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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【マジカルサウルスツアー 最新恐竜図解大辞典】

   ↑  2020/04/03 (金)  カテゴリー: PCエンジン
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PCエンジンのCDロムロムは、まだCD-ROMというメディアが海のものとも山のものともつかなかった1988年の時点で、CD-ROMシステムを標準搭載した非常に画期的なハードでした。
ただ当時のCD-ROM媒体のゲームは、絵がアニメーションするだとか、生ボイスを収録できるとか、ローディングが鬼のようにクソ長いとかの部分のみがその特徴として語られ、またスーパーCDロムロム以降のゲームは、実際にそれらをメリットとした作品ばかりになってしまいました。
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この新しい媒体を使って、今までにない新しいことにチャレンジしようという試みは、CDロムロムが立ち上げ間もない頃の方が、むしろよっぽど盛んでした。
そもそもCDロムロムの斬り込み隊長にして、CD-ROMゲームソフトの草分け的存在である『No・Ri・Ko』にしてからが、ゲームとアイドルの本格的コラボレーションという斬新なものでしたし、やはり"世界初のCD-ROMマガジン"という触れ込みだった『ウルトラボックス』シリーズ(全5号)や、家庭用ゲーム機でできる本格的カラオケの元祖とも言える『ROMROMカラオケ』シリーズ、ゲームとアイドルオーディションの合体『みつばち学園』など、ゲームの枠に囚われないCD-ROMの使われ方が、CDロムロム初期には活発に模索されていたのです。
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このCD-ROMでできることに対する様々なチャレンジは、90年代前半に狂い咲いたマルチメディアCD-ROMムーブメントへと自然に繋がって行くのですが、このPCエンジンCDロムロムソフト、『マジカルサウルスツアー 最新恐竜図解大辞典』は、そんなマルチメディアCD-ROMの元祖とも言える存在の一つです。
銀河万丈の重々しいナレーションから幕を開けるこのソフトは、100種類以上もの恐竜のデータや解説を収録した、言わば"動く恐竜大図鑑"。
後年のマルチメディアCD-ROMには、相当いい加減な体裁のものも多く見られましたが、先駆者であるこの『マジカルサウルスツアー』は、奇をてらわず丁寧に作られた、データベースソフトとしては完成度の高い作品となっています。
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収録された画像や動画も、PCエンジンとしては非常に頑張ったレベルのものになっており、家庭用ゲーム機で本格的なデータベースソフトを実現させようという、作り手の意気込みが伺えます。
とは言っても、お堅い学習ソフトには偏らず、進行役にマスコットの恐竜(声は皆口裕子)を配したり、バラエティの項は、ちょっぴりくだけたトリビア集になっているなど、あくまでも楽しく読める恐竜図鑑という心配りだけは忘れていません。
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エンディングは恐竜絶滅に関する様々な説に対する考察。
そして「種としての恐竜は確かに絶滅したが、しかし恐竜は我々の心の中で、今でも生き続けている」なんて、思わず「いねえよ!」なんてツッコミたくなるような一言で幕を閉じますが、しかしこんなベタなセリフでも、銀河万丈のナレーションで語られると、それなりに重々しさが出てくるから、実に不思議なものです。

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2020/04/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ウルトラボックス創刊号】PCエンジンで"読む"雑誌

   ↑  2020/03/30 (月)  カテゴリー: PCエンジン
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復刻機PCエンジンminiの発売を受け再び盛り上がっている往年のゲームハードPCエンジン。
8ビット機であるファミリーコンピュータの対抗馬としてデビューを飾り、それから世代をまたいで次世代CD-ROM機戦争の趨勢が決まった90年代末まで異例の長寿を全うした。
その長い歴史の中でも輝いているのがCD-ROMを一般化させた功績だ。
PCエンジンminiの形状はベースとなった初代機を模したものになっているが、オレにとってPCエンジンはやはりCD-ROM2。
当時めちゃくちゃ高価だったCD-ROMユニットを合体させた本体を前に、これからゲームの新しい地平が切り拓かれるのだと胸を躍らせた瞬間は、いまでも忘れられない。
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だからやはりPCエンジンで思い入れの深いソフトとなると、CD-ROMという新たな媒体を得て、それまでのゲームとは別の文脈から生まれてきたものばかりが浮かぶ。
『No・Ri・Ko』『鏡の国のレジェンド』『みつばち学園』『井上麻美 この星にたったひとりのキミ』。
アイドルゲームばっかやないかい! とツッコミが飛んできそうだが、まあ少なくとも色んな事情でPCエンジンminiには間違っても収録されないものばかりだ。
しかしNEC-HEのCD-ROMに対する果敢な試みがなければ絶対生まれてこなかったこれらのゲームが、PCエンジンの一面を象徴していたことだけは間違いない。
逆に言えば小川範子やのりピーの姿がないPCエンジン復刻機にどれだけの意味があるだろうか。少なくともオレにとってはそうだ。
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バラエティに富んだコンテンツを雑誌的に盛り込んだCD-ROMマガジンというメディア形態は、CD-ROMが一般的になった以降のPCやセガサターンなどで瞬間的に盛り上がったが、ここでも早すぎた先駆者となったのはPCエンジンであった。
「世界初のCD-ROMマガジン」の謳い文句も勇ましいPCエンジンCD-ROM2ソフト『ウルトラボックス創刊号』が発売されたのは、マルチメディアなんて言葉もまだ曖昧だった1990年のこと。
発売元のビクター音産は他にも恐竜図鑑データベース『マジカルサウルスツアー』をリリースするなど、PCエンジンのノンゲームソフトに力を入れていたメーカーだ。
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CD-ROM版のバラエティ雑誌を志向しているだけあって、コンテンツは多岐に渡っている。
PCエンジンソフトの紹介コーナーや新作情報は当然として、他にはゲームアーツが提供したミニゲームが二本に東映動画の手によるインタラクティブなアニメ短編。
ここらまでは予想の範疇だが、いささか暴走気味だったのはそこから先のコンテンツだ。
11PMのカバーガールだった小栗香織と渋谷や原宿のトレンドスポットで疑似デートできるデート講座とか、外国人女性をナンパする英語講座とか、トレンドウォッチャーを名乗っていた木村和久のコーナーなど、PCエンジンの中でもさらにハードコアアイテムであるCD-ROM2を購入するような層とは、およそかけ離れた内容ばかり。
少なくともPCエンジンからマルキューのショップ情報を得ようとする人間は皆無に近かったであろう。
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そして雑誌には不可欠な占いコーナーを担当するのはプロレスラーのラッシャー木村。
これまたビーンボール気味の人選だが、しかし木村さんのまるで台本をつっかえつっかえ読んでいるかのような、たどたどしく木訥な語り口に耳を傾けていると、立て板に水で喋り倒す他の占い師よりもはるかに説得力が生まれてくるから不思議である。
考えてみれば、おのれの悩みや不安、人生の岐路への重大なサジェスチョンを求めるのならば、細木なんたらとかよりも、生真面目で、謙虚で、愚直で、勤勉で、人の温かみを知るラッシャー木村さんこそ、その占いに耳を傾ける価値があるというもの。
もっとも木村さん自らが本当に占っているかどうかは、だいぶ疑わしいところではあるが。
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この手のバラエティマガジンによくありがちな、アイドルや若手女性タレントの情報コーナーもあるが、この直後にいわゆるアイドル氷河期を迎えるだけあって、あっという間に荒んでしまった人物ばかりなのが涙を誘う。
そしてこれも雑誌には不可欠な読者参加コーナーも、創刊号の常でやらせ投稿のオンパレード。
『ウルトラボックス』はトータルで5号までが発売されたが、チャラい若者向けタウン誌風のテイストが濃かったのはこの創刊号がピーク。
以降の号はオタク系コンテンツの比重が次第に増していって、地味に軌道修正を果たしている。

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2020/03/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【定吉七番 秀吉の黄金】太閤殿下の定吉七番

   ↑  2019/06/23 (日)  カテゴリー: PCエンジン
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坊主頭の後頭部には十円ハゲ。それを隠すは八つ接ぎのハンチング帽。身に纏うは唐桟のお仕着せに紺の足袋。懐に忍ばすは三品家内人六代目藤原有次作の業物包丁。
殺しのライセンスを持つ丁稚、安井友和。コードネームは定吉七番。
今ではすっかり歴史小説家のイメージが強くなっている東郷隆の初期代表作シリーズは、イアン・フレミング作「007」シリーズの傑作パロディ。
斜陽の大英帝国を大阪に置きかえ、凄腕のスパイならぬ凄腕の丁稚、定吉七番が、関西企業に仇をなす組織を相手に、大阪商工会議所発行の殺人許可証を行使する。
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この「定吉七番」シリーズが、ありきたりの007パロディと違うのは、井上一夫訳風の文体まで徹底したキメの細かさ。
フレミングお得意の人種ネタは、県民ネタに装いを変え、食前酒の代わりに定吉がこだわりを見せるのは、食前うどん。
「固さは楊枝の先で刺して、ちょっと固いな思うくらいがよろし。ネギは関東ネギとちゃいます。わけぎや、これを山盛り」
「定吉七番は丁稚の番号」、「ロッポンギから愛をこめて」、「角のロワイヤル」と、タイトルまで原作を丁寧になぞったこのシリーズは、80年代後半に角川文庫から(泉晴紀のカバーイラストが印象深い)登場して一世を風靡。90年代には講談社文庫で復刊された。
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しかしゲームクラスタにとって定吉七番と言えば、やはりこのPCエンジンの最初期を彩ったアドベンチャーゲーム、『定吉七番 秀吉の黄金』の名前が先に出るだろう。
原作は、単行本「太閤殿下の定吉七番」所収の同名短編。
なかなかタマが揃わなくて苦闘していたPCエンジンにとって、初のアドベンチャーゲームということもあって、注目度も高かった作品だ。
もっとも、関西企業のために他県人と戦う定吉七番の話が、関西の企業であるコナミ(当時)やカプコンからではなく、北海道に本拠を置くハドソンから登場したことには、イマイチ釈然としないものがあったが。
それよりも何よりも、いくら当時人気があったとは言え、あの頃のゲーム購買層には、それほど浸透していたわけでもない、この原作シリーズに、何故ゲーム化の白羽の矢を立てたのかが一番の不思議かもしれない。
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秀吉埋蔵金のありかを記した古文書を巡って、定吉七番と悪の関東系結社NATTOとの熾烈な闘いが、大阪、東京、長野を舞台に繰り広げられる。
かつての東西冷戦を思わせる大阪と関東の対決は、定吉七番シリーズの永遠のテーマだが(この国内版東西対立を煽る張本人の東郷氏は、ハマっ子だったりするから、ちょっとタチが悪い)、終結してしまって多くのスパイ小説家たちを慌てさせた東西冷戦と違って、こちらは終わりが見えないほど根深い対立である。
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東郷隆の原作は、フレミングの元ネタ同様に、けっこう殺伐としていたり、お色気シーンも多い大人の小説だったりするのだが、8ビット時代のゲーム業界に、そんなテイストをそのまま持ち込める筈もなく、そしてテキストも、当時のアドベンチャーゲーム特有の慇懃無礼な文体に終始し、原作の偽井上一夫調など微塵のかけらもないのが、やっぱり味気ない。
原作にあったフレミング小説の徹底したパロディ色が、このゲーム版には全く反映されていないので、単なる風変わりな設定のオーソドックスなコマンド選択アドベンチャーに留まってしまっているのが、原作経由の人間としては、かなり物足りなく感じてしまうところだ。

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2019/06/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【井上麻美 この星にたったひとりのキミ】

   ↑  2017/10/22 (日)  カテゴリー: PCエンジン
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今や石を投げたらアイドルに当たる空前の氾濫期。世間の至るところにアイドルビジネスが芽吹いている。
しかし、古くから綿々と続いていると思われるアイドルも、その存在が危機に瀕した時期があった。
'90年代初頭、それはアイドル氷河期などと言われた時代。
諸々な理由により、それまでパブリックメジャーであったアイドルの価値観が崩壊。老若男女誰もが知るアイドルタレントがほぼ絶滅し、マニアのみが知るカルトな存在へと変貌していった時期のことを指す。
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PCエンジンはゲーム機のクセに、なぜかそんなアイドル業界の変遷を体現した妙なハードだったりする。
このCD-ROM時代の尖兵が、アイドルがアイドルであった時代の最後の大物、酒井法子を引っ張り出してゲームに登場させたことは有名だが、それからしばらくしてアイドル氷河期時代に突入。
そしてそんな冬の時代に、鏡の国の伝説よもう一度とばかりにPCエンジンが送り出したアイドルが、本作のメインキャラクター、井上麻美だ。
酒井法子と井上麻美。この圧倒的な知名度の差が、訪れた冬の時代の厳しさを物語っているだろう。
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井上麻美は、史上初のゲームによる公開オーディションにしてPCエンジンきってのカルトソフト、『みつばち学園』でグランプリに選ばれ、ミスCDロムロムという本人にとっては迷惑極まりないであろう称号とともにデビューしたアイドル。
数枚のシングルと二枚のアルバムを残して、業界からフェードアウトしていったが、氷河期ど真ん中、さらにゲームでアイドルデビューという色物イメージの二重苦によるものか、世間一般にはその足跡は殆ど知られていない。
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この『井上麻美 この星にたったひとりのキミ』は、井上麻美の同級生として彼女との時間を過ごすことができるアドベンチャーゲーム。まあADVといっても、デジタル紙芝居に近いライトな内容だ。
コマンドの選択次第で、探偵編、アイドル編、タイムスリップ編、三つのストーリーに分岐。それぞれのストーリーは、30分にも満たない長さ。
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展開次第では井上麻美を下校デートに誘え、ここで買い物に行くを選ぶと着せ替えモード。カラオケを選ぶと彼女が生歌を披露。そして美術館を選ぶと、アイドル雑誌「BOMB!」に寄せられた井上麻美似顔絵投稿の数々を彼女の解説付きで鑑賞できる。
もっとも、こっちはそんな生暖かい「BOMB!」の投稿など見せられても嬉しくも何ともないわけで、一旦踏み込んだら終わるまで長々と抜け出せないこのパートは、かなりの地獄だったりする。
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各シナリオのラストには、PCエンジンのこの手のソフトでは恒例となった、「抑揚を全く付けずに機械的にプレイヤーの名前を呼んでくれる」儀式もしっかりと収録。
テキストや井上麻美の生セリフ、そしてお話の展開も、何ともこそばゆく生ぬるいムードにに包まれているのだが、こんな思わず全身がむず痒くなるようなテイストは、送り手も受け手もすれにすれてしまった昨今では大変貴重なものだ。

*関連記事
【みつばち学園】それは早すぎたAKB48

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2017/10/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【戦国関東三国志】天下統一地区予選大会

   ↑  2016/01/19 (火)  カテゴリー: PCエンジン
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三國志と戦国時代、歴史シミュレーションの二大潮流だが、『信長の野望』シリーズに代表される戦国もののアドバンテージは、やはりおらが国を代表する英傑に肩入れできる、高校野球のような郷土との密接な関わりだ。
高校野球では西東京代表のチームは常に強豪だが、戦国時代だって負けていはいない。後北条氏といえば関東一円に強固な支配体制を築いた戦国有数の一族だ。
さらにおらが町規模で突き詰めると、大石氏だの三田氏だのなんてのがいるんだけど、まあここらへんは二回戦がやっとの地元都立高みたいなもんである。
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しかし後北条氏、その強大な勢力の割にはイマイチ人気がない。
プチ国家的な領国経営など後北条氏ならではのセールスポイントが一般受けしないとか、家臣に知名度とキャラ立ちを兼ね備えた奴がいないとか(なんたって風魔小太郎なんて実在の疑わしい奴が重宝されるくらいだ)理由は様々だろうが、何よりも隙あらば難癖つけて1ミリでも領土を掠め取ろうとする狡っ辛いイメージがあるからだろうか。
だがそんなことは後北条氏だけの専売特許じゃない。戦国はしょせんは領地の掠めあい。英傑ヅラしたあいつやこいつだって、やってるのは自国の領土線を少しでも意地汚く広げることに変わりはない。
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関東甲信越はそんな狡っ辛い領地の削り合いの大激戦区。なんたって後北条氏の他に武田と上杉、キャラでも勢力でも負けてはいないメジャー戦国大名が、それぞれに居座っている地区だ。
誰が呼んだか関東三国志。義とかなんとかやたらうるさい奴とか、ころころ代替わりする家があったりとか、関東管領という帝にあたるような存在など、あちらの三國志とだいぶ被るところも多いが、しかしこの三家が同盟相手をころころ変えながら、合戦や外交を駆使して目まぐるしく関東の覇権を奪い合った様は、本家に負けず劣らずドラマチックだ。
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我が国代表後北条氏が主役の一角を堂々と張るPCエンジンCDロムロムの歴史SLG『戦国関東三国志』。
だがこの作品、今ひとつ知名度に欠けるのは、発売元のインテックがイマイチ馴染みのないメーカーだとか、そもそもCDロムロムだからとか、これまた理由は様々だろうが、なんたって『信長の野望』シリーズがその地域をどんどん全国規模に拡大している時期に、関東限定なんて地区予選臭漂うスケールに収めてしまったからであろうか。
プレイヤーが選択できるのは、魏呉蜀よろしく睨み合う武田北条上杉の三家。これ以外に佐竹や今川、結城に山内上杉など、県予選ベスト8レベルの大名も軒を連ねて、目指すは関東管領の座。『信長の野望』が天下だの統一だの言ってる一方でスケールちっさ!
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しかし地区予選とはいえ全国屈指の激戦区。ベスト8レベル校をそれぞれ撃破した三強は、トリプルスレッドの熾烈な潰し合いを経て、関東代表の座を目指すのであった。
そして激戦区予選ならではの特典は、代表校をいきなりの全国大会決勝にご招待。
そう、関東地区大会はあくまでも予選。ここを制した者は、やがて第二部で西日本代表と雌雄を決することになるのだ。
その西日本代表は第六天魔王織田信長さんで常に確定。要はいにしえのPL学園、今で言うと大阪桐蔭みたいなもんである。
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しかも信長さんの配下には、毛利や長宗我部、島津など、西国からかき集めたご当地色皆無の顔ぶれが。これなんかも高校野球の強豪校を髣髴とさせる話だ。
第二部は戦略モードを排除した、合戦マップの連続で構成されるトーナメント風一発勝負。
地区予選、全国大会の二部構成で、生き馬の目を抜く戦国の時代にさわやかな高校野球の風を吹き込んだ『戦国関東三国志』。
生首の多発するビジュアルは、ちっともさわやかではないが、なあに、球児には血と汗と涙が付きものだ。

 

この記事に含まれるtag : ストラテジー 

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2016/01/19 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |