ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Blitz The League】極道アメリカンフットボール

   ↑  2018/02/13 (火)  カテゴリー: XBOX 360
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統括する団体からの認可を受けられないのは、プロスポーツを扱うゲームにとってかなり致命的なことだ。
いにしえには「くわわ」だの「おみあい」でみんな納得していたが、どこかが許諾を獲ってきて実名を使い出すとそうもいかなくなる。
そのうち名前どころかチームカラーに準じた色を使うのも差し障りが出てくる時代となってきた。
フットボールはアメリカ人にとって最大の娯楽。自然アメフトを扱ったゲームは、どこのメーカーにとってもドル箱の存在となる。
今はなきMidwayの『NFL Blitz』シリーズもその一つ。初代PSの頃から定期的にシリーズ作を送り出し、それは同社の屋台骨を支えてきた。
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しかしMidwayと言えば、あの『Mortal Kombat』の張本人。
いくら実在のプロスポーツを扱うと言っても、あそこが素直にゲーム化するわけがない。
フィーチャーしたのは現実離れしたスーパープレーやプロレス技同然のラフプレー。早い話がエクストリームな『超人ウルトラベースボール』みたいなもんである。
スゴいことにMidwayは、ホッケー、野球、サッカー、バスケなど、自社のスポーツゲームのほぼすべてを、この路線で突っ走った(サッカーものの『Red Card』は国内PS2でも発売された)。
そしてプロレスのデスマッチが際限なく過激化するように、『Blitz』もシリーズを追うごとにエクストリームの度合いを強めてゆく。
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そして当時の最新鋭機Xbox 360の発売と共に満を持して登場したのは本作『Blitz The League』。
しかし表現力の向上と共にさらに過剰となった、フェイタリティもどきの負傷シーンや、選手たちがことあるごとに吐きまくるF-Wordの数々に堪忍袋の緒がついにブチ切れたNFLは、Midwayにライセンスを発行しないことを通達。
ライセンスが命綱とも言えるアメフトゲームに降って沸いたこの事態に、Midwayは窮地に立たされるが、まぁ自業自得っちゃあその通りである。
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架空のリーグ、選手を余儀なくされたMidwayは、二人の元NFLプレイヤーをこのゲームの看板に据えてきた。
ビル・ロマノフスキーとローレンス・テイラー。テイラーはWWEレッスルマニアのリングでバンバン・ビガロと闘ったことで、プロレスマニアにもその存在を知られているだろう。
そしてロマノフスキー。アダム・サンドラー版の「ロンゲスト・ヤード」で、看守チームの一角を勤めていた男だ(看守チームの他のメンバーはストーンコールドにケビン・ナッシュ。ちなみに囚人チームの主な面子はサンドラーにクリス・ロック、そしてボブ・サップ。オレなら看守チームの勝ちに千ドル賭けるね!)。
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さらにこのロマノフスキーは、あの荒くれ人間の宝庫であるNFLに於いて、一、二を争うほどの気性の荒さで知られた生粋のミーンマシーン。
分かりやすく言うと張本勲と星野仙一をメインに据えた野球ゲームみたいなものだ。もっともLTとロマノフスキーの前では、あの二人ですら愛らしいパグ犬に見えてくるかもしれないが。
チュートリアルではLT自らが四文字言葉を連発してゲームの基本を優しく(?)ガイド。もうこの時点でプレイヤーは、海兵隊に無理矢理配属された新兵のような気分になってくる。
そしていざ試合に移ると、相手チームのレシーバーをとっ捕まえれば、ダメ押しとばかりにジャーマンスープレックス。
ハードヒットの末に選手が負傷すれば、そこに嫌がらせのように挿入される骨折のリアルタイムレントゲン写真。
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そしてことあるごとに入る、F-Wordを撒き散らしての挑発や恫喝のムービー。
こんなもんを実在の選手でやられたら堪ったもんじゃない。NFLのライセンスをめぐる判断も、そりゃ妥当だろう。
そんなわけでスポーツゲームとしては前代未聞のマチュア指定と相成った『Blitz The League』。
2008年には続編の『Blitz The LeagueⅡ』もリリースされたが、やりたい放題が祟ったのか、やがてMidway自体が倒産の憂き目に追い込まれる。
そしてこのシリーズの知的所有権を受け継いだのは、よりによってアメフトゲームで最大のライバルであったEA。
EAはかつての競合相手を『マッデンNFL』とは一線を画したアーケードライクな別路線と位置づけ、ぬかりなくNFLのライセンスを獲った上で配信専用タイトル『NFL Blitz』として送り出したのであった。

<国内版未発売>

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2018/02/13 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ゴルフナビゲーター Vol.1 ~カレドニアンゴルフクラブ~ ~総武カントリークラブ 総武コース~】

   ↑  2016/05/27 (金)  カテゴリー: PS2
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"今日のテンションを決める大切な1番ミドルホール。真ん中に待ち構えるバンカーがくせ者に見えるが、むしろこれを避けようとする意識が働くと、右のラフに打ち込んでしまう。それはオレが昨夜さんざんやらかしたから身に沁みている。
取引先もやはりこのバンカーが気になるようだ。フェアウェイの右を狙おうとしている。
マズい。しかし部長のあんぽんたんはそんなことを気にもせずに、どうでもいい天気の話に終始している。空が晴れたのはお前の手柄じゃねえ。
やはりここはオレがどうにかするしかない。素振りとイメージショットを繰り返す取引先の斜め後ろに近づいたオレは、さりげなくこう呟いた。
「ティーショットはあのバンカーに入れるつもりで打ったほうがいいかもしれませんね」
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きょとんと振り返る取引先に、オレはさらに続ける。
「あのバンカー、近いように見えますが意外と距離があります。ちょうど手前に落ちますから、セカンドショットは最短距離でピンを直接狙えますよ。バンカーの右を狙うと、かえってドツボにはまってしまいます」
半信半疑の様子で打った取引先のティーショットは、オレの目論見通りバンカー手前のフェアウェイをしっかりと捉えた。
ボールに向かって移動する間、打って変わって関心した様子の取引先が口を開いた。
「君、このコースに詳しいね。まさかここの会員なのかい?」
「い、いえ、たまたま……、たまたまちょっと知っていたもんですから……」
そう取り繕いながら、オレは心のなかでこんな酔狂なソフトを出してくれたスパイクに感謝するのであった。
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どんな場合においても実地で確認するのはとても重要なことだ。
ナポレオンやヒトラーだって、事前に一度でも冬のロシアを訪れていれば、「お前ら、あの熊公をちょっと懲らしめてこい」などと気軽に言い出すこともなかっただろう。
それぞれの地形が戦略的な意味合いを持つゴルフ場などは、実地の確認が大切な最たるものだろう。
それを怠ってキャディーなんかをアテをしていると、まったく関係のない孫の話を延々とされて収まりがつかなくなる。
やはり頼りにするのは自分しかない。しかしゴルフ場の下見というのは、増水時の田んぼの様子のように気軽に行けるものではない。
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だがゼロ年代の国民機PS2とこのソフトがあれば、もうその心配は必要ない。
実在コースを再現したソフトは過去にもたくさんあったが、それらはみんなゴルフゲームの体裁をとったもの。
今度行くコースの下見気分でゲームにまったく慣れていないお父さんが手を出せば、目押しショットがまったくできなくて我が子にバカにされるのがオチだろう。
でもこの『ゴルフナビゲーター』なら、そんな心配は無用だ。
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これは従来のゴルフゲームとは一線を画した、コース実践の予習を目的としたシミュレータ。タイミング目押しの要素も一応は残っているが、これはいつでもオンオフできる。
ゴルフゲームでは誰もがプロ並みのドライバーを放つ飛ばし屋だが、ここでは実際の飛距離や球クセを偽らずに入力しよう。
後はショットごとのデータ値調整で、このソフトが"当日のあなたのショット"を、しっかりと予行演習してくれるのだ。
それを活かすか活かさないかは、当日のあなた次第である。
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フリーウォークモードでは、クラブハウスの外観まで再現されたコースを、好みのアングルから自在にチェック。
ここまで用意周到に予習を重ねれば、もう本番を恐れる必要はない。唯一の問題は、オレの人生においてカレドニアンゴルフクラブと総武カントリークラブを訪れる可能性が皆無に等しいことくらいだろう。
PS2の総ユーザーのうちから、実際にゴルフをプレイする人間。そこからさらにカレドニアンか総武カントリーを日常的に利用する人間と、対象を徹底的に絞りきったコンセプトが、どの程度まで商売になったのかは、ほんのちょっぴり興味のあるところであるが、ともかくこの実在コースを二つずつ収録した『ゴルフナビゲーター』シリーズ、都合四作がこの世に出たのであった。

 

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2016/05/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Outlaw Golf】キャディーの鑑

   ↑  2016/04/07 (木)  カテゴリー: XBOX
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ジャック・ニクラウスにはアンジェロ・アージア、トム・ワトソンにはブルース・エドワーズ、タイガー・ウッズにはスティーブ・ウィリアムズ。名ゴルファーの傍らには常に優れたキャディーの姿があった。
18ホールの孤独な戦いの中で、キャディーはたった一人の味方だ。
技術的なことからモチベーションに関わる問題まで、トッププロを影に日向に支える。
そしてゴルフはメンタルな要素が特に重きをなすスポーツだ。
時には冷静さを失いかけたゴルファーの感情のはけ口となることもあるだろう。古閑美保が池ポチャにぶち切れて自分のキャディーに蹴りを入れたというニュースを、かなり前に耳にした覚えがある。
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しかしそれで自分が支えているゴルファーが平常心を取り戻せるならば、それはキャディー冥利に尽きるというものではないか。
藤田光里や飯島茜に小突かれたり平手打ちを貰ったりするのは、個人の性癖によっちゃご褒美みたいなもんである。
『Outlaw Golf』に登場するキャディーたちも、ゴルファーたちと一心同体の信頼関係を築く者たちだ。
もっともそのゴルファーたちは、ズボンをずり下げたラッパーの出来損ないだとか、筋骨隆々とした逆DV女だとか、グリーン上の旗竿をポール代わりにするストリッパーだとか、荒んだヒッピーだとかムショ帰りだとかSMの女王様だとか、一癖あるなんて言葉では済まされない問題人物ばかりだが。
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この格調高きゴルフ倶楽部よりも囚人護送車のほうがお似合いな面々にも、ちゃんとしたスポーツマンと同様にプレイ中のメンタルコンディションの問題を抱えている。
連中がそれを安定させるのは、キャディーにちょっと厳しい口を利くなんて可愛らしいもんじゃない。
Yボタンをポチッと押せば、発動するのはキャディー暴行モード。それぞれのキャラクターにあった暴力スタイルで、自分のキャディーをぼこぼこにしばき倒して憂さ晴らし。
それでもキャディーは、それが自分の大事な役目の一つと心得ているのが、とにかくされるがままだ。SM女王様のキャディー(もちろん奴隷)なんかは、むしろめちゃくちゃ嬉しそうではないか。
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そのキャディー暴行システムや、麗しのスキ女王様に代表されるエキセントリックなキャラクター、人を喰った実況にガラの悪い観客といった、アウトローな要素ばかりが目立つ本作だが、実は基本のゴルフゲーム部分も、アナログスティックを使ったショット操作や、プレイヤーのメンタルをシステム化した要素など、他に先んじて革新的なシステムを擁立させたエポックメイキングな作品だったりする。
もっとも、そんなスポーツゲームとしての真っ当な要素をこれっぽっちも評価されないのは、女王様ゴルファーと奴隷のキャディーなんてキャラクターを嬉々として投入してしまう開発側の自業自得だったりするわけだが……。
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初代Xboxの普及に万策尽きたMSKKがヤケクソでスタートさせたXboxワールドコレクション。
海外ゲームをローカライズせず日本語マニュアルを付けただけの体裁で安価で供給したこのシリーズ。ソフトラインナップの頭数を強引に揃える意味合いもあったのだろう。
その記念すべき第一弾ラインナップの一角が、この『Outlaw Golf』。初陣を飾るには妙にクセのあるゲームだが、そんなところも当時のMSKKのやぶれかぶれっぷりを物語っているのかもしれない。
一部のキャラクターは、以後展開される『Outlaw Volleyball』や『Outlaw Tennis』に続けて登場しますが、本作一番人気のスキ女王様は、この本作とその続編のみの登場。
やはりバレーボールやテニスは、奴隷を帯同できないのがお気に召さなかったのだろうか。

 

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2016/04/07 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【BMX XXX】禁断の路線転換

   ↑  2015/12/14 (月)  カテゴリー: PS2
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お調子者の目立とう精神から始まったエクストリームスポーツ。しかしそれはジャンルが成熟するに従って必然的に二極化の道を辿るようになる。
一つはより競技として純化する方向。Xスポーツのアティチュードをささやかに残しながらも、やがてはオリンピック種目にまで至ってゆく。
もう一つはTV番組「ジャッカス」に代表されるような、さらなるバカと無茶を究めようとする方向性だ。
動画投稿サイトの成長に伴い、この方向はもはやXスポーツという言葉からも逸脱した、素人たちの大バカ合戦にまで拡大する。
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この影響を受けてか、エクストリームスポーツを題材にしたゲームも、その多くがバカ路線に舵を切るようになった。
Xスポーツゲームの顔であるトニー・ホークシリーズの2003年作『Tony Hawk's Underground』と続編は、その象徴とも言えるような作品だ。
そしてその流れはチャリゲームの看板タイトル、デイブ・ミラシリーズにも訪れるのであった。
曲がりなりにも競技BMXライダーとしての成り上がりをメインテーマにしていた『デイブ・ミラ フリースタイルBMX』から一転、シリーズ第三作であるこの『BMX XXX』は、バカしか住んでいない街の中で、さらにバカな主人公がチャリをフリーダムかつアナーキーに駆って、素っ頓狂なクエストをこなすバカ路線にまっしぐら。
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ホームレスの替わりに空き缶を回収するのを皮切りに、大道芸人のおひねり箱をひっくり返してまわったり、バンジージャンプをためらっているチキン野郎を後ろからそっと押したり、仮設トイレをBMXにくくりつけてジャンプやトリックでシェイクして中の便秘野郎の便意を促進させたり。
デイブ・ミラやライアン・ナイキストに憧れて練習に明け暮れ、イーストウッドランプパークの大会で走ることを夢見ていたオレが、今こうして売春婦をケツに乗せながら火事騒ぎの街中を疾走しているのは一体何故だろう。
しかもそれらのクエスト、揃いもそろって"風が吹けば桶屋が儲かる"式の、常人には理解不能なチェーンコンボによって誘発されるのもタチが悪い。
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そんなバカ路線への急激な転換も、シリーズの煮詰まりとか時代の要請などを考慮すれば理解できなくもない。
しかしアクレイムは、これだけには飽きたらず、さらに禁断の方向へもハンドルを傾けてしまったのだった。
アクレイムが当時資本を注入していた過激プロレス団体ECWは、ハードコアの名のもとに過剰なバイオレンスとエロを売りものにしていたが、それに倣ったわけでもあるまいが、この『BMX XXX』も、エロ方面にもまっしぐら。
幕間のご褒美ムービーはストリップクラブのお姉ちゃんたちの実写映像。さらにはエディットでトップレスライダーの収録までをも目論だ。
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それらの要素をプロモーションで大々的に押し出す所業には、まず名前を貸しているデイブ・ミラがブチ切れ、すったもんだの挙句に彼は降板。
さらには各小売大手にも総スカンを食らい、この『BMX XXX』をめぐる一連のゴタゴタは、米ビデオゲーム界の老舗アクレイムの屋台骨を揺るがす。
そしてデイブ・ミラシリーズの他に、『スラッシャーSK8』や『Aggressive Inline』など、Xスポーツゲームの秀作を生み出していた開発会社Z-Axisまでもが煽りを食らって傾き、ここにXスポーツゲームの系譜の一つが絶たれたのであった。

<海外版>

 

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2015/12/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【デイブ・ミラ フリースタイルBMX】我らのエクストリームスポーツ

   ↑  2015/12/13 (日)  カテゴリー: PS1
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郊外や田舎のガキの基本的な移動手段は今も昔もチャリだ。
ロードバイクなどと持てはやされるスノッブな乗り物ではない、昔ながらのチャリである。
どこに集まるにも、どこに行くにもみんなチャリ。そうやってチャリが日常の乗り物になっていれば、分別もつかなきゃ頭も悪いガキどものことだ。当然エクストリームな行いにチャレンジするお調子者が出てくる。
ウィリー走行はほんの序の口。階段を猛スピードで駆け下りたり、橋の欄干の上を走ったり、スーパーの中を疾走したり、誰かがチャレンジを達成すれば、他のバカガキどもはさらに上を目指す無茶をして、そのうち大怪我をする奴なんかも出てきたりするのであった。
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エクストリームスポーツなんて言葉が生まれる遥か以前から、オレたちは立派なXゲーマーだった。
そりゃ我々が乗っていたのは立派なBMXではなく、そこらにあるガキチャリであったが、その"すっとこどっこいの目立ちたがり精神"から始まるスピリットは、今をときめくXゲーマーたちとしっかり共通していたと言えるだろう。
スケボーの上に立った経験がなくとも、チャリに乗ったことのないやつは恐らくいないだろう。
そう、チャリこそは、オレたちにもっとも身近なエクストリームギアなのだ。
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エクストリームスポーツを題材にしたゲームは数あれど、その中で親しみやすいのも、やはりチャリを扱ったジャンルだ。
スケボーで宙を舞う感覚は知らないが、チャリの両輪が地面から離れたときの手応えはしっかり分かっている。
その感触をしっかりと落とし込んでいるゲームは、普段エクストリームスポーツとは無縁な者にも、その楽しさがダイレクトに伝わってくるのだ。
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BMX界のスター、デイブ・ミラを看板に据えた『デイブ・ミラ フリースタイルBMX』は、2000年に初代プレステやドリームキャスト、Windowsなどにまたがって発売されたチャリ(BMXではなく、あえてこの呼称を使わせてもらおう)ゲームの古典的名作。
Social DistortionやRANCIDなどメジャーどころなパンクバンドの楽曲をバックにフィールドの中を自由に走り回り、ジャンプやトリックを自分なりにコーディネイトしてステージのクリア要件を満たす。
『トニー・ホーク プロスケーター』が確立したエクストリームスポーツゲームの雛形を、忠実かつ手堅くチャリに継承した内容だ。
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各ステージのチャレンジクエストは、アマチュア、プロ、ハードコアの三段階に分かれており、アマチュアモードのそれは「とりあえずどこでもいいから15メートルグラインドを決めろ」とか「指定された地点で360度スピンメイクを決めろ」などとカジュアルだが、これがハードコアになると「電線の上を60メートルグラインドしろ」や「走る貨物列車の上を飛び越えろ」などと、一気にエクストリームなものに変貌する。
しかしタイトにうまくまとまった操作システムと、時間制限なしのフリーライドモードでの練習の助けを借りれば、それらのクリアはさして困難ではないだろう。
発売はアクレイム、開発はZ-Axis。この両者はその後も共同歩調をとり、本作のシステムをそのまま継承した『Dave Mirra Freestyle BMX 2』をリリース・
ここまではなんの問題もなかったが、しかし調子に乗ったアクレイムは、その次作でさらなるエクストリームな領域に踏み込んでしまい、とんでもない物議を醸すことになるのだった。

 

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2015/12/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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