ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Assassin's Creed】無責任な歴史観光客

   ↑  2017/06/06 (火)  カテゴリー: XBOX 360
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12世紀末のダマスカスを、アッカを、エルサレムを、見るからに挙動不審なストレンジャーが闊歩する。
本人は群衆に紛れるソーシャルステルスなどと嘯いてはいるが、周りからはちっとも忍んでいるように見えないのは、街にたむろする乞食たちが、他には目もくれず一直線に、この男の元を目指してくることからも明らかだ。
何でそうなってしまうかは、このアルタイルという男が、慎み深さや感情の抑制力が欠如した、アサシンにはまったく向いていない性格だからに他ならない。
その上で、衆人環視の中、そこらの建物によじ登ったり、屋根のてっぺんから干し草を積んだ荷車にダイブしたりなんて真似を繰り返していれば、このおかしな異邦人のことは、半日もすればたちまち街中の話題になっているだろう。
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こんな人目を避けて行動することに根本から向いていない男を主人公に据えたゲームを、『ステルスアクションに分類して、『天誅』や『ベルベットアサシン』と並べて評価してしまうのは、そりゃ何かが基本的に間違っている。
アルタイルさんがアサシンなのは、この世を忍ぶ仮の姿。
本当のアルタイルさんは、遥か現代から時空を超えてこの街にやって来た、傍若無人でひたすら迷惑な歴史観光客でしかないのだから。
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UBIにとって豊潤な金鉱となるこのシリーズも、その第1作は後に整調されていく諸要素が、まだ荒削りのまま噛み合わずに散在する、底抜け超大作一歩手前であった。
その中にあってこちらの興味を惹きつけたのは、事前のプロモーションでさんざん喧伝されていたソーシャルステルスやフリーランニングではなく、無責任な歴史観光体験だ。
アルタイルがアサシンだという設定は、その作り込まれた歴史観光地を自由自在に闊歩させ、あらゆる角度から眺めさせるための方便みたいなもの。
金持ちから貧乏人まで、あらゆる階層の人々が狭い路地裏に溢れかえる、活気に満ちた小世界を、人々に紛れ込んで歩くも良し、屋根の上からその喧騒をぼんやりと眺めるも良し。
暗殺はその合間に果たさなくちゃいけない、ちょっとした義務みたいなものだ。
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だいたいこのゲームの暗殺ターゲットは、どいつもこいつも妙に醒めきった連中ばかりで、いざ死に際のときとなっても、完全に悟りきっている始末だから、殺し甲斐がないったらありゃしない。
ちょっとは「な、何が望みだ、金か? 金ならやるぞ。だから見逃してくれ!」なんて、いかにも暗殺ターゲットらしい命乞いをしても、罰は当たらないはずだぞ。
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そりゃあオレだって、たまにはアサシンらしく人目を忍んで警戒区域に潜入し、高所からターゲットに舞い降りナイフ一閃鮮やかに暗殺を実行して、そのまま嵐のようにその場を去るような真似にチャレンジしてはみた。
しかしその目論見は、目測を誤って露天の屋根に飛び降りてしまったり、変なところでフリーランニングが発動して思い切り目立ってしまったり、"気の毒な人"にソーシャルステルスを台無しにされたりして(気の毒な人だと思ってりゃ調子に乗りやがって!)、結局は白昼の街中で剣を振り回して大暴れする、まるで遊女に振られて吉原で20人斬りの大暴れをした浪人者みたいな騒ぎになってしまうのだ。
そしてそんなついカッとなった大量殺人者みたいな開き直りで、たいていのシチュエーションはどうにかなってしまうのだから、何とも困った話である。
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この『アサシン クリード』は、そんな斬った張ったの大騒ぎを始め、露天をぶっ壊したり、名所旧跡によじ登ったり、人を突き飛ばして難癖つけたりの、まるで不良観光客のような振る舞いを、旅の恥はかき捨てとばかりに満喫できるゲーム。
街の人々にとっては、何とも傍迷惑極まりないストレンジャーだが、どうせならストーリーに絡むこと以外は、迷惑を被る街の人々のセリフは、吹き替えも字幕も一切入れない原語のままであって欲しかった。
例え建物をよじ登っている時でも、「あれ、下の方でどうやら俺のことをなんか言ってるようだな」程度に捉えられれば、こちらとしても見知らぬ街を訪れた異邦人の気分が、より一層味わえたことだろう。
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この街にしばらく腰を落ち着けた間に、迷惑な不良観光客の噂はたちまち街中に広がり、今やちょっと突飛な動作をしただけで、たちまち衛兵が駆け寄ってくるまでになってしまった。ちょっと壁に貼り付いて登っただけだって言うのに。
わらわらと寄せ集まってきて、わけの分からない現地語を口々に叫びながら、こちらを制圧しようとしてくる衛兵たちを相手に、「オレが何をしたと言うんだぁ!」と大暴れしていると、ちょっと昔に皇居の石垣に全裸でよじ登って大騒ぎの末に拘束された、あのスキンヘッドのデブ白人とアルタイルの姿がダブって見えてくる。
考えてみれば、アルタイルとあのデブ白人のやってることは、基本的に大きな違いはまったくないもんな。
ああ見えてあのデブ、もしかしたらテンプル騎士団の陰謀に抗う者だったのかもしれないぞ?
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<Xbox One互換対応タイトル>

 

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2017/06/06 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【FunTown Mahjong】XBLA麻雀は台湾ルール

   ↑  2017/05/23 (火)  カテゴリー: XBOX 360
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Xbox Oneユーザーを束の間の狂騒に駆り立てたBackward Compatibility Super Saleが終幕した。
ストアにあるOneに互換対応した360ゲームのほぼ大半が、50%~75%にディスカウントされるとあっては、さすがにこちらも見て見ぬふりをするわけにはいかない。
セールの開始と同時にストアサイトに突撃して対応タイトルを漁ったのだが、しかしめぼしいゲームはほtんど既に購入済みという結果で、おのれの業の深さを改めて思い知らされるのであった。
しかしXBLA作品が200円だの300円ちょっとなんて値で並んでいるとあっては、このまま手ぶらで引き下がるわけにはいかない。
何かをポチりたい自分の指先は、自然と"こんな機会でもなければ買おうとは思わないようなゲーム"に向かうのだった。
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最初期のXBLAは後のそれとはだいぶ様相が違っていて、レトロアーケードのリメイクと共にもう一本の柱となっていたのは、定番アナログゲームのデジタル版タイトルであった。
トランプや将棋、クロスワードパズルにドミノ、バックギャモンにUNO、あるいは著名ボードゲームなど。
そのラインナップは最初期のSimple1500シリーズと類似しているが、しかし当然Simpleシリーズのように日本の国内市場にアジャストした形ではない。
トランプでメインとなったのはテキサスホールデムやジンラミーといった日本では馴染みのない種目。
将棋ソフトも海外開発。そしてこの手のタイトルでは定番と言える麻雀も、我々がよく知るルールのそれではなく台湾麻雀ルール準拠なのであった。
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360の麻雀タイトルは『通信対戦麻雀 闘龍門』が既にあったが、やはりこういうオン対戦の定番はパッケージソフトではなく、利便性の高いダウンロードソフトで欲しい。
そんな事情で充分国内需要のあったXBLA麻雀であったが、それがまさかの台湾ルール。
構えたグラブの遥か頭上を越えてゆく大暴投で日本人ユーザーからは、ほぼ黙殺された台湾麻雀を、セールで手ぶらで帰ってくるわけにはいかないというねじ曲がった理由で10年越しに購入。
ホントいい意味でも悪い意味でもゲームソフトの商品寿命は大きく伸びたもんである。
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順子と刻子を揃えてく基本は同じだから、まぁそんな大した違いはないだろう。
さすがに積んでおくわけもいかず、そんな見込みで手を付けた台湾麻雀であったが、しかし手牌が日本ルールより多い17枚。面子も1つ増えるだけでこれがもう大違い。
しかも食い下がりのない、むしろ鳴きを前提としたルールだから、序盤から乱れ飛ぶ中張牌ポンの嵐に、バカ正直にメンタンピンを揃えようとしていたオレは、順子のあまりのコストの高さに「ちょっと待て! これってドンジャラじゃねえかよ!」と悲鳴を上げるのであった。
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まぁやり込めばそれなりに面白いかもしれない台湾麻雀であるが、だが肝心のソフトが微妙なキャラに加え、長めのローディングや、サイ振りや配牌をスキップできないレスポンスの悪さと、麻雀ゲームとしては、かなり致命的な欠点を抱えており、さらに今さらオンに人がいるわけがないとあっては、さすがにセールに浮かされた一時の熱を後悔するほかはないのだった。

<Xbox One互換対応タイトル>

 

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2017/05/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Harms Way】気分はブラック魔王

   ↑  2017/05/06 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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トニー・カーチス主演の「グレートレース」でジャック・レモンが演じていたフェイト教授とか、「素晴らしきヒコーキ野郎」のパーシー卿など、レース競技の妨害や邪魔に精を出すキャラクターは、映画の世界では昔からお馴染みだ。
この手のキャラの原型を遡れば、サイレント時代のスラップスティック喜劇に辿り着くのだろうけど、その系譜を引き継いだ人物で、我が国で一番お馴染みなのは、何と言ったって「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王だろう。
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先日Xbox Oneの互換リストに加わった『Harms Way』は、2010年にドリトスの提供により無料で配布された作品。
パッと見は何の変哲もないオフロード系のレースだが、このゲームはバギーやピックアップトラックを駆ってレースする側の他に、コースの各所に配置されたタレットを使ってレースを妨害する役割も任意で選択することができたりする。
このタレット側が、いかにもフェイト教授やブラック魔王的な、レース妨害野郎の気分を満喫できて、なかなか楽しかったりするのだ。
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タレットの前で手ぐすねを引いて待ち構えていると、荒野の向こうから呑気にレースをやっている連中の砂塵が少しずつ近づいてくる。
そんな瞬間、わき上がってくるワクワクする気分を抑えきれず、「ケンケン、このショットガンタレットで、あのあんぽんたんどものクルマを蜂の巣のスクラップにしてやろうって寸法よ、ニヒヒヒヒ」(CV・大塚周夫)「やったろ、やったろ、うしししししし」(CV・神山卓三)なんて一人芝居を、思わず口に出したくなってくるだろう。
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ドライバーと射手の役割分担がはっきりしてくるのは、やはりマルチプレイ。
両者がガッチリとコンビを組み、ドライバーはタレットアップグレードのアイコンを拾いまくって、そして射手側はもちろんドライバーのライバル車を片っ端から撃ちまくって、それぞれ相方をサポート。
トップを走るライバル車が相方の狙いすました一撃を受けて、白煙を拭き上げながらコースを外れていく様子を目の当たりにすれば、「グッジョブ!」の叫びが自然と湧いて出てくるはずだ。
「後ろの身の程知らず野郎にも一発お見舞頼むぜ!」
このクルマと援護火器の混合ダブルス仕様に、ボロ車と砂埃舞い散る荒野という諸条件を兼ね備え、クルマ自体に武装は積んでいなくとも、亜種として武装カーゲームの要件をしっかりとクリアした一作だ。

<Xbox One互換対応タイトル>

 

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【Red Faction: Battlegrounds】火星の荒野の武装カー

   ↑  2017/05/01 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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武装カーの狭義に於いて、ぴっかぴかのかっちょいいスポーツカーなんてのは以てのほかだ。
007のボンドカーも広義では立派な武装カーの仲間だが、しかし武装カー原理主義者は、それすらも認めない。
ポンコツでサビが浮いてロットで購入できそうな実用車の成れの果て。
まぁ「西部警察」なんかで盛大に壊されるタイプだが、それに見栄えなんかお構いなしにトゥーマッチな武装を載っけたクルマ。それが原理主義者の尊ぶ武装カーのあるべき姿だ。
中東辺りでゲリラが乗り回している、日本の中古商用車に機関砲やロケット砲を載せたシロモノなんかは、武装カーの理想が現実の台所事情と結びついた形だと言えるだろう。
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ゲーム界隈で幅を利かす武装カーの原点となるのが、80年代に局地的に流行った「メガフォース」や「マッドファイター」などのバカ映画群だ。
トンチキな改造を施したボロ車が田舎暴走族規模の群れをなし、誰にも迷惑の掛からない荒野で不毛な争いを繰り広げる。
祖となったのは言うまでもなく「マッドマックス2」だが、それらは本家マックスの志の低いパチもんであるが故に、結果的に武装カーの本来の姿が、よりピュアに表れていた。
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これら80年代低偏差値武装カー映画を真に受けたあんぽんたんどもが、やがてゲーム業界に入り、そして武装カーゲームというジャンルが萌芽する。
『Twisted Metal』に『ヴィジランテ8』、その柳の下の多くの有象無象ども。
いずれもバカ丸出しの改造武装車が、アンパンきめた暴走族なみの後先考えな破壊衝動で大暴れするだけの潔い内容ばかり。
そこにビデオゲームのもっとも純粋な理想を垣間見るのは、決してオレだけではあるまい。
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火星の不毛な荒野を舞台に建設労働者たちが実用トラックを乗り回して破壊の限りを尽くす。
『レッドファクション』シリーズの最高傑作『Red Faction: Guerrilla』は、武装カーの狭義と極めて高い親和性を持ったゲームだったが、それに続く作品はズバリ武装カーゲームそのものに着地したのであった。
登場するのはお馴染みのバカ丸出し改造工務店車両に、前作で猛威を奮った建築用のパワーローダー、そして戦車。
見下ろし型固定フィールドの中で一同がやみくもに大暴れする、アリーナタイプの武装カーマルチプレイバトルロイヤルを基本とするゲームだ。
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続くシリーズ最新作『Red Faction: Armageddon』のプロモ的な意味合いを多分に含んだ小品で、海兵隊教官風の悪口雑言を並べながら進行を司どるキャラクターは、同作からの出向。
『Red Faction: Guerrilla』の武装蜂起から時は流れ、かつての革命家たちが今じゃすっかり体制の人となっている変遷はあるが、このゲームに関しては、深いことなんか考えずに、とにかく自分以外の動いているモノを片っ端からスクラップにすればいいだけだ。
バカ車、迷惑の掛からない荒野、低偏差値、そしてざっくばらんすぎるゲーム性と、武装カーゲームの純粋性を、ある意味正統に受け継いだ作品と言えるだろう。ほんとバカなゲームだけど。

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【TimeShift】時間よ止まれ!

   ↑  2017/04/29 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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アダルトビデオメーカー、V&Rプロダクツに「時間よ止まれ!」という看板コンテンツがある。
もし時間を停止させて、その間に社会的制裁を受ける心配なく不埒三昧できたら。
そんなしょうもない男のボンクラ丸出しな妄想を、女優さんに身体を静止してガマンさせるという、たった一点の力技をもって具現化したシリーズ。
これが多くの他社製亜流を生み出して、今やAV界の一大ジャンルとなっているのだから、恐ろしいというか、まぁ実にバカバカしい話だ。
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時を止める。それはバカな男にとって最大のロマン。
FPSのマルチプレイで複数の敵に囲まれた時、あるいは高レベル廃人級プレイヤーに翻弄された時、もし「タイムストーーーーーップ!」の一声と共に時間を停止させられたら。
腕と忍耐を伴わないへっぽこゲーマーなら誰もが一度は思い描いたシチュエーションも、AV版時間よ止まれとジャンルは違えど程度の方はまったく違わない、ろくでもない妄想だ。
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「時間よ止まれ!」シリーズで時を止めるアイテムは、おもちゃじみた時計であったが、この『TimeShift』で主人公が開始早々手にできるのは、これと同等の能力を持った特殊スーツ。
時の流れを書き換えるためにやって来たのは、どことなく『Half-Life2』を想起させる近未来のダークユーロ風ディストピア。
圧倒的な体制側に対抗する最大の武器は、もちろん「時間よ止まれ!」シリーズもかくやのタイムストップ三昧だ。
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使用できる時間操作は、停止、スローモーション、巻き戻しの三種類。
このうち一番強力な存在は、なんてったって時間停止だが、残念ながらこれはタイムコントロールゲージの消費が激しいために、銃撃戦時の使用はあまり現実的ではない。
時間停止が活躍するのは、主に進路を切り拓くパズル的なシチュエーション。
例えば外部にしか操作盤がない荷物用エレベーターに乗りたい時には、時間を止めた後、操作スイッチをオン。そのまま悠々とエレベーターに乗り込み、後は時間停止を解除するだけ。
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一番使い勝手がいい能力は、やはりスローモーション。
それほど打たれ強くはない主人公だが、スローモーション能力さえあれば複数の敵でも恐れることはない。
亀の歩みのようなスピードで動く敵たちの間を駆け回り、片っ端からショットガンの餌食にすればいいだけの話。
通常スピード時には、とてつもない強敵である飛行兵やワープ兵なども、いざスローモーションさえ発動させれば、もう木偶同然の存在だ。
ただ撃ち殺したり、どつき倒したりするだけでは脳がない。スローモーション状態の相手に近寄り、相手の武器を奪ってしまうなんてのも乙なものだ。
「時間を止まれ!」では、さんざんやりたい放題やった後、去り際に時間停止を解除。我に返った女の子が「きゃっ、何これ!? あたし、何で裸!?」とパニくるのがお約束でしたが、この『TimeShift』の敵兵も負けずに「きゃっ、武器どこ!? あたし、何で丸腰!?」と派手にうろたえまくってくれるだろう。
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時間巻き戻しは進路を拓くパズルの他に、相手にガムグレネードを付着させられた時なんかにも有効。
きゅるきゅるきゅると時間を巻き戻せば、自分の体にくっついたガムグレが、みるみる相手の手の中に戻っていくだろう。
唐突なタイムパラドクス落ちもいかにもそれらしい、FPSの皮を被った時間操作蹂躙劇は、まさにシューター版「時間よ止まれ!」。
唯一の欠点は、このゲームをやり込んでしまうと、『Battlefield』や『HALO』などのプレイ中、「ターイムストーップ!」と叫びながら、敵がひしめく中に無防備に突進して、蜂の巣にされてしまう妙な癖がついてしまうことくらいだろうか。

<Xbox One互換対応タイトル>

 

この記事に含まれるtag : FPS ONE互換 

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2017/04/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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