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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【ブラックジャック vs 松田純】松田純はどこだ!?

   ↑  2019/10/08 (火)  カテゴリー: PS1
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タレントゲーム。
RPGやADV、アクションといった、ゲームの内容に応じたジャンル分けではない。
とにかく冠となるタレントの名前におんぶだっこした不思議な括りのゲーム群のことだ。
コンテンツを手にとってもらうために重要な要素となるタレントの知名度は、その企画の立ち上げの時点から大切なポイントになってくるはずだ。
かつてのタレントゲームのほとんどは、ビートたけし、明石家さんま、中山美穂など、世間一般へその名前が浸透した芸能人たちが連なっていた。
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その当たり前の傾向がおかしな雰囲気になってきたのは、ゲームがカートリッジからCD-ROMへと移行した頃のことだ。
動画と音声、この2つを新たに手にすることによって、さらに進化するはずだったタレントゲームは、なぜかそこで誰もが知るタレントの名前ありきのジャンルから、とりあえず手っ取り早く名前を使えるタレントでゲームを安くでっち上げるジャンルへと変貌をきたしてしまったのだった。
それの急先鋒となったのがグラドルゲームという一群だ。
写真集やイメージビデオなんかとタイアップした画像や動画とパズルゲームあたりを組み合わせて一丁上がり。
今となってはマニアやゲーム史家からは黙殺されているけれど、それでも当時は枯れ木も山の賑わいとなったし、坂木優子やシェイプUPガールズや金沢文子が好きだったオレとしては、「おおいに存在意義があったよ!」と声を大にしたいところだ。
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ここにその手のタレントゲームがひとつ。
冠となるのは松田純。90年代後半からゼロ年代初頭にかけて、グラビアを足がかりにバラエティ番組や映画・ドラマなどで活躍したタレント。
軸足が広すぎて代表的な仕事を絞りづらいのが、このタイプのグラドル~バラドルの宿命ではあるが、WOWOW初のオリジナルドラマとなった三池崇史監督作のアウトローコギャル物語「天然少女 萬」を挙げておきたい。
その松田純がゲーム界に敢然と殴り込み。
しかし『ブラックジャック VS 松田純』という、果たして松田純とブラックジャックで対決をするのか、あるいは松田純がブラックジャック・マリガン(あるいはブラックジャック・ランザ)と戦うのかもはっきりとしないタイトルに、早くも90年代後期タレントゲーム特有のざっくりとした企画が伺えてしまうのであった。
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パッケージに映るのは紛うことなきバニーガール姿の松田純。
しかし裏返してみると、そこには"TV・グラビアで大人気の松田純と清水としみつ氏のグラフィックがドッキング"なんて禍々しくも無邪気な一文が踊り、早くもこちらは「いや、そういうドッキング望んでないから!」と声を荒げることになるのだった。
いやホント、マジで松田純以外には用はねえから! ぶっちゃけブラックジャックすら要らねえから!
錯乱しながらゲームをスタートしてみると、そこにいるのは松田純を自称する清水としみつによる二次元絵。
清水氏は90年代のオタク界隈と非常に親和性の高かった漫画家だが、それと松田純が本来食い合わせがいいはずもなく、こちらは自称松田純の清水絵が事務所を通さずに連絡先を教えてくれるラッキーな展開も素直に喜べず、「いつになったら本物の松田純が出てくるんだろう?」と、ただただ不安になるばかりだ。
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そして延々と続くブラックジャック勝負。
しかし五段階の難易度に応じた本格的ブラックジャックの触れ込みも、このゲームを買ったほとんどの人間の目的が決してブラックジャックではない事実には如何ともし難い。
地味なブラックジャックをこつこつとプレイして、細々と貯めたゲーム内通貨で購入したプレゼントを貢ぐ先は自称松田純の二次元絵。
それでも一応二次元絵に合わせたセリフでは松田純本人がボイスを担当しているのだが、「声の出演・松田純」は、こちらが松田純に望む芸能仕事の最下位に位置することは言うまでもない。
純ちゃんのバニーガール姿に目がくらんでゲームを購入した先にあったのは、ただただ社会の不条理だけである。
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清水としみつ絵を使ったブラックジャックゲームに、ポニーキャニオン~扶桑社ラインで流用できた松田純写真集からのお下がり画像をパッケージとマニュアルだけに申し訳程度のっけて一丁上がり。
さすがにこれだけではと罪の意識が芽生えたのだろうか、オプションに設けられたのは"純ちゃんのマッサージ"という項目。
そう、Xbox360のインディーズゲームで氾濫した、コントローラの振動を使ったマッサージ機能の先駆者的な機能ではあるが、しかしデュアルショックの振動を肩に押し当ててみても、こっちは松田純どころか久夛良木さんに無理やり肩を揉まれている気分にしかならない。
死んだ目で松田純の出てこないブラックジャックをひたすらプレイしながら、「坂木優子やシェイプUPガールズのゲーム、あれはあれでそれなりに良心的だったんだな」と認識を新たにさせる、そんなグラドルゲームの底の底なのであった。

この記事に含まれるtag : タレントゲー 

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2019/10/08 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Metropolis: Lux Obscura】背徳の街のおとり捜査

   ↑  2019/10/01 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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荒んだ刑務所を出てきた先は、さらに荒みきった背徳の街だった。
いい年こいてニューヨーク・ヤンキースのキャップを被った潰しの効かない男について回る現実なんてのは、常にこんなもんだ。
ジョン・ロックハートがここに舞い戻ってきたワケは、自分をハメてムショに送り込んだ黒幕を探すため。
情報屋、売人、用心棒、チンピラ、悪徳警官、闇社会の実力者、そして彼らに食い物にされる女たち。
それに対峙するジョンの武器は、潰しの効かない男に唯一残された暴力のみ。
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そんなノワールなストーリーが綴られる形式はデジタルコミック。
薄暗いグレーをベースにしたビジュアルは、陽が上らないソドムの街の荒みきって八方塞がりな空気を嫌というほど伝えてくれる。
そのデジコミをブリッジしてゲームとしての体裁を整えているのはマッチ3パズル。
適当なお話をマッチ3パズルで繋げてアドベンチャーゲームと名乗るスタイルは、モバイルゲームを中心に氾濫しているが、このノワールな物語の下では、パズルの見てくれもちょっとばかり荒くれている。
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パズルブロックに彩られているのは、拳にメリケンサック、ブーツに割れた瓶。
そう、パズルはジョンが話を進めるためになくてはならなくなる手段、暴力の代行だ。
他のマッチ3パズルのように、きらびやかなブロックや気持ちよくなる連鎖なんてのは存在しない。むしろカタルシスが著しく乏しい、マッチ3パズルとしては根本的に何かが欠けているようなシロモノだが、これもハードボイルドな世界の現実だと無理やり納得する他はない。
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ストーリーの分岐も気持ち付いている程度。
そしてボリュームもほとんどダイジェストの規模とあっては、こちらも魅力を感じるのは退廃的なコミックのビジュアルくらいしかないのだが、まさかそこにとんでもないトラップが潜んでいた。
コールガールやストリッパーが当たり前のように出てくるこのゲーム。ビジュアルコミックのコマの中にも、彼女たちのトップレスの描写がさも当然とばかりに登場する。
ここで誘惑に駆られてついうっかりスクリーンショットのボタンを押してしまったからさあ大変。
しばらくしてマイクロソフトからの通知がピコンと飛び込んできた。
「急になんだろ?」と訝しがりながら開いてみると、そこにあったのは"Xboxアカウントの使用停止措置"という物騒な文面。
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身に覚えのないことにしばらく戸惑ったが、いま自分がスクショして勝手にフィードにアップロードされた画像にその原因があることにようやく気がついた。
いやいやいやいや、あんたらのレーティング下で販売されているゲームのスクショを撮っただけじゃん!?
そう抗弁しようにも「性的な描写のスクリーンショットを作成しましたよね!? 真っ当な人はそもそもこんなとこでスクショなんか撮ろうとしませんよ、このスケベ野郎!」という社会的には通りのいい指摘の前には、もう見苦しい言い訳でしかないだろう。
かくしてマイXboxアカウントは「エロ画像撮った不届き者」の傷つきとなってしまい、オレは「いくらノワールなゲームだからって、こんな生活安全課のおとり捜査みたいなマネしなくたっていいじゃん!」と、ただ天を仰ぐしかなかったのだった。

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2019/10/01 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Curse of the Pharaoh】命がけのマッチ3パズル

   ↑  2019/09/21 (土)  カテゴリー: Android
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またしばらく更新ご無沙汰していましたが、ええと、ぶっちゃけ入院してました。
早い話が開腹手術を受けていたんですけど、無事に成功して数日前に退院して、いまはなんとか『Borderlands 3』にうつつを抜かせています。
言ったろ、ボダラン3を遊ぶまでは絶対死なねえって!

まぁ一口に入院だ手術だと言っても人間年を取れば辛抱がきかなくなってきますから、若い頃に比べればその辛さは二乗三乗されてくるわけですよ。
手術の間は全身麻酔かかってるからキツいもなにもないんですけど、問題はその後。
目が覚めたら病室のベッドの上で、点滴やら導尿の管やら足を縛り付けるなんだかワケのわかんないもの(後にこれはエコノミー症候群予防のための空気ポンプとそのチューブだと判明)でがんじがらめ、身動きひとつとれない。

それでも夕方のうちは、まだ麻酔が残ってるのか、少しうつらうつらできたんですけど、日が落ちてきた頃になると麻酔が覚めた反動で逆に目が異様に冴えてくるようになってきました。
飯も食えない、水も飲めない、それどころか身動きできない。その中で意識だけめちゃくちゃ冴えているってのは、そりゃもう皆さんが想像する以上に辛いもんですよ。

折しも夕食タイム。配膳ワゴンが「♪ぴんぴろぴんぴろぴんぴろりん」と、人の神経を逆なでする間抜けな音を立てながら廊下を行き来します。
そしてオレの前を当然のごとくスルーして同室の入院患者のもとに配られる夕食のお盆。
前日に食べたときには(なんだこのしょぼい飯は!)と内心で毒づいていた病院食ですが、いまのオレにはそれが満漢全席よりも豪華な膳に見えます。
いや、飯とは言わない。せめてお茶の一杯でも。口ん中がカラカラで唇もボロボロなんですよ。
心の中とは言え、ショボいとかマズいとか文句言って正直スマンかった。オレはもう今後二度とありがたい食事に対してケチをつけるようなことはしません!

そんな誓いでそれなりに盛り上がった夕食タイムも、「♪ぴんぴろぴんぴろぴんぴろりん」と遠ざかっていく配膳ワゴンと共に瞬く間に過ぎ去り、再び静寂が訪れる病棟。
見上げるのはなんの代わり映えもない天井。カーテンのレールにフックがいくつ付いているか数えてみたりもしたけれど、それも暇つぶしの作業としては明らかに限界がある。
消灯前に点滴のチェックに来た看護師さんに、できる限りの哀れっぽい声で「いつになったら動けるようになるんですかねえ」と尋ねてみると、朗らかな声で「すぐですよ」
「え、すぐ!?」
「ええ、明日の先生の回診のあと、おしっこの管と足は外せます」
「回診って何時頃なんですか!?」
「明日の10時過ぎくらいですね」
……ってことはあと15時間後。それをすぐとは言わねえ!
いや、消灯で寝て朝起きて、それからならすぐなんだろうけど、いまのオレはあまりにも目が冴えすぎていて、クロン・グレイシーにチョークスリーパーかけられても意識を失いそうもねえ!

夜9時、消灯時間。常夜灯がほのかに光る中でなんとか眠ろうと様々なチャレンジを試みた。
ヒツジも数えた。ヤギも数えた。アフリカイボイノシシも数えた。どの動物もことごとく役たたずだった。
ただ時が早く過ぎるのを悶々と祈っていても、消灯からおそらくまだ30分も経っていない。
もうなんもやることがない。寝返りすらうてない中で口の中の渇きと傷口の痛さが刻一刻と辛くなってゆくだけだ。飯の食いたさでそれなりに気が紛れていた夕食タイムが懐かしい。
気を紛らわす? そう、世の中にはそれに特化した素敵なガジェットがあったではないか。
その名はスマートフォン。ああ、しくじった! 手術室に連れて行かれる前に、あらかじめ枕の下にでもスマホを置いとくべきだった!

なまじスマホに心をときめかしてしまったばかりに、アレさえあればTwitterもできるのに、Webも見れるのに、YouTubeで動画見たりSpotifyで音楽聴いたりもできるのに、マリーンズスターカードのデイリーボーナスも受け取れるのにと、一層悶々とするハメになってしまった。
(スマホ、スマホ、スマホ、スマホ)と心の中で念じてみても、時が早く過ぎ去るわけではない。
同室の中で一番遅く就寝する人が枕元の灯りを消したようだ。ってことはまだ11時。宵の口もいいところだ。これから夜はひたすら長い。
ここまでよく頑張った。でももう肉体的にも精神的にも限界だ。

オレは決意した。なんとしてでも回診までの残り約10時間を潰すための道具、スマホを手に入れる。
スマホは確かサイドテーブルの二段目の引き出しに入れてあったはずだ。
ずるずると少しずつサイドテーブルに一番近い場所にまで身体を移動させる。足元のチューブが伸びてぎゅいぎゅいと悲鳴をあげ切ったばかりの傷口がズキズキ痛むが、そんなもんに構ってはいられない。
ベッドの格子の間から手を伸ばす。引き出しに手がかかった。窪みに人差し指をかけ、なんとかそれを開ける。

ここまではなんとか上手くいった。しかし引き出しの中で手の届かないところにスマホがあったら、そこでオレの企ては頓挫だ。
もうこれ以上身体は動かせない。いったん希望を見出してしまっただけに、手に入らなかった時のダメージはめちゃくちゃ重そうだ。
引き出しの中を精一杯に伸ばした指先で探る。スマホの手触りはない。やっぱりダメなのか。そう心が崩れ落ちそうになったとき、指の先端が紐状のなにかに触れた。
これは、……スマホのネックストラップだ!

しかし今は辛うじて指先がストラップの太い紐の端っこにかかるだけ。
手術を担当した外科医以上の細心さで、オレは撫でるようにストラップをミリ単位で手繰り寄せていった。
ここで指先がツルッと滑ってストラップが手の届かない場所に移動してしまえば、すべては水の泡と化す。
慎重に、慎重に。紐の手触りが少しずつ確かなものになっていく。そしてついに人差し指の第一関節にストラップが引っかかるようになった。
こっからいっきに! ずるっずるっずるっとストラップを引っ張る。その先には釣り上げた魚のように力なく回転する文明の利器スマホが。やった、ついにやった! これで朝まで気を紛らわすことができる!

やっとのことで手に入れたスマホで最初に開いたのはTwitter。
深夜のTwitter、そこは眠れないもの、昼夜を取っ違えた人たち、社会不適合者の吹き溜まり。しかし今のオレにとっては冬の大地の焚き火みたいな、とてつもなく暖かい空間だ。
好きだったアイドルグループの解散報告。うっそ、もうよりによってこんなタイミングで。
ボダラン3やってます報告。ふざけんな、このオレを差し置いて!
病みました報告。うんオレもそう! ガチで病みこじらせて今ここにいる!
あ、推しが久しぶりに自撮り画像あげている。おーれーのーきなこ!

……Twitterで潰せる時間にもさすがに限界はあった。
それでも数時間は経過しているのだが、まだ朝は遠い。
さすがに音を出すわけにはいかないので、ヘッドホンがない現状ではSpotifyやYouTubeは無理そうだ。
他になんかないか。そうだ、ゲーム!

とは言っても日常スマホでゲームをやる習慣がないオレだ。いまホーム画面にアイコンが踊るのは『Ingress』くらいのもの。入院の身動きできない体にこれほど向かないゲームも他にはないだろう。
ならばと開いたのはAndroidのPlayストア。
音も特に出す必要もなく、なんの前フリもなしに手軽に遊べるゲーム。ありふれたスリーマッチパズル!
検索窓に「マッチ3パズル」と打ち込み、出てきたアプリを適当にダウンロードする。
『Curse of the Pharaoh』。こんな事態にでもならなければ、一生遊ぶことのなかったようなゲームだろう。
しかし今のオレにとってはボーダーランズやフォールアウトを遥かに凌ぐ神ゲーであることは間違いない。
なんだかよくわからないブロックをスライドさせて、並べて揃えて連鎖連鎖連鎖。うわあい、楽しい楽しい楽しい!
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そうやってブロックを消す作業に没頭していたオレが、ふと我に返っったとき、目に入ったのはスマホの上部に輝くバッテリー表示だった。
残り10%を切っている。朝はまだまだ遠いのに、これではとても持ちそうにもない!
コンセントは手の届く範囲にあるが、肝心の充電ケーブルは遥か向こうのロッカーの中。いくらなんでもそこまで取りに行くのはさすがにムリだ。

さすがに詰んだのか……。いや、そう言えばモバイルバッテリーをサイドテーブルに入れたはずだ。確か上から三番目の引き出し!
チューブとか点滴とか完全にシカトして、ベッドから半分ずり落ちるような態勢になれば、なんとか手が届くかもしれない。
オレは意を決してベッドについた両手に力を入れた。
縫い合わせたばかりの下腹部の切開部分に激痛が走る。命とモバイルバッテリーの天秤。そんな考えもよぎったが、いいや、世の中には命を懸けるくらいでなければ手に入らないモノもあるのだ。
果たしてこの『Curse of the Pharaoh』が命を懸けるのに相応しいゲームなのか? そんな疑念を打ち払って、オレは上体を可能な限りこれでもかと伸ばすのであった。

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2019/09/21 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Assassin's Creed Origins】クソ真面目なシリーズ転換作

   ↑  2019/08/27 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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8月をまったく更新することなく終わってしまいそうなので生存報告を兼ねてとりあえず。
ただでさえ暑さには弱い上に、お盆前後には仕事がめちゃくちゃ忙しくなり、体力が落ちて色々と患う散々な状況で、もうゲームどころではなかったんですけど、罹患するしないに関わらず去年も酷暑の時期にはブログの更新パタリと止まってましたね。ウケる。
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それでも一応ゲームは細々とプレイしてまして、まぁいまやっているのは『Assassin's Creed Origins』なんですけど、これが一向にエンジンの回転数が上がらないままだらだらと続けているような具合で、その原因がオレ個人のゲームに対するモチベーションが上がってないのか、あるいは『Assassin's Creed Origins』自体に原因があるのか、自分でもよくわかんないんすけど。
ただまあプレイした人ならおわかりでしょうけど、この作品、過去のアサシンクリードシリーズからかなり舵を切っていまして、そのプレイフィールはシリーズ過去作よりも、なんだろ、そう、『レッド・デッド・リデンプション』とか近年の『GTA』シリーズに近い感じがするんですよ。
ストーリーを牽引するうねりみたいなモノは淡白にして、その分プレイヤーのペースでその世界に身を置いて息づく感覚を重視しているというか。
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だけど世界への没入感に比重を置くには、やっぱりアムニスじゃないですけれど、プレイヤーとキャラクターの同期性ってのが重要になってくるわけで、その点『レッド・デッド・リデンプション』や『GTA』ってのは比較的それが掴み易いんですよね。
開拓時代の西部の男や現代社会の犯罪者の生活感とかアティチュードとか、なんとなく理解できるし、それによってプレイヤー自身の立ちふるまいも構築できるし。
だけど紀元前エジプト人のそれなんかは、もうさっぱりわかんないよ。価値観も風習もなに食ってたのかさえ知らないし。それでいきなり古代神の名前出されてもわかんねえし。畏れようも崇めようもねえって。
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それでもシリーズ過去作にはアサシンとテンプル騎士団の対立構造という、ゲームを強引に引っ張るフックがあったから、こっちもいざとなれば「とりあえずてんぷらの奴ら、みんなぶっ殺す!」なんて単純なモチベーションで強引にアクセルを踏めたけど、この『オリジンズ』の場合はその対立構造が確定する前のお話だから困ったもので。
あとはカテリーナ・スフォルツァのパン見せエピソードに立ち会ったりとか、マルクスのために聴衆集めたりとか、そんな歴史をネタにいじったり遊んだりする側面も薄くなっているようで。
今までのアサクリのノリならば、たとえばスフィンクスの鼻を削ったのはプレイヤーだったとか、そんなこと平気でやってそうでしょ。
そういう歴史遊び、衒学趣味も今作では妙に生真面目になっちゃってるような印象があるんだよなあ。
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なんか構成もなんもなくだらだらと書き並べてしまったけど、なんだろ、涼しくなってちゃんと更新するようになるときの作文リハビリというか、リハビリなってねえな。
まあとにかくみんな体だけはホント気をつけましょう、いつまでもムリは利かないよってのが、いま一番伝えたいことですね。ゲームやるのも体力は必要だよね。

この記事に含まれるtag : アサシンクリード 

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2019/08/27 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Days of Thunder: Arcade】デイズ・オブ・サンダー

   ↑  2019/07/31 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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才能が溢れてはいるけれど無鉄砲で高慢ちきな若者が、おのれの短慮に端を発したアクシデントで挫折。
しかし経験豊かな上司と地位も知性も美貌も兼ね備えた女性に支えられながら再起し、真の栄光とついでに上玉も手に入れる。
映画「トップガン」の基本プロットだが、それを臆面もなくジェット戦闘機からストックカーにそのまんま置き換えた作品が、1990年に公開された「デイズ・オブ・サンダー」だ。
舞台は空軍の訓練校からNASCARへ。ヒロインはケリー・マクギリスからニコール・キッドマンへ。それ以外は「トップガン」とほぼそのまんまという、潔いくらい柳の下のどじょうな映画だが、批評家どもを除いてみんなそんなこと気にしやしなかった。だってトム・クルーズの映画だもん!
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もちろん映画は大ヒット。NASCARの存在がまだ一般的ではなかった日本(まぁ今でもだが)でも成功を収めたが、この「デイズ・オブ・サンダー」を最後にトム・クルーズ自身が「オレ、そろそろもうちょっと品のある映画に出たいなあ。オスカーやゴールデングローブ賞も欲しいし」と欲を出し始めてしまい、結果として80年代的トムクル映画のラストを飾る作品となってしまった。
そんな浮かれた80年代を看取った映画が2011年に唐突にゲーム化。
Xbox360とPS3で同時配信されたのだが、何故かその両バージョンは微妙に内容が違っていたりする。
LIVEアーケード版は、登場するレーサーがコール・トリクル、ラウディ・バーンズ、ラス・ウィーラーら映画の登場人物たち。舞台となるサーキットも架空のものなのに対して、PSNで配信されたPS3版は、実在のサーキットに、NASCARの実名ドライバーたちが登場する内容になっている。
この違いから、XBLA版は『Days of Thunder: Arcade』、PS3版は『Days of Thunder: NASCAR Edition』と、それぞれ異なるタイトルになっている。
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ただし異なるのは、あくまでもレース中に登場するドライバーの名前とサーキットのみで、ゲームの基本部分は全く一緒。
NASCARゲームにも多々あるが、このゲームはオーソドックスなNASCAR競技のスポーツゲームではなく、むしろハイドロサンダーのようなミッドウェイのはっちゃけ系アーケードレースゲームに近いものなのだ(奇しくもサンダー繋がりだし!)。
ブーストによる急加速を使いまくって、しっちゃかめっちゃかなレース展開になるそのコンセプトは、まさにハイドロサンダーやオフロードサンダーと瓜二つ。
しかもこのゲームにはブーストに加えて発動している間は自車のダメージが軽減されるフォーカスシステムも備えているから、当然レースは接触上等どころか、横に並んだライバル車に急ハンドルを切って体当たりしたり(原作映画の表現を借りると「こする」)、前を走るライバル車にハンマー急加速の勢いを借りて思い切り追突(原作映画の表現を借りると「趣味の悪いバンパーをはずす手伝いをしてやってる」)したりは日常茶飯事となる。
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原作映画のレース描写も、NASCARは車同士でどつき合う競技だなんて誤解を与えかねないくらい、荒っぽいものだったけど(むしろ「デイズ・オブ・サンダー」のパロディである「タラデガ・ナイト オーバルの狼」の方が、NASCAR競技そのものの描写は生真面目だったりする)、それのゲーム化作品としては、むしろこのハチャメチャなレースは正しいのかもしれない。
ジェット戦闘機は挫折したオレも、ハンドルついてる乗り物なら大丈夫だ。ぶつけても全然構わないのならなおさらだ。
このゲームでは、ブースト的存在のハンマーよりも、スローモーション効果も備えたフォーカスの方が遙かに重宝する。
フォーカスを発動させてライバルカーに一撃喰らわすのは基本として、壁にキスしてしまったときや、乱れたコントロールを立て直すときなど。
そしてフォーカス発動中のスローモーションは、言わば減速しないブレーキみたいなものだから、これをこまめに使っての急コーナーリングも有効なテクニックだ。
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そしてプレイヤー以上に無茶な運転を繰り返すライバルドライバーたちによって、レース中は常にあっちでこっちでクラッシュのオンパレード。
だから10台くらい巻き込んだ大事故に遭遇してしまったときには、慌てず騒がすフォーカスの発動だ。こちらに向かってスピンしながら突っ込んでくる事故車を弾き飛ばしての中央突破で血路を切り拓こう。
もしフォーカスゲージが空だったら……、そのときは「トム・クルーズ様! サイエントロジーの力でお救いくださぁい!」(「タラデガ・ナイト オーバルの狼」より)と祈るほかはない。
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映画でトム・クルーズが演じた主人公、コール・トリクルの車は映画と同じ緑のカラーリング。
レース中にこれを見かけたら、「L・ロン・ハバードかニコール・キッドマンに助けてもらえやぁ!」と叫びながら、遠慮無くがんがんぶつけてクラッシュに誘ってやろう。
もっともこのゲームにトム・クルーズ自身は登場しないが、その代わりと言ってはなんだけど、プレイヤーと交信するピットクルーの声を、コールのライバルであるラウディ・バーンズを演じたマイケル・ルーカーが担当していたりする。

この記事に含まれるtag : XBLA レーシング シネマゲーム 

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2019/07/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |