ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【MUNEMASA】マルチエンディングは気の迷い

   ↑  2017/02/02 (木)  カテゴリー: DVD-PG
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女暗殺者。映画やコミックなどでも引っ張りだこな美味しいキーワードだ。
ゲームの世界でも『ベルベットアサシン』のバイオレット・サマーや『アサシンクリード クロニクル チャイナ』のシャオ・ユンなど、氷の美貌に彩られた女暗殺者には事欠かない。
MUNEMASAはそのゲーム版女暗殺者の日本代表。
政府の陰謀に巻き込まれ愛する家族を失い、その復讐のために暗殺者となった、取ってつけたようなプロフィール以外は一切不明な女アサシンだ。
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宗政美貴(本作ではひらがなの"みき"表記)は、2000年代に活動していたワンギャル出身のグラビアタレント。
当然この作品も本来であればごく普通のイメージDVDに落ち着くところであるが、しかし当時はまだ普及の途上にあるDVDに、映像メーカーが「やっぱりマルチアングルとかマルチストーリーとか、VHSビデオにはないDVDならではの特性をアピールしたほうがいいのかな?」なんて気の迷いがあった時代。
一番普及しているDVDプレイヤーがPS2だった事情も相まって、必要もないのにわざわざ自らゲームを謳うDVDがソフトが跡を絶たなかった。
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プレイヤーの目的は彼女の行動を監視しその身柄を拘束すること。
しかし冷酷な女暗殺者との対決に燃えるオレの前に展開するのは、殺風景なマンションの一室、ワンタメの固定アングルでダダ流れする彼女のプライベートショット。
そう、いくらゲームを名乗ろうが、DVDで制御できることなんてたかが知れている。
本来のアドベンチャーゲームではストーリー分岐となるはずのコマンド選択も、ここでは実質先に進むかタイトル画面に戻るか(サドンデスゲームオーバー)の二択でしかないのであった。
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宗政さん目当てにこDVDを買った人にとっては、ただ迷惑極まりないマルチエンディング要素。
彼女も仕事を遂行するときは、わざわざエロメイド衣装に着替えてくれるなど(なんで!?)、観る者に対してそれなりの配慮をしてくれるが、しかし視点となるプレイヤーの立場が監視と尾行なだけに、イメージDVDに本来必要な寄りの映像がまったく望めない本末転倒。
サドンデスを乗り越えてようやく彼女の身柄を確保しても、その後の展開はご褒美というにはあまりに物足りないヌルい拘束姿なのであった。



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2017/02/02 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【100万円クイズハンター】物欲滾る平日の朝

   ↑  2016/12/13 (火)  カテゴリー: PS1
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時はバブルの萌芽からその終焉にかけて、平日の朝っぱらにはその空気に相応しい物欲が煮えたぎっていた。
それはいつも邪心のカケラもなさそうな初老の男の、緊張感のない掛け声から始まっていた。
「100万円クイズハンタ~~~」
画面に並ぶのは燃え盛る物欲をぎこちない笑顔でオブラートした一般参加者たち。
そしてテレビの前の我々は、彼らがクイズの回答と共に高額商品をやり取りするその様に、「そんな簡単なクイズに答えるだけで、それを貰えちゃうのかよ」と、嫉妬と羨望に悶々とするのであった。
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人間の欲を一箇所に押し込めて蠱毒を始めたような世紀末光景。
それが平和なはずの朝のお茶の間に連日流れていたのだから、バブルというのはつくづく恐ろしい時代だ。
「オレもいつかこの番組に出場し、チョロいクイズに答えて高額商品を根こそぎ家に持ち帰ってやる」
仮病で学校をサボった午前中、テレビでこの番組をぼんやりと眺めては(なにせこの時間帯は他に観るものがない)、いつもそんな野望に燃えていたのだが、残念ながらオレが大人になると同時に、この番組はバブルの恩恵と共に目の前から煙も残さず消え去ってしまった。
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その幻のクイズ番組が唐突に復活したのはプレイステーション。
普通この手のタイアップゲームは、番組が現役の間にリリースされるのが常道だが、ゲーム版『100万円クイズハンター』がリリースされたのは、番組終了から数年経過後という異例のパターン。
懐古趣味というよりは、むしろバブルの匂いだけを嗅がされてそのまま永遠にお預けを食った世代の無念を晴らすためのようなソフトであろう。
平日朝の物欲大祭りを、今度こそ雰囲気だけでも味わってやる!
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ゲームの構成や体裁は、ほぼオリジナルの番組そのまま。そして合間にはご丁寧にCMタイム風の演出まで入っていたりする。
そして番組を仕切るのはもちろん柳生博。
人間の業とはまったく無縁そうな佇まいで一大欲得ショーを中和する。デフォルメされた等身で、その気品の高い笑顔も当社比3倍増しだ。
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だがこの番組の真の主役は柳生さんではなく、出題パネルの裏に隠されためくるめく高額商品。
隣に座る有象無象どもを押し抜けて、なんとしてもこれをすべて持ち帰り、ついでにハワイ旅行もゲットしてやる。
「(ぴんぽーん)もみじ!」「正解です! バナナ1年分、5000円!」「要らんわあ、そんなもん!!!!!!」
実際に貰えないことが分かっているのにここまで激昂してしまうのは、こちらに番組の喜怒哀楽がすっかり刷り込まれているからなのだろう。
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普通のクイズが行われる前半は単なる前哨戦。それまでに各々がキープした商品を奪い合うハンターチャンスからが、この番組の本番。
いいや、奪うんじゃない。これはお前がオレを出し抜いて掠め取った商品を、オレの下に戻しているだけの話だからな。
そんな意気込みも虚しく制される回答。CPUプレイヤーが手にするハンターチャンス。やめろ! オレの高級スーツ27万円相当だけは、頼むからそっとしておいてくれ!
「青の高級スーツが緑の方に移ります」
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今すぐ解答席を飛び越えて緑のヤロウの首を絞めに行きたいところだが、それを押しとどめているのは、これが全国放送だという認識と、あとはコントローラのどのボタンを押してもそんなアクションが出てこないだけの話である。
100万円クイズハンターを知らない世代にとっては、何の変哲もないクイズ番組タイアップゲーム。
しかし直撃世代にとっては、本質である物欲ボクシング部分も忠実に再現した良質の番組シミュレーター。
あの平日の朝、テレビの前で悶々とこじらせていた強欲の行き場がここにはある。足りないのは実際に持ち帰れる商品とハワイ旅行だけだ。

 

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2016/12/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ】ネモネモの時代

   ↑  2016/12/06 (火)  カテゴリー: PS2
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タレントを実写で載っけちゃうカルチャー、それはCD-ROM機の登場と共に花開いた。
PCエンジンCDロムロムの小川範子を皮切りに、それはたちまちバブル的な隆盛に浮かれるゲームシーンに伝播し、のりピー、井上麻美、オキメグ、すずきゆみえ、雛形あきこなど、有名無名様々な綺麗どころを呼び込むことになった。
プレステサターンの時代には、ハードスペックの限界からか、まだどことなくぎこちないところがあった実写タレントゲーム。
それに相応しい華やかな舞台を用意したのは、前世代機とは格段に違う実写再生能力を有したプレイステーション2だ。
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初代PSで試みられたチャレンジの蓄積もあって、PS2ではこれらのタレントソフトがより一層の完成度を高めて充実することとなる。
モー娘。、浜崎あゆみ、ZONE。国民的知名度を持つタレントたちのソフトがPS2のラインナップを飾ったが、それらを差し置いてオレがPS2の実写ヒロインアイコンに挙げたいのが根本はるみだ。
決して個人的な思い入れだけではない。なにせ根本はるみの実写でのPS2登場は、この『ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ』を皮切りに、『モーショングラビア 根本はるみ』、R.C.T.軍団を率いての登場となった『ヴァーチャル・ビュー R.C.T. エイゾープレイ』、そして『まーじゃんパーティー アイドルと麻雀勝負』と、総計4作にも及ぶのだ。
PS2のみならず古今東西のハードを見渡してみても、飛び抜けた登場率と言えるだろう。
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漬物石の代わりになりそうなほどの爆乳、たくましい胴回り、大陸的な大雑把さで構成された体つき、がさつな性格、酒焼けしたような声。
オタ界隈の嗜好とはおよそ真逆をいく資質が、ゲーム機というアウェイ的なフィールドで開花していた事実は、痛快と言えば痛快だ。
もっともPS2ユーザーの主流は、そんな開花には見て見ぬふりをしていたのだが。
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この『ヴァーチャル・ビュー 根本はるみ エイゾープレイ』は、インタラクティブ実写映像を謳うイメージビデオ風ソフト。
方向キーでうにうにとアングルを動かすことができるのが、そのインタラクティブ性の根拠だが、しかしいくら視点を移動させようとも、肝心の根本はるみがこちらに目線すら送ってくれない事実に、誰もが遅からず気づくことになるだろう。
彼女が気にしているのはあらぬ方向。そちらから響いてくるのはスチルカメラマンと思しき人間の指示とシャッター音。
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そう、ここはPS2ソフト用の収録現場ではなく、写真集の撮影現場。
"ド迫力の映像革命"を謳うヴァーチャルビューのビデオカメラは、実はスチル撮影の迷惑にならない程度に、控えめな位置にお邪魔している単なる闖入者でしかないのだ。
ユーザーがいくらアングルを動かそうが、そこに展開するのはこちらをガン無視して淡々と進行する写真集撮影の風景。思わずいたたまれない気分になってくることだろう。
そんな仕打ちを受けながらも許容できてしまうのは、それはもう対象が根本はるみである一点に他ならない。
たとえこちらの存在を歯牙にかけないようなシチュエーションでも、それが根本はるみであるのなら、むしろマゾヒスティックな快感になるというものではないか。

 

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2016/12/06 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Virtual Puppet REIKA】3DO発マルチメディアアイドル

   ↑  2016/11/28 (月)  カテゴリー: 3DO
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今ではゲームという枠の中でしか語られる事のない3DOだが、元を正せば3DO構想はVHSビデオに取って代わる新時代のメディア共通規格という遠大な野望であった。
3DOジャパンの偉い人などは当時のインタビューで、「レンタルビデオ店の棚を、ビデオに替わって3DO規格ソフトが占める未来が理想。将来的に3DOソフトは、販売6、レンタル4の割合で流通していくだろう」などとのたまったりしていたものだ。。
「マルチメディアCD-ROMが、ビデオの後釜に座るメディアになるだろう」
その皮算用はあっさり塵と化し、3DOの儚い寿命と共に雲散霧消してしまう。
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結構安易に作れてしまうのが、いわゆるマルチメディアCD-ROMの数少ない利点。
なので丸紅のような商社系や博報堂などの代理店系の会社が、様子見とばかりに3DOにこの手のタイトルを供給た。
他にも様々なメーカーが、このマルチメディアCD-ROM路線に追従してきたのだが、その中でも異色な存在が、アダルトビデオの老舗メーカーであったKUKIだ。
このKUKIもマルチメディアの波に敏感で、パソコン用のマルチメディアエロCD-ROMやビデオCDにかなり積極的だったりと、VHSビデオの次の規格に対して常に模索を繰り返していた。
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そのKUKIが開発と販売に関わった作品が、この『Virtual Puppet REIKA』。
アダルトソフトがラインナップ一角を大きく占めた3DOだが、この作品は一般作。
カメラを切り替えて自分だけのプロモーションビデオを作ったり、ビジュアルモードを鑑賞できたりする、いわゆる"アーティストもの"の走りみたいな作品。
普通この手のソフトは、森高千里や浜崎あゆみなど、それなりに世間に名の通ったアーティストを起用するものだが、しかし本作は「デビューマルチメディアCD-ROM」のお題目で、REIKAさんという無名のモデルさんを押し出す大胆な施策で打って出たのであった。
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デビューが3DOのマルチメディアCD-ROM、検索を拒む限りなく匿名に近い芸名。
もうこれだけで地中に埋まって忘れられた不発弾の要素をまんべんなく兼ね備えてしまったREIKAさん。
桐島ローランド、馬場圭介、和田吉元ら、スタッフに名を連ねるファッション界の錚々たるビッグネームたちも、このあまりにも畑違いのフィールドでは屁のつっぱりにもならず、援護を任されるはずの3DO専門誌も、メーカーの「ただのプロモーションビデオではありません!」というメーカーコメントに、「ただのプロモーションビデオです」なんてレビューを重ねる鬼畜っぷり。
ただでさえ微妙なソフトが多い3DOマルチメディアCD-ROM群にあって、とりわけ扱いに微妙に困る一品に落ち着くのであった。

 

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2016/11/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【RAMPO】封印映画のメディアミックス

   ↑  2016/03/26 (土)  カテゴリー: セガサターン
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松竹100周年記念として賑々しく公開されながら、今では当の松竹でアンタッチャブルな案件
黛りんたろうと、本来はプロデューサーであった奥山和由の二人がそれぞれメガホンを取り、二つのバージョンが同時公開され「RAMPO」は、そんな奇妙な経緯を持った作品だ。
フィルムのできが気に入らないからと、プロデューサーが自ら映画を撮り直すこと自体がそもそも前代未聞だが、その後の二バージョン同時封切りも含めたギミック山盛りの公開方法も例を見ないもの。
そして映画会社には付きものであるお家騒動を経て作品そのものがなかったことにされ、DVD化が一切為されていない幻の作品となっている。
外堀ばかりが賑やかな煽りを食って、映画本体のことはさっぱり語られることもない。
オレも確か公開週にどっちかのバージョンを観た記憶はあるのだが、内容はまるっきり印象に残っていない。「RAMPO」はとにかくそういう映画だ。
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そんな曰くつきの作品が歴史に完全に埋もれないでいるのは、当時の松竹と完全タイアップしたセガ産シネマゲームの存在があるからだろう。
映画からは羽田美智子と香川照之(横溝正史役。ゲームでは狂言回しを務める)が登場し、主人公江戸川乱歩役の竹中直人は声のみの出演(映画本編の流用ムービー部分には、その姿がちらっと登場)。そしてゲームオリジナルキャストとして渡辺典子が名を連ねる、なかなかに豪華なキャスティングだ。
ストーリーも映画本編とはほぼ独立したオリジナルのもの。
二部構成の前半は、乱歩宅(例の土蔵も勿論あり)とその周辺を舞台に、編集者の横溝正史に現行を催促されながら、屋根裏を散歩したり、からくりの二銭銅貨を見つけたり、お勢さんが登場したりと、乱歩の諸作品からつまみ食いを重ねたようなシチュエーションの中から、ぐだぐだな結末を迎える殺人事件に行き当たる。
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ゲームを司るのはCG背景と実写の合成。
ブルーバックを前に、いつもとは勝手の違うゲーム向けの芝居を強いられる役者さんたちは、皆一様に苦労の跡が伺えるが、そんな悪条件にも物怖じせずC調の芝居でゲームを無理やり牽引してゆくのは、今をときめく香川照之だ。
このゲームを当時プレイした人の中で、彼のその後の大出世を予想した者が果たしてどれほどいたであろうか。
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香川照之の奮闘もむなしくジャンプの短期打ち切りマンガ最終回的に終了するディスク1を経て、後半は映画版にも登場した大河原邸に舞台を移動。
そこで待ち受けるのは、松竹で今もアンタッチャブルな存在になっているのかは知らない羽田美智子の周辺に起こる怪現象。
自分が生み出した小説の主人公のように、探偵役としてこの出来事に挑む乱歩であったが、素人探偵の悲しさか、あるいは当時の3Dインタラクティブアドベンチャーの限界か、ここでも事件は特定の人物に会ってのフラグ立てと、数少ないチェックポイントの中から、これまた数少ないアイテムを探しだすことによってなし崩し的に進行するのであった。
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独特のもっさりとした移動や展開や、ちょっと大仰なアイテム関連のインターフェイスなどから伺えるように、このゲーム版『RAMPO』のベースとなったのは、メガCDの名作『夢見館の物語』。
特に大河原邸に移動してからは、屋敷内のビジュアルデザインなど、『夢見館』の生き写しと感じるような部分が大きく目立つ。
実写人物との合成も、『真説・夢見館』の宙に浮かぶCG生首ほど雰囲気を損なうものではなく、シチュエーションによってはCGとの意外な絡みのよさも見せる。
その一方でプロットの貧弱さも、これまた『夢見館』譲り。ストーリーの力不足をムードでお補う雰囲気美人っぷりは、一種の伝統と言えるのかもしれない(この伝統は後に『月花霧幻譚~TORICO~』という傑作に引き継がれる)。

 

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2016/03/26 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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