ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【TimeShift】時間よ止まれ!

   ↑  2017/04/29 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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アダルトビデオメーカー、V&Rプロダクツに「時間よ止まれ!」という看板コンテンツがある。
もし時間を停止させて、その間に社会的制裁を受ける心配なく不埒三昧できたら。
そんなしょうもない男のボンクラ丸出しな妄想を、女優さんに身体を静止してガマンさせるという、たった一点の力技をもって具現化したシリーズ。
これが多くの他社製亜流を生み出して、今やAV界の一大ジャンルとなっているのだから、恐ろしいというか、まぁ実にバカバカしい話だ。
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時を止める。それはバカな男にとって最大のロマン。
FPSのマルチプレイで複数の敵に囲まれた時、あるいは高レベル廃人級プレイヤーに翻弄された時、もし「タイムストーーーーーップ!」の一声と共に時間を停止させられたら。
腕と忍耐を伴わないへっぽこゲーマーなら誰もが一度は思い描いたシチュエーションも、AV版時間よ止まれとジャンルは違えど程度の方はまったく違わない、ろくでもない妄想だ。
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「時間よ止まれ!」シリーズで時を止めるアイテムは、おもちゃじみた時計であったが、この『TimeShift』で主人公が開始早々手にできるのは、これと同等の能力を持った特殊スーツ。
時の流れを書き換えるためにやって来たのは、どことなく『Half-Life2』を想起させる近未来のダークユーロ風ディストピア。
圧倒的な体制側に対抗する最大の武器は、もちろん「時間よ止まれ!」シリーズもかくやのタイムストップ三昧だ。
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使用できる時間操作は、停止、スローモーション、巻き戻しの三種類。
このうち一番強力な存在は、なんてったって時間停止だが、残念ながらこれはタイムコントロールゲージの消費が激しいために、銃撃戦時の使用はあまり現実的ではない。
時間停止が活躍するのは、主に進路を切り拓くパズル的なシチュエーション。
例えば外部にしか操作盤がない荷物用エレベーターに乗りたい時には、時間を止めた後、操作スイッチをオン。そのまま悠々とエレベーターに乗り込み、後は時間停止を解除するだけ。
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一番使い勝手がいい能力は、やはりスローモーション。
それほど打たれ強くはない主人公だが、スローモーション能力さえあれば複数の敵でも恐れることはない。
亀の歩みのようなスピードで動く敵たちの間を駆け回り、片っ端からショットガンの餌食にすればいいだけの話。
通常スピード時には、とてつもない強敵である飛行兵やワープ兵なども、いざスローモーションさえ発動させれば、もう木偶同然の存在だ。
ただ撃ち殺したり、どつき倒したりするだけでは脳がない。スローモーション状態の相手に近寄り、相手の武器を奪ってしまうなんてのも乙なものだ。
「時間を止まれ!」では、さんざんやりたい放題やった後、去り際に時間停止を解除。我に返った女の子が「きゃっ、何これ!? あたし、何で裸!?」とパニくるのがお約束でしたが、この『TimeShift』の敵兵も負けずに「きゃっ、武器どこ!? あたし、何で丸腰!?」と派手にうろたえまくってくれるだろう。
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時間巻き戻しは進路を拓くパズルの他に、相手にガムグレネードを付着させられた時なんかにも有効。
きゅるきゅるきゅると時間を巻き戻せば、自分の体にくっついたガムグレが、みるみる相手の手の中に戻っていくだろう。
唐突なタイムパラドクス落ちもいかにもそれらしい、FPSの皮を被った時間操作蹂躙劇は、まさにシューター版「時間よ止まれ!」。
唯一の欠点は、このゲームをやり込んでしまうと、『Battlefield』や『HALO』などのプレイ中、「ターイムストーップ!」と叫びながら、敵がひしめく中に無防備に突進して、蜂の巣にされてしまう妙な癖がついてしまうことくらいだろうか。

<Xbox One互換対応タイトル>

 

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2017/04/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Nitro Family】おしどり夫婦はシリアスサムクローン

   ↑  2017/04/03 (月)  カテゴリー: PCゲーム
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東京太・ゆめ子に新山ひでや・やすこ。共に落語芸術協会に所属する熟練の夫婦漫才コンビ。
この二組には、それまでの相方が抜けた穴をを、急遽漫才経験のまったくない奥さんを登用して埋めたという、もう一つの共通項がある。
厳しい芸の道において、切羽詰ったときに頼りになるのは、やはり嫁さんなのだろう。
それは人だかなんだかわからないようなクリーチャーが大挙して襲いかかってくるシリアスサムライクな状況においても同じことだ。
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シューターの世界でもバディものは流行だが、いくら信頼できる相棒とは言ってもしょせんは他人。苦楽を共にしてきた女房には及ぶべくもない。
『ニトロファミリー』の両手撃ちマッチョガイ、ビクター・チョップスキーが頼りにするのもやはり女房。だが夫唱婦随なんて前時代的な関係じゃない。嫁さんとセットで一体の主人公だ。
なにせマッチョガイは常にその背中にセクシーな嫁さんをおんぶしっ放しの状態。その嫁さんの仕事は、旦那に接近してきた敵をムチでしばいて撃退する近接打撃役アンド、緊急時にロケットランチャーをぶっ放すボムの役割だ。
夫婦一体の修羅道。ゲーム版「おしどり右京捕物車」って表現も思いついたけど、まあそれはちょっと違うような気もするな。あるいはFPS版「ミラクルカンフー阿修羅」。……もっと違うような気もする。
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二人が何故おしどり行脚の道を選んだかといえば、それはもう誘拐された愛息を取り戻す理由があるから。ガキのためだ。女房の私が家で待ってるなんてマネはしてられないよ。
どっちの血だかは知らないが、とにかくクソ憎らしいガキだけど、いちおう実子だしな!(多分)
ショットガンで敵を浮かせ、マシンガンの追い撃ちでコンボボーナス。左右の武器を自在に入れ替えられる仕様で、道中の敵嬲りもリズミカル。背中から頻繁に合いの手を入れてくれるのは、もちろん嫁さんだ。旦那に負けず劣らず口が汚いのは玉に瑕だが……。
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武器や情報を融通してくれるショップの役目はキャンギャル風の衣装に身を包んだセクシーなお姉ちゃん。
これがデューク・ニューケムなら買い物を済ませた後、卑猥な一言と共に尻でも撫でてくんだろうが、あいにくとこちとら背中に無粋なもん背負っちゃってるんだよ!蛇の生殺しみたいなサービスだな!
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世に夫婦が出てくるゲームは数あれど、嫁さんの立場はたいていは庇護される側。
夫婦が共に力を合わせて何かに立ち向かうゲームってのは、ありそうでなかなかないもんだが、『ニトロファミリー』は、よりによってその数少ない一つ。
「とにかく敵をばっかんばっかん撃ち殺しまくりゃいいんだよ!」
アーリー2000年代のお気楽極楽なシューター流儀と、夫婦愛のキメラ合体はおんぶスタイル。浮気は厳禁、……って言うか、これじゃやりようがないぜ(実はワンチャンあり)。

 

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2017/04/03 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Bioshock】せめぎ合う父性

   ↑  2017/03/30 (木)  カテゴリー: XBOX ONE
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がぼがぼがぼ。肺が悲鳴を上げるほど水の中を喘ぎ、そして水面に出て貪るように息を深く吸い込んだ。
開始早々主人公が受けるのは洗礼の儀式。パブテスマは以降作に続くシリーズの隠れテーマ。
そして原罪を洗い流した主人公の前にそびえるのは、あの魅惑的な水中都市廃墟、ラプチャーの入り口。
アンドリュー・ライアン。家父長主義を頑なに信じる男が築き上げた夢の砦、理想の"ファミリー"の形がが在るべき場所。
厳格で信念を持った父親が、揺るぎない統率で支配する規律正しい大家族。そしてそれは保守主義者にとっての理想の国家像。
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とにもかくにもライアンはそんな世界を大西洋の底に作り上げた。そしてそれはあっという間に瓦解した。家族を信じず、家族を、そして何よりも家父長である自分を愛せない"寄生虫"どもの手によって。
だがラプチャーの社会が崩壊してもライアンは未だ問い続ける。理想の家族の在り方とは何か、家族愛とは何かを。
そしてゲームの序盤にプレイヤーを突き動かす理由は、「恐縮だが」という重要だけどさしたる意味を持たないフレーズじゃない。「妻と子供を助けたい」と繰り返すアトラスへのぼんやりとした共感である。
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潜水球に乗って海の底に赴くあの素晴らしすぎるイントロダクション。
海藻と岩の間から姿を現す荘厳のラプチャー。アンコール・ワットを再発見したアンリ・ムーオの興奮も、かの如しであったのだろう。
ぬめっとした湿気が本当にまとわりついてくるかのようなラプチャーのビジュアルは、HD版でよりいっそう生々しくなった。
かつて栄えた観光ホテル、一世を風靡したラブホ。人々の織りなした栄華が亡霊のように残留する廃墟ほど、哀れや物悲しさと共に探索する者の心を踊らせもする。
そして生臭い潮の香りを実際に覚えながら、レンチやショットガンとプラスミドを手に栄華の名残を追う主人公は"父性"というもう一つのテーマと向き合うことになる。
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絶対的家父長ライアン。主人公に共感と同調をもたらしながらも、否応なしに対峙せざるをえない、"庇護者としての父性の象徴"ビッグダディ。後半になりやがて露わになる主人公にとってのもう一つの"父"。
父性のせめぎ合いの中で唯一主人公をバックアップするのは、母性の象徴としての存在テネンバウム。
後半、主人公の大いなる支えとなったテネンバウムが、ガラス窓の向こうで影絵のように姿を現すシーンは、『Bioshock』で強く印象に残ったシークエンスの一つだ。
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そして主人公は、その行動、選択でいびつな父性に対して答えを出す。
家族愛の本当のあり方、それは与え、そして与えられること。ギブ・アンド・テイク。
エンドロールの手前、淀んだ海底から地上の空気を吸い込み、太陽を浴び、再びの受洗を経た主人公のその後。
「お前には可能性がある」。"父"が告げた言葉はある意味間違っちゃいなかった。
プレイヤーがラプチャーで過ごす濃密な時間は、この走馬灯のようにあっという間に語られた"その後の主人公の人生"の、長い長いプロローグであったのだ。

<『Bioshock The Collection』バンドル>

 

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2017/03/30 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Left 4 Dead】4人は黄金比

   ↑  2017/02/14 (火)  カテゴリー: XBOX 360
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オレたち一行は思わず顔を見合わせた。
Xbox Liveを通じた遥か彼方、ヘッドセット越しの肉声のみが繋がりの、顔も見えず知らない相手たちだが、その時は確かに立ち止まって見合わし、互いの表情を伺う手応えがあった。
この先から聴こえてくるのは辛気臭い女性の泣き声。
そしてそれに合わせて鳴り響く、まるでイタリアンホラーのサウンドトラックのようなBGMが、こちらの神経をさらにささくれ立たせる。
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ウィッチだ。
それもよりによって狭い通路のド真ん中にぺたりと座り込んでいる。
この己が身に起こったことを把握してしまった不幸な感染者は、側をそーっと通って行けばやり過ごせるが、いったんこちらの存在に気づいたら、「見~た~な~」とゲーム中最大の攻撃力で駄々っ子みたいに荒れ狂うもっとも厄介なエネミーだ。
このパーティで幸いだったのは、慣れた様子で粛々とこの事態に対処するスレたプレイヤーが混じっていなかったことだ。
他の人間を前に押し立てるようにビクビクと進み、感染者のトレインには大いに慌てふためき、ウィッチには堂々とビビる。
ゲームの巧拙は怪しいが、ゲームをエンジョイすることに関してはナチュラルに長けている、頼もしいようでいてちっとも頼もしくない楽しい面子だ。
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「おい、どうするよ?」
立ち止まって逡巡する一行だが、もとよりこのメンバーに気の利いた知恵などあるわけがない。
もたもたしているうちに、ウィッチが「んあ?」とばかりに辺りを見回し、そしてこちらに目を留めた。
「うわああ、気づかれた! うわああ、うわああ、うわああ!」
平等にパニクったオレたち一行は、手にした銃を闇雲に乱射しながら慌てて後ろ向きに走り出し、そして揃って曲がり角でつかえてさらにパニクるのであった。
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バッドガイ気取りのアホウに偏屈な退役軍人、ヤッピーにフーテン娘。
世の中が平穏無事だったら、その人生に接点などまったくなかったであろう4人も、ゾンビクライシスの前ではなし崩し的に呉越同舟となる。
そしてその中身も同様だ。
東京の片田舎に住むオレと東海岸はメリーランド州の住人。本来なら縁もゆかりもまったくない者同士が、ここでは互いに背中を守り、それぞれが相手を危機から救うチャンスを求めている。
目の前でスモーカーに飛びつかれている仲間が。今までチームのお荷物だったオレにも、やっと同士の役に立つ機会がやって来た!
アサルトライフルの乱れ撃ち。何発かは仲間に当たっちまったようだけど、なあに、鎮痛剤やるから心配するな!
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ビートルズにピストルズ、玉川カルテットにチャンバラトリオ、4人はステキなキーワード、すったもんだな道中の黄金比。
敵でもなければ自分のキルを横取りする泥棒野郎でもない。災難を共にする仲間たち。
完全Co-op仕様のシューターが、まだ世間一般では馴染みの薄かった頃。その伝道師となったのは統一感のカケラもない、ワケがあっての仲良し4人組。
ゲーム内容は言うに及ばず、タイトなボリュームからそのタイトルまで、何から何までデキすぎの名作だ。

<Xbox One互換対応タイトル>

 

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2017/02/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Return to Castle Wolfenstein: Tides of War】古城への帰還

   ↑  2017/01/24 (火)  カテゴリー: XBOX
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ウルフェンシュタイン城におけるブラスコの活躍で、ナチスの禍々しい陰謀は阻止されたかに思えた。
しかしナチス+オカルトという美味しすぎる設定と、FPS時代を切り拓いた祖のネームバリューが、このまま放っておかれるわけがない。
折しも時代は第一次黄金期を迎えたFPSが、家庭用ゲーム機に急接近してさらなるシェアの拡大を目論んでいた頃、オカルトナチスの野望は今が好機とばかりに再びその芽を吹き始めたのであった。
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ナチ親衛隊超常現象部。その字面だけでなんとも胸をときめかせる、ハインリッヒ・ヒムラー直属の一隊が派遣されたのは、ロンメルが席巻する北アフリカ。
そしてナチが何かを企むときは、必ずこいつの姿もある。
我らがB.J.ブラスコヴィッチが踏むのもアフリカの乾いた大地。
かつてのダンジョンめいた古城一辺倒から舞台は大きく様変わりし、とりあえず目の前に広がるのは、ここ数年内のコンピュータゲームの進化を実感させられる、薄闇の空の下に広がるだだっ広い砂漠の戦場であった。
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砂漠用カモフラージュを施されたトラックや補給物資が立ち並ぶエジプトの古都市で、立ち向かってくる敵はロンメル軍団の兵士たち。
その立ち上がりはびっくりするくらいオーソドックスなミリタリー系FPSだ。
実際初代Xboxはミリタリー系のシューターが意外と少なかったこともあって、本作のマルチプレイはその需要を受けてかなり重宝されていた。
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しかしそれも序盤のうちだけ。ブラスコがステージを突き進むにつれて、徐々にオカルト的な様相が増してくるのはウルフェンシュタインのお約束だ。
親衛隊超常現象部が追い求めるのは、邪悪な力とともにアルプスに葬られたザクセンの王と、それに伴うゾンビの秘法。
ナチゾンビ兵士、これまた魅惑的なキーワード!
ブラスコの戦場もスパイ活劇よろしくヨーロッパを股にかける。
本作から導入された軽いステルス要素(シリーズ初代作『Castle Wolfenstein』のテイストを取り込んだと言えるだろう)も、スパイ活劇気分をちょっぴり後押し。
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そして舞台は再びあの地、ウルフェンシュタイン城へ!
PCゲームとコンソール機をブリッジした秀作FPS群の一角は、日本ではXbox World Collection(海外タイトルをローカライズせずパッケージ販売したヤケクソシリーズ)という、ちょっぴり投げやりな形でリリースされ、一部の好事家たちを喜ばせたのであった。

 

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2017/01/24 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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