ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Wolfenstein: The New Order】永遠の対ナチ闘争

   ↑  2017/01/18 (水)  カテゴリー: XBOX ONE
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そいつの名はB.J.ブラスコヴィッチ。でもみんな面倒くさいからブラスコって呼ぶ。
古びた城に潜入しろって命じられたのがすべての始まりだった。それからもうかれこれ四半世紀以上、ナチスとの孤独な戦いをずっと続けている。
国家主義が世界規模で吹き上がっているご時世、ナチスってのは以前よりもデリケートなキーワードになってしまっているが、でもこの場合はみんなが大好きなナチス。
と言うとかなり語弊があるが、まあ要するに残虐で人間性のカケラもなく、仰々しい建築や芸術を好んで、鼻っ柱が高くぶっ殺してもなんの痛痒も感じない、完全無欠の悪役としてのアイコンだ。
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そいつらがオカルトや超科学に手を出してくれているのなら、さらに言うことはない。
UFO型戦闘機、改造兵士、鉄十字マーク入り巨大ロボット。これまたみんなが大好きなナチス超兵器のオンパレードだ。相手にとって不足はねえぜ。
そしてナチスと言えばババア。実際にいた行き過ぎた婦人会みたいな連中じゃないぞ。
ピチッとした黒の制服に身を包み、とことん残忍でおまけに淫乱。三度の飯より好きなのは拷問とその後の性行為。
そんな要素をきっちりと揃えれば、みんなが大好きナチババアのいっちょ出来上がりだ。これまた相手にとって不足はねえぜ。
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B.J.ブラスコヴィッチは、そんなお約束だらけの世界から、まるで迷宮に囚われたかのように抜け出せない不幸な男。
下っ端から上級将校まで、群がるナチを片っ端からぶっ殺しまくっても、このウルフェンシュタイン世界の理は永遠に変わらない。
ナチどもはともかくとして、いいかげん罪もない犬たちを殺すのは後ろめたくなった。
そしてブラスコの奮闘も虚しく、ナチの魔手はついに世界支配にまで及んだ。
「アメリカ? ああ、あんなもん核を二、三発どーんと落とせばチョロかったね」(ヒトラー)
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ブラスコが再び銃を取って立ち上がるお膳立てはできた。
オープニングの舞台はお約束の内装が施された古城。手にしたのはこれまた既視感バリバリのルガー自動拳銃。
お決まりの相手に倦んでいるヒマはない。『Wolfenstein』と『DOOM』は、永遠のお約束の下になければみんなが納得しないゲーム。それがFPSの祖の宿命ってやつだ。
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だけどブラスコだって人の子。恋もしたけりゃ幸せな生活を夢見る権利だってある。
今回、昨今のシューター事情では異例なシングルキャンペーン専用の仕様となったのは、ブラスコの長きに渡る戦いに対してロマンスで慰労する意味合いもある。
だから「アーニャ、アーニャうるせえんだよ、お前はナチスと戦うマシーンなんだよ」なんて薄情なツッコミはなしな。
もっともこのシングルキャンペーン特化っぷりが祟って、FPSとしては半時代ほど微妙に古っくさい部分も目についてしまってたりするが、まあそれも老舗ならではの味だと思って咀嚼していただきたい。

 

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2017/01/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Forza Horizon 3】麗しのマリコセリカ

   ↑  2017/01/13 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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「トランザム7000」「ミニミニ大作戦」「バニシング・ポイント」「ブリット」。
クルマがもう一方の主役を飾る映画たちは、登場したクルマにさらなる強烈な箔とイメージを与えてくれた。
それに対してこれだけのクルマ大国でありながら、クルマの存在が際立った作品に乏しいのが日本映画だ。
ムリもない。スポンサーとの結びつきが強い世界だ。
「クスリでラリった男がお宅のクルマを法定速度超過してかっ飛ばし、最後はバリケードに突っ込んで死んじゃう映画撮るんで、ひとつヨロシク!」なんて話がそうそう通りっこないことくらい、こっちだって分かってる。
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それでも邦画にクルマムービーが決して皆無なワケじゃない。
"冬のレジャー地に集うバブル期のリア充たち"という、クルマオタやニューシネマとはおよそ対極のテーマを描いた「私をスキーに連れてって」などは、日本が誇る密かなクルマムービーだ。
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その隠れ主役はセリカGT-FOUR。スキー場に溶け込むかのような純白のボディ。
これまたバブル期の賜物である太眉も勇ましくハンドルを握るのは、ヒロイン原田知世の実姉、原田貴和子だ(劇中では他人設定なのだが、時折どうしても仲のいい姉妹以外の何ものにも見えなくなってしまうのは、この映画の愛嬌ポイントの一つだ)。
さらに「私をスキーに連れてって」には、対になるセリカがもう一台出てきて、こちらのボディカラーは赤。オーナーは高橋ひとみ演じるヒロコ。
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八面六臂の活躍をするのは貴和子姉さんの白セリカ(通称マリコセリカ)の方。
「女26、……いろいろあるわ」の名セリフと共に路面の凍った志賀高原を駆け出し、峠道をかっ飛ばし雪の壁を飛び越えゲレンデを突っ切志賀万座2時間半。
白い車体が雪道やゲレンデを躍動するシーンは、思わず「あのクルマ、カッケエ!」の声が漏れ出る、三上博史や原田知世を差し置いてセリカが束の間の主役をジャックする瞬間。
そしてその前後は、この映画の隠れヒロインである貴和子姉さんの控えめな主役タイムだ。
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『Forza Horizon 3』にあるセリカGT-FOURは、残念なことに「私をスキーに連れてって」に登場したST165ではなくて、その次世代モデルであるST185。
ただ全体的に滑らかになったにせよ、基本的なフォルムは先代からしっかり受け継いでいる。
幸いブリザードマウンテンには峠道もアイスバーンもゲレンデもある。マリコセリカを再現するには過分ないシチュエーションだろう。
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「あのクルマのハンドルを握りたい!」ではなく、「あのクルマの助手席に乗りてえ!」なんて衝動を催させた数少ない映画カー、セリカGT-FOUR。
マリコさんと一緒なら、このまま崖下に転げ落ちても本望だ。そんな思いを込めたブループリントも作成しておきました。
映画同様に道を走るよりもゲレンデ突っ切った方が早いと思うので、最後は是非ともセリカをひっくり返してフィニッシュしていただきたい。

 

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【Forza Horizon 3】ハレの道路

   ↑  2017/01/09 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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冬も厳しさを増し、いよいよオレの住む関東平野でも降雪の気配が近づいてきた。
そろそろリアルクルマの方も冬支度をしておかないとマズい頃合いだが、あいにくとオレはコタツに根が生えたまま、TVモニターの前でコントローラをカチャカチャ言わす作業に忙しい。
テレビ画面に映るのは冬山雪景色。時折こちらに向かって吹き付けるは夜の雪吹雪。積もった雪を軋ませるタイヤの主はラリー仕様のランチア。
オレは相変わらず『Forza Horizon 3』のブリザードマウンテンから帰れないでいる。
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テレビでよくやる警察密着ドキュメンタリーものも、この時期は初日の出暴走取り締まりを始めとする季節ネタが増えたりする。
中でも否応なしに目を引いてしまうのが、雪国の交通警察ネタだ。
固まる積雪、凍りつく路面、叩きつける雪で塞がれる視界。
そんな悪条件の下で発生する痛ましい事故。
このブリザードマウンテンを流している我らホライゾンドライバーにとっても、決して他人事ではないシチュエーションだ。
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丁寧に作り込まれたアイスバーンは恐ろしい。
そこはスパイクタイヤを履いた百戦錬磨のラリーカーであっても、いったん足をとられたらたちまち制御不能になる危険を孕んでいる。
だがそれを知ってか知らずか、雪道をおのれの制御できる限界を超えてかっ飛ばすドライバター(まれに中身入り)は後を絶たない。
峠上り坂の向こうからケツを滑らせ真横になって落ちてくる対向車(本人はドリフトのつもりでいるから始末に悪い)。
こんなものとぶつかるのはもらい事故もいいところだ。いくら保険会社やJAFに用がないホライゾンワールドとは言え、もしスキルチェーンコンボを貯めている最中だったら、泣くに泣けない話である。
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それでもソロ走行時は、まだ自分だけでも安全に細心の注意をはらっての運転ができるからいい。
そうはいかないのがオンラインのフリーツーリング走行だ。
いくらまったりを合言葉にしても、他人よりは気持ち5%増しでアクセルを強く踏み込みたくなるのが人情の世界。
他人より5%増しがそれぞれ積もり積もれば、雪道の限界走行なんてあっという間に突破する。
それ以前に先頭を突っ走るお前のコルベット、ノーマルタイヤ!
かくしてコルベットはヘアピンでスキッドを起こして崖下に消え去り、後続の我々もなんとなくそれに付き合わなきゃいけないような思い込みに駆られて、道警のベテラン交通課員でも首をひねるような連鎖型レミング式転落事故の完成と相成る。
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雪国住まいでないオレにとって、雪道は滅多にないハレの道路だ。
そしてこのブリザードマウンテンは、そのハレが永遠に続く空間。実際の雪道に直面すれば、そろそろとアクセルを撫でるような運転を強いられるオレも、ここでは多少のはっちゃけが許される。
ブリザードマウンテン安全運転派を自称するこのオレでも、平均速度は70キロ。
冬の道警密着ドキュメンタリーなら「無謀」と罵られるだろうが、これでもホライゾンドライバーの中では控えめなスピードだぜ。

 

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【Forza Horizon 3】初日の出

   ↑  2017/01/01 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
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あけましておめでとうございます。
今年のゲーム内初日の出は、ブリザードマウンテンのちょっと靄がかったご来光でした。

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【Homefront The Revolution】レジスタンスの浮かばれない抵抗

   ↑  2016/12/27 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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青いカラーを旗印とする我らはレジスタンス。
と言ってもIngressの話ではない。その目的はこの国に自由を取り戻すため。
そして憎き敵は我々の郷土を蹂躙する冷酷な北朝●軍と、それに魂を譲り渡した裏切り者たちだ。
「ビッグ・ウェンズデー」や「地獄の黙示録」で知られる映画脚本家のジョン・ミリアスがプロットを担当したことで前評判を集めたFPS大作『Homefront』。
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やはりミリアスが監督脚本を手掛けた「若き勇者たち」でも顕著だった、「アメリカを覆っているこの現状がリセットされるならば、いっそいったん外国にでも占領されちまえばいい」というミリアスの歪な理想が、より親和性の高いゲームというフィールドでさらに悪趣味にハジケまくっていた2010年作だった。
もっともその一点を除いては、シュータとしてはそれほど観るべき特徴を持たなかったのも事実で、アクティbジョンの『CoD』やEA『BF』シリーズに対抗する、自社のFPS主幹ブランドを目論んだTHQの思惑は大きく外れることとなった。
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そしてTHQの崩壊と共にいったんは埋もれたこのブランドとプロットを復活させたのは、THQタイトルの落ち穂拾いに余念がないDeep Silver。
Deep Silverの代表作と言えば、ゾンビサバイバルゲーム『Dead Island』。
プロットだけをざっくりと頂いてきては、それをさらに悪趣味に徹して仕上げる、まるでイタリア製ゾンビ映画のような山師丸出しの手口は印象深かったが、同社はそのやり口を復活ホームフロントでも、まんま踏襲してきた。
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その類型っぷりにうんざりさせられる登場人物。泥縄式にだらだらと引き伸ばされるどうでもいいストーリー。目の前に放り捨てられるように雑然と提供されるミッション。
エリア間で分断させられているために、ちっともオープンワールド感が生じてこない舞台。カップラーメンができるどころか、コンビニまで買い物に行けそうなくらい待たされるローディング。
ゲーム全体の構成やシステムを含めて、何から何まで『Dead Island』生き写し。
2010年の『Homefront』がハリウッド映画(の傍流)ならば、この『Homefront The Revolution』はイタリア製のパチモノ続編にあたるような作品。
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だけどいただけないのは、イタリア製パチモノならば本来さらにマシマシにすべきはずのバッドテイストが、逆にとことんトーンダウンしちゃっていることだ。
北朝●軍の残虐さ、ミリシアの刹那っぷり、敷き詰められた死体の中に潜り込んで身を隠す、白リン弾の悪夢など、オリジナルの『Homefront』は胸焼けするようなブルータル描写を嫌がらせのようにとことん盛り込んできたが(いかにも黒ミリアスの影響を感じさせる)、『Homefront The Revolution』はその辺がすっぽりと欠落してしまっている。
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そうなると否が応でも目立ってしまうのが、この点では『Dead Island』よりも当社比200%増しになってしまった作り込みの甘さ。
ほぼ半完成のまま市場に揚げてしまったあとの、バグ続発とそれにガムテープを貼りまくって対応するかのような後始末は、いったんは埋もれたホームフロントというIPが、引き揚げと同時にロープが切れて再び沈んでいってしまったかのような顛末と相成り、ミリアスの歪んだ被征服の欲求も浮かばれないまま終わってしまうのであった。

*関連記事
【Dead Island】地獄にいちばん近い島

 

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2016/12/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |