ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【犬神家の一族】横溝ワールドの好ゲーム化

   ↑  2017/09/13 (水)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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『江戸川乱歩の怪人二十面相DS』や『超名作アドベンチャーDS レイモンド・チャンドラー原作 さらば愛しき女よ』、海外では『Agatha Christie: The ABC Murders』など、ニンテンドーDSには名作ミステリのゲーム化作品がやたらと多いが、そのほとんどが原作をダイジェストで電子ノベル化したレベルに留まっているものばかり。
そんな中で唯一気を吐いたのが、フロム・ソフトウェアがリリースした横溝正史原作金田一耕助シリーズ『犬神家の一族』と『八つ墓村』だ。
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他の古典ミステリのDSゲームが、とってつけたようなキャラクターデザインに一枚絵の安っぽい紙芝居だったのに対して、フロムの金田一耕助シリーズは、墨絵風の独特なモノクログラフィックにより、市川崑の映画化作品とはまた違った形で横溝ワールドのビジュアル化に挑んでいる。
そのダークトーンビジュアルの作り込みはなかなかのもので、グラフィックのパターンもかなり多彩だったり、凄惨なシーンでは黒と赤の二色が使われたり、一部アニメーションがあったりと見応えは充分。
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ゲーム内で金田一が何度も読むことになる事件以外の記事も充実した(当時の時事ネタなども記載されている)新聞や、タッチペンで金田一(歴代の金田一の中では、鹿賀丈志に似ている)の頭をガリガリと掻きむしるヒントモードなど、ビジュアル以外からも雰囲気を生み出そうと、あの手この手のアイデアが詰め込まれているのも好印象。
ただしプレイヤーが詰まるようなところは、そう見当たらないので、神宮寺三郎シリーズのタバコすうコマンドに該当するヒントモードの出番がほとんど無いのは勿体ないところだ。
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ただし古典ミステリゲーム化の宿命だろうか。この『犬神家の一族』も他の類似作品と同様、原作に忠実なストーリー進行を余儀なくされるので、ゲームは自然とミステリADVというより、手の込んだ電子ノベルの体裁に落ち着いてしまうのだった。
ちなみにストーリーは、映画版ではなく横溝正史の原作に準拠。
「犬神家の一族」は、今や原作よりも映画の方がより人々に多く知られているので、原作未読の人には映画版との差異の部分が、ちょっぴり目新しいかもしれない。

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2017/09/13 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Agatha Christie - The ABC Murders】ABC殺人事件

   ↑  2017/09/11 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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"親愛なるポワロ殿 さてご感想はいかがかな? 一回戦はわたしの勝ちのようだね。アンドーヴァーのあの事件、あれはなかなか鮮やかな手並みだったろう?
しかし、お楽しみはこれからだ。今度はベクスヒル=オン=ザ=シーにご注目ありたい。日付けは今月二十五日。
いやまったく、おたがいわくわくさせられるじゃないか! ではまたー ABC"

   <アガサ・クリスティ-ABC殺人事件(深町眞理子訳・創元推理文庫版>
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名探偵エルキュール・ポワロの下へ届いたABCを名乗る人物からの不敵な挑戦状。
そして頭文字Aの土地で頭文字Aの人物が殺害され、傍らにはAのページが開かれたABC鉄道ガイドが。
第二の予告状に続いて頭文字Bの土地で発見される頭文字Bの女性の他殺体。
被害者AとBには接点はない。これは果たしてABCの順番にABCの人間を無差別に殺してゆく快楽殺人者の犯行なのか。
やがてポワロの下にはCを警告する新たな犯人からの手紙が舞い込むのであった。
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ミステリの女王アガサ・クリスティの代表作「ABC殺人事件」。評論家やファンの多くがクリスティの最高傑作に推す作品だ。
コナン・ドイルのシャーロック・ホームズと並んでゲーム化されることの多いクリスティ作品だが、短編が主体のドイル=ホームズと違ってクリスティは長編がメインの作家。
新作のシナリオや原作へのアレンジを交えてオリジナリティを出すことが可能なホームスゲームと違い、一般に広く知れ渡った長編のゲーム化を義務付けられるクリスティゲームは、作り手にとってはなかなか厄介なシロモノだ。
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なにせストーリーに大きく手を加えることができない。
「オリエント急行の殺人」の犯人が原作と違っていたら、みんな怒るだろう。
何よりドイルはそういうこと割りと気にしなさそうだが、クリスティはめちゃくちゃうるさそうだ。
彼女のところにポワロの美少女化ゲームなんて企画を持ち込んだら、三日三晩屋敷に留め置かれて延々お説教を食らうことだろう。
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そんなわけでこの『Agatha Christie - The ABC Murders』も、過去の「ABC殺人事件」ゲーム化作品同様に、原作のダイジェスト進行に終始する内容となってしまうのだった。
海外コミック調の比較的あっさりとしたビジュアルが特徴といえば特徴だが、それに比例するかのようにゲームのメインシステムもかなり淡白なポイント&クリック様式。
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探索できるポイントそのものがまず少なめで、アプローチに対する反応もあっさりしたもの。
例え事件の本筋に関係ないものであっても、それに対してポワロのいちいち底意地の悪い答えが長々と返ってくれば、こちらもクリスティ世界に身を投じている気分になれるのだが、いかんせん本作のポワロはちょっとばかり常識人で性格もそれほどひねくれていない。
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要所要所で挟まれる"灰色の脳細胞の出番"も単なるメモ帳整理の域を出ず、推理ADVらしさを実感させるまでには至らず。
ニンテンドーDSでリリースされたフロム・ソフトウェアの金田一耕助シリーズは、やはりネタ割れが広く知れ渡っている原作を、力の入ったビジュアルと手の込んだ演出で、結末を知っている者をも再体験に誘っていたが、残念ながら本作はそういった方面にはまるで労力を注いでいないのであった。

<国内ストア未発売>

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2017/09/11 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Sherlock Holmes: Crimes & Punishments】シャーロック・ホームズ 罪と罰

   ↑  2017/04/22 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
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じろじろじろ。関係者の風体を容赦なく舐めまわす無神経な視線。
こいつは手がささくれだってるから労働者階級だ。こいつはボタンが一個千切れているまんまだから貧乏人だ。
とかく名探偵というのは性格が悪い。
いや、単に性格が悪いだけではない。そのほとんどはもはや人格破綻者の域に達している。
この世でもっとも有名な探偵シャーロック・ホームズは、その典型的なサンプルみたいなもの。
関係者の全身を執拗に観察して人物や生活を推察する、そのクセ推理の進行には直接的な関わりはまったくないパートは、名探偵の持って底意地の悪さを端的に表現しているだろう。
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エルキュール・ポワロからナンシー・ドルーまで。
海外では著名ミステリを原作としたアドベンチャーゲームが昔から盛んだが、その中でも横綱級はやはりシャーロック・ホームズ。
そして素材の味に逆らわないよう、ひたすら地道な推理ADVの路線を追求してきたFrogwaresの一連のシリーズは、さらにその王道だ。
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同社の最新作『シャーロック・ホームズ -悪魔の娘 -』はPS4で日本国内版もリリースされたが、どことなくハリウッドに濾過されたような刷新ホームズキャラクターと、過去のシリーズ作では見られなかったスペクタクルな展開に違和感を覚えた人も少なくないかもしれない。
これも時代の流れと言ってしまってはそれまでだが、そうなると余計に意味を持ってくるのが、ゼロ年代ですらいささかアナクロがかっていたキャラクター造形とゲーム進行をそのまま継承した最後の作品となるかもしれない、前作の『Sherlock Holmes: Crimes & Punishments』である。
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6つの事件で構成されたこのゲーム。
そのうちの3つ、The Fate of Black Peter(ブラック・ピーター)とThe Abbey Grange Affair(僧坊荘園)はシャーロック・ホームズ短編の、The Riddle on the Rails(消えた臨急)は非ホームズものの、それぞれコナン・ドイル作の原作を下にしたチャプター。
これらは基本的に原作をなぞる形になっているからか、ボリュームから事件解決に至る流れまで比較的あっさりとしている。
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これに対してシリーズで養ったノウハウをたっぷりとぶち込んでバラエティのある展開に仕上がっているのが、単なるサウナでの殺人がやがて古代神教遺跡巡りに発展するThe Blood Bath、王立植物園を舞台植物うんちくまみれになるThe Kew Gardens Drama、毎度おなじみホームズの使いっ走りウィギンズの依頼を受けてロンドンの薄暗い貧民街路地を徘徊するA Half Moon Walkの、3つのオリジナルシークエンスだ。
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事件可視化システム、愛犬トビーを操作しての匂い追跡、血液から金属まで様々な証拠を鑑定する実験台パズル、アリバイ洗い出しタイムテーブル作成、関連文献の検索、死体解剖など、各章ごとに手を変え品を変え挟まれるバラエティ豊かなパート。
その積み重ねで手に入る事件の各要因を紐付けして真相の輪郭を浮かび上がらせるのは、推理という概念を巧みに抽象化した、ゲーム全編を通じて軸となるシステム。
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いかにも神経質で底意地の悪さが全身から漂ってくるようなホームズの造形もそうだが、それよりもお約束なのは、ゲームの9割がたを単なる置物として(残りの1割はホームズの実験台)過ごすワトソンのキャラクター。
やはりこれくらい鈍でないと、ホームズみたいなとことん性格の悪そうな奴の友だちはやっていられないってことなのだろう。

 

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2017/04/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Undercover A.D. 2025 Kei】大沢在昌とドリキャスの邂逅

   ↑  2017/03/23 (木)  カテゴリー: ドリームキャスト
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ゲーム好きを標榜する小説家は多い。しかしその立場は一介のゲームファンに留めておいた方が本人のためでもファンのためでもある。
せいぜい宮部みゆきのように推薦コメントを寄せるとか、あるいは赤川次郎のごとくノベルゲームの原作者にしておくのが無難だ。
間違ってもゲーム制作に深く関わらないことだ。下手にネームバリューがあれば、宣伝やらパッケージやらに名前を大きく出されてのっぴきならないことになる。
それが良ゲーだったらいいだろう。でもそうは行かないのが世の中だ。そう、直木賞作家の大沢在昌だって。
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西暦2025年。財政破綻した東京はゴーストタウン化が押し進み、それに乗じた中華系やロシア系などの犯罪組織が根を伸ばす多国籍犯罪都市と化していた。
そして犯罪模様がグローバルになれば、それに対抗する警察組織も多国籍化する。
警視庁刑事、鮫島ケイ(大沢作品では由緒ある苗字だ)の公私共の相棒は中国人。
この美人刑事の声の担当は勝生真沙子。外画などを中心に活躍する、仕事ができるがちょっと険のあるクールビューティをやらせたら一品の声優。
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ここまでは大沢在昌ワールドのイメージを損なわない対応だ。
しかしいきなり不安を掻き立てるオープニングムービーに続いて、主人公の刑事コンビがマネキンのように無表情無躍動で突っ立つカットバックシーンに、こちらは早くも「おい、大丈夫か、これ?」という疑念を、なぜか大沢在昌にぶつけたくなるのであった。
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ちっとも大丈夫じゃなかった。
謎のテロリストに占拠されたビルの中でおっ始まったのは、不穏なイントロダクションからなんとなく想像がついた、劣悪極まりない操作性と、とてもじゃないけど付き合いきれないカメラワークで展開するへっぽこバイオハザード。
『リング』に『七つの秘館 戦慄の微笑』など、ドリームキャストは「ずばりバイオハザードみたいなことをやりたかったんですが、ぶっちゃけ全然できませんでした!」な作品の宝庫だが、『Undercover A.D. 2025 Kei』は、その中でもエース級のヘボっぷり。
そしてちっともままならないキャラクター操作と、泥縄という言葉すら生温いぐだぐだなゲーム展開に対するプレイヤーの怒りは、これまたなぜか大沢在昌に向けられるのであった。
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なにせ大沢在昌しかウリがないようなゲーム。
ストーリー原案を提供したら原型を留めずに戻ってきた先生にとっては、およそ理不尽な話かもしれないが、パッケージからプロモーションまで、大沢在昌の名前が製造責任者のようにプッシュされてているのだから、諦めてもらうほかはない。
『バイオハザード』のロケットランチャーに相当するクリア特典は、「ゲーム中で大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦に会える」。
ここでもダシにされる大沢先生とお友だち。
しかしこの大極宮をあげてのサービスも、こちらは「ゲームの中で先生方に会えたとしても、一体どうしろと……」と、ただ困惑するしかないのであった。

 

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2017/03/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【天城紫苑】名探偵松本コンチータ

   ↑  2017/03/16 (木)  カテゴリー: セガサターン
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金田一二三(きんだいちふみ)は、人気ミステリ作家。
彼女はフィクションの世界に留まらず、その卓越した推理力で実際の事件も何度も解決に導き、現在では作家業と探偵業を両立させているスーパーレディーなのだ。
彼女を演じるのは松本コンチータ。AV女優としての代表作は「ベロリン、天使の舌」。
マルチエロアーティストを名乗りジャンルを超えて活躍したコンチータに対して、もう一人のメインキャスト、老舗旅館の女将役の冴島奈緖も、ミュージシャンやライター業など、やはり幅広い活動で知られた方。代表作は「乳輪火山」。
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金田一先生とこの女将は、なんでも古い知り合いか何かで、女将の切り盛りする旅館、天城荘の60周年記念パーティーに先生が助手と共に招かれる、というのが事件の発端。
そう、プレイヤーは金田一先生自身ではなく、先生の新米助手。
そこで起こる殺人事件。急な悪天候。「たった一本しか無い道がガケ崩れで埋まりました! ついでに電話も通じません!」の、あまりにもベタベタなお約束展開。
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そして事件の真相以上に恐ろしい、金田一先生の名探偵ぶりの真実を、自ずと知ることになるのだ。
何せ旅館についてから先生がしていたことと言えば、自室で呑気にお茶をしているか、或いは自室に重要容疑者の一人を引っ張り込んで乳繰り合ってるくらいのこと。
そんなお気楽ご気楽な先生を尻目に、哀れ助手であるプレイヤーは、こちらを無表情にさせるおちゃらけテキストで強引に水増しされたシナリオを駆けずり回って、聞き込みや証拠集めという名のフラグ立てに奔走する羽目になるのであった。
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いや、でもこの世界にはアームチェアディテクティブ(安楽椅子探偵)という言葉もあるくらいだ。きっと先生もその一人なんだろう。
そう信じて旅館の中を右往左往し、いよいよクライマックス。ロビーに集められた事件の関係者一同。さぁ、お膳立ては揃いました。先生、一つバシッと名推理をお願いします!
「そう?では犯人が誰なのかを君が指摘してみなさい。」
……え?……いや、まぁ犯人はXXXではないかと思うのですが。ぶっちゃけた話、物凄いバレバレの犯人でしたし。
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「そういうわけで犯人はXXXさん、貴方です!」
ちょっと待てやぁ先生、そりゃねえだろう!美味しいとこだけ獲っていくんじゃねえよ!
じゃ、じゃあ犯行の経緯とか全部あんたが説明してみろよ。部屋でずっとお茶してたあんたには説明できねえだろ、おい!
「さすがは先生。こうなったら何もかも正直にお話いたします」
あんたが喋るなや!それにさすがなのは先生じゃねえだろう!
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事件解決をほとんどプレイヤーに丸投げな先生の役割はと言えば、18才以上推奨レーティングに沿った、今どきの中学生でも欲情しないような微エロサービス。
そしてプレイ中に入手できるエクストラアートワークは、松本コンチータ画伯による絵画やプライヴェート写真。
「2時間ドラマ風旅情サスペンスの線を狙ったんですが、プロローグ過ぎたあたりでもうどうにもならなくなりました」レベルのシナリオを、役者の大量動員と松本コンチータ推しで無理やりソフト化したような一本。
そして肝心のコンチータ金田一先生も、業の深い顔立ちとナチュラルにビブラートする声がはまりまくった、女将役冴島奈緒の生真面目な役どころに食われまくり、このサターンが生んだゲームオリジナル探偵は、わずか一作だけで退場を余儀なくされてしまうのであった。

 

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2017/03/16 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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