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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Among The Sleep -Enhanced Edition-】

   ↑  2020/03/24 (火)  カテゴリー: Switch
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ちわっす、オレ幼児! ようやくよちよち歩きも卒業できたばかりの2歳。
泣いて笑ってうんこたれて、本能の赴くままに生きているジェネレーションだ。
あいつら学校行かなくてもいいし、むずかればすぐミルクがおりてきやがると10代のジジイババアどもはオレたちのことを羨むけど、いやいやそう言ったってオレたちなりの気苦労はあるんだぜ。
いま大きな問題になってんのは、泣くと反町のPOISON強制的に聴かされることだな。
何を真に受けたのか知んねえけど、そんなもんを幼児期に刷り込むんじゃねえよ!
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それから強制的な引きこもり生活になるから友だちがなかなかできねえ。
今んとこ友だちって言えるのは、ブサイクなクマのぬいぐるみだ。
よく友だちは選べって言うけど、オレたちの場合それはプレゼントに依存するから元々選択の余地はねえんだよ。
でもなんたってオレたち幼児にとって一番の問題ごとは、やっぱりほったらかしにされることだな。うっかりすると命に関わるだろ、それって。
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オレがいま置かれているのは、まさにそんなシチュエーション。シングルマザーの母ちゃんがさっきからどこにも見当たらねえ!
とりあえず洗濯機にぶち込まれていた友だちのティディベアを救い出して、どうにか自力でこの事態をなんとかしなくちゃなんない。
だけどオレはまだ幼児。できることには限りがある。
ついこの間までよちよち歩きしていた身だ。歩くスピードなんてたかが知れている。走る!? ムリ言ってんじゃねえ!
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まあ立つのを諦めてはいはいすれば、それなりの速さで移動できるが、その場合はもともと低い視界がさらに低くなる。
それからあんたたちはドアノブを開けるのを簡単に考えてるようだが、こちとらそうはいかねえ、手が届かねえんだよ!
そんな幼児に優しいのはタンスだ。下から順々に引き出しを開けていけば簡易階段のいっちょう出来上がり。
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住み慣れたはずのいつもの家でさえ幼児の独り身になると大冒険なのに、世界はどんどん歪んでいってホラーの様相を呈してきやがる。
いやいやいやいやムリだって! 大人でも持て余すって、こんなシチュエーション!
それをまだ2歳のオレにどうこうさせようなんてな。マズいだろ、井戸の底覗き込まなきゃなんないとか! 幼児と井戸、その組み合わせめちゃくちゃヤバいっしょ!
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歪む世界、不吉なノイズ、どう考えても情操教育に悪いのに、さらに進んだ先にはめっちゃ怖いクリーチャーに追いかけ回される展開が待っている。
いやいやいやオレ鬼ごっことかまだ早いから! もちろん幼児のオレに反撃できる術なんかあるはずもなく、とにかくひたすらはいはいで逃げ回っては狭いところに身を潜めてやり過ごすしかない。
幼児得意の泣き叫びすら封じられた世界を彷徨って、キーアイテムの母ちゃんとの思い出をかき集めて戻るぞ、元の平和なお家に! ……って、あんまり平和でもなかったようだけどな。
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ありがちなホラー演出も幼児の低い視線からだと、ちょっぴり新鮮に映る。
正味2時間ほどのボリュームは、シンプルなシステムに緊張感を持たせるには程よい長さ。
込められたテーマもゲームシステム同様これまた分かりやすい幼児が主役の短編ホラーADV『Among The Sleep』。
コンソール機での国内発売は、今のところこのSwitch版のみ。児相の代わりにどうかオレを操作して手助けしてやってくれ。

この記事に含まれるtag : ホラー 

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2020/03/24 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Agent A - 偽装のパズル】テンポの良いパズルスパイ劇

   ↑  2020/03/15 (日)  カテゴリー: Switch
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脱出ゲーム(Escape The Room)というジャンルが生まれ定着していったのは2000年代の初め頃だが、この古株のゲーマーにとっては懐かしくプリミティブなアドベンチャーゲームにしか見えないゲーム群の新たなジャンル定義化に、オレは当時かなり奇異な印象を抱いていた。
申し訳程度のバックグラウンドやストーリーの下に、パズル的なタスクのクリアを積み重ねて閉鎖された環境からの脱出を目指す。
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システム同様にビジュアルも極めて簡素で情報量を抑制しており、それはハードの表現力が急成長するのと足並みを合わせてどんどん肥大化していったアドベンチャーゲームのメイン潮流に対する、先祖返り化によるアンチテーゼの一種だったのかもしれない。
まるでプログレッシブロックの全盛に反発したパンクムーブメントのような……、って一瞬思ったけど、この例えはなんか違うような気もする。忘れてくれい。
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ともあれそのシンプルな表現が勃興しつつあったモバイル通信機と絶妙な親和性をみせたことから、たちまちのうちにジャンルとして定着した脱出ゲーム。
スマホゲーム時代の現在にさらなる隆盛を極めてはいるが、しかしスマホの性能の向上と共にストーリーやビジュアル、情報量、そしてシステムなどがやたらと肥大化、あるいは複雑化したものも増えてきて、それがシンプルを旨とした同ジャンルの基本からどんどん乖離していっているようで、まさに歴史は繰り返すを見る思いだ。
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Nintendo Switchなど各ハードで発売されている『Agent A - 偽装のパズル』も、この脱出ゲームの一種。
プレイヤーの立場は腕利きのスパイ、エージェントA。
同僚を次々と手にかけてゆく敵方の凄腕エージェント、ルビー・ラ・ルージュを追い詰めるのが今回のミッション。
007シリーズを彷彿とさせる設定だが、脱出ゲームの常としてピアース・ブロスナンやダニエル・クレイグのようなアクションを要求される恐れは一切ない。
開始早々仕掛けだらけなルビーのアジトに拘束状態となり、あとは目の前のシチュエーションから次に移るためにパズルパズルパズル謎解きの連続。
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付随するストーリーがだんだんと凝ってきて、脱出ゲームの本分との噛み合わせがぎくしゃくとしがちな作品が多い中にあって、『Agent A』はその辺りのバランスが優れている一作だ。
ビジュアルは嫌味がなく、後半に行くにつれて歯ごたえを増すパズルもやり応えがある。
なにより謎解き部分とストーリーの繋がりの見せ方が非常にスムーズでテンポがよい。
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チャプター区切りの程よいボリューム配分も相まって、パズルに長々と足止めを喰らわない限りは、オープニングからラストまでリズミカルにゲームを進めてゆくことができるだろう。
ルビーとの丁々発止のやり取りは全5章仕立て。
オリジナルのスマートフォン版は、この5章が間隔をおいて順次配信され、チャプターごとに購入するシステムだったらしいが、据え置きゲーム機、及びPC版は5章すべてをパッケージングして販売されている。

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2020/03/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【うごくジグソーパズル 美しき女性】

   ↑  2020/02/22 (土)  カテゴリー: Switch
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既存画像を使用したジグソーパズルビデオゲームなんてのは、臆面もなく商業ベースでリリースしているところは後をたたないわけで、任天堂ブランドのゲームから素性の分からないモバイルゲームの移植までがごっちゃになり混沌を極めているSwitchのストアにも登場している。
こういう安直なゲームを出しているのは、どうせド●スだろ! ……と決めつけていたら違いました。疑ってすみませんでした。
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レイニーフロッグがSwitchでリリースしているジグソーパズルゲームは計3作。
『うごくジグソーパズル 日本の風景コレクション』『うごくジグソーパズル 美しき女性』『うごくジグソーパズル 野生動物』と、まぁタイトルそのまんまの内容だ。
静止画ではなく動画を使っているのがビデオゲームならではのフックだが、しかし動画パズル自体が初代PSやセガサターン時代からさんざん使い古されてきたジャンル。
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それでもPSサターン時代の動画パズルはグラドルとタイアップするなどして、それなりのひと手間が加えられてはきた。
対してこの『うごくジグソーパズル 美しき女性』は、PIXTAの動画素材をそのまま使用しているお手軽っぷりだ。
これがドラ●が出していたならば、「お前らいいかげんにしろ!」と拳を振り上げるところだが、レイニーフロッグとなると「まー安直は安直だけど、ジグソーってなんだかんだで遊べちゃうよな……」と、もやっとしながらも許容してしまうのであった。
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ジグソーパズルのビデオゲームとしては、一番肝心なピース移動のレスポンスも悪くないし、Switchならではの気軽なローカルマルチプレイで、みんなでわいわいしながらパズルを組み立てるのは、なんだかんだで楽しい。
一方でオンラインでのマルチプレイは未対応。
ピース数の上下で難易度をチョイスできるのは、ジグソーパズルビデオゲームではお馴染みのレベル調整だが、240ピースを超えると、ぶっちゃけSwitchの携帯モードでは、ピースが豆粒のようになって実質的にプレイは厳しいかも。

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2020/02/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【パスパルトゥー: アーティストの描いた夢】芸術の効率化

   ↑  2019/12/13 (金)  カテゴリー: Switch
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こんなご時世、なにかを名乗るは非常に簡単だ。
極端な話、Twitterのプロフィール欄に"作家"とか"准教授"と記載するだけで、おのれの立場を称することができる。
しかしなんかやらかしてお上に捕まったとき、その実態は冷徹に問われることになる。
報道で自分の名前のあとに"自称"という文字がつくかつかないか、それを分けるのはその名乗りで実際に生計をきちんと立てているかの事実だけだ。
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オレは画家。なんと言われようと画家。
粗末なガレージにアトリエを構える身ではあるが、そこで描いた絵を道端に並べ販売してご飯を食べている。
世間的には無名かもしれないが、しかしここは芸術の街。路傍の名も知れぬ才能に目を留めて、お金を惜しまず払ってくれる正しきパトロンたちには事欠かない。
簡易お絵かきツールにこれまた簡素な絵の売買システムを加え、それを人形劇風のビジュアルであしらった『パスパルトゥー: アーティストの描いた夢』は、スウェーデンの独立メーカーが送り出した小品。
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アトリエの中のイーゼルをタップすれば、即座に広がるのはお絵かきツール。
ここで重宝するのはSwitchのタッチスクリーンだ。色を選択し筆の太さを調節したら、絵筆と化した指先を白いキャンバスに踊らせて、思うがまま好きな絵を描こう。
ペイントツールとしては必要最小限のものだが、このゲームで肝心なのは職業絵描きの気分を味わうことなのだ。まさかここで本格的な機能を求める人はいないだろう。
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そこで仕上がった作品は、やがてシビアな批評に晒されることになる。
人様が苦労して描きあげた絵を一瞥して、「これはカスに等しいぜ!」と捨て台詞を残して去っていく客。
お前の毛を全部むしって絵筆にしてやろうか! そう言い返したい衝動にも駆られるが、それを打ち消してくれるのは、称賛の言葉と共に作品にお金を払ってくれる目の肥えたお客様たちの存在だ。
ありがとう! あなたたちの正しい審美眼のおかげで、オレは家賃を払えてパンを買って確定申告のときに堂々と画家と名乗れます!
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『パスパルトゥー』の世界は画家を夢見るあらゆる者に優しい。
中学高校での美術の成績が常に1~2だったオレの作品も、この世界では正しく評価してくれる。間違ってたのはあの美術教師どもだ!
ちなみにここで描いた絵をいっぺん試しにTwitterにあげてみたことがあったが、失笑の意味以外の何ものでもない"いいね"がポコポコつくだけだった。
あの絵、ゲームの中では「巧みな芸術品だ!」と絶賛されて50ゴールドで売れたわ。節穴なのはフォロワーの目のほうだ!
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だがそうやって絵を描くことが職業となってくると、やがてひとつの深刻な問題に行き当たる。
人間、好きなことや趣味には情熱や手間暇を惜しまないが、しかし仕事となると途端に手を抜いたり労力を惜しむ性質がある。少なくともオレはそうだ。
最初のうちはそれなりに力を込めて描いていた絵も、やがて何枚目ともなると、もっと楽して稼げないかという邪な気持ちが勝ってくる。
かくしてどんどん手抜きの傾向が強まっていくオレの作品。
いいんだよ、これはアレだよ、その、抽象画ってやつだよ! 美術の中でも高度なもんなんだよ! キュビスムだかシュプレマティスムだか、とにかくそんなの。
ロッテ-広島交流戦のときのマツダズムズムスタジアムの景色を描いたの。芸術だからバカには分かんねえんだよ!
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そんな最低限込めていた意匠すらも、やがて何十枚目ともなると影も形もなくなってくる。
とにかく効率化を優先させて、線を数本引っ張っただけでアトリエに並べられる絵の数々。
それでも称賛と共に売れていく絵があるのだから芸術とは恐ろしい。最初の反応がイマイチな絵は、並べて10秒で即座にゴミ箱に廃棄。そして線を数本描き殴った新作をすぐ補充。うちの絵は回転寿司より新鮮だよ!
しまいにはタイトルをちゃんと付けることすら面倒くさくなって、"あああ"とか"めめめ"とかいい加減な題名のオンパレード。
さあ、オレの最新作、通算10枚目の"あああ"だよ! 「挑発的でショッキングだぜ! 買った!」 毎度ぉ!
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他の人のプレイレビューなんかを読んでみると、みんなけっこうマジメに絵を描いているみたいで、もしかしてこのゲーム、Not for meってやつなんじゃないかと思えてきたりもするが、いいや、たとえ芸術といえど、資本主義社会の中でそれを職業とすれば大切なのは労働効率。
1時間の手間暇かけて描いた絵と10秒で描き殴った絵。同じ値段で売れるなら、そりゃあ進む道は断然後者だろう!
え、もしかしてホントにNot for me? いいんだよ楽しけりゃ!!

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2019/12/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【進化のひみつ】Sparkle 2 Evo

   ↑  2018/06/06 (水)  カテゴリー: Switch
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おす、オレ微生物! だからあんまり難しいこと分かんね。
なんのために生きているとか、この生の中でなにを為すべきだとか、懲戒請求とはなんぞやとか、そういうこと考えらんねえから。
だから生き延びるために生きてるし、請求出せって言われたらなんとなく送っちゃう。
目の前にあるもん適当に食っていれば、とりあえず生きていけるし、だから適当にばくばくやって漠然と成長している。
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まぁ食道楽なんてのとは100%縁のないような行為だし、ぶっちゃけ腹が特に減ってるわけでもないんだけど、まぁ強いて例えるならビニールのパッキンを端からプチプチ潰していくような感覚かな。
みんなもそういう無為なことを、ただダラダラとやりたくなるようなときがあるだろ?
それがずっと続いているのがオレの人生だ。……人じゃねえから人生ってのはちょっと違うか。微生生。それって意味分かんねえような、なんか哲学的なような、とにかくワケ分かんね!
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目の前にうじゃうじゃあるエサ、……まぁオレよりちっちゃい微生物なんだけど、赤、青、緑の三色あるけど、どの色を食ったらどうだってのが特にあるわけじゃね。
だから目についたもんを適当に食ったり食わなかったりしてる。フィーリングだな。♪ Feelings Nothing More Than Feelings。……カラオケに行ったときに歌うのは、もっぱらハイ・ファイ・セットのバージョンだ。
まぁ中には「オレは意地でも赤しか食わねえ!」とか「緑ばっか食ったほうが効率がいい」とか言うやつもいるだろうけど、そういう連中はおおむね微生物向かねえな。
オレたちの微生生って、メリットやらデメリットやら深く考えるもんじゃねえだろ!
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ま、どの色を多く摂取したかによって、オレたちの外見は大きく枝分かれするみたいだけど、別にパリコレ目指してるわけじゃねえんだからルックスのこと気にしてもしょうがねえだろ。
見栄えうんぬんなら、オレたち個々がどうのこうのじゃなく、トータルのそれだな。
どっかの川の水をすくってきてパレットに垂らし、そこに様々な色の溶液を流し込んで顕微鏡で覗いたようなビジュアル。
それがこのゲームの一番のウリっちゃウリだな。
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オリジナルのタイトルは『Sparkle 2 Evo』。実は2011年リリースのかなり古めなゲームなんだけど、それがなんでまた今になって唐突にSwitchで出ることになったのかは、オレ微生物だからこれまたよく分かんね。
PSPなんかで出ていた『flOw』に代表される、"生物の進化をアートっぽく表現したように見えるけど、実はそれほど深い意味があるわけじゃない"系のゲーム。
そんなニッチなテーマがそれなりにジャンルを形成してるのが驚きだけど、まぁそれ系の中ではビジュアルや音楽に際立ったものがあることは確かだ。
ゲーム性? だからそんなことすぐ口に出すようなやつは、そもそも微生物に向いてねえっちゅうの。
とにかく適当に食ってぼんやりとステージ進めて、最後は釜揚げしらすのパッケージに紛れ込んでいるようなワケのわからない生き物を目指して、頑張らない程度に頑張るぜ。

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2018/06/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |