかんない古代の王様の傀儡となってしまったマーローだったが、彼にも中華企業に囚われた考古学者の彼女を救う名分がある。
Xボタンで通常攻撃、Yボタンで強攻撃、Aボタンでジャンプ。その3つの組み合わせで発動する各種コンボ。
道中に群がる敵をこいつでなぎ倒し、所々では土台を移動させたりスイッチを回したりするアクションパズルで進路を切り拓く。
なんのひねりもないド直球なスラッシュ系アクションアドベンチャーの様式にフックをもたらせているのは、徹底的なB級映画ノリ。
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80年代封切り館のローテーション穴埋め(二番館以降はメイン映画の添え物)を経て、90年代にはゴールデンタイムの洋画劇場をすっ飛ばして、2時のロードショーに直行するようなアクションムービーのテンションを、ゲームならではの過剰なローラーコースター演出でさらにこってりと味付け。
幕間にも豪奢なCGムービーがあるわけじゃないが、代わりに静止画とラウンドカメラを使った、ちょっと不思議な味わいの一幕がB級感をさらに後押しする。
そして古代王のくせして妙にくだけて冗談好きなテップ王と、古代戦士の魂を受け継いでもファンキーな性分だけはそのままなマーローの軽妙な掛け合いは、バディムービーの王道。
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発売時(2013年)はXbox Liveアーケードの規模に収まってしまったが、ゼロ年代ならばパッケージゲームとして堂々と通用するボリューム。
ただしアクションにアクションを接ぐ一本調子なテンポが災いしてか、後半はかなり蛇足な(水増し的な)ステージが目立ったりもする。
もっと全体のボリュームを絞れば、この徹底追尾B級なテンションとリズムが、スケール面でもさらに引き締まって程よく収まったんではないだろうか。
『マーロー・ブリッグスと死のマスク』という日本語題がついているが、中身は未ローカライズ。
タイトルやエンディングの展開も含めて、いかにも続編を予定しているような雰囲気をアピールしているが、まあそうほのめかすだけで結局次作が出なかったとしても、それはそれでB級アクション映画的ではあるよね。

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2018/04/27 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |