ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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音楽【V.A. - 熱唱!! ストリートファイターⅡ】

   ↑  2016/01/26 (火)  カテゴリー: 音楽
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格闘ゲームにまったく縁のないオレが、『ストリートファイターⅡ』関連のCDを持っている理由。それはもうこのアルバムにストロング金剛さんが参加しているからに他ならない。
役者としての数々の迷演の他に、金剛さんはシンガーとしても多くの伝説を残している。
昔からプロレス歌謡は迷盤珍盤の宝庫だが、その中にあって金剛さんの残した作品は、味わい深さという点で群を抜いている。
これは類稀なる歌唱力もさることながら、やはり金剛さんの少女のように繊細なパーソナリティが、楽曲に独特の情緒とコクを生み出しているのだろう。

そんなシンガー金剛さんが、今度は格闘ゲームに急接近。
『ストⅡ』ブームが頂点に達していた1992年に発売された、この「熱唱!! ストリートファイターⅡ」は、音楽界の各ジャンルを代表する面々が、一人一キャラクターを担当してそれぞれのイメージソングを収録したオムニバスアルバム。
このアルバムで金剛さんが歌うのは、ラスボス、ベガのイメージソング、その名も"沈黙の墓標"。
歌詞の全くないこの曲で金剛さんが披露するのは、風呂場でのオヤジの鼻歌みたいなハミング……、というか唸り声だ。
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「♪うー、うー、うーうーうー、うー、あー、あー、あああ、あー」
独特の濁声で延々と続くこの唸り声に、もうそれだけで胸焼けがしてきそうだが、さらにこれに時折、「ぐっふっふっふっふっふ」という不気味な思い出し笑いが被さるサービスっぷり。
アイドルにニューウェーブ、ブルースに吉本興業と、各界の顔が並ぶこのアルバムの中でも、そのインパクトは飛び抜けている。
他の参加アーティストは、宮前真樹(春麗)、影山ヒロノブ(ケン)、戸田誠司&小山田圭吾(ダルシム)、ウガンダ(エドモンド本田)、巻上公一(サガット)、電撃ネットワーク(ブランカ)、島木譲二(ザンギエフ)など。
「ロシアも強いが、大阪も負けてへんどー!」の絶叫で始まるザンギエフのテーマソング。これはカプコンが認めるザンギエフのパブリックイメージと理解して宜しいのだろうか?

どうせならやって欲しかったのが、このメンバーでの実写ストⅡ化だ。ヴァン・ダムで一回やらかしちゃってるから、もう一回やっちゃったところで、もはや誰も怒らないだろうし。
灰皿で頭をひっぱたきながら「大阪名物、ダブルラリアットや!」と絶叫するザンギエフ。体を茶色に塗りたくり半裸で為す術無くうろうろする、小山田圭吾扮するダルシム。
「サイコクラッシャー」とぎこちなく叫びながら、宮前真樹の春麗を単なるヘッドロックで捕らえる、我らが金剛さんのベガ。
ヴァン・ダムのガイルに眉をひそめた人たちだって、この面子ならば金剛さんに免じて笑って認めてくれるはずだろう。

 


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2016/01/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

音楽【Debbie Harry - Rush Rush】

   ↑  2015/07/01 (水)  カテゴリー: 音楽
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'80年代を代表する歌姫デボラ(デビー)・ハリーのブロンディ~ソロ時代を通してのキャリアの中でも、"Rush Rush"はそれほど飛び抜けた曲ではない。。
それにも関わらずこの曲は必殺の名曲となった。あの永遠の名画「スカーフェイス」の裏テーマ曲に起用されたからだ。
「スカーフェイス」の真のミューズは、ミシェル・ファイファーでもメアリー・エリザベス・マストラントニオでもなく、画面には一度たりとも登場しないデビー・ハリー。
トニー・モンタナは、このデビーの歌声に導かれるかのように、栄光と破滅への階段を駆け上がっていったのだ。

そして今となっては懐かしの『GTA Ⅲ』のミューズもデビー・ハリー。
Flashback 95.6から流れるこの曲に促されて、オレはついついアクセルを深く踏み込み、ハンドルを誤って通行人をまとめて撥ね飛ばし、駆けつけてきた警官を思わず射殺してしまい、街中に厳戒態勢が敷かれてもうのっぴきならない状態に突入してしまう。
「これはもどうにもならない」と、思わず観念しそうになったところに、カーラジオからループして流れてくるのは、この"Rush Rush"。
デビーの妖しい囁きに押し出されるようにして、オレはハンドルを握り直し、破滅の延長戦に突入する覚悟を決めるのだった。
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結局警官隊に蜂の巣にされて病院前からリスタート。とりあえず手近の車を奪ってみると、持ち主が直前までカーラジオで聴いていたのがFlashback 95.6。デビー・ハリーがまたもや"♪ Rush rush, got the yeyo?"と、妖しくオレを急き立ててくる。
何て最悪の。そして何て至福のローテーションなのだろう。
リバティーシティでは"Rush Rush"、バイスシティではブロンディ時代の"Atomic"と、オレのゼロ年代GTAはデビー・ハリーと常に一体であった。彼女こそがニューウェーブのディーバであり、ミューズであり、アイコンであったから。
このやさぐれた街のあらゆる景色の記憶は、すべて彼女と歌声と共に蘇る。そして近年のGTAシリーズに物足りない点を唯一挙げれば、やはりデビー・ハリーの不在ということになるのだろう。
そんな彼女が今日70歳の誕生日を迎えた。「計算が合わねえ!」とニューウェーブ世代の人間はうろたえるかもしれないが、つまりアルバム「妖女ブロンディ」で1976年に(再)デビューして、おぼこ娘の恋慕などを歌い上げてた頃には、すでに30代半ばだったということになる。つくづく魔性の歌姫だ。



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2015/07/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

音楽【Nylon - ロックンロールは止まらない】

   ↑  2014/02/07 (金)  カテゴリー: 音楽
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純血種とでもいうべきオリジナルメンバーから、ドラマー、そして2007年に出たサードアルバム「It's Alright!」の直後にはベーシストまでもが脱退し、以後メンバーが定まらず活動も思うようではなかったらしい、京都の"世界一ガールズという冠が似合わないガールズバンド"ナイロン。
定着しなかったベーシストにオリジナルメンバーが復帰したナイロンの次なる一手は、楽器未経験のボーカルをドラムにコンバートさせ、バンドの減量でさらなる純血化を図る大胆なものだった。
そのダイナミックな施策が実った結晶が、5日に発売されたばかりの、実に7年ぶりのニューアルバム「ロックンロールは止まらない」。
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その気っぷのいいサウンドや出で立ちとは裏腹に、ここのベーシストが楽器を弾くたたずまいは、何ともなまめかしい女っぽさが漂っていて(スーツ姿が余計にそのなまめかしさを引き立てている)、それがこの男気溢れるグループの密かな隠し味となっていたのだが、新たに髪を伸ばしたボーカリストがドラムを叩くようになり、その様がボーカル専業時代には希薄だった色っぽさを醸し出すようになって、バンド自体がほんのりと妖艶さを増してきた。
まあもう一人のメンバーが男っぷりを一層冴えさせているので、それくらいがバランスとれていていいのかもしれない。

しかしそれはあくまでもビジュアルに限った話。
7年ぶりのこのニューアルバムも、相も変わらずのストレートなナイロン節。ドクター・フィールグッドやインメイツのような漆黒のロックンロールを、パンクロックで濾過した理屈抜きでとびきりの世界だ。
曲のタイトルも先行シングルの表題曲"ゴーゴーロック"を筆頭に、"ロックしよう"、"ワンツーツイスト"、"グルグルロック"と、メモ書きの仮題を面倒くさいからとそのまま正式タイトルにしたような、ぶっきらぼう極まりないもの。
トリオ編成への後退もこのバンドが持つパワーにはこれっぽちも水をささず、不器用でけれんのないドラムはむしろ引き締まった凄みを与え、ボーカルを3人が持ち回りで担当することでカットボール気味のさりげない変化も加わった。
そして彼女たちの、男も男として惚れるきっぷのよさは不変。7年待った甲斐がある最高のニューアルバムだ。



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2014/02/07 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

音楽【Sex Pistols - The Biggest Blow】と【Die Toten Hosen - Learning English Lesson1】

   ↑  2013/12/30 (月)  カテゴリー: 音楽
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♪ ロニー・ビッグズ 刑期をほったらかしてとんずらこき 光を見出したと嘯きながら パンクに魂を売り渡す <Sex Pistols - No One Is Innocent (The Biggest Blow)>
イギリスの著名犯罪者ロニー・ビッグズが、今月の18日に亡くなったことを、遅ればせながらつい先ほど知りました。
ビッグズは1963年に、貨物列車から日本円にして約60億円相当の現金を強奪して一躍その名を馳せた人物。
逮捕され有罪判決を受けるものの脱獄に成功し、オーストラリアを経てブラジルまで逃亡。
その地でまるでGrand Theft Auto的振る舞いのなれの果てみたいな、煮詰まった生活を続けていましたが、里心には逆らえなかったのか、2001年にはイギリスに帰国。そのまま再び収監されていましたが、その激動の人生にもついに幕が下り
私がビッグズの名前を知ったのは、パンクロックバンドのSex Pistols絡みです。
忘れもしない小学六年生のとき、中学に進学していた先輩からピストルズの超貴重盤を譲ってやると持ちかけられ、カネだけ先にふんだくられて、さんざんの催促の末、ようやく渡された12インチ盤のジャケットには、ジョニー・ロットンとは似ても似つかない謎のおっさんが写っていました。

空中分解後のピストルズ残党とマルコム・マクラレンは、映画を作るついでにブラジルに飛んでレコーディングをするという悪あがきを続けていましたが、その相手が他ならぬロナルド・ビッグズ。
犯罪者をシンガーに据えて色モノ曲をリリースする、まあいかにもマルコム・マクラレンらしい詐術なのですが、堪らないのはこんな胡散臭い手口を直撃喰らってしまった、東洋の島国の純真な小学六年生です。
ワケの分からんおっさんのヘタクソなボーカルがステレオから鳴り響く中、幼い私は自分に、「これはピストルズなんだ。これでも一応ピストルズなんだ……」と、ひたすら言い聞かせていました。
よっぽどトラウマだったのか、このレコードはすぐに手放してしまったのですが、後に思い切りプレミア盤となってしまい、しまったと思ってももう後の祭りです。

ビッグズの顔を再び拝むことになったのは、やはりパンクロック経由でした。
ドイツのパンクバンド、Die Toten Hosenが1991年にリリースしたカバーアルバム集「Learning English Lesson One」に引っ張り出されたビッグズは、Hosenと共に"Carnival in Rio (Punk Was) "という曲を収録。
さすがに小六の時とは違い、「また煮詰まったおっさんが、しょうもない小遣い稼ぎを……」と、苦笑しつつ受け止める余裕がこちらにはありましたが、しかしPVの中ではしゃぐビッグズは、ピストルズ残党と組んでいたとき以上に煮詰まり具合が進行しているようで、犯罪者の潰しの利かなさというものを、つくづくと思い知らされます。
そんな史上最高齢のパンクロックシンガー、ロナルド・ビッグズ。彼の後半生は、GTA5のマイケルやトレバー、そしてGTA Onlineのロスサントスで蠢く私の分身の、その後の姿(と言うか、なれの果て)を見るかのようかもしれません。



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2013/12/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

ドラマCD【ルームメイト 井上涼子 Telephone Call from RYOKO】

   ↑  2013/12/23 (月)  カテゴリー: 音楽
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クリスマス連休。夜の街を歩く幸せそうな人々を横目に眺めながら、オレは懐のスマホに手を伸ばす。
リア充への恨み辛みを書き連ねた、虚しいツイートを送るためじゃない。家でオレを待っていてくれるはずの、"あの人"の声を聴くためだ。
この特別な日に、あの人"はどんな思いでオレの帰りを待ちわびていることだろう。
「もしもし、涼子です。メリークリスマス。ところで今どこにいるの? 家に帰ったら誰もいないし、伝言板には行き先書いてないし、イブの夜に私をほったらかしにして、こんな遅くまでどこに……。あー、もしかして、私の知らない誰かさんとこっそりディナーとか?……」

テレカにフィギュア、ノベライゼーションに抱き枕と、ギャルゲー萌えゲーの関連グッズにも、時流に応じた流行廃りが色々とあるが、その中でも横綱級の存在感を放っているのはCDだ。
キャラクターの歌ものCDは言うに及ばず、それ以上に重宝されたのが、台本とキャストさえ集めればいくらでも乱発が利くドラマCDというやつで、版元にとっては搾取のバリエーションが増えるわ、声優さんは仕事が増えるわ、ファンにとっても消費の対象が増えるわと、誰もが幸せになれるアイテムだったのではないか。せいぜい困るのは、ブームが過ぎ去った後に、こんな潰しの利かないブツを大量に持ち込まれる中古書店くらいのもんだろう。

ギャルゲー界の奇行種、ルームメイト井上涼子シリーズも当然の如くこのCDビジネスに走ったクチで、サントラやボーカルアルバムは当然として、ドラマCDも勿論の如くあった。
もっとも井上涼子のドラマCD(及びノベライゼーション)は、彼女の学校生活の様子などがメインで、プレイヤーが本来知り得ないはずの情景を赤裸々に描き出すそれは、考えようによっては非常に野暮極まりない存在だ(学校の男どもと親しげにしている様子なんか、聴きたくもないわ!)。本来そういうことは、家の中で井上さん本人の口から語らせてなんぼのものではないか。

そんなステロタイプなドラマCDの一方で、このシリーズの流れを巧みに受け継いだ変種のドラマCDも存在する。
それがこの「Telephone Call from RYOKO」。ざっくりと分かり易く説明すると、要は井上涼子版リカちゃん電話で、彼女から電話がかかってきた、或いはこちらからかけたという設定で、クリスマスや大晦日、正月などのシチュエーションでの彼女の会話が十数編収録されている。
一見インタラクティブな関係に見えて、実は井上さんからの気まぐれなアプローチを一方的に受け続けるだけという、ゲーム版のコンセプトをそのままCDにコンバートしたような内容で、まあこれで同居人と電話しているつもりになって無聊を慰めてくださいということなのだろう。

そのドラマCDの変種が、発売から十数年を経た今、音楽ファイルを大量にぶち込めるスマホの全盛時代が来て、ついにその真価を発揮できるときが来た。
イブだろうが元日だろうが深夜だろうが早朝だろうが、オレのスマートフォン、常時井上さんと直通状態。どんなとんでもない時間にかけても、彼女の声が嫌そうな響き一つなしに通話口から流れてくる。
井上さんの一方的な会話に、「ああ」「うん」「そうだね」などと相槌を打っていると、何やら本当に電話で会話している気分になってきて、何故か寂しさや哀しさがよりいっそうこみ上げてくるではないか。

「イブって幸せな人は最高に幸せだけど、そうでない人は思いきりさみしさを感じる日ね。受験生なら勉強しているって言えるけど、そうでない人は、独りでゲームでもしてるしかないもんね」
「お前にそう言われたら究極に立つ瀬がないわ!」などと、うっかり逆上してしまいそうなことを口走る井上さんだが、そんな相変わらず空気を読めない彼女にも、クリスマスイブなりのサービス精神はある。
「………あのさ、今夜は、……今夜だけは、夜中にあたしの部屋に入ってもいいよ。いつもだったら、ノックしないで入ったら怒るけど、今夜はノックしないでいいから。だって特別な夜だもん。プレゼントは何でもいいけど、サンタさんならあたしの欲しいもの分かってるでしょ? それじゃ早く帰ってきてね。あたしのサンタさん」

スマホをぶちっと切り、カップルだらけの夜の街を駆け抜け電車に飛び乗り、駅から自宅までの間をボルトも真っ青の勢いで駆け抜け、サターンの電源を入れルームメイトのCD-ROMをぶち込み、目を血走らせながら一直線に二階にある井上さんの部屋を目指すと、………そのドアは相変わらず固く閉ざされて、中にいる井上さんはこれまた相変わらず居留守を決め込んでいるのであった。
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どんどんどんどん! 開けろ! 無視してないでとっととここを開けろ! どんどんどんどん! おい、話が全然違うじゃねえか、この嘘つきアマ! どんどんどんどん!



この記事に含まれるtag : 井上涼子 

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2013/12/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |