ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【ズサーヴァサー】近未来チャリオットレース

   ↑  2016/08/21 (日)  カテゴリー: ドリームキャスト
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メカ製の動物たちにトレーラーを牽引させて、陸海空3つのステージを走り抜くチャリオットレースゲーム。
動力は前方のメカアニマルたち。後ろのトレーラーはただ引っ張られるだけなので、減速せずにコーナーに突っ込むと、遠心力で後ろのトレーラーが振り回されてえらいことになる。
そしてメカアニマル(ゲーム中ではダブルスティードという呼称)のスピードコントロールに使用されるのは、アクセルのみでブレーキの類は無し。
まぁ要するに、手綱を引く、緩めるの感覚なのだろう。このアクセルの加減のみで、通常のレースゲームとは違う独特のコーナー挙動をコントロールするのが、このゲーム特有の持ち味。
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また海や空では、牽引役の動物たちも魚や鳥に、引っ張られるトレーラー側もボートやグライダーに変化するので、それぞれにコントロールの加減もこれまた変わってくる。
登場するメカの動物たちは、馬、鹿、バッファロー、イルカ、カジキ、マンタ、鷹、ツバメ、白鳥など、総勢27種類。
中には亀やカンガルー、オウムなど、何かを牽引して走るには明らかに向かないような動物も混じっていたりするが、そこはご愛敬。
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それぞれの動物には、加速、コーナーリング、トップスピード、当たりの強さ、4つのパラメータが設定され、引っ張られる側のトレーラーにも、やはり細かい性能差が振り分けられてる。
動物のウィークポイントをトレーラー側の性能で補ったり、あるいは一つの特性に特化した組み合わせにしたりなど、動物とトレーラーの編成次第で様々な戦略を組み立てよう。
オススメの動物は象。加速とコーナーリングは最低レベルだが、とにかく混戦で体をぶつかり合わせることが頻繁に起こるチャリオットレースでは、その当たりの強さは有効な武器となるだろう。
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そんなぶつかり合い上等のアバウトな展開が常となるレース。
直線主体のコースレイアウトなので、ゲージを溜めて発動させるブーストがキーポイントとなってくるのだが、ただでさえコーナーリングが不自由なので、このブーストは使いどころが肝心。
直線で鞭を入れた競走馬の如く、メカアニマルたちがその四肢をフル回転させて激走するブースト走行は、実にムダな迫力に満ちている。
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トレーラーに武器を積載しレースを競うバトルレースモードは、さらに大雑把。
バルカンなんか常に撃ちっぱなしで、戦術も戦略もないしっちゃかめっちゃかな争いになること必至だろう。
ハードはドリームキャスト、国内中小メーカーによる近未来レースゲーム。しかもホバーカーではなくメカのチャリオットと、あらゆる面においてマイナーな存在になることを宿命づけられたような一作だ。

 

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2016/08/21 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【世界ふしぎ発見!トロイア】トロイア滅亡体験旅行

   ↑  2016/06/24 (金)  カテゴリー: ドリームキャスト
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エーゲ海の要衝に栄えた神話上の伝説都市トロイア。
海洋交易を基盤に栄華を誇るも、アカイアとの長きに渡る戦争を経て滅ぼされた伝説の都。
巨大な木馬に兵士を潜ませて放置し、それをトロイア勢に城塞の中に運び込ませて内から城を破ったのは、かの有名なトロイの木馬の伝承だが、いくら吹かした神話とは言え、そんなものをなんの警戒もなしに城壁の中に入れちゃうというのも、そうとう無茶な話である。
しかし神話のロマンは現実のロマンを生み出す。
誰もが伝説上のお話だと思っていたトロイアの都を、飽くなき執念でついに掘り出したのはハインリッヒ・シュリーマンだ。
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そして神話のロマンはドリームキャストのソフトも生み出す。
もはや長寿なんてレベルを遥かに通り越したTBSの超ロングラン番組発の『世界ふしぎ発見!トロイア』は、そのトロイア滅亡の過程を、インタラクティブアドベンチャーの形を借りてプレイヤーに体験させるマルチメディア風のゲームだ。
時は過去世界へのタイムトラベルが可能となったはるか未来。
TVディレクターであるプレイヤーは、番組の事前調査のために紀元前12世紀のトロイアにタイムダイブして、そこでトロイアが滅亡に至る最後の七日間を目撃するという流れなのだが、そんな未来に至っても「世界ふしぎ発見!」は続いているということなのだろうか。
黒柳徹子あたりは、まだ堂々とレギュラーを張っていそうで空恐ろしい。
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まあとにかくそういう設定を元に、CGで再現したトロイアの様子をインタラクティブに体験さる歴史観光ソフト。
マルチメディアソフトに、ほのかなゲーム性を付加した程度なので狭義のゲーム的な面白さを求めるようなものではない。
求めようにもこのソフトにゲーム的な付加価値を与えようとしてる部分では、ことごとく無残な結果に終わっているのが事実。
アドベンチャーゲーム的なパートは、フラグ立てに至る展開が素人臭さ丸出しで不親切極まりなく、まるで'90年代前半の、しょっぱい3Dアドベンチャーを思い起こさせる。
TBS、日立、テレビマンユニオンと並ぶ、およそゲームとは畑違いな制作者クレジットの面々からも、そのことは容易にうかがい知れるだろう。
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発掘物をもとに再現されたトロイアの街並みや人々の営み。そう言うと聞こえはいいが、そのCGそのものは、時代性を割り引いても、ちょっとばかりしょぼいもの。
ただ、その中を実際に自分の足で移動して、街の構造や職人街の様子などを目の当たりにするのは、本やテレビ番組から得るものとは、また違った新鮮な手応えがあるかもしれない。
ほら、市街区のあたりで耳を澄ませば、トロイアの一般市民たちの、生活感溢れる会話が聞こえてくるではないか。ときどき明らかに板東英二や野々村真の声が混じっているような気もするが……。
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そして戦車競争に優勝し、宮中にお目通りが適ったプレイヤーが遭遇するのは、トロイア滅亡にまで至る王族たちの愛憎劇。
カサンドラ、ヘレネ、パリス、ヘレノスといった、神話やレリーフでしか馴染みの無い人々とインタラクティブに触れあい、やりとりを交わし、そして物語はクライマックスへ。ああ、その木馬を街の中に入れちゃダメだってば!
他にも不自由な操作性や確実に酔いを誘うであろう3D移動画面など、欠点をあげつらっていけばキリがないが、インタラクティブ歴史データベースという一試みは、ちょっと惹かれるものがある。
さらにこなれた形で、第二弾、第三弾が出てくれば面白かったのだが、やはり実売二千本を切る売り上げでは、そういうわけにもいかなかったのだろうか。

 

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2016/06/24 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ECW Hardcore Revolution】ハードコア革命とアクレイム

   ↑  2015/09/26 (土)  カテゴリー: ドリームキャスト
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「プロレス界のニルヴァーナだ」
ECWの歴史を追ったドキュメンタリーDVD「ECW ライズ・アンド・フォール」の冒頭で、ポール・ヘイマンは自らが創造した団体をそう表現した。
シンプルかつ的確だ。事実ECWはニルヴァーナのような影響をプロレス界全体に及ぼし、そしてそれは団体が崩壊して10年以上経つ今でも色濃く残り続けている。
ロートルと無名の新人しかいないフィラデルフィアの呑気なローカル団体に、ヘイマンはその類稀なるプロデューサー能力で新たな生命を吹き込んだ。
メジャー団体のスーパーヘビー級レスラーたちによる牧歌的なファイトに抗うかのように、過剰な暴力と流血と常識を超えた凶器と反倫理的なサイドストーリーを臆することなく展開する。
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それは間違いなくプロレス界にとってのオルタナティブだった。
メジャー選手と比べると明らかに小柄なレスラーたちによるラディカルなレスリングは、既存団体に飽きたらないコアなファンのハートを掴み、たちまちのうちに一種異様な熱狂と支持を獲得する。
巨大資本を抱えるWWEとWCWの二大団体を向こうに回して、ハードコアを標榜するECWは全米マット界に第三極としての地位を築いたかに見えた。しかしそれは幻想だった。
メジャー企業としての体裁を整えている二大メジャーに対して、いくらアティチュード面で多大な影響力を有したとはいえ、組織としてのECWは選手自身が裏方も兼任する独立団体から結局抜けきれなかったのだ。
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しかしヘイマンは、自信の団体がWWEやWCWと肩を並べ、やがて業界のトップに躍り出る夢を捨てきれなかった。
足りないのは巨大メディアとさらなる資本だ。そう考えたヘイマンは二つの大きな企業と接近する。
一つはアメリカの大手テレビ局TNN(現Spike TV)、そしてもう一つは90年代に隆盛を誇ったゲームメーカー、アクレイムエンターテイメントだ。
TNNからは大会中継の定期番組を、そしてアクレイムからは巨額のライセンス料と、それと引き換えのECWのゲームを。
全国網のテレビ番組とオフィシャルゲーム、WWEやWCWに肩を並べるメジャーの証を同時に手にしてヘイマンは勢いづいた。
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だがヘイマンは自身の資質に大きな欠陥を抱えていた。
プロレスをクリエイティブすることにかけては、比肩なき才能を持つヘイマンであったが、その代わりに彼にはビジネスマンとしての才覚が決定的に欠如していたのだ。
前述のDVDの中でも、彼はことプロレスに関しては、感情豊かに立て板に水のごとく魅力的な言葉を積み上げ、聞く者を詐術的なまでにたちまち虜にしてしまう。
しかし話題がビジネスのことに及ぶと、先ほどの彼とは別人のようにトーンダウンし、説得力皆無の言い訳と愚痴に終始するのだ。
ヘイマンの前後にインサートされるWWEの総帥ビンス・マクマホンの、本音を決して吐露しない冷静なインタビューと並ぶと、両者のビジネスマンとしての才能の差は浮き彫りになる。
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結果的に二つの大企業との接近は大失敗であった。
TNNには足元を見られた契約を押し付けられ、ヘイマンとスタッフはそれに振り回され続けるハメとなった。
ではゲームの方は? 元々アクレイムはWWEと提携し、同社のライセンスゲームをほぼ一手に引き受けてきた。
しかしWWEは長きに渡るアクレイムとの契約を打ち切り、提携先をTHQに変える。THQから依頼を受けた日本のユークスは『エキサイティングプロレス』を作り上げ、それはプロレスゲームの新スタンダートとして高い評価を獲得し、現在でも続くドル箱シリーズとなった。
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ではそのWWEに見限られた形となったアクレイムと提携したECWの方は?
プロレス界にまったく新しい概念を持ち込んだECWのゲーム化だ。心機一転、さぞや新機軸のプロレスゲームを送り出してくれる……、なんて殊勝なことをあのアクレイムがするワケがない。
破談先と組んだ最後の作品『WWF Attitude』を叩き台にして、出場キャラクターをECWの選手に入れ替え、なおかつ操作性を悪くしてリリースするという舐め腐ったマネで、ECW初のオフィシャルゲームに湧くファンに思い切り水をぶっかけてくれたのであった。
登場レスラーはドリーマー、ニュージャック、RVD、サブゥー、レイヴェンといったECWの"顔"から、スティーブ・コリノ、C.W.アンダーソン、サイモン・ダイヤモンドなどのニューカマー、もちろん欠かせないフランシーンやドーン・マリーの女性陣に、さらにはトミー・リッチやザ・シークらレジェンドの隠しレスラーまで。当時のECWのベストメンバーが勢揃い(サンドマンはECW脱退後なので不在)。
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しかしCG化されたその面々が繰り広げるのは、ハードコアファイトともジャパニーズスタイルやルチャにもほど遠い、旧態依然としたもっさりポリゴンプロレス。
そこにECWがリング上で提唱した様々な改革は、微塵も再現されていないのであった。
それでもヘイマンはまだ得をした。アクレイムからはそれなりにカネを毟り取ったからだ(完全に破綻していた経営状態では、それも焼け石に水だったようだが)。
そうはいかないのはアクレイムだ。いくら人気が出てきたとはいえ、所詮は二大メジャーから遠く放された第三団体。
本作と続く『ECW Anarchy Rulz』の売上は、ECWに投資したカネには到底見合うものではなく、さらには拡大経営が弾けたECWが倒産すると、その債務すら取り逸れるハメとなったのだ。
ヘイマンの夢の砦の倒産から三年後、かつて栄華を誇ったアクレイムもその勢いを失いついに破産する。
ECWの遺産は有形無形となって、今でもプロレス界に輝きを残し続けているが、アクレイムのそれが今のゲーム界にどれほどの影響を及ぼしているかは、なんとも微妙なところである。

<ドリームキャスト海外版>

 

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2015/09/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【What's シェンムー ~湯川(元)専務をさがせ~】

   ↑  2015/06/19 (金)  カテゴリー: ドリームキャスト
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「あ、いたいた、探したぞ。おい、おっさん、湯川のおっさん、ちょっと待てよ」
「え? ……あ、き、君はたしか芭月君じゃないか。久しぶりだな、今はどうしているんだ?」
「ドブ板通りを当て所なくウロウロして、ガチャガチャやハングオンにうつつ抜かしてばかりいた高校生の将来なんて、たかが知れてるだろ! いちいちそれを聞くか!?」
「いや、そ、そ、それはスマン。聞いちゃいけないことだったか……」
「アレックスキッドやマラカス振り回すサルと一緒にカートで走る仕事で、なんとか食いつないでるよ」
「よかったじゃないか。まだゲームの仕事があって」
「セガの失業キャラ対策ゲームとも言われてるがな。だけどよ、ファンってのはありがたいじゃないか。そんなオレの現状を見るに見かねて、今、世界規模で『シェンムー3』の開発に向けたキックスターターってのを募ってるんだよ」
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「また物好きが多いなあ……」
「なんか言ったか!?」
「あ、い、いや……、シリーズ復活、素晴らしいじゃないか。私やCSKとまったく関係ないところでやってくれるなら、大いに結構」
「なんだそのうちはもう無関係みたいな言い方は?」
「だってさぁ、ぶっちゃけると私はもうシェンムーのシェの字も聞きたくないもん。そりゃファンも多いかもしれないよ? だけど、そのタイトルを聞くだけで思い出したくない記憶がぶり返してくるセガやCSKや流通小売りの関係者だって、少なくはないんだよ?」
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「ずいぶん人を厄介者みたいに言ってくれるじゃねえか」
「だって君たちに一体どれだけ無駄金を注ぎ込んだと思ってるんだ? その他もろもろ含めて100億だぞ、100億!」
「オレは毎日500円しか貰ってなかったぞ!?」
「君の小遣いの話をしてるんじゃないよ!」
「ダイジョブだよ今度は。そのためのキックスターターなんだから。足りなきゃまた集めりゃいいんだし」
「そんな、見切り発車で始めた町内会のお祭りじゃあるまいし……」
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「それに今度はセガの100倍頼りになるところがバックについてんだから。ああ、もう最初からあそこのハードで企画が始まっていりゃ、今ごろ普通に第20章くらいまで出てたかもしれねえのに!」
「……正直言うと君はセガのゲームってだけで、だいぶゲタを履かされていたところがあるから、それは無いと思うぞ」
「なんだとコノヤロウ!」
「(小声で)セガハードから離れたサクラ大戦がどうなったかを見れば分かりそうなもんだろう」
「あんな小娘どもと一緒にするなよ!」
「いや、歌謡ショウを見た限りでは、彼女たちは決して小娘ってわけではなかったよ。むしろオバ……」
「中の人の話をしてるんじゃねえ!」
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「まあとにかく君も新しい仕事が見つかってよかったじゃないか。我々の与り知らないところでならば、好きなように頑張ってくれ」
「おい、もう無関係みたいな言い方するなよ。あんただってまんざら縁がないわけじゃないんだからよ、キックスターター何口か乗ってくれよ」
「そ、そんな、キックスターターって、そんなパー券売るような制度じゃないだろ!?」
「いいんだよ、どうせこのキックスターター、募る手順をしくじって評判悪いんだからよ!」
「私はもうリタイヤした身なんだから、かんべんしてくれよ」
「CSKの年金があるだろ!」
「この期に及んで君はまだCSKから金を毟ろうとするのか!?」
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「あんたたちだって人を世に送り出した責任ってものがあるだろ、ちょっと財布見せろよ!」
「ダメだ!」
「あ、おっさん、ちょと待てコノヤロウ!」
「これだけは渡せない!」
「待ちやがれ、てめえ!」
「誰が待つか!」
(続いてお待ちかねのドブ板通りQTEチェイスパートです)




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2015/06/19 | Comment (4) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【チェキッ娘の見るCD】幻のMIL CD

   ↑  2015/05/27 (水)  カテゴリー: ドリームキャスト
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CD-EXTRA。最近はめっきり少なくなったが、10年ほど前には盛んにボーナスとして音楽CDに付け加えられていたコンテンツだ。
CDをパソコンで再生すると、通常の音楽トラックの他にミュージッククリップのムービーや、バンドのサイトへのリンクなどが起動するのだが、ビデオクリップが観られるといったって、パソコン再生用のぎとぎとに圧縮された粗い画質。
まぁ大してありがたみを感じなかった人がほとんどだったボーナス要素だろう。
むしろ普通にパソコンでCDを聴こうとするときに、強制的にこのCD-EXTRAコンテンツが立ち上がってしまうのは、迷惑以外の何ものでもなかったような気がする。
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セガがドリームキャストの独自機能として搭載したMIL CDは、このCD-EXTRAの亜種。
このMIL CD、一般のCDプレイヤーで聴く分には、ごくごく普通の音楽CDだが、これをドリームキャストで再生すると、美麗なムービートラック(ただしDVDの画質には劣る)が立ち上がる。
パソコンよりも普及度が低いドリームキャスト縛りのハンデを持つ上に、一般の音楽CD規格ではないために、再生にあたって弾かれるプレーヤーも出てくるなど、好きなアーティストのアイテムとしてこれを買った人にとっては、CD-EXTRA以上に迷惑きわまりなかったことだろう。
もっともこのMIL CDは、ゲーム『北へ。』『D2』や映画「秘密」「HANG THE DJ」のサントラ、チェキッ娘、スナッパーズ、dps(ディープス)のマキシシングルなど、全部でわずか7枚のリリースに留まった。
発売元のレコード会社はすべてバラバラ。このことからも、どこもとりあえず一枚だけ義理で出した台所事情が伺えるではないか。
ゲームのサントラはまだしも、スナッパーズやdpsなどのドリームキャストとは縁もゆかりもないアーティストたちは、ダシに使われた以外の何ものでもないだろう。
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そんなUMAにも等しいような徒花規格、MIL CDを象徴する一枚が、この「チェキッ娘の見るCD」。
チェキッ娘といえば、セガがそのレギュラー番組をスポンサードしていた、いわばドリームキャストが生んだも同然のアイドルグループ。
ポストおニャン子クラブを目論んで売りだされるもイマイチ世間には浸透せず、マイナーなイメージを払拭できないまま、たった一年で活動を停止してしまったそのキャリアは、まるでドリームキャストの対世間評価と足並みを揃えているかのようであった。
しかし兎にも角にもドリームキャストのプロモーション費用を割いて生まれたアイドルグループだ、多少なりとはドリキャスに貢献してもらわなければ困る。
そんなわけで誕生したのが、チェキッ娘の過去シングルを集めたミニベストに、MIL CD用の映像パートをドッキングさせた本作。
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その映像パートはチェキッ娘のメンバーが、カルトクイズと称して本人にしか分からないような二択問題をぶつけてくる、なんとも対応に困るコンテンツ。
最後まで正解すればご褒美として水着の映像が拝めるとの触れ込みに、トラックスキップボタンで問題をかっ飛ばしてボーナスステージに進めてみると、そこで流れるのはサービスカットではなく、水着でのジャケット撮影の単なるオフショット。
「あんたたち、セガとドリキャスユーザーに対して、もうちょっと気の利いたサービスしてもバチは当たらない立場なんだぞ」と、誰もが画面の中の彼女たちに対して、そんな説教を垂れたくなってくる気持ちを抑えられないだろう。
「もういい、君らじゃ話にならないから、秋元呼んでこい、秋元康を!」
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とってつけたような扱いを受けていたMIL CDであったが、意外なところから思わぬ注目を浴びる。
このMIL CDをセキュリティホールとして、海外版ソフトやプロアクションリプレイ、さらにはコピーソフトの起動など、グレーなものから完全ブラックまで様々な想定外の使われ方が横行し、慌てたセガは2000年後期生産分以降のドリームキャストからMIL CD再生機能をばっさり削って、事実上なかったことにしてしまうのだった。
そのグズグズな一連の顛末は、いかにもセガを象徴するような話で、その流れに苦笑しながらも、こちらは今日もユニバーサルアダプタを使って海外版ソフトを走らせて、MIL CDの恩恵を密かに満喫するのであった。



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2015/05/27 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |