ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Overlord Ⅱ】魔王サマ互換復活ノ時

   ↑  2018/07/27 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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「魔王様、ずいぶんとご無沙汰でございます」
うん? 吾輩の登場もそんな久しぶりになるのか。
「いえ、魔王様もそうでございますが、このブログの更新もずいぶんと間が空いてしまっていたと……」
なんせ1ヶ月近くもサボっておったもんな。マメに更新することだけが取り柄だったブログなのにな、うはははは。
「そんな他人事のように……。身体でも壊したのかと心配してくださる方もいるのですぞ。いったいどうされたのです? そんなにご多忙だったのですか?」
うむ、ぶっちゃけるとな。最近地下アイドル界隈にはまってしまって、余暇のすべてをそっち方面にぶっこんでしまっているからだ。
「……魔王様、ずいぶんと意外な方向に舵を切りましたな」
自分でも驚いているわ。しかしな、吾輩の忠実な補佐官ナールよ。年をとればとるほど、新しいジャンルをがんがん開拓していくべきだぞ。そうもしないと心がどんどん硬化していく一方だからな。
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「新ジャンル開拓も結構ですが、このブログの主題であるビデオゲームの方もよろしくお願いいたしたいですな」
まぁそっちの方もぶっちゃけると、ゲーム機を置いてあるリビングのエアコンが、この猛暑の最中にぶっ壊れてしまってな。最近のハイエンドゲーム機って、もう暖房器具みたいなもんじゃん? 暑さが和らぐまで、電源すらめったに入れられないような状況でな。
「魔王様、一言申し上げると、リビングのテレビの脇にSwitchというゲーム機を置かれてますな? あれを持ち出せば、どこでも涼しい部屋でゲームがゆっくり遊べるわけで……」
……そういやそうだった。考えもしなかったな。
「あんたにSwitch、もったいないですな!」
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で、長々と前振りに字数を使ってしまったが、今日はいったい何なんだ?
「魔王様と我ら使い魔たちの八面六臂の大活躍を綴ったアクションストラテジーゲーム、『Overlord』シリーズの一作目と二作目のXbox360版が、ついにXbox Oneに互換いたしました」
おお、それはめでたい!
「一作目の『オーバーロード 魔王サマ復活ノ時』に関しましては、比較的新しい記事がありましたので、今回はその続編『OverlordⅡ』のことを、ぜひ魔王様御自らご紹介いただきたいと思いまして」
うむ、了解した。ま、一言で言うと、ありがちな続編だ。
「そういう身も蓋もない仰られ方をされますと、我々としても立つ瀬がないのですが……」
自らと忠実な使い魔たち、ミニオンの群れを操作して、立ちはだかる醜悪な人間やエルフどもを成敗していく基本線はそのままに、あらゆる面がパワーアップ、かつ煩雑化している。
「色んな要素を付け足すのは一長一短あるということですな」
一例を挙げると吾輩の本拠となる魔族の塔だな。これがもはや城と言っても過言ではないくらい前作と比べて大型化して、もう塔に帰るたびにどっちに行ったらいいのかワケが分からなくなって……。
「それは単に魔王様の物覚えが悪いだけではないでしょうか……」
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他にはミニオンどもが狼や蜘蛛に騎乗して戦力アップしたり、あ、そうそう、ミニオンを漕手に配置しての海戦モードはなかなか楽しかったぞ。エルフ連中の帆船と我々のガレー船、遠距離に火炎を放てる赤ミニオン軍団を甲板にずらりと並べた我ら魔族艦隊の圧勝だったな。あのクソいけ好かない環境保護主義者のエルフどもを、まとめて海の藻屑にしてやったわ。
「魔王様の威光の前では、エルフの青びょうたんなど、糸くずのようなものでございます」
それと楽しかったのは、人間どもを吾輩の魔力で従わせる奴隷化ビームだな。征服した街の住民を文句一つ言わせず強制労働させたうえで、連中の私有財産を略奪しまくるのは、実に魔王に生まれた甲斐があったというものだぞ。
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「その一方で、相変わらず女性には弱かったですな、魔王様は」
ナール、ああいう気の強い女を意のままに従わせてこそ、魔王冥利に尽きるというものだぞ。
「そういうセリフは実際に従わせてから言ってくだされ! 前作もこの続編も、あなた尻にひかれっぱなしだったでしょ!」
痴話沙汰を塔に持ち込んで、お前らの手まで煩わせて、ホントすまんかった! まぁ完全無欠な恐怖の魔王というのも何かと堅苦しすぎるから、その点は吾輩のチャームポイントとして捉えてほしいな。
「相変わらず勝手なことを……。まぁ魔王様のあらゆる無茶に応えることが、我ら使い魔たるミニオンの生まれついての使命ですからな」
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ゲームシステムはいろいろと煩雑になってしまったが、この魔王とミニオンたちの美しい主従関係という、このゲームきってのチャームポイントは不変だから、そこら辺をたっぷりと堪能するがよい。
「魔族の支配する魔族に優しい世界の実現のために、我らこれからも魔王様にぞんぶんに奉仕する次第でございます」
うむ。……ところで肝心なことなんだが、この『OverlordⅡ』って日本版出てたっけ?
「確か出ていなかったと……」
そうか。まぁそれについては、海外のパッケージ版を中古なりなんなりで頑張って探してくれ。
「Steam版も安く売ってますから、そちらもありですな。では魔王様、最後にバシッと一言締めてください」
よし、では行くぞ! タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー……。
「あ、やっぱいいです。それは秋葉原ツインボックスあたりで存分に叫んでくだされ」
ジャージャー!!
「だからいいっちゅうねん!」

<Xbox One互換対応タイトル>

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2018/07/27 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【OVERLORD 魔王サマ 復活ノ時】魔王様の回想

   ↑  2015/05/20 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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「魔王様、魔王様、わたくしどももずいぶんと久方ぶりの登場となりますな。これはいったいどういった風の吹き回しでございましょうか?」
うむ、ミニオンの長老にして我が輩の忠実なる参謀のナールよ。実はこのブログはな、極端に肥大化しないように、古い記事からの整理や削除、リサイクルなどをこっそりと行っておるのだ。それでいよいよ我が輩と貴様らの一連の記事が整理対象となってきてしまった。まあばっさり消し去ってしまうのも偲びないから、改めてミニオンどもとの思い出を書き留めておこうと思ってな。
「なんと、わたくしどもと魔王様の栄華の日々も、もうそんな昔のこととなりましたか」
さすがにもう7年近く前のことだ。月日の経つのは早いな。
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「では改めて、この『Overlord』がどのようなゲームであるかを、ひとつ魔王様の口から解説していただきましょうか」
うむ、ま、早い話が『ピクミン』みたいなもんだ。
「……魔王様、それではあまりに身も蓋もなさすぎて、わたくしめらも立つ瀬がないのですが。もうちょっとこう何か」
そうか。じゃあこういうのはどうだ? 魔族を統べる我が輩が、忠実なる使い魔のミニオンたちを統率して、一度はこちらを封じ込めた英雄どもに復讐を果たす物語だと。
「おお、いい感じですな!」
中世ファンタジーの世界をシニカルかつブラックに描いているのも、このゲームの特徴だ。民衆たちは貧乏かつ無教養な粗野きわまりない連中で、貴族は無責任で無能。兵士は狡猾で残忍で意地汚い。そして肝心の英雄ときたら、どいつもこいつもその名に値しないような輩どもだ。
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「英雄などと呼ばれても、一皮むけばそんなものでございます」
まったくだ。後世に名を残すほど自己顕示欲の強い奴らなど、本来はろくなもんであるはずがないものな。
「その偽りの英雄譚の真実を、悪の名の下に魔王様が暴くわけですな」
そして英雄伝説を覆し、晴れて復権した我が輩は、やがて米倉涼子と結婚してめでたしめでたしのハッピーエンドを迎えるのだった。
「……魔王様、調子に乗ってねつ造したストーリーを付け加えるのは、さすがにどうかと」
そ、そうか……。
「それにトレンド女優を嫁に迎えるのを、人生最大の上がりマスに設定してしまうのは、さすがにスケールが小さいかと。成り上がりのIT社長ではあるまいし、天下の魔王様らしくありませんぞ」
そ、そうであった。我が輩は魔界の王。人間のちんけな野望など、鼻で笑う立場であったな。
「そういえば魔王様はゲーム中でも、気の強い女相手にはいささか分が悪かったですものな」
あのどこぞの城からかっさらってきて后にした女! 酷いやつだったなアレは。
「こちらにまでワガママを押し付ける、とんでもない女でございました」
アレに対してはさすがの我が輩も頭が上がらなかったのだ。まあ忘れてくれい。
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「しかしまあ、ミニオンを率いた魔王様は、ありとあらゆる極悪非道な所業を重ねましたな」
うむ、なんたって泣く子も黙る魔王だからな。思えば酷いことをたくさんしたなあ。
「しましたなあ」
民家の木箱を叩き壊したり。
「あの村人、ひきつっておりましたな」
畑のかぼちゃを片っ端から叩き割ったり。
「あのかぼちゃ、無惨にも砕け散っておりましたな」
羊を虐めたり。
「あの羊、メエメエ鳴いておりましたな」
なんたって恐怖の魔王だからな!
「……魔王様、今日び近所の悪ガキの方が、もっと大それた悪さをしでかしているかと」
すまんな。なにせ罪悪感抜きで回顧できるような悪行は、せいぜいこの程度のものなんで。
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「魔王になっても小善人っぷりがハンパに抜けておりませんでしたものな、あなた様の場合は」
我が輩の立場からすれば、ミニオンなんてがんがん使い捨てても構わないのだろうが、そうも割り切れなくて、つい目先のミニオンの死におろおろしていたものな。
「いやいや、魔王様からかけていただいた憐憫の情、我々は決して忘れはしませんぞ」
そう言ってもらえると、多少は心が晴れるかもしれん。
「魔王様の時にはトリッキー、時には大胆すぎる、そして時には常人の理解を超えた指揮の下で命を落としたミニオンどもも、決して、決して犬死にではございません!」
あまり人の指揮の至らなさを強調するな!
「魔王様のためにその身を捧げるのがミニオンの使命でございます。いや、これは決しておもねっているわけではございませんぞ」
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そんなミニオンたちの、あまりにも献身的な姿が、このゲームの最大のセールスポイントだろうな。我が輩の命令には決して逆らわず、一糸乱れずに行動するが、かと言って感情のないロボットみたいな連中というわけでもない。ちょっと目を離すと略奪を働いたりタダ酒かっくらったり立ち小便したりと、なかなか人間臭いところも豊富だ。ま、人間じゃなくてミニオンだが。
「それに比べて人間やエルフどもの醜悪なことときたら!」
まったくだ。それなのに偏向した伝承は、やれレゴラスだアラゴルンだとあいつらをやたらと美化し、対して我ら魔族を醜悪に描いて後世に歪めて伝えておる。
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「その偽りの伝承を糺すのが、魔王様の、ひいてはこの『Overlorod』というゲームの使命というわけですな」
うむ。当時としても操作系にいささか難があるという欠点はあったが、一般のファンタジーゲームからネガポジ反転したブラックユーモア満点の世界は、それを補って余るものがあるぞ。IPもまだ死んでおらぬようだし、新たなシリーズ作の登場も充分に期待できる。そのときを我が忠実なる可愛い可愛いミニオンともども心待ちにしておるぞ!




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2015/05/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Overlord 2】魔王様、怒りの逆襲

   ↑  2011/10/03 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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魔王様、お久しぶりでございます。相変わらずご健勝なようで、私めも嬉しゅうございます」
うむ、実に2年ぶりぐらいだな。しかしナールよ、残念なことに我が輩の機嫌はあまり麗しくない。
「なんと」
それどころか、胸の中には静かな怒りが湧いている状態だ。
「………魔王様がご立腹なされる相手が、私めにも何となく見当がつきます。……やはり、アレのことでございましょうか?」
うむ、アレだ。
「やはりアレでございましたか……」
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正直な話な、我が輩の方も人のことをパクリだのモノマネだのと言えた義理でないとこは百も承知だ。それにこの業界がPONGとその大量のクローン以来、持ちつ持たれつでずっとやって来ていることも理解している。……しかしな! これはいくらなんでも、そのまんまであからさま過ぎるではないか!
「私もこれを最初に見たときには、分かっていてわざとやっているのか、或いは何も知らぬまま突っ走っているのか、その判別が付かず思わず頭を抱えてしまいました」
しかもだな。事もあろうにこっちの主人公は、厚かましくも魔王を自称しているというではないか。それってぶっちゃけた話、我が輩がキャプテン・オリマーと名乗るようなものだろうが!
魔王様、その例えはちょっと避けた方が宜しいかと……」
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それにしたってな、我が輩だっていくら何でもそのまんまは避けたぞ! それをこいつらときたら、魔王が率いる魔族の軍団のアクションゲームだと!? はっきり言って我が輩らの丸パクりではないか!
「いや…、まぁただ現段階では、ゲームの内容まで丸被りと決まったわけではございませんから……」
一番の問題はこの偽者が我が輩と同じ魔王を名乗っていることなんだよ! 魔界を統べる魔王様は、この世に一人居れば充分だろう! それをあの偽者の野郎は、堂々と魔王を自称した挙げ句、Twitterにまで魔王の名でアカウントを作りやがって! これってあの長州力の偽者アカみたいなもんじゃないのか!? パチモンのクセに明らかに調子ぶっこきすぎじゃねえかぁ!
「ま、魔王様、静かな怒りどころではないじゃないですか……」
さらにな、許せないのは『地獄の軍団』などと称していることだ。この世で地獄の軍団って言ったら、まずはKISSのアルバム邦題、その次が湘南爆走族の敵対グループって相場が決まっているだろうが!
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このふざけたゲームを出すのは、何て会社なんだ?
「スクエニことスクウェア・エニックスでございます」
赤ミニオンを連れて行って、中の連中ごと焼き払ってやろうか、その会社!
「あそこの出すゲームを楽しみにしている者たちも居りますから、そこのところはどうか寛大な心でご容赦ください」
ナール、貴様なんでその会社の肩を持つ!? 知ったこっちゃねえよ! 少なくとも我が輩は、そこが出すゲームにはこれっぽっちも、縁も関わりもないもん! ドラクエがオンラインになろうがなるまいが、どうでもいいわ、そんなこたぁ!
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魔王様、そうも言ってはおられないかと…。実は大変申し上げにくいのですが、魔王様が前作や前々作をサルのようにやり込んだ『デウスエクス』の日本版は、このスクエニよりリリースされることが決定しております」
何……だとぉ?
「しかもスクエニは、この『デウスエクス』にアクションRPGなどという、ワケの分からないジャンル名を被せておりまする」
頭おかしいんじゃねえのか、そいつら!?
「ま、 魔王様! 言葉は選びましょう!」
何で魔界を統べる我が輩が、いちいち言葉を選ばなければならないのだ、馬鹿野郎!
「ま、まぁそりゃそうですが……」
つくづく人様の……、いや、魔王様の神経を逆撫でしやがる会社だ! よし、久々に魔王軍の出動だ。例の偽魔王と地獄の軍団とも白黒つけなきゃならんしな! 行くぞミニオンども! 目標は渋谷区代々木の、入り口に地球儀のあるバブリーなビルだ!

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2011/10/03 | Comment (2) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Overlord 2】小市民魔王復活!(5)

   ↑  2009/09/11 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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多少手こずりはしたが、なんとか女王蜘蛛を倒すことができた。さすがにこのボス戦の攻略はちょっと戸惑ったな。女王蜘蛛を排水口に誘い込んで一気に水を噴射なんてコンボは、ちょっと思いつかんぞ。
「パズルのような解法を擁するイベントを、あまりパズルっぽく見えないように提示するのが得意ですからな、このゲームは」
それ、分かりづらいちゅうねん。もう随分と詰まって悩んでしまったわ。
「しかし、これで遂に蜘蛛族も支配下に置きましたな。ブラウンは狼に騎乗して戦闘力と機動力がアップしましたが、この蜘蛛にはグリーンたちが乗ることが出来ます。蜘蛛に乗ったグリーンならば、壁面なども一部移動可能になりますぞ」
うむ。しかし、こうやってグリーンどもが蜘蛛に跨りかさかさと集団で移動する様は………、相当にきんもいなぁ。
「……魔王様。いくらミニオンと言えど、きんもい呼ばわりはさすがに傷つくかと」
よし、このきんもい蜘蛛軍団を率いて、我が輩に従わない街を嫌がらせ行脚してやる。言うなればドリームクラブのラッピングカーで恵比寿プライムスクェアに乗り込むようなもんだな。
「この先にはエバーライトという、人間どものリゾートビーチがある模様です。まずはそこに参りましょう」
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むむっ!こ、ここは………、これは何と言うことだ!
「魔王様、どうされました?」
ナールよ、我が輩は久々に義憤に駆られたぞ。この街は一体どうしたことだ。特権階級どもがビーチで享楽にふけり、少数民族を奴隷同然にこき使っておる。こんな醜く不当な格差社会が許されて堪るか!
「確かに見るに堪えない光景ですな。慢心し堕落した人間が、かくも醜いものとは」
天は人の上に人を作らず!人の上に立つのは我が輩一人で充分だ。我が輩の知らぬうちに勝手に階級構造を作り上げるとは、不届き千万!
「この飽食のあげくぶくぶくに太った醜い連中には、相応の罰を与えてしまいましょう」
うむ。しかし我が輩は非常に寛大な支配者でもある。命まで取ろうとは言わん。奴隷化で勘弁してやろう。
「魔王様の為に身を惜しまず労働に勤しめば、この者どもも少しは痩せるかもしれませんな」
みるみる痩せる強制労働ダイエット。本書いたら売れるかな?セックスダイエットとか刑務所ダイエットなんてのがあるんだから、これだって有りだろ?
「さ、さぁ、そこまでは………」
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それにしても、このゲームの開発者はデブに対して執拗な敵愾心を持っているような気がするな。前作のメルヴィンに始まって、今作でもあの人魚だろ?相撲取りみたいなボスも居たな。ここの支配者の女神官も揃ってデブだし、もうこれまでデブの敵が何人出てきたか、数え切れないくらいだぞ。なんか異様なまでの執念を感じるな。
「まぁそれはともかく、これで魔王様は、搾取されていたエルフたちの偉大な解放者になられましたな」
いいや、搾取されていたにも拘わらず、蜂起する気概すら失っていたエルフどもも同罪だ。あいつらも奴隷化。魔王の下では全てが平等、等しく奴隷!
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「これでエバーライトの街も支配下に入りました。もう魔王様の版図は拡がる一方ですな」
そしてここでは、ケルダに続いて新たな愛人を手に入れることができたわ。名前はジュノか。せいぜいケルダと仲良くするがよい。
「魔王様…………、仲良くいく筈がないでしょうが!」
……なんか、早くも一触即発の雰囲気になっているな。
「あまりこの塔に険悪な空気を持ち込まないでくだされ!」
なんかちょっと口を挟めるムードじゃないな。おい、ナール、お前なんとかしろ!
「わたくしの手にだって余りますよ。愛人をこさえるのは宜しいですがな、少なくともご自分の甲斐性で収められる範囲内に留めて下され!」
そうは言うけどなぁ、正直我が輩だってあいつらに強い口調で物は言えないし。なんかラブプラスに逃避したい気分だ。
「魔王様ともあろうお方が、なんと気弱なことを……。おや、何か急報が来たようですぞ」
何だ、騒がしい。何が起こった?
「た、大変です、魔王様。エバーライトの街でエルフどもが決起致しました!隣接する集落から街へ雪崩れ込んできています!」
…………なんであいつら、我が輩が支配者になった途端に階級闘争に目覚めるのかなあ。そういうことは、我が輩が来る前に済ませとけよ!

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2009/09/11 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Overlord 2】小市民魔王復活!(4)

   ↑  2009/08/30 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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ううう、どうして我が輩は、こんな見知らぬ浜辺でひとりぼっちになっているのだ。何があったのだっけ?ええと、ええと、確か船を手に入れて出航して、河口水門の鍵を巡ってエルフの船と戦闘になって、それから尾びれをつけた訳の分からないデブで醜悪な生き物に船を沈められそうになって……。
「魔王様。あれは人魚という生き物です。ご存じありませんでしたか」
……人魚ってのはダリル・ハンナみたいなべっぴんさんのことを言うんだよ。あんな全日本プロレスの浜亮太に尾びれをくっつけたような奴らは、間違っても人魚と言わねえよ!あれならジュゴンを相手にした方が、まだマシだ!
「ま、まあそりゃそうでしょうな」
そして水門を開いて海に出て、ええとそれからは……、ダメだ、思い出せない!
「……魔王様が望遠鏡でギャルを眺めるのが忙しくて、それで操船が疎かになって難破したのでしょうが!」
分からない、分からない、何も分からない!
「あんたは坂口征二戦直後の大木金太郎か!」
ナール、その例えは古すぎて誰もついてこれんと思うぞ。
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「とにかく、難破のどさくさでミニオンたちとはぐれてしまったようですな」
心細いなあ。それにこのゲームってミニオンたちが居なければ、単なる操作性の悪いだけのアクションゲームになってしまうではないか。
「だからミニオンたちを急いで探しましょう」
おや、なんだ、あの繭は?気持ち悪い、動いているぞ。
「な、中からミニオンの声が聞こえます。これはきっと大蜘蛛の仕業!」
待ってろ、今助けてやるぞ!
「どうやらミニオンたちは、ここら一帯にこの状態で囚われているようですな。魔王様、急いで助け出さねば、ミニオンたちが蜘蛛のディナーにされてしまいますぞ!」
「なんというスパイダーパニック。可愛いミニオンどもを食材にしようとは、許せん連中だ。根絶やしにしてくれる!……と言いたいところだが、我が輩はあらゆる種族の頂点に立つべき大君主。ここは親玉だけとっちめて、蜘蛛連中は支配下に置いてしまうのが、魔王たる者のやり方だろうな。
「さすがは魔王様。いったん従属させてしまえば、あの薄気味悪い蜘蛛どもも、きっと魔王様のお役に立つことでございましょう」
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それにしても、海岸から離れると笹藪が多くなってきたな。ん、なんだあれ?・・・・・・うわ、パンダだ!ナールよ、パンダだ、パンダが居るぞ!
「女子供ではあるまいし、パンダ如きであまりお騒ぎになりますな」
そうは言うけど、お前、だってパンダだぞ。パンダって言ったって、文珍、八方、きん枝、小染のパンダではないのだぞ。
「……魔王様、もう21世紀でございます。『ヤングおー!おー!』のザ・パンダと間違えるのは、むしろよっぽど困難なことかと」
騒ぐなと言ったってな、お前。あれを好事家に売れば、安く見積もっても一億円はくだらんのだぞ。なんとかして連れて帰れないかな。ここは素直に手なずけるか。
「そう上手くいきますかどうか……」
こう見えてもな、我が輩は動物からは好かれやすいのだ。近所の野良猫なんか、我が輩が手で触れられる距離に近寄っても、微動だにせず寝転がっているくらいだ。
「それは単に舐められているだけではないでしょうか……」
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よーし、よーし、いい子だ。ちょっとおじさんと一緒に船に乗って外国に行かないか。って、うわ、うわ、うわああああああ!
「魔王様、逃げて逃げて!」
うわわわ!まだ追ってくるぞ、うあああああ!
「細い道ならパンダは追って来られません!そちらに逃げ込んで!」
……はぁ、はぁ、はぁ、さすがにもう追ってこないか。パンダがあんな恐ろしい生き物とは思いもしなかった。
「そりゃ元を正せば熊ですからな」
あの垂れた黒い部分でカモフラージュして、その下に凶暴極まりない本来の眼を隠していやがる。何が『パンダ可愛いー』だ。間近で見たらちっとも可愛くねえよ、あんなもん!
「まあ野生動物は、基本的に可愛くもなんともない連中ですから」
だいたい笹ばっか食ってやがるから、あんな短気になるんだ。人間だってそうだろ?むしろベジタリアンの方が、やたらと人につっかかってくる連中が多いじゃないか。我が輩だって、昔ベジタリアンだった頃は、何かと周囲に対して喧嘩腰だったりしたしな。
「ほう、魔王様がベジタリアンだったとは、初耳です」
学生の頃、金が無くて学食の100円のライスと50円のコールスローサラダで飢えを凌いでいたことがあったんだよ。好きでベジタリアンやってたわけじゃねえや!
「そ、それは菜食主義どうこうではなくて、ただ単に腹を空かしてイライラしていただけではありませんか」
そんなこと今さらどうでもいいや!いいから先行くぞ、先!

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2009/08/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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