ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【顔射でGO!】タイトル負けのエロインベーダー

   ↑  2017/09/21 (木)  カテゴリー: PCゲーム
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ある時期、ちょうどイメクラ店が氾濫してきた頃だろか。
いわゆる風俗のお店に珍店名をつけるのが流行となっていたような時代があった。
痴漢車トーマス、東京ヌコーカー、桂3Pでいらっしゃ~い、亀頭洗士ガンナメ、舐めでん亀でん、 世界ぷるるんパイ在記、甘えん坊将軍などなど。
行政のご熱心な浄化活動によって店舗系の店が軒並みパージされ、これらのパロディ系店名もほぼ絶滅してしまったが、噂によると亀頭洗士ガンナメなどは「ガンダムプレイ」というコースが選べたお店だったそうではないですか。
「君はキシリア、僕マ・クベ」
そんな遊びができたかもしれないお店が、今やこの世にないというのは、ちょっとした悲劇かもしれない。
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乳輪火山、ガキの腰づかいやあらへんで、ベロリン・天使の舌、セーラー服と一晩中といったクラシックに始まり、最近ではチン・コジラ(さず中に入れて)、君の縄など。
アダルトビデオのタイトルでも、この手のパロディ系、もじり系は花盛りだ。
どうして人は下半身絡みのくだらないことになると、その頓知能力を最大限に発揮できたりしちゃうのだろうか。
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そしてゲームの世界でもパロディ系のタイトルが幅を利かすのは、案の定エロ系だったりする。
本家のロゴのカラーパターンまでもしっかりとパロった本作のタイトルは、その名も『顔射でGO!』。今から17年も前のエロゲだ。
もちろん電車を定刻で動かすゲームでなはい。
本格ポリゴン&シューティングゲーム。パッケージにはそのように表記されているが、一通りプレイしてみても、その本格ポリゴンという表現が、果たしてゲーム中の何を指したものなのかさっぱり理解不能だ。
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シューティングゲームの自己申告に関しては、偽りはないと言っていいだろう。もっとも、相手が撃ち返してこないインベーダーという、実に微妙なシロモノだが。
自機の砲台は、弾の代わりになにやら白っぽい水滴状のものを発射するが、それでぶっかけ……あ、いや、撃破するのが胸部や臀部や脚部だったりするのですから、この時点では『顔射でGO!』というタイトルには偽りだ。
ステージの敵を全て撃破するとルーレットタイム。このルーレットでエロいムービーを手に入れることができるのだが、当時のヌルいAVをクイックタイムの粗い画像で数分間だけ細切れに見せられても、ありがたくもなんともないことは言うまでもないだろう。
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インベーダーもどきであるから、当然ボーナスのUFOも登場する。
しかしスコアという概念が存在しないこのゲーム。果たしてこのUFOに一体どんな意味があるのだろうと思ったら、ステージクリア時にUFO撃破のご褒美として、数枚のエロ画像を頂戴した。
もっともエロ画像と言っても、週刊漫画TIMESのヌードグラビア程度のシロモノ。小学生、中学生の頃ならいざ知らず、今さらこんなもを見ることができても迷惑なだけだ。
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そうやって、もはや作業と化したインベーダーもどきを繰り返していると、唐突にボス戦。
宇宙大魔王と称する妙な姉ちゃんを撃破すると、ご褒美のファイナルムービー。
今度のムービーは尺も10分くらいある。そしていよいよ顔射シーンもある。いや、あると思います。
なんでそんな弱気な表現になるのかというと、当時のソフ倫経由の巨大ぼかしで画面が覆われ、その向こうで行われていることを確信を持って断定できないから。
あのモザイクの向こうで、エロいことの代わりに手話講座か何かをやられていても、こちらからはまったく分からないであろう。

<18禁タイトル>

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2017/09/21 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【DIVA-X Ariana】20世紀のVRエロ

   ↑  2016/10/30 (日)  カテゴリー: PCゲーム
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VR元年。今まで何度耳にしてきただろうか。
PSVRの登場を機に、またもやこのワードが再浮上してきたが、過去に幾度となく振り回されてきた者にとっては、もはや狼が出たぞ少年のいつもの虚言のようにしか響かなくなっているだろう。
しつこいくらい訪れた各VR元年の後に残ったのは死屍累々。そのほとんどはカスタマーはおろか、その当事者すらも事実を忘れようとしている。
だがすべての物事は積み重ねでできている。
PSVRが成功を納めて本当のVR元年が訪れようとも、それは過去のプレVR元年と、産み出された数々の産物の蓄積があってこその元年到来なのだ。
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ヴァーチャルリアリティ。それは横着の具現化だ。
絶景に足を運ぶ努力を中抜きにして絶景を味わう気分だけを与えてくれる。
モテる努力、くどく手間、エッチな店に行く金銭的犠牲。それらを全部省略したヴァーチャルエロリアリティなどは、その横着の最たるものであろう。
そして悲しいことに過去に何度となくVR元年が到来するたびに、このヴァーチャルエロはボンクラどもの手によって真っ先に試みられてきたのであった。
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『DIVA-X』シリーズの登場は1995年 。Windows95とマルチメディアの錦の御旗の下に、様々なデジタル山師的アプローチが大手を振るってまかり通っていた時代だ。
VRの掃き溜めヴァーチャルセックス。
それを堂々と謳ったこのシリーズを世に送り出したのはPixis Interactive。
本シリーズの他に数作を世に送り出して消息を絶ったインタラクティブエロの尖兵。
我が国で二次元エロゲーが飽和的な隆盛を迎えている時期に、海の向こうではもう一つのエロゲームーブメントが、ひっそりと芽吹いていたのである。
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思わせぶりな手のひらアイコンをクリックさせゲームを起動させると、本作のホステス、ブルネット美女のアリアナさんが大股開きでこちらをお出迎え。
面倒くさい会話進行とかフラグ立てなんか一切ない。
実写エロゲーは容量との戦い。そこに情緒やゲーム的なフックを持たせる余裕などありゃしない。
ちょんの間に引けを取らないくらいの即物性が肝心だ。ハーイ、アリアナよーん。余計なごたくは不要だから、さっさとお触りくださーい。
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下のパネルを軽くローテッドすれば、手のひら、人差し指、なんか棒状のモノ、????と、アイコンの模様がくるくると変わる。
後はマウスをうにうにさせながら、アリアナの美しい身体を堪能するだけだ。
せわしなく動くマウスカーソルと共に、ぐねぐねとぎこくなく実写アニメーションしながら悶えるアリアナ。これこそが20世紀末最先端のヴァーチャルリアリティセックスである。
笑うなかれ。マウスを片手に浮かべるだらしない笑みと、VRヘッドセットをかぶって浮かべるだらしない笑みに大差はないのだから。
サブジェクトアイコンをクリックすると展開するのは、ハメ撮り視点のアリアナ本●ムービー。ヴァーチャルリアリティ=ハメ撮り。その解釈もそれほど間違いはないだろう。
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ただしこのムービー。元が無修正を前提としたアングルで構成されているために、日本版は画面のほとんどが濃いモザイクで覆い隠されて何がなんだか分からない状態。
モザイク越しに何かが出入りしている様子を眺めながら、痛感させられるのは日本のヴァーチャルエロ後進国ぶりだ。
そしてそれ以上にヴァーチャルエロの限界を思い知らされるのが、日本版のオビに付いてくる「アリアナとLAデート応募券」。
抽選で1名様を"本物"のアリアナとのディナー&デートにご招待。
好意はありがたいが(それ以前にこのプレゼントが本当に為されたのかどうかも怪しいもんだが)、しかしそこにある「本物に越したことはない」という無意識の現れは、ヴァーチャルエロ商品にとってはおよそ野暮極まりない話だろう。

<18禁アダルト作品>

 

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2016/10/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ヴァーチャル未亡人下宿】主役はチョコさん

   ↑  2016/10/14 (金)  カテゴリー: DVD-PG
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DVDプレイヤーズゲーム(DVDPG)というジャンルの商品が登場して、もう長いことになる。
DVDのマルチプレイヤー機能を利用して分岐を選択させる、DVDビデオ規格を利用したアドベンチャーゲームで、商品ラインナップの大半は、二次元エロゲーの移植物で占められている
すでにある資産を低コストで流用して、本来なら販路が限られているエロゲーを、複合型古書店やDVDショップなどでも扱って貰えるとあって、それなりに栄えているジャンル。
PCゲーム側がアダルトビデオの世界に侵出してきた形になるのだろうが、実はDVDという規格が登場する以前は、逆にアダルトビデオ業界が積極的にPCソフトジャンルへの侵出を試みていた。
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AVメーカー各社が、自社のコンテンツを流用してPC用のマルチメディア・アダルトCD-ROMを乱発していたのは、'90年代の前半から中頃にかけて。
TMA、アポロンクリエイト、イエローボックスなんてあたりが、この手のアダルトCD-ROMに積極的だったメーカーだが、これらの作品の殆どは、自社の旧作AVをCD-ROM向けに再編集したもの。
しかし中には、PCソフト向けにオリジナルコンテンツを一から制作するメーカーも存在した。
その筆頭だったのが、AVメーカーとしては老舗中の老舗であるKUKIだ。
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この『ヴァーチャル未亡人下宿』は、KUKIが制作したアダルトCD-ROMの代表作。
オレが持っているのはビデオCD版だが、この他にWin&Macハイブリッド仕様のマルチメディアCD-ROM版も存在する。
舞台は新婚初夜に旦那に先立たれた若妻(森尾ひとみ)が管理人を務めるアパート。
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一ノ瀬だの四谷だのといった住人が居れば、また違った展開があったのだろうが、あいにくとこのアパートに住んでいるのは、売れない女漫才師コンビ(篠宮知世&麻原樹里)、狐憑きの占い師(水野さやか)、そして資産家のぼんぼんのクセして何故かこんな安アパートに執事と共に転がり込んでいる、インポでカメラオタクでフィギュアオタクのおぼっちゃん(チョコボール向井)という一筋縄ではいかない面子。
そこに腹に一物を秘めた管理人の義理の妹(藤森優美)が転がり込んできて、一騒動が巻き起こる。
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要所要所では選択肢が登場し、これの分岐次第では、冤罪でチョコさんが逮捕されたり、チョコさんが腹上死したり、チョコさんが執事のオカマを掘ったりのバッドエンドに向かってしまう。
そう、このゲームの実質的な主人公は、我らがチョコさん。
チョコさんがオタクやインポなんて役柄を演じることに、そもそも無理があるような気もするが、そこは凡百のAV男優とはひと味違うチョコさん。軽妙な三枚目芝居でそこを乗りきっている。
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タイトルで推し量れるように、この『ヴァーチャル未亡人下宿』は、アダルトビデオというよりも、むしろ日活ロマンポルノやピンク映画の艶笑コメディ路線を踏襲した作品。
藤森優美の仕掛ける策謀をきっかけに、女漫才師コンビやチョコさんが巻き起こすドタバタ劇と、その合間に盛り込まれたエロシーン。
もっともエロに関しては、なにせ10年以上前の作品だし、当時としてもかなりソフトな描写に留まっていると思うので、そちらに過度な期待はかけないように。
そんな騒動の中で、ひたすら健気に可憐に佇む薄幸の若き未亡人(もっとも、あるバッドエンドでは腹黒い姿を見せたりもするが)。
その森尾ひとみとチョコさんが結ばれるのが、この物語のトゥルーエンディング。
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ほぼ同内容のVHSビデオ版が「エロティック・ハウス」のタイトルで発売されているが、PBC機能も無いビデオ版では、全く意味がないような……。
KUKI製の実写アダルトゲームには、他に『アマゾネーター』『アローン・イン・ザ・ディック』『ファックマン』『ヴァーチャル未亡人』(未亡人下宿とは別作品)『飯島恋のコマンタレブー』なんて作品が存在する。
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しかしクイックタイムの小さい画面で展開されるエロが不評だったのか、或いはPCでゲームをやるような連中と三次元のエロは、基本的に相性が悪いことにメーカー各社が気付いたのか、'95年あたりを最後に、この手のAVメーカー製アダルトCD-ROMは姿を消してしまう。
そんな時代の徒花的なジャンルだが、そのキッチュな味わいは二次元エロゲーには真似できない珍味。
中でもこの『ヴァーチャル未亡人下宿』は、完成度、豪華キャスト、そのどれをとってもこのジャンルの代表作と呼ぶのに相応しい内容だ。

<18禁アダルト作品>

 

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2016/10/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【麻雀狂時代 コギャル放課後編】アダルト女優が集うハード

   ↑  2016/04/15 (金)  カテゴリー: 3DO
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3DO、それは持っているだけで気の毒扱いされたハード。
日本のゲームハード史で常に語られるのはセガ民の受難と抑圧だが、それは偽りの歴史だ。
少なくともファミ通のクロレビで新作ソフトがきちんと取り上げられていたハードの、どこが不遇だったというのだろう。
あおれだけ優遇をされながら、自分たちはまだ不当な扱いを受けていると声高に主張し続けるセガ民を真上に臨みながら、3DO民は声も上げられずただじっと耐えるのみであった。
そうやって耐え忍んでいた3DO民の心の支え、それは3DOだけに許されたパラダイス的な特権であった。
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3DOはゲーム機史上、もっともアダルト表現のレーティングが緩いハード。
そしてそのイニシアチブは、3DOに数多くのアダルト女優を呼びこむこととなった。
安藤有里、藤谷しおり、沢田奈緒美、ゲイル・マッケンナ、洋ピン勢。当時の売れっ子から企画系まで、有名無名様々なアダルト女優が、野球拳や擬似カメラマンものなどの形を借りて3DOにやって来たのであった。プレイステーションには逆立ちしてもできないようなマネである。
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麻雀狂時代はいにしえのアーケードから続く脱衣麻雀のブランドというか亭号みたいなものだが、家庭用ゲーム機においては3DOとサターンの二大エロハードにまたがって展開していた。
3DOでは『麻雀狂時代 AVギャル制服編』、サターンは『麻雀海岸物語 麻雀狂時代セクシーアイドル編』や『麻雀狂時代 セブアイランド96』と、同じ麻雀狂時代の亭号でもそれぞれ異なる作品がリリースされていたのだが、その中で唯一マルチプラットフォームで展開したのが、この『麻雀狂時代 コギャル放課後編』。
登場するのは水野さやか、麻宮淳子、羽柴ルミ、可愛ゆうと、いずれも当時の売れっ子単体AV女優だ。
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マルチプラットフォームというからには、当然ライバルハードとのクオリティの差が問われるところである。
ここでアダルト指定を擁する我らが3DOは、パッケージ裏に彼女たちのトップレス写真を載せる豪快な一撃で、18才以上推奨などという中途半端なレーティングのサターン版を、鎧袖一触斬って捨てるのであった。
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ギャル選択画面の「だれとヤルの」、ローディング画面の「ちょっと待ってね、まだイカないで、一緒じゃなきゃイヤ」(ゲーム史上もっとも下品なローディングメッセージだろう)など、実写脱衣麻雀に相応しいオヤジ臭いエロさは、麻雀狂時代シリーズピカイチ。
その一方で、肝心の麻雀部分の意外な生真面目さ、ケレンのない造りはコンソール機版麻雀狂時代の伝統。
一翻二翻上がりではちっとも脱いでくれないシビアな脱衣システムとあいまって、お目当てのエロにたどり着くためには、腰を据えた麻雀への取り組みを要求されるだろう。

 

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2016/04/15 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【悪夢の館 ~コギャルV.S.ゾンビ~】非エロゲー系エロゲー

   ↑  2016/04/13 (水)  カテゴリー: PCゲーム
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非エロゲー系エロゲー。
めちゃくちゃ矛盾した言葉だが、とにかくオレがそう名づけて分類しているジャンルがある。
独自のカルチャーと愛好家層を築き上げて今も脈々と続く従来の二次元系エロゲーとは異なる土壌から生まれたアダルトゲームのことだ。
わかりやすく言うと、パソコンパラダイスやメガストアでは絶対取り上げられないようなエロゲーである。
PC-98に育まれた二次元系エロゲーに対して、これら非エロゲー系エロゲーはWindows95のブームと、それに伴うパソコンの爆発的な普及を背景に生まれた。
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この一般層へのパソコンの広まりを新しい販路の誕生と錯覚したのが、アダルトビデオ系のメーカーや流通の人たちだ。
その思惑により95年から97年にかけて、Windows用のアダルトCD-ROMやゲームが大量に生み出されたのであった。
彼らの最大の強みは、アダルト映像やスチールの素材には事欠かないこと。
一方で致命的な欠点となったのは、ゲームを作るノウハウがまったくないことであった。
だがとりあえずゲームという形をとると決めちゃった限りは、方向キーを押せばキャラクターが動くとか、ボタンを押せば弾が出るとか、なんとかそれっぽい体裁にしなければならない。
こうして非エロゲー系エロゲーは、そのほとんどが"そこらの中学生がMSXで作った初めてのゲーム"以下のシロモノばかりで占められる惨状となったのだ。
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黎明期のゲオも、そんな非エロゲー系エロゲーに参入していたクチだ。
『悪夢の館 ~コギャルV.S.ゾンビ~』。そんなレンタルビデオバブル期のZ級駄ホラー映画邦題を思わせるようなタイトルに、非エロゲー系エロゲーのすべてが集約されてるといっていいだろう。
非エロゲー系エロゲーのつくり手にも、ゲームには設定というか、一応の導線が必要なことはなんとなく理解している。
「ここは悪夢の館。その人にとっての恐怖が形となって現れるところだ。この館にひそんでいるのは性欲。いますぐ逃げなさい。しかし出口を開けるには鍵が必要だ。性欲の固まりとなったゾンビに捕まらないよに鍵を手に入れるのだよ」
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原初のアーケードゲームのようなアバウトな設定が、ボイス入りで悠長に語られるイントロダクションに、思わず苦笑が漏れてくるが、しかしそれもゲームを始めるまで。
肝心の本編は、悪夢の館に迷い込んだ自称コギャルのナナちゃんを方向アイコンで操作して、5つの扉から鍵を探すだけという、ゲームの原初からさらに大幅に退化した単なる5択の作業なのであった。
鍵のない扉に入ってしまったら服を1枚剥がされ、全裸になればゲームオーバー。
ちなみに性欲の固まりのゾンビとやらは、画面のそこら中に蠢いているが、氷河並みのスピードでもそもそと動くだけなので、これに捕まるほうがむしろ至難の業だろう。
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場末のお化け屋敷のような脱力ボイスばかりが耳に残り、プレイヤーに別の意味で悪夢を感じさせてくれるゲーム本編だが、しかしこうしたどうでもいいゲーム本編は、非エロゲー系エロゲーにとっては、ありがた迷惑な義務みたいなもの。
鍵を手に入れて無事悪夢世界から脱出できれば、いよいよご褒美の実写アダルトムービー鑑賞タイムだ(ちなみにゲーム本編をクリアせずとも、エクストラから普通に観ることができたりするが、そういう細かいことを気にしていたら非エロゲー系エロゲーとは付き合えない)。
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だが舞い上がってはいけない。使われる映像素材が揃いもそろって客の食べ残したパセリみたいな使い回しであることも、非エロゲー系エロゲーのもう一つの常識なのだ。
ここで観られるムービーも、案の定10年前の古物(本作の発売が96年。そこからさらに10年近く前のシロモノだ)。
そんなピンク映画レベルAVのさらに断片が、クイックタイムの粗く小さい画面で流れても、それはご褒美というよりは一種の嫌がらせみたいなものだ。
コギャルは無事悪夢の館から脱出できた。しかしこんなゲームを手に入れてしまった者の悪夢は、もはや文化財レベルのエロ動画を前にまだまだ続くのであった。

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2016/04/13 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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