ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Ingress】ぶらりポータルの旅 甲府ミッドナイト編

   ↑  2017/08/15 (火)  カテゴリー: Android
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「お遊びするつもりはない!(少なくとも今は!)」
慇懃な物腰の客引きを振り払って献血ルームに駆けこみRed Factionミッション一列を終わらせた後、オレはホテルにチェックインしてユニットバスで汗を流し、本番の公式ミッションがライブする時刻に備えて身体を休めていた。
その間にコミュニティハングアウトやディスコードでは、「ログが出てないけどなにやってるんですか?」「ひょっとしてお楽しみの最中ですか?」「甲府の夜を満喫してるんですね」なんてメッセージが飛び交っていたが、ヒドい色眼鏡もあったものだ。
オレはこの地にミッションデーを純粋に追求しに来たのだ。
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そしてポータルはただハックすればいいものではないし、ミッションはただメダルをキレイに並べれば済むものではない。それではスキャナの中だけですべてが完結してしまう。
ポータルやミッションは現実の街並みやオブジェクトや歴史や文化に触れるための、取っ掛かりであり道標だ。なんかオレいまスゲえ良いこと言った!
この甲府MDも、企画してくださった方たちが望んでいるのは、ただミッションをコンプすることではない。
それをきっかけにして、甲斐の国の風土、文化、歴史、名所、人々を体験して欲しいからこそ、あれだけの手間暇をかけてイベントを運営しているのだ。なんかオレいまスゲえ良いこと言った!
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たとえばこの南銀座インフォメーションというポータルにしたって、ミッションの流れでポチッとハックしてそのまま通り過ぎてしまえば、それでなんの記憶にも残らず思い出にもならず終わってしまうだけである。
その先にある何かとの触れ合いがなければ、現実世界を舞台にゲームをやってる意味などないではないか。なんかオレいまスゲえ良いこと言った! だからこの先にオレは行く、止めるな!(……「お遊びいかがですか?」)
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まぁそれは置いといて、歴史や風土とのふれあいはやぶさかではないが、さすがに炎天下の猛暑の中を歩き回る自信はない。
前乗りの一番の理由は、まだ気温が上がらない深夜のうちに回れる所を回っておきたかったから。
そして日付けが変わると同時にMD甲府公式全12ミッションが一斉に出現。この内、甲府駅周りの5つだけを夜のうちに済ませてしまう寸法だ。
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西多摩や八王子の人間にとっては、甲府は西の山をちょいちょい越した先にある訪れやすい街。
三々五々甲府入りする地元コミュニティからの参加者も、過去のMDとは比べものにならないほど多い。
駅前でチャリにまたがる二人組、地元の人かと思いきや、よくよく見ればコミュの仲間。
「チャリで来たんですか!?」とびっくりしたが、まさかさすがにそんなわけはない。
それにしても地元エリアならいざ知らず、はるか甲府の駅前で深夜の1時にばったり会うというのもスゴい話である。
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舞鶴城、印傳博物館、エル銀座、深夜の甲府中心街をぐるりと巡って予定のミッションをクリア。後は各イベントに備えて一寝入りするだけだ。
その前に飲み物だけでも買っておこうとホテル近くのコンビニに入ったら、別のコミュメンバーたちにばったり。
夜通し峠を越えてたった今甲府に着いたばかりだそうだ。地元エリアなら知らず、はるか甲府の、しかも駅からも幹線通りからも離れたへんぴなコンビニで深夜の3時にばったり会うというのもスゴい話である。
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クルマで甲府を目指したメンバーからの到着の報告が、他にも続々と入る。みんなこのまま朝までミッションをこなしてクルマの中で仮眠をとるそうだ。
オレにはとてもそんな根性はない。蒸し暑さでボロボロになった身体を、クーラーがガンガン効いたホテルの部屋で癒やすだけだ。
それではみんなおやすみなさい! いや、マジで寝るから!

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2017/08/15 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Ingress】ぶらりポータルの旅 甲府裏春日編

   ↑  2017/08/14 (月)  カテゴリー: Android
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ミッションデーとは、その地域の振興やアピールを目的に、場合によっては自治体や地元催事とタイアップして、現地のエージェントが企画運営する『Ingress』の公式イベント。
オレにとって8度目のミッションデーの舞台となるのは甲府。
今回はMD以外にも、注文の不審者カードを配達する重要な任務を兼ねている。
せっかくだから包装済みのカードの束をさらに無造作に新聞紙でくるみ、その上にマジックで「S ウリ物 500g」と殴り書きするさらなるデコレーションを施して、受け取った方が職質を受けた時に愉快な体験をできる手助けをしようかとも思ったが、その前に肝心のオレが職質を受けたらシャレにならないので断念した。
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2泊のスケジュールと宿を早めに確保したのは、余裕のある行程はもちろんだが、何よりも暑さでへばった際にすぐ休める場所をキープしておきたかったからだ。
冬に私用で甲府を訪れた時は、裏春日と呼ばれる歓楽街至近に宿をとってしまったために、出入りするたびに「お遊びいかがですか?」の誘惑を振り払うのに大変な思いをしたが、今回はその点も抜かりはない。
甲府警察署すぐ近くのホテル。ここならあの客引きたちもさすがに出張ってこまい。

だがそのスケジュールはちょっと余裕がありすぎた。
帰省ラッシュを避けて早めの電車に乗り込み、甲府に着いたのはまだ陽のあるうち。
夕飯を食うにはちょっと気が早い時間。思っていたほどの猛暑でないこともあって、このハンパに手持ち無沙汰な時間は、既にライブ済みだったMD甲府×RedFaction記念ミッション(通称献血ミッション)へと向けられるのであった。エージェントの悲しい性である。
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ゴール地点は甲府駅からほど近い商業施設内にある献血ルーム。MD公式の軽い予行演習程度の規模だろうと勝手に誤解して手を出してしまったが、これが予想外に歯ごたえのあるミッションだった。
献血ルームとは反対の駅北側をぐるりと回らされた頃には、もう陽は沈みかけていた。
しかもいくら比較的涼しいとはいえ、県外民にとってはやはり甲府は暑い。そこを2泊分の荷物をかかえて歩き回るのは、かなりハードであった。コインロッカー代500円を惜しんだ報いである。

汗だくになりながら、「ああ、なんか飲みたい気分。オレ飲めないけど」と転がり込んだのは富士吉田うどんの店。
ノンアルコールビールと言えどしみじみ美味い。そして富士吉田うどん。
「茹で時間まちがえてない!?」と思わず声が出そうになるくらい強いコシ。すするのではなくモグモグ噛むうどん。なんとも不思議な食べ物である。
山梨を訪れることがあれば、皆さんも是非一度試してみてください。ホント日本のうどん文化は多種多彩だ。
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夕飯を食って一息入れたが、クリアした献血ミッションはまだ3つ。本番の公式ミッションがライブする前に、残りをなんとか消化しなければ。
意を決して蒸し暑い屋外に再び足を進め連作ミッション再開。
ミッションルートは県庁通り西の閑静な地帯から、やがて甲府の中心街へ。暑い、暑い、やっぱり甲府はめちゃくちゃ暑い。
到着2時間にして、この3日分の体力の60%を既に消費しているような気がする。

「献血ミッション、これは罠だ」
へとへとになりながら頭をよぎったその考えも実は甘かった。これまでのルートは本格的な罠のほんの導線。
そして本当の罠は最後となる6番目のミッションに仕掛けられていたのであった。
ミッションルート伝いに辿り着いたのは、なんか見覚えのある地帯。見覚えのあるネオン看板。そして聞き覚えのある呼び声。「お遊びいかがですか?」
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ミッションデーを明日に控えたMDを歓楽街のド真ん中に誘い込む、世にも恐ろしいトラップミッションに、オレは「血よりも先に別のモノ搾り取られそうじゃねえか」と、力なくつぶやくのが精一杯なのであった。
着いた早々いきなり下ネタ、大丈夫か? オレの甲府ミッションデー!

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2017/08/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Ingress】ぶらりポータルの旅 戸吹スポーツ公園編

   ↑  2017/08/09 (水)  カテゴリー: Android
「ちょっと太った」「太りましたね?」「太ったようだから運動の助けに山からリンク飛ばしておきました」「なんで登ってくれないの?」
ここ最近の緑エリアボス女史の執拗な精神攻撃だ。
「おたくの旦那ほどじゃないわあ!」「山に飽きるほど登ったってちっとも痩せないやつとかいるだろが!おたくの旦那みたいに!」などと言い返したい気はやまやまだが、いくら当社比レベルでだろうと太ったと言われるのは穏やかではない。
こちとら「体型だけはシド・ヴィシャス」と呼ばれていたくらい、10代の頃からずっと肥満という言葉とは無縁の人生を送ってきたのだ。
しかしここ最近の腹回りの状態は、自分でも目を背けつつも把握している。なんとかしなければ。
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戸吹。東京サマーランドの南に位置する、八王子の北の境の雑木が生い茂る山。
この山を切り拓いて八王子市のごみ処理施設ができたのは、もう30年くらい前になるだろうか。
そしてゴミを埋め立てた跡地に設けられたのが、戸吹スポーツ公園だ。
人工の広大な丘陵地にサッカー場やテニスコートなどを備えた施設。中でも目を引くのは、日本では他にあまり例がなさそうな行政主導で造られたスケートパークだ。
管理棟が隣接しているだけあって、登録制、ヘルメット必須など決まりごとが多いが、もちろんここの利用者はそれをキチンと守っていることは言うまでもない。
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規律正しいスケーター。なんだか「謙虚な大仁田厚」とか「石橋を叩いて渡る貴闘力」みたいな響きだが、まあスケートボードよりも先にスイサイダル・テンデンシーズのキャップをみんなが買ってた時代の色眼鏡で、いつまでも見てはいかんということだろう。
もちろんスイサイダルのキャップは買ったがスケートボードはとうとう買わなかったへたれなオレが、ここでスケートに興じるワケがない。
ランニングだ。スケートパークからその奥の原っぱ広場にかけての外周は、緑に囲まれた絶好のランニングコースになっている。
そしてこの戸吹スポーツ公園にはいくつかのポータルがある。それを巡るミッションだってある。
ランニングイングレス。そしてその締めは公園に隣接する温浴施設、戸吹湯ったり館のサウナでさらに体を絞る、風呂で汗を流す、のんびり休憩のコンボだ。我ながらなんてナイスなアイディアだろう!
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ぽつぽつぽつ。戸吹に向かう途中で、雨粒がクルマのフロントガラスを叩きだした。
空はにわかに黒雲で占められて、スポーツ公園の入り口に来る頃には、雨はもう本降りになり始めていた。
鮮やかな緑に彩られた公園が、たちまちのうちに濡れそぼる。コンクリがぐしょぐしょのコンディションの中、スケートパークで滑走している人間は誰もいない。
テニスコートからも、ラケットを手にしたおっさんたちが「うひゃあ」と叫びながら、管理事務所の屋根の下まで慌てて駆け込んでくる。
こんな状況で、オレだけびしょ濡れになりながら走る必要なんてないよね? ないよな!? なぁみんなそうだろ!?
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それでも一応ソジャ継続のための最低限のイン活はしなければと、スケートパーク周りのポータルをぱぱっと流しハック。
傘を持ってこなかったので軽く濡れてしまったが、これで大義名分は立ったというものだ。
運動でかいた汗を流すために風呂に入るプランは潰えたが、身体が濡れたから風呂に入るのは、これはこれで真っ昼間から湯に浸かる立派な大義だよね? だよな!? なぁみんなそうだろ!?
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隣接する戸吹湯ったり館は、ゴミ焼却場の余熱を利用してお湯を沸かすふれこみの温浴施設。
コンクリート打ちっぱなしの外観は、いかにも公営施設らしい殺風景さだが、むしろこれっくらい飾り気が無い方がかえって落ち着いたりする。
神経痛だのリューマチだのの効能を謳う日替わりの薬湯は、いつもは年寄りの浅漬け容器みたいになっているのだが、今日はどういうわけか空いている。
プレートを見てみると、本日の薬効は美肌効果をアピールする美容湯。さすがの爺さんたちも「こんなのにうっかり入ったら体が溶けてしまう」と敬遠してるのだろう。
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サウナ→薬湯→雨を眺めての露天風呂のメドレーで、ほてってツルツルになった体で向かうのは休憩所。
六十畳ほどの大広間に長机と座布団が並べられ、風呂上がりの老若男女がただごろごろしている、この30キロメートル四方でもっとも生産性のない空間だ。
食事処のメニューにあるカレーは辛口中辛甘口の三種類完備。要するにレトルトだ。つまりはそういう食事処だ。
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スープ、サラダ付きのチャーハンはパラッパラにほぐれていた。冷凍食品のチャーハンはホント外れがない。
運動不足解消のためにここに来たはずなのに、気がつけば風呂に入ってチャーハンかっこんで畳の上でゴロゴロ。
なんかもう成人病に絶妙なトスを上げているような行いだが、まぁ雨天中止とは得てしてこんなもんだろう。だよね? だよな!? なぁみんなそうだろ!?

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2017/08/09 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Ingress】ぶらりポータルの旅 武蔵浦和編

   ↑  2017/07/30 (日)  カテゴリー: Android
浦和。Ingressエージェントには一見敷居が高そうな街だ。
なにせここは浦和レッズの本拠地。駅前でRESとENLがごちゃごちゃやっていたら、「マリノスとベルマーレがこんなとこで何してんだ! 神奈川でやれ、神奈川で!!!」と、気性の荒いレッズファンにたちまちのうちに追い立てられそうだ。
しかし浦和でスキャナで開いてみたら一面赤かったなんてことはあるわけなく、いつもどおりの見慣れた青と緑の分布がそこには広がっている。
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だがやはりアウェイな気分はつきまとう。
一部ポータルにもなっている街なかのマンホールに施されたデザインはサッカーボール。
ガキの頃から野球好き。たまにサッカー中継を観ては、「あの倒れて死んだふりするのは、一試合に何回まで許されてるの?」と、真顔で尋ねたりするオレにとっては、ミッションまでレッズ絡みばかりな浦和の街はどうも落ち着かない。

しかしそのサッカータウン浦和も、武蔵野線と埼京線が交わる武蔵浦和の方に行くと、ちょっと様相が違ってくる。
駅前に立ち並ぶのはまだ新しいタワーマンション。再開発地区だけあって、埼玉の他の街とはちょっと様子が違う。
駅からテラスを通って直接入れるラムザタワーマンションには、そのガーデン部分にポータルが密集している。ここに住んでいればエージェント的にはウハウハではないか!

ちなみに隣接した南にある、やはり豪勢なガーデンを備えたスカイ&ガーデンマンションは、ポータルの数はゼロ。
これはポータル申請が打ち切られた直後の時期にマンションが竣工したためだ。
タワーマンションの住民は住民同士で微妙な軋轢や見栄の張り合いがあると聞く。スカイ&ガーデンに住むエージェントは、ラムザ住まいのエージェントに対してさぞや忸怩たる思いがあるだろう。
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そのスカイ&ガーデンを横目に、上越新幹線の高架沿いにさらに南に下ったところが今回の目的地だ。
広がるのは大きな工場地帯。
ただの工場ではない。建物の外壁に記されているのは「雪見だいふく」「ガーナチョコレート」の文字。
そう、ここはロッテの本社工場。武蔵浦和は実はロッテタウンなのであった。

この大きな建物群の中で、日夜何千個ものトッポやコアラのマーチやパイの実やジェラートマイスターが生産され出荷されていくのだ。
それを考えただけで、フェンスにしがみついて「うおー、入れてくれー!」と騒ぎたくなってくるではないか。
しかもこの工場敷地内には、一般人は利用することのできない、社員研修を兼ねた関係者専用のロッテリアがあるのだ。
入れないだけに想像が膨らむ。もしかしてここだけ今でもイタリアンホットサンドとか普通にメニューにありそうだ。
それを考えただけで、「うおー、イタリアンホット食わせろおー!」とフェンスを乗り越えたくなってくるではないか。
惜しむらくは工場地帯の常で、この一角にはポータルがまったく存在しないことだ。

せめてビックリマンチョコの像だとかモナ王の碑だとかを外周に置いてくれたら、手っ取り早くポータルになって「ロッテ工場見学」ミッションとかも作れたかもしれないのに。
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その工場の南に、ようやくロッテの名を冠したポータルが出現する。
あるのは野球場と呼ぶにはおこがましい、練習グラウンドに毛が生えた程度の施設。千葉ロッテマリーンズの二軍本拠地、ロッテ浦和球場だ。
12球団ファームの中でもっとも貧相な設備。観客席は内野両脇に盛られた土の上に併せて100ちょっと。入場は無料だ。
関係者通用口も普通に道路に面しているために、ここは選手との距離がめちゃくちゃ近い。
以前入り口から全景の様子をカメラに収めていたら、オレの真後ろでボウカー(当時巨人)が写真を撮り終えるのをニコニコしながら待っていてくれて、振り返ってびっくりしたことがある。
背後にボウカー。なかなか出会えない経験だ。

今日のカードはロッテ二軍対フューチャーズ(巨人と横浜の二軍未満の急造混成チーム)。
初回、ロッテの黄金ルーキー平沢大河が無造作な一振りからボールを軽々スタンドまで運んだ。
このレベルの相手から打ったところで参考にならないことは承知しているのだが、守備時にも年配の選手を差し置いて一番声を出し中心になっている姿を見ると、やはり一軍に上げてあのレベルで経験を積ませたいなあと思ってしまう。
もっとも闇金から金を借りまくって多重債務で首が回らなくなっているような今のロッテ一軍に、とても人を育てる余裕なんかないことも分かってはいるけど。
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マリーンズと言えばあの地鳴りのように響き渡る応援だが、二軍の試合を観に来るような業の深いファンは、みんな揃って木陰から見守る星飛雄馬の姉ちゃんみたいなメンタリティなので、せいぜい響くのは控えめな拍手くらいだ。
オレも直射日光を遮るタオルの間からそっと片方の顔だけを覗かせ、小声で「大河、頑張るのよ」とエールを送るのだった。
ロッテ浦和球場に隣接するのは、こちらもやはりポータルになっているロッテ室内練習場。
武蔵浦和駅からこの二つをゴールにして「ロッテの星をめざして」なんてミッションを作ろうかとも考えたが、その間にポータルがまったく無い上に、「そもそも昔からロッテの星ってあんまり光んないよな」と我に返る武蔵浦和詣であった。

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2017/07/30 | Comment (4) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Ingress】ぶらりポータルの旅 水喰土公園編

   ↑  2017/07/25 (火)  カテゴリー: Android
『Ingress』にはミッションという遊び方がある。
ま、早い話がスタンプラリーみたいなもんで、指定されたポータルを巡ってハックすると、専用のデザインが施されたメダルが貰える趣向だ。
このミッション、運営ではなく在野のエージェントが作成するのが肝で、ポータル巡りのプランニングからメダルのデザインまで、そのすべてが個人の裁量に任されている。
中にはこのミッションの作成申請しかしないエージェントまでいるくらいで、オーソドックスな街巡りから故事来歴にちなんだものまで様々な趣向を凝らしたミッションが、次から次へと生まれてはスキャナを賑わせている。
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このミッションで主流となっているのは連作と呼ばれるタイプだ。
複数のミッションを指定の順番にクリアすると、統一されたデザインのメダルが順に並び一個のメダルアートが完成する。
だが『Ingress』を始めた当初は、目先のミッション達成メダル(ちょっとややこしいが、こちらはミッションのクリア数に応じて授与される、個人スタッツの報奨メダル)欲しさに、連番なんかまったく考えなしで手当たり次第にミッションを消化していたので、特に地元近辺のメダルは並びがグッチャグチャになってしまっていた。

『Ingress』を始めてはや二年。そろそろオレにも連作ミッションを順番通りこなす知恵がついてきた。
いい加減地元エリア周りでも連作メダルアートの一つや二つでも完成させておきたいこところだ。
目をつけたのは「青梅線のホタルスポット」。
玉川上水沿いのホタルの姿が拝める場所を繋いだミッションで、一駅間徒歩で済むスケールも手軽だし、何よりこれを作成したのは所属地域コミュニティの仲間だ。彼が旅行から帰ってきたときにお土産を貰う大義名分も立つ。
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そんな調子でほんの思いつきで衝動的に始めたミッション。
しかし考えるまでもなく、7月下旬にホタルの姿があるわきゃない。一見涼しそうに見える上水沿いも、湿気がダマになって襲い掛かってくるようで、あっという間に汗だくになり早くも後悔でいっぱいだ。
そうこうしているうちに日も暮れてきて、たどり着いたのは拝島駅近くの水喰土(みずくらいど)公園。
もう名前だけで「脅かさないでくださいよう」とビビリが入りそうな響きだ。妖怪水喰土とか、水木しげるの妖怪図鑑に載っていてもおかしくなさそうではないか。

実際のところは、江戸時代に玉川上水を通す工事をしていた時に、この辺りの地質が水をぐいぐい吸い込んじゃうので、慌てて計画を変更した由来から名付けられた地名らしい。
こういうちょっとした歴史小トリビアに巡りえるのは『Ingress』の良いところだが、しかし今のオレは頭の中で、ついうっかりイメージしてしまった水木しげる絵の妖怪水喰土に完全にテンパってしまい、玉川兄弟の苦闘に思いを馳せている余裕など無い。
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しかもこの水喰土公園、灯りがまったく無い。どんなちんけな公園でも、水銀灯の一つくらいは普通あるもんだが、ここは立派な公衆トイレがある規模の公園なのに、灯りと呼べるものが何一つ存在しないのだ。
さらに今日はあいにくの新月。公園の中を包んでいるのは、伸ばした手の先も見えない漆黒の闇である。
このままベンチでまぐわうカップルの元に辿り着けば、男と入れ替わったって分からないくらいの暗黒だ。いや、男の方を押し倒したとしてもきっと気づかないだろう。

そんな場所に懐中電灯はおろか、サンダル履きで迷い込んでしまった。
この暗闇の中で頼りになるのは、スキャナ画面マップにかすかに映る地形くらいのもんである。
「水のついでにお前も喰らうてやろうかあ!」
暗闇の向こうから、今にも妖怪水喰土の舌なめずり混じりの声が響いてきそうで、いい年こいたおっさんが完全に泣きが入っている。
「こんなミッション作りやがってえ!」
半べそで八つ当たりをぶつけるのは、ミッション作成者であるコミュ仲間の福顔だ(山梨の桃、ありがとうございました)。
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「ごつん!」
スキャナマップに表示された通路らしき所を恐る恐る手探りで進んでいたら、指先を思い切り硬いモノにぶつけた。
手で擦りながら少しずつ近づいてみると、それは工事中のフェンスであった。
通れないのか。この真っ暗闇の中で迂回を余儀なくされるのか。この公園はどこまでオレを苛めるつもりだ。
痛む指先を押さえながら、次に八つ当たりの対象となるのは玉川兄弟だ。
「そもそもお前らが上水なんてもんをこさえようとしなければなあ!」

暗黒の中を彷徨うこと一時間。それでもポータルの道標はありがたいもので、右往左往して迷ったりしながらも、なんとか街灯のある一角まで脱出することができた。
そこで燦然と輝きオレを出迎えてくれた文明のネオン看板に記された文字は「スナック わがまま」。
漆黒地獄から抜け出していきなり出会うには、ちょっとパンチの効きすぎた店名だ。
きっと「お通しはそこらのコンビニで自腹で買ってきて~」とか「今日はなんかお釣り出したくない気分~」などとのたまいながら、タバコをぶかぶか吹かせているママが待ち構えているのだろう。
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しかし大して歩いたわけでもないのに疲労困憊、何より下戸のオレには、あいにくとそれを確かめるすべはない。
サンダルをぺたぺた鳴らしながら拝島駅の方に歩み出し、そして「そういやSuica持ってきてねえよ……」と途中で気づき、妖怪水喰土に魂を食い荒らされたような気分になりながら家路に着くのであった。

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2017/07/25 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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