ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【爆走コンボイ伝説~男花道アメリカ浪漫~】Big Mutha Truckers

   ↑  2017/04/12 (水)  カテゴリー: PS2
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あの偉大な「トラック野郎」シリーズの強い影響力もあってか、我が国ではVシネマを中心にトラッカーものが今でも盛んだが、それに対して割りを食っているのがアメリカだ。
「コンボイ」や「オーバー・ザ・トップ」「ダーティファイター」なんてのもあることはあるが、基本あちらの映画におけるトラッカーの立ち位置は、クロマニヨン人よりも多少脳みそのしわがある連中として描かれているのが常だ。
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ではゲームにおいてはどうか?
やはり「トラック野郎」の影響下であるデコトラゲームを擁する日本に対して、あちらで中心となるのは比較的ストイックなトラックシミュレーター。
代わり映えのない風景の中を運転しているうちに、ついうつらうつらしてマジ居眠り運転してしまうようなものが中心だが、そんな趨勢になってもちろんアウトローだっている。
粗野で無教養なレッドネックというステロタイプなトラッカーのイメージを、さらに安っぽいバーベキューソースでぐつぐつ煮詰めたようなゲーム、それが『Big Mutha Truckers』。
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運送会社を営む肝っ玉母ちゃん。悩みはやはりトラック運転手である種違いの4人の子どもたちが、揃いも揃ってバカなこと。
ただトラックを転がすだけならそれでも務まるが、会社を受け継ぐとなると話は別だ。
かくして我が子たちへの母ちゃんからの課題。今から60日の間にトラック運送でもっとも利益を出したやつに会社を譲ると。
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さあ大変だ。ただ目的地に荷物を運ぶだけじゃ済まない。上下する相場を読んで商品を押さえ、高値で売りさばく投機眼が要求される。
やめてよ母ちゃん、オレたち足し算もあやしいんだって!
しかし肝っ玉母ちゃんの命令は絶対だ。嫌だって言ったらさんざんどやされまくった後にケツを蹴っ飛ばされるに決まってる。
かくしてそれぞれのパーソナリティに応じてデコレートされたトラックを駆って、いざ銭儲けの旅へ。
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ドライブのお供はカーラジオ。
おそらくこれがメインになるであろうカントリー局に、ロック局、ソウル・ミュージック局、そして山本譲二……、って何だこりゃ!!!
これは『爆走コンボイ伝説~男花道アメリカ浪漫~』なんて邦題をつけて、和製デコトラゲームに便乗しようとしたスパイクの野暮で余計なサービス。
代わりにオミットされたのは南部訛りのトークラジオ局。これを外したくなった気持ちは分からないでもないけど、でもここは頑張ってかっぺ訛りの外画吹き替え風トークをつっこんで欲しかった。
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敵は家業継承チャンスを前に、バカなキャラクターをかなぐり捨ててとたんに抜け目なくなった兄弟だけじゃない。
トラッカーの天敵、官警の皆さまはもちろんのこと、それよりもタチの悪いのはトラックに飛び移って煮を奪おうとするバイカー集団だ。
これに対抗するはワイルドなハンドルさばき。ぶちかましを食らわせたり、トレーラーを暴れさせたり、大型トラックをなめんじゃねえ!
粗野なトラッカーをさらにデフォルメしたキャラクターを前面に推しながらも、それと相反するようなつい投機要素を加えてしまったのは、欧米トラックゲームの悲しい性か。
そしてデコトラものを装ったスパイクのローカライズ戦略が、果たしてどの程度功を奏したのかは、なんとも微妙なところである。

 

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2017/04/12 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【まーじゃんパーティー ~アイドルと麻雀勝負~】

   ↑  2017/02/18 (土)  カテゴリー: PS2
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「もしもゲームの世界に入れたら」
ありがちな妄想系クエスチョンだが、ゲームってのはプレイヤーキャラに艱難辛苦を課すものがほとんんどだから、冷静に考えれば入れてもあまりありがたいものではない。
我々が現実で欲するのは、大した努力や辛抱、研鑽や見返りなしに手に入れられる実利や快楽だからだ。
それでも頑なに質問が居座るのであれば、オレはその答えを脱衣麻雀に求める。
脱衣麻雀、それは徹底的なご都合主義。
そして麻雀が時単なる手順と化してしまっている、競技性原理主義者ならば卒倒してしまいそうな接待ワールドである。
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そして時としてとてつもない理不尽やさらなる金銭を要求されるところなど、性風俗と高い共通性を持つジャンルだ。
そんな脱衣麻雀のノウハウと、みんな大好き芸能事務所イエローキャブが夢の合体。
この前フリと、『まーじゃんパーティー ~アイドルと麻雀勝負~』という知性や教養の片鱗などこれっぽっちもない潔いタイトルだけで、本作がどんなゲームかがもうお分かりいただけるだろう。
そう、素晴らしいまでに偏差値の低いゲームだ。
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かわいかおり、根本はるみ、八幡えつこ、松金洋子、磯山さやか、北川友美、内田さやか。小林恵美、五十嵐結花、福下恵美。アーリー2000年代イエローキャブが誇るグラビアイドル陣と勝ち抜き麻雀勝負。
ゲーム論評界隈からは黙殺されるであろうが、個人的にはもうそれだけでご飯が3杯くらいおかわりできそうなコンセプトである。
たとえ麻雀勝利のあかつきに手に入るのが、脱衣ではなく単なるプロモーション写真の流用画像であろうとも。
そしてそれがめちゃくちゃ低解像度であっても、そこに根本はるみがいるだけで!
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ストーリー対局は、探偵の主人公が彼女たちから持ち込まれる依頼を麻雀で解決してゆく、メガドライブの『雀偵物語』を彷彿とさせるモード。
もっともお話がなし崩し的にどうでもよく進行してゆくところまで『雀偵物語』なので、これはもう表情を無にして日本テレネットの流儀に付き合うしかないだろう。
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おまけで収録されているミニゲームは、麻雀牌を使った神経衰弱や落ちものパズル、陣取りゲームなど。
どれもおまけの域を出ないスケールだが、一応ここでも彼女たちが接待してくれるし、クリアで得たポイントはストアでエクストラのグラドルカード購入に使用できる。
これまた偏差値のとことん低いパッケージデザインにキャッチコピー、妙に色あせた彼女たちの実写画像などの貧乏くさい造り(この面子を揃えながらのゴージャス感の乏しさは、ちょっと只事ではないかも……)が、やけに新小岩あたりの風俗を彷彿とさせたりするが、いいや、でもこれこそがオレの飛び込みたいゲーム世界。
便宜的な麻雀と巨乳軍団の営業スマイル。身の丈にあったパラダイスだぜ。

 

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2017/02/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ】ネモネモの時代

   ↑  2016/12/06 (火)  カテゴリー: PS2
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タレントを実写で載っけちゃうカルチャー、それはCD-ROM機の登場と共に花開いた。
PCエンジンCDロムロムの小川範子を皮切りに、それはたちまちバブル的な隆盛に浮かれるゲームシーンに伝播し、のりピー、井上麻美、オキメグ、すずきゆみえ、雛形あきこなど、有名無名様々な綺麗どころを呼び込むことになった。
プレステサターンの時代には、ハードスペックの限界からか、まだどことなくぎこちないところがあった実写タレントゲーム。
それに相応しい華やかな舞台を用意したのは、前世代機とは格段に違う実写再生能力を有したプレイステーション2だ。
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初代PSで試みられたチャレンジの蓄積もあって、PS2ではこれらのタレントソフトがより一層の完成度を高めて充実することとなる。
モー娘。、浜崎あゆみ、ZONE。国民的知名度を持つタレントたちのソフトがPS2のラインナップを飾ったが、それらを差し置いてオレがPS2の実写ヒロインアイコンに挙げたいのが根本はるみだ。
決して個人的な思い入れだけではない。なにせ根本はるみの実写でのPS2登場は、この『ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ』を皮切りに、『モーショングラビア 根本はるみ』、R.C.T.軍団を率いての登場となった『ヴァーチャル・ビュー R.C.T. エイゾープレイ』、そして『まーじゃんパーティー アイドルと麻雀勝負』と、総計4作にも及ぶのだ。
PS2のみならず古今東西のハードを見渡してみても、飛び抜けた登場率と言えるだろう。
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漬物石の代わりになりそうなほどの爆乳、たくましい胴回り、大陸的な大雑把さで構成された体つき、がさつな性格、酒焼けしたような声。
オタ界隈の嗜好とはおよそ真逆をいく資質が、ゲーム機というアウェイ的なフィールドで開花していた事実は、痛快と言えば痛快だ。
もっともPS2ユーザーの主流は、そんな開花には見て見ぬふりをしていたのだが。
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この『ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ』は、インタラクティブ実写映像を謳うイメージビデオ風ソフト。
方向キーでうにうにとアングルを動かすことができるのが、そのインタラクティブ性の根拠だが、しかしいくら視点を移動させようとも、肝心の根本はるみがこちらに目線すら送ってくれない事実に、誰もが遅からず気づくことになるだろう。
彼女が気にしているのはあらぬ方向。そちらから響いてくるのはスチルカメラマンと思しき人間の指示とシャッター音。
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そう、ここはPS2ソフト用の収録現場ではなく、写真集の撮影現場。
"ド迫力の映像革命"を謳うヴァーチャルビューのビデオカメラは、実はスチル撮影の迷惑にならない程度に、控えめな位置にお邪魔している単なる闖入者でしかないのだ。
ユーザーがいくらアングルを動かそうが、そこに展開するのはこちらをガン無視して淡々と進行する写真集撮影の風景。思わずいたたまれない気分になってくることだろう。
そんな仕打ちを受けながらも許容できてしまうのは、それはもう対象が根本はるみである一点に他ならない。
たとえこちらの存在を歯牙にかけないようなシチュエーションでも、それが根本はるみであるのなら、むしろマゾヒスティックな快感になるというものではないか。

 

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2016/12/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【黄泉がえり ~リフレイン~】黄泉がえったのはオリジナルキャスト

   ↑  2016/09/15 (木)  カテゴリー: PS2
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「そばとうどん、どちらにしますか?」「ドレッシングはたまねぎとごまだれの二種類がありますが」「Beef or Fish?」「カレー味のうんことうんこ味のカレー、どっち!?」
我々は日常でよく二択を迫られるが、そのほとんどは最終決断をこちらに任せられるのも納得できる、脈略のある組み合わせである。
しかし「島涼香と小倉優子、どっちにします?」なんて選択となると話が別だ。
方やアキハバラ電脳組、方や焼き肉FXママドル(もっともこれは後の姿だが)。資質やパーソナリティ、その立ち位置すらも、なんの対称性も対立軸も見えない二択に、おそらくほとんどの人が「どっちって言われても……」と微妙に困惑したことだろう。
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地味で堅実な中堅どころを擁したボイストラックが既にできあがっているところに、鶴のひと声があったんだかどうかは知らないが、後づけ的にどこからか小倉優子が降臨。
技量的に他のキャストの声から浮きまくるのは当然だが、しかしこっちならゆうこりん抱き合わせであちこちの媒体にプロモーションかけられるメリットがある(現に「本誌に小倉優子登場!」などと浮かれる間抜けなメディアが続出した)。
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これだけなら人知れずのヒロイン声優交代でしれっと済ますところだが、本来のヒロイン役も残して異例のダブルキャスト展開になったのは、あちらを立てればこちらが立たずの一悶着が自然と見え隠れしてしまう。
そう言えば当時のプロモーション記事などでも、関係者が小倉優子の話をひとしきりした後、「島涼香さんとのダブルキャストですから、ぜひ両方とも体験してみてくださいね」などと、本来ならプッシュする必要もないもう一方への配慮を、必ず不自然なまでに付け足していたのも印象的だった。
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たまらないのはそんな生臭い裏事情のツケとも言える、脈略のカケラもない二択を迫られるプレイヤーの方だ。いや、どっちにします?って言われてもさぁ……。
そしていざプレイを開始してみれば、シルエットモードのサウンドノベルとボイスって、そもそも根本的に相性が悪いんじゃないですか? なんて感想しか出てこないのだから、なんとも困った話である。
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お話は2000年代前半に大ヒットした小説、及びその映画化作品の設定をベースにしたオリジナルのマルチストーリー。
基本的に小説か映画の「黄泉がえり」に感動した人に向けて作られたような内容なので、そうでない人にとっては黄泉がえり現象が淡々と日常に溶け込む展開に、カルト宗教のセミナーに一人置いてきぼりにされたような気分になること請け合いだろう。
心が荒みきったオレは、プレイ中なぜかずっと「ペットセメタリー……、ペットセメタリー……」と念仏のように心のなかで呟いてました。

*関連記事
【小倉優子の片思いグラフティ】ゆうこりんの一里塚
【Pet Sematary】ゲーム版ペットセメタリー

 

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【Double Reaction! Plus】実姉は腐女子

   ↑  2016/07/08 (金)  カテゴリー: PS2
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弟は眉目秀麗で人当たりも良く、誰からも好かれる学園の優等生。
そして成績も容姿もイマイチで、ぞんざいな性格の姉ちゃんは、筋金入りの"腐"。
性格もルックスもまるで違うけど、それでも仲の良い二卵性双生児の姉弟。
そんな二人がある日訪れたのは、歴史のありそうな古い社の曰くありげな願い石。
その石にちょっと触れようとしたら、石はころころっと転がって欠けてしまった。
何食わぬ顔をして家に帰った二人。ところがそこで不思議なことが起こった。二人の中身が双方の体に入れ替わってしまったのだ。
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しかし大慌てする弟を尻目に、姉ちゃんはあんまり動じない。
何せ姉弟が通う学園は、教師から生徒会役員、そして男子寮のコックに至るまで、目にも麗しい美形揃い。
そこに美少年の体で大手を振って割って入れるのだ。このシチュエーションにやおいの血がたぎらないわけがない。
「これは大チャンス!」「お姉ちゃん、やめてぇ! 変なアプローチかけないでぇ!」
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このお姉ちゃん、まるで歩く女性セブンみたいな下世話きわまりない性格。
そんな姉ちゃんが美形だらけの男の園に分け入って、普通でいられるはずもない。
普段では垣間見ることの出来ない、ちょっとそれっぽいシチュエーションを目の当たりにしては、あらぬ妄想を膨らまし、美形の弟に降ってかかる、それっぽいアプローチにまんざらでもない反応を返したり。
ところが二人の体は入れ替わりっぱなしというわけではない。何故か周期的に元に戻ったり、また入れ替わったりしてしまうのだ。
姉ちゃんの暴走でアレな雰囲気になったところで急に入れ替わる二人の体。何の予告も無しにのっぴきならないシチュエーションに直面させられる弟。「お姉ちゃん、これ一体どういうこと!?」
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しかしこのゲームは、お姉ちゃんの主観視点で描かれるので、一番肝心な、ノンケの弟がそんなシチュエーションに陥ってどうなっているのかは、全く描写されない。
「あれから先、どうなったの!?」と、一人悶々とするお姉ちゃんが描かれるだけなのだ。
そしてBLと乙女を折衷させた世にも珍しいこのゲームも、お姉ちゃん一人の視点が災いして、結局はごく普通の乙女ゲームに集約されていくのであった。
その乙女シナリオも、容姿のイマイチな姉ちゃんが、めくるめく美形連中とどうやって心を通い合わせていったのか。その過程部分が全く中抜きされて、なんかいきなり仲良くなってエンディングを迎える、コクとかタメとかが欠如した残念なものなのだ。
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期待された姉ちゃんの"腐"な暴走も、前半のみで尻すぼみに終わってしまい、面白く転がりそうな設定も無に帰してしまって、印象に残るのは姉ちゃんのオカマボイスのみ。
姉ちゃんが弟に入れ替わっているときは、菅沼久義の声で姉ちゃんのセリフが語られるのだが、これが全部女言葉なのだから、声だけ聞いているとカルーセル麻紀だとか日出郎みたいな、ちょとガラッパチ入ったあっちの人にしか聞こえてこないのであった(姉ちゃんの体のときにはボイスなし。"ギャルゲーに主人公の声は要らない"の裏返しがここにありました)。

 

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2016/07/08 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |