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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

このページの記事目次 (tag: ピンボール の検索結果)

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【Pinball FX3】Williams Pinball: Volume4

   ↑  2019/06/04 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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勾配がついた進入口からハイウェイインターチェンジのようにフィールド内に設置されたランプレーン。
とりあえずピンボールという遊戯の快感をわかりやすく得たいのならば、まずはここを目標にして狙いすました球がレーンの中をハイスピードで駆け回る手応えを感じるといい。
ピンボールの歴史と共にこのランプレーンも進化を重ね、様々な凝ったデザインがお目見えしてきた。
『Pinball FX3』の最新アドオン、WilliamsとBally社の実在台を収録した『Williams Pinball: Volume 4』は、このランプレーンの楽しさに針を振ったテーブルが中心。
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Williamsカーニバルシリーズの一角『Hurricane』は、フリッパーの上部で大きくカーブして一回転するワイルドなランプレーンが特徴。
カーニバルのローラーコースターを模したこのレーンを、連続でボールをぐるんぐるんと走らせる明快な楽しさが大きなパーソナリティだ。
回るのはランプレーンだけじゃない。
スピード感溢れるローラーコースターとは対象的に、のんびりコトコトとボールを運ぶ二連観覧車に、デジタルパネルのボーナスモードもルーレット仕様。
カーニバルがテーマのピンボール台はビデオピンボールを含めて多々あるが、その中でも完成度の高い一作。
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『Hurricane』がローラーコースターなら、こちらはゴムボートでの急流下り。
日本のゲーセンでもかなりお馴染みの存在だった『White Water』も、やはりスピード感抜群のランプレーンが光る一台。
ピンボールはその箱庭の中に、まるで日本庭園のような見立ての美学が存在していたりする。
この『White Water』の場合は、うねうねと蛇行する透明のランプレーン。それは渓谷を貫く水の冷たい急流のメタファーだ。
ラフティングのスピード感に比例して難度はかなりシビアだったような思い出のある台だが、このビデオゲーム版でもそれは健在。
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ラストの一台『Red & Ted's Road Show』は、前の二台と違って凝ったランプレーンとは無縁のテーブル。
その代わりに目を惹くのは、フィールド上段に鎮座する二体のトーキング・ヘッド。
よく喋りまくる首人形と言えば、やはりWilliamsの名作台『FunHouse』が即座に思い浮かぶが、これはその後継台にして首倍増モード。
『FunHouse』の首はからくり人形だったが、『Red & Ted's Road Show』のそれはレッドとテッド、謎のブルーカラー二人組。
ブルドーザーを駆り、コンストラクションの大義の下にアメリカ大陸を横断してディストラクションの限りを尽くす、アナーキーでユニークなテーマの台。
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特筆すべきは女現場責任者レッドのキャラクターボイス。
これを担当しているのはカントリーシンガーのカーリン・カーター。母はジョニー・キャッシュの愛妻ジューン・カーターという血統にして(ジョニーとの血縁関係はなし)、一時はニック・ロウの奥さんでもあった、音楽マニアにとってはなかなかフックの効いた人物。
台のテーマであるブルーカラーテイストを一層高める堂の入った「ヒーホウ!」の雄叫びに、マルチボール時には彼女のヒット曲"Every Little Sing"。
ビデオゲーム版ではオリジナル実機台の音楽が差し替えられるケースも多々あるけれど、本作の場合はしっかり彼女の肉声ボーカルがフィーチャーされている。

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2019/06/04 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Pinball FX3】Rome

   ↑  2019/05/31 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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ピンボール。それは箱庭の造形美。
そして映画だったらその作品の丸々一本分の要素、ロックバンドであったらそのグループの歴史そのものを、限定された区画の中にテーマとなったモノのほとんどを網羅しなければならない小宇宙である。
コミックや映画は言うに及ばず、スペースシャトル事業や大都市でのタクシー業務、中世の攻城戦や吹き荒れる竜巻災害など、様々なテーマが長方形の箱の中に敷き詰め再現されていった。
最初期にはピンボールの体裁を辛うじてとっているだけだったビデオゲームピンボールも例外ではなく、実機のそれに比べれば短い歴史の中で、いつしか台ごとにそれぞれ濃密なテーマを擁していくようになった。
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とは言え目もくらむような長い歴史を誇る古代ローマ帝国を、あの限られたスペースに再現するのは並大抵のことではない。
でも大丈夫。偉大な文化を築いてきた当事者たちには申し訳ないが、我々の古代ローマ観なんて、剣と盾と投槍と闘技場とあの派手な兜。ガレー船にカタパルトに一応文治的なモノも入れとくと水道橋。そんなもんで以上だ。
それらの要素が荘厳なデザインを施された長方形の箱庭の中にみっちり。
デビューは『Pinball FX2』のローンチ台。現行の『Pinball FX3』にも継承されている『Rome』は、ゴージャスさとフィールドの詰め込み感ではZen Studiosのオリジナル台の中で上位に入るテーブルだ。
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『Pinball FX2』から『Pinball FX3』への移行は、単なるバージョンの違い程度の印象しかないけれど、無印『Pinball FX』から『FX2』は、インターフェースやオンライン周りも含めて、あらゆるすべてが革命的にアップグレードされたようなインパクトがあった。
収録台にもそれは顕著で、フィールド内のオブジェクトが質素で淡白だった『FX』のオリジナル台に対して、『FX2』で新登場したオリジナル台はアートワークからイベントから何から何までが格段にパワーアップ。
その代表格とも言えるテーブルが、この『Rome』。
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考えてみれば古代ローマは投石機の存在でピンボールとはちょっぴり相性がいい。
東から迫りくる蛮族を打ち払い、西ヘは逆に蛮族の国にカチコミをかけ、横並びのターゲットは盾兵の隊列。
ポピュラーなローマ帝国のイメージをこれでもかと詰め込んだ、『Ryse: Son of Rome』をプレイした直後ではなぜか再評価してしまう台なのであった。

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2019/05/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Zaccaria Pinball】欧州ピンボールの帝王

   ↑  2019/04/02 (火)  カテゴリー: PCゲーム
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ザッカリア。力強い響きだがゲームクラスタにとっては、あまり耳に馴染みのない名前。
しかしここはかつてピンボールの分野で大きなシェアを獲得し、一時はビデオゲームにも手を広げたれっきとしたゲームメーカーである。
社名にもなったザッカリア三兄弟によってイタリアのボローニャに設立されたこの会社は、50台近くのピンボール台をこの世に送り出し、本場アメリカのメーカーに負けない存在感を示したものの、80年代の後半には失速。
アメリカで再びピンボールの隆盛が起こるのを横目に解散に追い込まれてしまう。
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最盛期は70年代末から80年代にかけて。しかもイタリアの会社。
そのような時代背景や地域性もあって、オレはこのメーカーのピンボール台にまったく馴染みがない。
日本にどの程度ザッカリアの台が輸入されていたのかもさっぱりだし、もし入っていて当時のゲームセンターで出会っていたとしても、その頃はどこのメーカーだとか、そんなことはこれっぽっちも意識しなかった年齢の頃だ。
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そんな実機を遊んだかどうかも定かではないザッカリアのピンボールマシン。
しかしこの『Zaccaria Pinball』でモニターの上に再現されたピンボールマシンは、どれもなぜか懐かしい手応えを感じさせる。
ぶっちゃけここの台はWilliamsやBallyなどの米国メーカーのそれと比べると、ゲーム性や台のレイアウトといった部分で面白みが決定的に欠けている。
『Pinball Arcade』や『Pinball FX3』の主軸となっている、ビデオゲームと真っ向から張り合っていた90年代の米国製台と比べるのはそりゃ酷だが、同時代のマシン、例えばGottliebの『Black Hole』やWilliamsの『PinBot』などの傑作タイトルに比するような台を、ザッカリアのカタログから見出すことも難しい。
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だけどザッカリアの平坦な構成の台からは、ビデオゲームの侵略が及ぶ以前、アミューズメントスポットが牧歌的なエレメカばかりで賑わっていた時代の手触りを感じることができるのだ。
南国サイケデリックな同社独特のビジュアルデザインも、ピンボール台がアミューズメントスポットに闖入してきた異国からの客人であった時代の空気を、ありありと伝えてくれる。
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このビデオピンボールシム『Zaccaria Pinball』に収録されているのは、そんな時代遅れなエレメカテイストぷんぷんのザッカリア実在台45と、それらの各種リミックスバージョン。
ベースのコンポーネントは無料で、それぞれの台を買い足してコレクションを完成させてゆく、ピンボールシムではお馴染みのスタイル。
Steam版の他に現在はコンソールゲーム機にも少しずつ進出中で、既にニンテンドーSwitchでは配信が始まっている(ただし海外のみ)。

<追記>
2019年4月3日、Xbox One版が国内ストアで配信始まりました。

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【Pinball FX3】Williams Pinball: Volume3

   ↑  2019/03/29 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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創業は第二次大戦前。ピンボールメーカーの名門として君臨するが、80年代以降は会社の統廃合を経て一ブランドとしてその名を残したBally。
しかし21世紀を待たずして統合先のWilliamsがピンボール事業から撤退。Ballyピンボールの系譜はついに途絶えることとなる。
その終焉から数年遡る1995年は、Ballyが二つの傑作台を世に送り出して最後のまばゆい輝きを見せた年。
一つは前回追加された『Williams Pinball: Volume2』のラインナップに入っている『Attack from Mars』。
そしてもう一つが最新アドオン『Williams Pinball: Volume3』の目玉となる『Theatre of Magic』だ。
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美しい女性マジシャンがホストを務める劇場。
胡散臭さと妙な格調が同居したマジックショーらしいビジュアルデザインは、この傑作テーブルの魅力の一つだが、大きなポイントとなるのはやはりピンボールとしてのゲーム構成の部分。
ルールやギミックが煩雑化した当時の傾向。そこから正気に立ち返ったかのようなシンプルで奥深いシステムは、『Attack from Mars』と同様だ。
『Attack from Mars』が円盤ならば、『Theatre of Magic』は怪しい仕掛けがたっぷり施されたマジックボックスと、ゲームの中心軸となるオブジェクトが明快になっている。
Pinball FXモードではこのマジックボックスの隣に女性マジシャンのムービングフィギュアが屹立。役物に合わせて様々なアクションで花を添えてくれる。
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翌1996年にリリースされた『Safe Cracker』は『Theatre of Magic』から一転、変則ルールを煮詰めたような内容。
テーマは金庫破り。警備員や番犬の目をかい潜り、金庫をこじ開けて現ナマを頂戴するのがその目的だが、金庫の警報装置をゲーム性に盛り込んだ、通常の持ち玉制とは異なる時間制限&サドンデスのシステムが大きな特徴となっている。
持ち時間が残っているうちは、いくらボールを落とそうがすぐに新たな玉が補充される。
このタイムリミットはゲーム中の役に応じて延長されるが、これが途切れたらボールアウト即ゲームオーバーのサドンデスに突入。
そしてバックグラスで展開されるスゴロク形式のボードゲーム。これに大きな比重が割かれているのがもう一つの特徴。
この一癖も二癖もある仕様が嫌われたのか、実機は日本には一台も入ってこなかったらしい。
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『Champion Pub』はBallyブランド最末期1998年の作品。
いにしえの荒っぽい酒場賞金ボクシング。プレイヤーは海千山千の荒くれどもに挑む若造という設定だ。
まずは挨拶代わりに奥にあるサンドバッグにボールでパンチパンチパンチ。
やがてマッチモードが開放されると、サンドバッグの奥に控えていたプライズファイターの登場だ。遠慮することなくボールでしばき倒してやろう。
ボール縄跳びやパンチングボールなど、ボクシングネタのミニゲームも豊富に用意された佳作。

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【Pinball FX3】Williams Pinball: Volume2

   ↑  2019/01/18 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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デジタルピンボールの老舗ブランド『Pinball FX』に新風を送り込むのは、ライバル『Pinball Arcade』から移籍を果たした実機ピンボールの重鎮Bally~Williamsの傑作タイトルたち。
第1弾アドオンに続いて配信された『Williams Pinball: Volume2』の内訳は、『Attack from Mars』『Party Zone』『Black Rose』の三台。
いずれも伝統の老舗Bally社が最後の力を振り絞って送り出した1990年代のテーブルだ。
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その中でも目玉は傑作『Attack from Mars』。
90年代の火星人襲来ものというと、ティム・バートンの映画「マーズ・アタック!」が思い浮かぶが、それに先んじたこのピンボール版火星人侵略も、モチーフとなったのはいにしえのサイエンスフィクションムービーやコミック。
兵器や火星人のプラスティックトイを模したオブジェクトに、やはり玩具風な配色の盤面デザイン。
その派手さに対してシンプルながらも奥行きの深いゲーム構成。そしてインフレにもほどがある大盤振る舞いのスコア配分。
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そして何よりも主役となるのは、台の上部に居座る火星人の円盤たち。
これに『Pinball FX3』オリジナル演出で加わるのは我が物顔で闊歩する動く円盤。
やつらに地球の大地を踏んだことを後悔させてやるのが、このピンボールの使命だ。さぁ、フリッパーから打ち出す鉄球で、火星人どもの円盤を攻撃攻撃攻撃!
見事撃墜すればお尻にくっついた大量のゼロと共に加算される超インフレスコア。いいね、ピンボールのスコアってのは、これくらい派手じゃなくちゃ!
これ一台だけでもアドオンパックを購入する価値のある名作台だ。
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オリジナルの実機台は1991年リリースの『Party Zone』も、『Attack from Mars』に負けず劣らないごきげんな一台。
髭面に飛行帽のトリックスター、キャプテン・ビザールが仕切る、黄色主体のけばけばしいフィールドに彩られたド派手なパーティ。
フィギュアが台の中を役物に関連して動き回ったりする『Pinball FX』独特の演出は、こと実機のシミュレータであるBally~Williams台においては賛否両論だ。
オレもこれに関しては、鬱陶しく邪魔に感じるときもあったり、これもありだと受け入れたりと、気分によって評価が定まらなかったりするのだが、『Pary Zone』のそれは成功している例だろう。
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イベントに応じて台に舞い落ちるパーティ券に、フィールドに投げ入れられるフットボール。そして台中央部にロケットにまたがってはしゃぐのは、このパーティのホスト、キャプテン・ビザールのフィギュア。
はっきり言ってこのフィギュア、中央のバンパー部分を見えづらくして邪魔だったりもするが、まぁパーティに少々の迷惑はつきものだ。
オリジナルの超アッパーなテンションを、デジタルピンボールの演出がさらにブーストをかける一台。
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最後の一台『Black Rose』も、やはりBally社の1992年作品。
バックグラスとキャビネットに狂い咲くのは、情け無用の女海賊ブラックローズ。
フィールドは甲板、ボールは大砲の弾、マルチボールロックホールは海賊のアジト、そしてボーナスは隠されたお宝。アウトレーンは板子一枚下は地獄。
ピンボールのあれやこれやは、言われてみれば確かに海賊のお約束と親和性が高い。
実はフリッパーの間隔が広めで左右のアウトレーンにも落ちやすい、なにげに難度の高い台だったりもするが、まぁそんなあこぎさも海賊のお約束ということで。

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2019/01/18 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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