ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【スパイハンター】インターセプターはハイテク武装カー

   ↑  2016/05/11 (水)  カテゴリー: PS2
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Spy Hunterは80年代ミッドウェイの看板アーケードゲームの一つ。
その名の通り武装を施したスパイ御用達カスタムカーを自機に据えたアクションゲームで、83年に登場した初代は見下ろし型の縦スクロールSTGに準じた内容。
基本であるマシンガン、ミサイル、オイルの三種の神器、ウェポントラックに後部から乗り込んでの補給などの諸要素は、この一作目ですでに確立されている。
'87年リリースの続編は一転疑似3Dのリアビュー視点に。だけど変わったのはその部分くらい。後はやる事といい、操作性といい、難度の高さといい、一作目と何一つ変わっていない。
今も脈々と続く武装カーゲームの原点の一つであるが、そんなアーケードクラシックが21世紀になって突如復活を果たした。

83年版に使われていた"ピーター・ガン"をアレンジした、Salivaによる新テーマ曲と共に20余年の時を経て蘇ったスパイハンター!
ムービーには主人公スパイの姿がチラッと映ったりはしているが、もちろんこのゲームにおいてそんな輩は便宜的なオマケであることは言うまでもない、
その主役はもちろんハイテク武装カー、インターセプターG-6155。
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マシンガンとミサイルの主武装、防御用兵器のオイルとスモークなど、'80年式インターセプターから引き継いだ装備に加えて、この最新型インターセプターG-6155には、レールガンや火炎放射器などスパイとしては明らかにトゥーマッチな武器まで搭載している。
そしてこのG-6155の特徴は、トランスフォーマーも真っ青な変形機能。試しにこの最新型インターセプターを運河に飛び込ませてみると、しゃきーんしゃきーんと一瞬のうちに水上用スピードボート形態に変形。
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そしてボディに甚大な損傷を被った時には、そのボディを脱ぎ捨ててバイク形態に変形し機動力を生かして逃げ回るのだ。
ガワ!? つまりインターセプターの本体はこのバイク部分で、クルマ形態時のボディ部分は単なる外殻って事なのか!?
クルマの常識を覆す不思議構造のインターセプターだが、あんまり深くツッコんではいけない。
なにせ世界の破滅を企む悪のグローバル企業にたった一台で立ち向かうスーパーマシンなのだ。それくらいの芸当はこなして当たり前ではないか。
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'80年式のインターセプターは、分かりづらいギアシフト操作といまいちな加速力のおかげで、スタートと同時に後方から敵車におかまを掘られて即クラッシュなんて理不尽な事態に頻繁に見舞われたが、このG-6155はオートマチック仕様でハンドリングも軽快だ。
そのキビキビとした挙動の気持ちよさは、同世代の一般クルマゲームと比較しても抜きん出ていた。
そしてミッションはステージクリアの条件となる一次目標はハードルが低く、そして二次目標はやり込む歯応え十分な懐の広いバランス。
クセの強かった90年代洋クルマゲーから格段に進化したプレイアビリティは、単なるクラシックIPの復活だけでは終わらない、新世紀武装カーゲームの気概をふつふつと感じさせてくれたのであった。

 

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2016/05/11 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【TNA iMPACT!】合計ノンストップアクション

   ↑  2015/03/09 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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どんなジャンルでも、ひとつの勢力の寡占状態があまりに長く続くと、それに対抗できるオポジションを望む声が上がってくる。
WWEの一極支配が続くアメリカのプロレス界において、TNA(トータルノンストップアクション)という新興団体が次第に勢力を伸ばしていったのも、そんな対抗団体待望論が背景にあった。
着々と力をつけていったTNAは、トップレスラーたちにとってもWWEの他に選択できるもう一つの受け皿となり、カート・アングルやダッドリーズ、クリスチャンといった、"ビンスの元からケツをまくった"大物たちが続々と参戦するに至って、TNAはアメリカ第二のプロレス団体の地位を固め、トップを独走するWWEにとってもいよいよ侮れない勢力になる。
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目にも新しい六角形のリング、Xディヴィジョンという新概念、そしてAJ・スタイルズやアレックス・シェリー、クリストファー・ダニエルズらフレッシュな人材。
様々なアイデアを駆使してWWEの後ろ姿に迫る日の出のTNAが、メディア展開の一環としてビデオゲームに乗り出すのも当然の流れだ。
そしてタッグを組んだ相手はMidway。もっともこの時期のMidwayの内情は、かなりの崖っぷち状態。TNAとしては結果的にパートナー選びに思い切りしくじった形となったのだが……。
とにもかくにも、暗雲漂うMidwayから無事リリースされたのが、TNAの中継番組名をそのまま頂いた『TNA iMPACT!』(2008年作)。
元WWEチャンピオンのカート・アングル、元WCWチャンピオンのスティング、そして譜代のサモア・ジョーと、それぞれに名を轟かせたスーパースターを並べたボックスアートからは、WWEのプロレスゲームに負けないメジャー感が漂ってくるではないか。
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WWEとTNAの関係のように、既に怪物ソフトとして君臨するTHQの『WWE SmackDown! vs. Raw』を急追せんと、『TNA iMPACT!』も様々な新機軸を打ち出している。
六角形のリングを利したロープワークからの柔軟な攻防と、豊富な返し技のシチュエーション。休むことなくリング上を駆けまわり、飛んで飛ばれて技を返し返されるノンストップのハイスパートレスリング。
もっさりした『WWE SmackDown! vs. Raw』とは一味違う、Xディヴィジョンマッチを彷彿とさせるスピード感が、この『TMA iMPACT!』の最大の特徴だ。
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ストーリーモードもなかなかに魅力的。
主人公はTNAの頂点に立ったマスクマン。しかしそれを妬んだLAX(ホミサイドとヘルナンデスのラテンアメリカ系極悪コンビ)に会場外で闇討ちに遭いリタイヤを余儀なくされてしまう。
やがてマスクを脱ぎ捨て別人として、ニワトリがリングサイドをうろつくメキシコのドサ会場から始ま、再起と復讐の物語。
LAXを始め、ケビン・ナッシュやエリック・ヤングらTNAの面々が、本人自ら声の出演を果たしてリング上でバックステージで、このブラッド、スウェット&ティアーズのすえた香り漂いまくる濃厚なストーリーをサポートする。
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しかし、これら魅力的なファクターの一方で、この『TNA iMPACT!』はプロレスゲームとしてあまりにも手落ちな部分も多かったりする。
まず技の数、バリエーションが圧倒的に少なすぎる。
対戦するレスラーの使う技が合わせ鏡の様に全く同じなんて、まるでアクレイム時代のWWFゲームを思い出させる光景が続発する。
バリエーション不足は通常技のみに留まらない。使える凶器はパイプ椅子一種類のみ。しかもそのパイプ椅子は場外の定位置にしか置かれていない。タッグマッチでのツープラトン攻撃なんかも出来やしない。
グラウンド技も乏しい。うつ伏せ状態の相手にはサブミッションを仕掛けられないのだ。じゃあどうやってアンクルホールドを出せと!? (カート・アングルの立場なし! )これらなんかもまるでアクレイムWWF時代のプロレスゲームに逆戻りしたかのよう。
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WWEのディーバ部門(女子部)にあたるノックアウツ部門も未フィーチャー。そんな殺生な。ああ、ゲイル・キムをこの手で操作してみたかったのに!
そしてもっとも致命的なのが、クリエイトモードの擁護しようのない貧弱さ。『WWE SmackDown! vs. Raw』のクリエイトモードが、年を追うごとに強化されるのを実感していた時期だっただけに、このおざなりなエディット機能には相当失望させられた。
このように目新しく魅力的な部分と、あまりにも至らない部分が互いに極端に足を引っ張り合って、結果として平凡な評価に落ち着いてしまったビデオゲーム版トータルノンストップアクション。
見どころもそれなりに多かったから、次作では欠点を克服して大化けするのではないかという期待も、翌年にMidwayが倒産して淡い夢と消えたのであった。
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最後にいくつか余談を。
このゲームは日本でもお馴染みのカレーマンが追加コンテンツとして販売されていたのだが、配信間もない頃のこのDLCには、カレーマンで試合を開始すると、正体の人が素顔で入場してくる愉快な不具合が存在していた。
これに遭遇したときは、「おおい、今日はマスク被って出る日だとあいつにキチンと教えとけ!」と、大いに笑わせてもらった。
日本会場を埋め尽くす、「合計ノンストップアクション」、「世界中プロレス」、「危険地帯ロイヤルマッチ」などのフリーダムな日本語もポイントが高い。
そしてこの手のゲームではお馴染みの隠しレスラー。その中に混じってちゃっかりと登場するボクサーは、『Ready 2 Rumble Boxing』のメインキャラクター、あのアフロ・サンダーだ。

<国内未発売>



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【Ready 2 Rumble Boxing Round 2】リングを彩るダブルマイケル

   ↑  2015/03/08 (日)  カテゴリー: PS2
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実在ボクサーのライセンスをとらなくともボクシングゲームはできるを証明したのは、今はなきMidway。
タイソンやらホリフィールドやらと、名前を借りてくるだけでたんまりおカネがかかりそうなボクサーの代わりに引っ張り出してきたのは、一介のリングアナウンサー。
とは言っても日本でイメージするようなリングアナとは、ちょっとワケが違う。ボクシングファンのみならず世界的にその名を轟かせているスターリングアナ、マイケル・バッファー。下手すりゃそこらのボクサーよりも契約金がかかるに違いない。
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その必殺のフレーズは「 Let's get ready to rumble!」。麗々たる張りのある声でこれが奏でられると、試合直前の会場は期待が膨れ上がりいっきにヒートアップする。
この決め文句をタイトルに掲げ、さらに実写のマイケル・バッファー本人がオープニングムービーにも登場し、ゲーム内ではモーションキャプチャーされたCGのマイケル・バッファーが、ボクサー以上に目立ちまくって八面六臂に活躍するゲームが成功をおさめるのは、もう必然のことだったのだろう。
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しかし日本ではさすがに"マイケル・バッファーのゲーム"というくくりは通用しないので、『レディ・トゥ・ランブル・ボクシング~打ち込め笑いのメガトンパンチ!!』の邦題で、コミカルなオリジナルボクサーたちによるコミカルな殴り合いを強調して売り込まれる運びとなった。
もっともこのゲーム、そのふざけた外観とは裏腹に、ボクシングゲームとして実にしっかりと作りこまれた秀作。
国内ドリームキャストに、気の利いたボクシングゲームのライバルが存在しなかったこともあって、マイケル・バッファーの威光が通用しない日本でも、まずまずの評価を獲得した。
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そして調子に乗って登場したパート2ならぬラウンド2は、続編のお約束でキャラクターを増量。格闘ゲーム界の流行りに乗って、巨乳をゆっさゆっさ揺らすビジュアル系ボクサーが新登場だ。もっとも御年55歳のサモア系巨女だが……。
さらにマイケル・バッファーだけではマイケルが足りないとばかりに担ぎ出された新たなマイケルは、なんとマイケル・ジャクソン。ことゲームに限っては、ほいほいと気軽に顔を出すナイスガイ。
だが『レディ トゥ ランブル』は、パンチで青タン作ったり顔が腫れ上がる表現がウリの一つ。その場に挑むにはあまりにもデリケートな顔の持ち主のような気もするが、しかしさすがマイケル抜かりはない。
手間とカネをかけた大切な顔はコンクリートのようにガッチガチに固めてあるから、彼に限っては顔面崩壊の心配は無用だ。
マイケル・バッファーが「King of pops!」とマイケル・ジャクソンをコールするくだりは、このゲーム中もっともファンタジックな瞬間かもしれない。
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マイケル・ジャクソンと並んで登場するもう一人のセレブは、こちらもゲームにはほいほい顔を出すシャキール・オニール。
伝説のシャックフーの秘技をボクシングのリング上で炸裂させんと、こちらもやる気まんまん。
さらにライセンスの許諾もなしに引っ張りだされてきたセレブが、時の大統領と大統領夫人(にして次期大統領候補)。
残念なことにこのゲーム、キャラクタークリエイト機能がないので、モニカ・ルインスキーを投入することができないのが悔やまれる。
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セレブリティキャラたちの参戦によって、原始セレブリティデスマッチゲームのような性格も帯びた『レディ トゥ ランブル ボクシング ラウンド2』。
これの日本国内販売を手がけたのは、当時Midwayと提携していたコーエー系列のコーエーネット。
水と油みたいにカラーの違う両社が手を結んでいたのも、今から考えると不思議な話だが、しかし本作や『スパイハンター』、『ガントレット ダークレガシー』といったMidway産の秀作が日本でもお目見えしたのは、その不良とオタクの交友みたいに奇妙な提携の一応の功績だろう。
Midwayなき後のこのブランドはATARIに移り、2009年には同社から最新作『Ready 2 Rumble: Revolution』がWiiで発売されたが、こちらは日本には未登場で終わってしまった。



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【エリア51】すちゃらかエイリアン極秘ファイル

   ↑  2013/07/09 (火)  カテゴリー: PS1
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昨日のGoogleトップバナーが、謎のエイリアンFlashゲームにジャックされていた。
そう、7月8日はロズウェル記念日。その後に派生する、ありとあらゆるフォークロアの元になったニューメキシコ州ロズウェルUFO墜落事件は、今から66年前の7月8日に起こったというのが、とりあえずの定説というかお約束になっているのだ。
以後、映画や小説や音楽と、様々なエンターテイメントの貴重な元ネタになってくれたロズウェル事件。もちろんゲームだって、その例外じゃない。
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我らがミッドウェイが世に放った『Area 51』シリーズは、そのもっともベタなあやかり例。
ま、シリーズと言っても明確な連続性があるわけではない。ぼんやりと共通しているのは、ロズウェル基地を舞台にしてるってことだけ。
日本でもPS2版がリリースされた『エリア51』(2作目)と、その続編的存在の『Balcksite: Area 51』はファーストパーソンシューティングだったが、その漠然としたシリーズの皮切りとなった初代『エリア51』は、元を正せばアーケードのガンシューティングゲーム。
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ロズウェルに墜落した"何か"を隠匿していると噂される、ネバダ州の軍事機密基地エリア51。
そこに謎の物体が飛来し、基地からの連絡は途絶えてしまった。現場に急行するは、極秘の対エイリアン迎撃部隊。プレイヤーは、その秘密部隊の栄えある一員だ。
エイリアンに寄生されゾンビ兵士と化した基地隊員たちを殲滅しながら、基地そのものの存在を抹消するのが秘密部隊の任務。
もちろん仲間の隊員たちは、ここぞというときに突然射線を横切ってこちらの誤射を誘う、ガンシューティングのお約束をきっちり守る連中であることは言うまでもない。それ以外の役目は一切果たそうとはしない、なんとも傍迷惑な同僚たちである。
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世界的に大ヒットを記録した『リーサルエンフォーサーズ』を筆頭に一時代を築いた実写取り込み系ガンシューティングゲームは、90年代中頃を境にして次第に衰退してしまったが、やはりあの独特の間抜けなテイストは、時代の徒花で終わらすには惜しい気もする。
この『エリア51』も、ほとんどが、そのちょっと間抜けなテイストで持ってるようなゲームで、異様に力の入った味方隊員たちや、色違いでなんとか乏しいバリエーションを誤魔化しているゾンビ兵士に軽く脱力しながら、アバウトに弾をばらまくのが、その正しい遊び方と言えるだろう。
中でも赤いジャケットを着たゾンビ兵士は、どっからどう見てもあの人に瓜二つで、私なんかはそいつのことを、「マイケル」などとベタベタな名前で呼んでいました。



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2013/07/09 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Smash TV】スマッシュTV

   ↑  2013/05/24 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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スティーブン・キングの長編小説「バトルランナー」の訳書が日本で出たのは、映画版の公開に合わせた1987年のこと。
ティストピアな近未来社会を舞台に、主人公がテレビの殺人ゲームショーに挑む物語だが、これを読んだ当時は途方もないフィクションに思えたこの話も、「フィアーファクター」に代表される、行くとこまで行き着いた最近のリアリティショー番組を観てると、近いうちに絵空事じゃなくなるような気もしてきます。
つまり、その「バトルランナー」から多大な影響を受けたウィリアムスの傑作アーケードゲーム、『Smash TV』が現実のものとなるのも、ありえない話じゃないってことですよ。ビッグマネー、ビッグプライゼズ、アイ・ラブ・イット!
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無責任なスタジオの観客たちと、「フィアーファクター」のジョー・ローガンを思わせるタチの悪い司会者に煽られたプレイヤーが向かうのは、幾十にも分かれた収録スタジオ。
その身を守るのは、頼りない硬質プラスチック製のヘッドギアのみ(「転んだりしたら危ないからね!」番組プロデューサー)。
生き残れば多額の賞金と賞品、しくじれば視聴者たちの嘲笑と死。人生一発逆転のリアリティショー、スマッシュTVの始まりです。トータル・カーネージ、アイ・ラブ・イット!
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無尽蔵の弾薬と全方位速射の圧倒的な火力を手にしたはずのプレイヤーが、しょっぱなのステージからいきなり直面するのは、絶望的なまでの火力不足という現実。
四方八方から雲霞のごとく押し寄せて、やる気まんまんで突進してくる、番組盛り上げ役のクローン人間たちを前に、一面から早くも為す術ありません(「ゲームバランス? そんなもんは犬にでも食わせろ!」番組プロデューサー)。
死なばもろともと、せめて最後の敵の一人を道連れにしようも、こうも数が多いとそんな行為はまったく意味を持ちません。
ならばと死に際に目指すのは、遙か向こうに転がっている賞品のトースター。ぴかぴかのトースターを抱きかかえながら、ホッケースティック男に撲殺されるプレイヤー。
テレビカメラの遙か向こうでは、これまた無責任な視聴者たちが、「なんて欲深な野郎だ」と、手を叩いて大喜びです。グッドラック、ユー・ニード・イット!
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過去に幾度となく家庭用ゲーム機やホームコンピュータに移植され、現在でもアンソロジーソフト『Midway Arcade Origins』などで気軽に遊べる『Smash TV』。
その中でも至高の移植だったのが、このXBOX LIVEアーケードのバージョン。
何せXBOXコントローラは、オリジナルアーケード版のツインスティック操作を、ほぼそのままの姿で再現しているし、そして何よりもXBLA版は、オンラインでのCo-opプレイを可能とする稀少な『Smash TV』であったのです。
しかしウィリアムスの資産を引き継いだミッドウェイが潰れてしまい、それに伴って『Smash TV』を始めとした、オンライン協力プレイが可能だったXBLA版アーケードクラシックのすべてが(『Joust』、『Gauntlet』、『Root Beer Tapper』、そして『Smash TV』の肉親的存在である『Robotron: 2084』など)配信を停止してしまいました。
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アバウトに仲間を募り、無造作に弾をばらまき、2人がかりでも圧倒的な数の敵に押しまくられ、意地汚く賞品や賞金に手を伸ばそうとしては、それが理由であっさり頓死して思わず爆笑する。
そんなこのゲームの世界にもっともマッチしたプレイスタイルを備えている、今では貴重な存在となったXBLA版『Smash TV』。
さもしいバーチャル物欲を原動力として、この世界一醜悪で素晴らしいリアリティショー番組に挑みましょう。合言葉は、ビッグマネー、ビッグプライゼズ、アーーーイ・ラーーブ・イット!

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2013/05/24 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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